庭園で和菓子を食べたくなり,京都に行きました。
京都にはそういったお店が多数ありますが,特に有名なのが,この「茶寮宝泉」です。
茶寮宝泉
京都市左京区の住宅街にある「茶寮宝泉」は,飲食店をクチコミで採点し,3.5以上であれば凄いといわれる某サイトで3.93を叩き出す名店です!
和菓子の味も,庭園も,お店の雰囲気も素晴らしいお店です。
アクセス
駅から遠い
最寄りは,地下鉄松ヶ崎駅になると思われますが,歩くのは厳しいです。
駅からバス・タクシーが現実的です。
バスが便利
「下鴨東本町」のバス停から徒歩3分くらいで着きます。
一番早いのは,地下鉄北大路駅から204,206,北8系統のバスに乗る方法です。
タクシー
下鴨神社は徒歩圏
食べた後は,下鴨神社まで歩いて行けます。
バスに乗ろうとすると,乗り換えが必要ですし,あまり効果がありません。
何もない住宅街ですが,歩いてみると良いと思います。
徒歩12分くらいです。
混雑具合
超人気店なので,お茶の時間は大混雑だと思います。
そこで,開店直後の午前10時を狙いました。
三連休の中日という一番混雑しそうな日でした。
実際は,10時をちょっと過ぎてしまい,10:10くらいだったと思います。
入っている客は一組で,席とお菓子の準備で待つのみでした!
しかし,その後どんどん人が増えていました。
したがって,開店直後の10:00を狙えば待ちません!!
外観
外観は,歴史ある和菓子屋さんらしい風情があります。
周辺は住宅街なので,静かでとても良いです!
席(庭園)
席は,全て座敷です。
各テーブルが庭園に向けてあり,2人がどちらも庭園に向かって座ります。
向きを変えずとも,庭園を眺めることができて素晴らしいです。
また,外国人の団体が入店する際には,庭園を静かに楽しみたい方も居るのでお静かにお願いします。と,完璧な配慮がありました!
席を離れて庭園の写真を撮りにうろうろする外国人にも声を掛けていて,庭園とお茶を楽しむ雰囲気を守ってくれる姿勢に大変感謝しました!
メニュー
宝泉は本わらびを使用したわらび餅が有名で,一番人気であることは間違いないでしょう。
その他にも,上生菓子と抹茶のセットなどのメニューもあります。
上生菓子は,その日のおすすめの中から1つ選ぶことが出来ます。
本わらび餅
有名なわらび餅は,凝固剤を使用していないので,時間が経つと崩れてしまうそうです。
確かに,最後に食べたものは溶けたようになって,ちょっとお箸で掴みにくくなっていました。
普段食べるわらび餅は,透明で,ただプルプルしているだけだと思います。
本わらびだと,まず黒いです!一目瞭然の違いがあります。
そして,プルプルで柔らかいのですが,ぷるぷる度合いが全然違いますし,噛み切りにくく,口の中で踊るようです。
初めての食感で,口の中でのとろけ方といい,とても幸せな気持ちになれます!
わらび餅にかける黒蜜は,沖縄県波照間島の黒糖を使用した物で,波照間の黒糖は有名ですし,国産の砂糖なんてほとんどないことを考えても,一級品を使用していることが分かります。
私は,黒糖や黒蜜があまり好きではありませんが,この黒蜜は,あのしつこい甘さがなく,上品な甘さと適度な黒糖の風味で,初めて黒蜜が美味しいと感じました。
まとめ
和菓子やわらび餅も大変美味しく,庭園やお店の雰囲気も抜群に良かったです!
高評価されるのも納得でした!
また,値段もお店の質からすれば安すぎるくらいだと思います!
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