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2019年10月10日 紙面から
中日-日本ハム 3回裏1死 吉田輝(左)にバットを折られた根尾(谷沢昇司撮影)
中日ドラフト1位・根尾昂内野手(19)が9日、みやざきフェニックス・リーグ日本ハム戦(生目第二)に「1番・遊撃」で先発出場し、4打数無安打に終わった。相手先発・吉田輝星投手(18)の前に2三振を含む3打数ノーヒット。「力不足」と完敗を認めた根尾は秋のテーマの一つである“直球打ち”を徹底することを誓った。
目の前に横たわる結果を根尾は素直に受け入れた。「僕の力不足ですね」。日本ハム・吉田輝とプロ入り後2度目の対戦は3打数無安打2三振。7月のフレッシュ球宴で3球三振に打ち取られてから3カ月後の再戦でも快音を響かせることはできなかった。
変化の跡を示したかった初回。初球の外角直球を見逃すと相手のペースに引きずり込まれる。1ボール2ストライクから内角の直球に手が出て空振り三振。「ボール球に手を出してしまった」と悔しがった。2打席目も凡退し迎えた5回。2死三塁の好機で打順が巡ってきた。全球直球勝負できたライバルに対し最後は真ん中高めの直球に再びバットは空を切った。
「今度は打てるように」と気合を入れた対戦は再び完敗。だが根尾の表情には積み上げてきた成果が伴わなかったことへの悲壮感はない。「ボール球を振ってしまったこと、それからファウルになった球を仕留めきれなかったことが打てなかった原因。そこをまた練習していきたい」と冷静に自分を見つめ直した。
根尾が目指す「打てる遊撃手」になるためには避けて通れない直球への対応。始動を早めたり、スイング速度を上げるなど各選手の方法論がある。監督代行を務める立石巡回野手コーチは「対応する力を養っていくことが大事」と説明した上で根尾なりのアプローチとなりうるヒントを指摘した。
「詰まらされた打席はよかった」。3回1死の第2打席。内角寄りの直球にバットが折れ二飛に。だが立石コーチは「今までなら力負けしてファウル。でもきょうは左手で押し込んだから前に飛んだ。力の伝え方を知るきっかけになってくれればいいね」と今後の成長に期待を寄せた。
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