じゃらんnet>じゃらんニュースTOPページ>東京都>話題の「文喫」に行ってみた!“入場料がかかる本屋”でしか体験できない8の魅力【東京】
2019.09.29
こちらは「研究室」。入り口に扉があり、他のスペースと区切られているので、周囲を気にすることなく話すことができます。
友達と旅行の計画について相談したり、本について話したり、仕事の打ち合わせをしたり、あらゆるシーンで利用することができます。個性的な本からインスピレーションを受けて、新しいアイディアが飛び出すかも!?
読書に夢中になって小腹が空いたなと思っても大丈夫!コーヒーやお茶を受け取った「喫茶室」では、11:30から食事もできるんですよ。豚バラ肉のポークカレーや、ナポリタン、海老ドリア、厚切りバタートーストなど、美味しそうなメニューが並びます。
注文したのは、一番人気の「牛ほほ肉のハヤシライス(1,080円)」。本屋さんのハヤシライスってどんな味かな、と思いながら一口食べて、驚きました。めちゃくちゃ美味しい!玉ねぎあまーい、お肉ホロホロ、美味しすぎる…。必死に冷静を装っていますが、心の中では「なんじゃこりゃー!!」と叫んでいます。
デザートの一番人気がプリンと聞いて、「とろけるカスタードプリン(580円)」をいただくことに。合わせて、飲み放題のコーヒーも一緒に注文しました。
見てください、この美味しそうなプリン!スプーンがすっと入る柔らかさで、生クリームも添えられています。
一口食べるとプリンの優しい甘さが口の中に広がり「美味しーい!!」と、思わず笑顔になってしまいました。美味しいご飯に美味しいデザート、ここが本屋さんであるということを一瞬忘れていました。文喫、あなどれない!
飲食は、「選書室」以外ならどこでもOKです!自分のお気に入りのスペースを見つけてくださいね。
「喫茶室」の一角に、可愛いチェックソファが3席あります。光が差し込む明るいスペースで、フカフカのソファで読書。なんて贅沢!
こちらも「喫茶室」になりますが、靴を脱いで、クッションでリラックスしながら読書できるスペースもあるんです!ここで寝ちゃう人もいるそうですよ。本を読みながら寝る、それも”読書体験”の一つだと文喫は考えているそうです。
一番多くの座席がある「喫茶室」ですが、他にもカウンター席やボックス席もあります。コンセントも多く配置されているので、ここで作業することもできますよ♪
全体で約90席の座席がありますが、”ゆったりと過ごしてほしい”という思いから80名前後になったら入場規制がかかるそうです。そのため、席がなくなる心配がありません。中には、開店と同時に訪れて閉店まで滞在する、なんて方もいるそうですよ!
休日は混雑して1~2時間待つこともあるそうなので、午前中に訪れるのがおすすめです!平日は夕方にかけて人が多くなるそうですが、比較的入りやすいとのことでした。予約はできないので、ご注意くださいね。
文喫、気になってきたけど、自分でも何の本に興味があるか分からない!3万冊も本があったら選べないよ!という方、安心してください。有料になりますが、嬉しいサービスがあります! その人にあった本を紹介してもらえる「選書」サービスです(1,000円)。
来店の3日前までに電話か直接受付に立ち寄り「選書」してもらいたい旨を伝えると、30分程かけてどんな本を読みたいのかヒヤリングしてくれます。すると、後日訪問時に10冊のおすすめ本が紹介してもらえるのです。
例えば…
村田「オーストラリアに行くのでガイドブック欲しいんですけど」
伊藤店長「どうしてオーストラリアなんですか?旅行ですか?誰と行くんですか?何を目的に行くんですか?……」
このようにお客様の心を深堀していき、その人に合った本を探るのだそうです。回答によっては、旅行書だけでなくビジネス書を選んだりすることもあるんだとか。自分では見つけられない本と出会える気がしますよね。明確な読みたいジャンルがあってもなくても、会話の中から色々引き出してもらえます!
そして選書してもらった10冊には、オススメの理由が書かれた栞がはさまっています。丁寧すぎる!これらの本は購入してもしなくてもよいのですが、これだけ丁寧におすすめしてもらえると、どんな本なのか気になってしまいますね!
ちなみに、受付で「選書サービスをお願いしていた●●です」と名前を伝えると、その場で選書してもらった本を受け取れるそうです。
※入場料を支払って文喫を利用する方が前提となります
私は、じゃらんらしく「旅に出たくなる本」を選書してもらいました。全国の棚田ガイド、元カレの結婚式に招待されたけど、行きたくなくて旅にでた人を書いた小説、さらには絵本まで。どれもジャンルは違いますが、少し目を通しただけでも、こんな旅の仕方もあるのか…と、何だか旅に出たくなってしまいました。
文喫では、2019年9月10日(火)からお得な定期券が発券されました!月額10,000円で、文喫に平日通い放題!通常は再入場がきませんが、定期を持っていれば1日に何度でも出入り自由です。
伊藤店長いわく「読書の空間として通うだけでなく、朝コーヒーを受け取って会社に行って、お昼にまたコーヒーを飲みに来る、そんな利用方法もありますよ」とのことでした。気なる方はぜひチェックしてみてくだいね。
また、文喫の「展示室」では定期的に“企画展”が行われています。無料エリアなので、気軽に行きやすいですね♪
1,500円の入場料がかかるのに、なぜ文喫は人気が絶えないのか。そんな疑問を持ちながら訪れましたが、帰るころにはすっかり文喫のファンになっていました。
本を読んでも読まなくても、充実した時間が過ごせる魅力がそこにはあります。読書したい時、集中して作業したい時、友達と旅行の計画を立てたい時、ぼーっとしたい時、どんな気分の自分でも受け止めてくれる、魅惑のスポットでした!
皆さんもぜひその魅力を体験しに行ってみてくださいね。デートで利用するカップルも多いそうですよ♪
※記事内はすべて税抜価格です
※この記事は2019年9月時点での情報です
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