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更新日:2018年12月4日
愛媛県農林水産研究所で育成した新しい水稲の品種名について、県民投票を行った結果等も踏まえ、「ひめの凜(ひめのりん)」に決定しました。
県では、「ひめの凜」を、本県オリジナルの良食味ブランド米として、広く県民に愛されるお米となるよう、生産者と消費者の方々への浸透を図っていきたいと考えています。
今後は、「ひめの凜」の栽培希望者を募集し、2019年の秋には県民の皆さまに初めて収穫された新米をお届けしたいと考えておりますので、どうかそれまで期待しながらお待ちください。
【新着情報】
「ひめの凜」は、愛媛県農林水産研究所が平成14年から16年の歳月をかけて約31,000個体の中から選抜し育成した愛媛県のオリジナル品種で、その食味は高い評価を頂いています。
〇2018年9月25日品種登録出願
【特徴】
(1)精米したお米は透き通るような美しさ
(2)良食味で華やかな香り
(3)夏の高温に強く、収量性に優れ、倒伏しにくい
(4)炊きあがりツヤツヤ、冷めても美味しい
(5)夏の暑さに強く、たくさん収穫できる
透き通るような美しさ!!
日本穀物検定協会による食味評価は高い!
高温に強くコンパクトで倒れにくい!
古事記にも記されている愛媛の地名の由来となった女神「愛比売」をモチーフに、米粒の形を女性の髪と顔に見立て、上品でモダンなデザインにすることで、お米そのものの華やかな香りと味わいを表現しています。また、「ひめの凜」というネーミングは、夏の暑さに強く、大粒でしっかりとした噛みごたえながら、華やかな香りと味わいを備えたお米の凜とした魅力を表現しています。
ひめの凜が備えているポテンシャルをしっかりと引き出した高品質なお米を生産していただくために、品種の特性や、良食味栽培のポイント、栽培指針を掲載した栽培マニュアルを作成しました。
ひめの凜は定められた栽培方法に従って栽培する農家を認定する制度や、農家ごとに食味分析を行い、美味しさを確認する仕組み(県域で、同一品種を対象にして実施するのは県内初)を導入することにより、品種が本来備えているポテンシャルをしっかりと引き出した高品質なお米の生産を推進しています。
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