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読めないニックネーム(再開版)

世の中の不正に憤る私が、善良かもしれない皆様に、有益な情報をお届けします。単に自分が備忘録代わりに使う場合も御座いますが、何卒、ご容赦下さいませ。閲覧多謝。https://twitter.com/kitsuchitsuchi

09 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

地獄を好転させる秘策集『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』。時間が経つほど言葉で理由をつけて実行できないのは、 脳の直感が現状維持=初期値の変更なしを過剰重視するから!  ∴思い浮かんだことはできる限りすぐに脳が言い訳を考える前に実行! 

実力主義カルト賛同者は上流階級(勝てるから)か
無知(主に下層)かのほぼどちらか!
認知心理学に基づく本書で実力主義(笑)地獄での人生を好転させよう!

超オススメ!

私は以前からふろむださんの読者だったので必ず読むと決めていた本。

紙の本とは人の絵が違う。図も絵もカラー。
他にもいろいろ電子データで読む人のために変えてある箇所がある。
引用が長いって?
メモとってもこのぐらいの長さになるからほとんど変わらないよ?


”「採用面接で、身だしなみが、どのような影響を与えるか」という研究がある。

その結果、「仕事に必要な資格よりも、身だしなみのよさのほうが、採用決定に大きな影響を与えていた」ということがわかった。

そして、ここでも、面接官自身は、「外見は、ほとんど採用決定には影響しなかった」と考えていたのだ。

つまり、面接官は、「外見で採用したわけじゃない」と、自分では思っていたが、実際は、外見で採用していたということだ。

ここで重要なのは、「イケメン政治家の容姿に影響されて、イケメン政治家に投票してしまったのに、『イケメンだから投票したわけではない』と言う人」はウソつきでもバカでもないということだ。

彼らの「意識」は、たしかに、容姿ではなく、政治手腕・人柄・政策を見て、投票したのだ。
しかし、まるで夢遊病者のように、
彼らの「無意識」が、彼らの意識が知らないところで、政治手腕・人柄・政策の評価値を書きかえてしまっていたのだ。

知能が高く、有能な人であっても、自分の無意識が、自分の知らないところで、勝手に脳内の評価値を書きかえるのを、防ぐことはできないからだ。

これは、脳のセキュリティホールなのだ。
どんなに超高機能かつ超高性能のシステムであっても、セキュリティホールから侵入されたら、やられてしまう。
「自分だけは大丈夫」と思っている人ほど、危ない。



・【実力タイプ】本当に実力がある人。
・【錯覚力タイプ】実力はないが、実力があるように見せかける能力のある人。


錯覚力タイプは、エリートコースに乗り、いい先輩の丁寧な指導を受け、重要な仕事を任され、みんなに助けられ、実力アップの機会に恵まれる。

実力タイプは、数年後に廃棄が決まっている老朽化したシステムのお守りや雑用ばかりさせられ、ろくな経験を積めず、実力が伸び悩む。


第一に、これは、「実力主義」の欺瞞(ぎまん)を暴く本だ。

年功序列が崩壊し、男女平等が実現し、インターネットによって、誰にでも平等にチャンスが与えられるようになり、誰もが、本当の価値、本当の実力で評価される世の中になってきている。

そんなことを言う人たちが、どんどん増えてきている。

それが本当なら、まったくけっこうなことだ。

しかし、現実は異なる。

自分よりも実力のない人たちが、自分よりも評価されているなんてことは、いくらでもあるのだ。

おかしいじゃないか。
世の中、実力主義のはずじゃなかったのか?
なぜ、自分よりも実力のない奴らが、自分よりも評価されてしまうんだ?

本書は、それを明らかにする本なのだ。


第二に、本書は、成功法の本だ。

ただし、そこで語られるのは、
「世の中、実力主義になんてなってない」という身も蓋もない現実を踏まえたうえでの、リアルな成功法だ。

具体的には、思考の錯覚を理解し、
錯覚資産の生成・操作・運用方法を理解し、
有害な思考の錯覚を取り除くことで、仕事や人生においての成功確率を、飛躍的に上げる方法を書いた本だ。


そういうあんたは誰なの?
どこの馬の骨とも知れない奴がそんなことを言っても、説得力ないよ。

やっぱり、そう言われちゃうよね。
錯覚資産を持たない人間には、発言の機会さえ与えられないのが、世の中というものなんだ。

筆者は、複数の企業を創業した経験がある。そのうち1社は上場した。
それなりに有名な本の監訳、翻訳、執筆をしたし、海外講演もした。
それは、私の実名を知る本書の編集者が保証してくれる。

今まで書いたブログ記事の累計読者数も、少なくとも数百万人にはなる。

もちろん、いわゆる「成功者」の知り合いも、普通の人よりは、はるかに多い。
資産が数億円、数十億円になった元同僚もけっこういる。
彼らとは、のべ千時間以上、同じ経営会議・人事評価会議・戦略会議・役員合宿・役員飲み会などに出席して、さまざまな議論を重ねてきた。
彼らの情熱と向上心、行動力、抜群のマーケット感覚、洞察力も、肌感覚でわかっている。
それと同時に、彼らがどういう種類の偏見や思いこみを持ち、どういう種類の間違いを犯しがちかも、身に染みてよくわかっている。

本書を執筆するうえで、これらのことは、重要な意味を持つ。
なぜそうなのかは、本書を読めば、わかる。

なんで、ペンネームで本を書いているの?

実名で書くと、どんなに正直に書いているつもりでも、
無意識のうちに体面や人間関係に配慮してしまって、
ウソをついている自覚なしに、文章の中にたくさんのウソが混じるからだ。

ウソつきだからウソを書くのではなく、実名に絡みついている関係性がウソをつかせるのだ。


私は、人間関係に縛られず、「本当のこと」を書きたかった。
立場上、書けないことも、誠実に書きたかった。

だから匿名で書いたのだ。


あのさ、片目をつむってみてもらえる?

視野の一部が欠けているのがわかる?

…いや、別に、欠けてないけど?

でも、実際には、盲点の部分が、欠けてるんだ。

視野に欠損があっても気が付かないのが、脳というものなんだ。
個人の能力は関係なくて、人間の脳のしくみとしてそうなってるんだ。

同様に、自分の思考に欠損があっても、脳は気が付かないんだよ。


次の図で示すように、「直感的に正しいと思える、間違っていること」と「直感的に間違っていると思える、正しいこと」という、2つのエリアに、「錯覚の悪魔」が棲んでいる。

(ここにある図を文字で表現してみる。

直感的に正しいと思うことで、実際に正しいこと←空白(悪魔はいない)

直感的に正しいと思うことで、実際はまちがっていること←錯覚悪魔がいる

直感的にまちがっていると思うことで、実際は正しいこと←錯覚悪魔がいる


直感的にまちがっていると思うことで、実際に間違っていること←空白(悪魔はいない))


人間の目には、この悪魔は見えない。
彼らは、思考の死角に棲んでいるからだ。

そして、この「見えない」という性質が、この悪魔に恐るべき力を与えている。
この悪魔は、とてつもない力で、あなたの人生を支配しているのだ。
あなたは、そのことに、まったく気がついていない。

「運を実力だと思う思考の錯覚」は、この悪魔の住処で生まれた。
だから、人間は、「人間が、運を実力だと思う思考の錯覚を持っている」という事実に、長い間気が付かなかった。
しかも、その存在に気が付いた後ですら、いざ、自分自身がその思考の錯覚にとらわれると、自分が思考の錯覚に陥っているという事実に気づくことができない。


逆に言うと、後述するように、この悪魔を見る力を手に入れれば、あなたは自由を手に入れ、自分の人生どころか、他人の人生すら、コントロールすることができるようになる。


少し先走り過ぎたので、話を戻す。

転職するにしろ、起業するにしろ、運を実力だと思いこむ思考の錯覚は、非常に重要な意味を持つ。
「自分には実力があるから」という理由で転職/起業しようとするのは判断が間違っている可能性が高いし、「自分には実力がないから」という理由で、転職/起業を躊躇するのも、判断が間違っている可能性が高いからだ。

実際には、転職先の企業でパフォーマンスが発揮できるかどうかを決めるのは、
運の要素がかなり大きい。あなたが思っているよりも、はるかに大きいのだ。


・個々の成功は運次第だとしても、成功確率を上げる方法はある。

・実際に、成功がほとんど運次第なら、
その現実を直視せずに、たいして効果のない成功法にしがみついても、成功確率は上がらない。成功がほとんど運次第だという現実を踏まえたうえで、成功確率を上げることに徹したほうがずっと効率がいい。

・「成功は運次第だと認めたくない」という自分の感情と、ちゃんと向き合わないと、判断がゆがんでしまう。


たとえばあなたがイケメンor美人だとすると、あなたに会った人は、あなたの実力を、実際以上に高く評価する。
これは思考の錯覚なのだけれど、この思考の錯覚には、次の2つの特徴がある。

・他人があなたに対して抱く思考の錯覚。
・その思考の錯覚は、あなたにとって都合がいい。

この2つの特徴を持った思考の錯覚は、あなたの資産として機能する。
なので、こういう思考の錯覚を、本書では「錯覚資産」と呼んでいる。

錯覚資産とは、「他人が自分に対して持つ、自分にとって都合のいい思考の錯覚」のことである。
・思考の錯覚は、認知バイアスによって引き起こされる。
・認知バイアスとは、認知心理学の概念で、「認知の偏り」という意味である。
・ハロー効果は、認知バイアスの一種である。


興味深いのは、「ハロー効果ね。ああ、知ってる」と言う人のほとんどは、あいかわらずハロー効果に引きずられて、誤った認識や判断をしているということだ。
「わかる」ということは、行動が「かわる」ということ。
行動が変わっていないのであれば、それは、わかっていないということだ。



人間は、正しさなんかよりも、自分の欲望に忠実に生きたほうが、断然気持ちがいいし、人間は、正しいほうではなく、気持ちがいいほうを選ぶ生き物なのだ。

ほとんどの組織は、ピラミッドの頂点から底面まで、「ハロー効果でずぶずぶに汚染された直感」で、意思決定されている。
もし、あなただけ、「ハロー効果に汚染されていない直感」で意見を述べたら、たとえあなたがどんなに正しいことを言っていたとしても、ピラミッドの上から下まで、全部と対立することになる。


ハロー効果の汚染を除去すると、
それら社会的強者・成功者たちの、考え方・価値観・発言の正しさが、暴落する。


仕事では、ハロー効果まみれの意見を言われても、曖昧な笑顔を浮かべながら黙認せざるを得ないことがあるのはしょうがない。

しかし、あなた自身の人生の選択だけは、話が別だ。
あなたは、あなたの人生の最高経営責任者だ。
あなたは、あなたの人生の経営判断を、是が非でも間違えるわけにはいかない。
だから、自分の人生の選択をするときだけは、徹底的に思考の錯覚の汚染を除去して、研ぎ澄まされた直感と論理的思考で、本当に正しい判断をしなければならないのだ。

運はコントロールできない。
「どうなるかは、神にゆだねるしかない」と言う人がいるが、実際には、たとえ全知全能の神であっても、運はコントロールできない。
なぜなら、コントロールできてしまったら、それは、もはや運ではないからだ。
運は、「原理的に」コントロールできないのだ。

しかし、思考の錯覚と運を運用することで、成功確率を上げることはできる。
ポイントは、「成功すると、次の成功の確率が上がる」という点だ。


思考の錯覚は、成功者の成功確率を、一般人の何十倍、何百倍も高くするのだ。

よく「失敗は成功の母」などと言われるが、実際には、成功のほうが、はるかに成功の母だ。次の成功を、どんどん生んでくれる。


誰も卑怯と気づかない卑怯なやり方が最強の勝ちパターン

「ああ、自分も、もっと信用を身につけなければいけない」と思った?



もし、そう思ったとすれば、
あなたは、騙されやすい人だ。

「信用」のある人というのは、立派な人だ。尊敬できる人だ。

つまり、その成功者は、
「自分は立派な人間だから、その立派さゆえに、成功したのだ」
と主張しているのだ。

ここで、成功者は、実力も人柄も、ハロー効果で強烈に底上げされていることを思い出そう。

成功者の場合、実際には、「信用」と呼ばれるもののうち、かなりの部分が、錯覚資産なのだ。

「ブランド」は、この社会を維持するのに、必要不可欠な、とても大切なものだ。
しかし、それをいいことに、彼らは、そのなかに、こっそり錯覚資産を紛れ込ませて粉飾決算をやってる。

真実のなかにウソを紛れ込ませることで、巧妙にウソを隠蔽しているのさ。
その点では、「信用」と、まったく構造は同じなんだ。

自分のブランドを持っていない人間のひがみにしか聞こえないな。

そう言われると思ったよ。
ブランドを持っていない人間が、ブランドの負の側面を指摘すると、嫉妬だ、ひがみだ、と中傷されて、言論を封じられてしまうという構造がある。
自分のブランドを持っていない人間には、ブランドの欺瞞を指摘する権利が与えられないんだ。
こういう本を書くことが許されるのは、自分のブランドを持っている側の人間だけなんだ。
だから、わざわざ「はじめに」で予防線を張っておいたのさ。


あれは、このための伏線だったのか。

起業した会社が上場したとか、自分のブログが数百万人に読まれたとか、ただの自慢話にしか聞こえなかったよ。

「この人の起業した会社は上場した。だから、その人の言っていることは正しい」
この「だから」は、まったく論理的ではない。
この前提から、この結論は導けない。
こんなもの、ハロー効果以外の、なにものでもない。

しかし、これが錯覚だとわかっても、私の言っていることが正しいかのように聞こえる感覚は、抜けないはずだ。
それが、思考の錯覚の魔力なのだ。
頭では、「直感が間違っている」ということを理解しても、
直感は、「直感が間違っている」ということを認識できないのだ。
直感は、「実際に正しいこと」ではなく、「直感的に正しいと思える間違ったこと」が、正しいとしか思えないのだ。

だから、錯覚資産は、それが錯覚だとばらしてしまっても、効果が消えないのだ。


「自覚できない」という特性が、錯覚資産を、極めて優秀な武器にしているのだ。
錯覚資産は、いわばギュゲスの指輪(そうなりたいときに人から見えない体になれる魔法の指輪。つまり、悪事をしても決して露見しないようになれる魔法の指輪)なのだ。

正義のヒーロー、デビルマンも、悪魔の力を身につけなければ、悪魔に対抗できなかった。
誰もが錯覚資産という悪魔の力を駆使しているこの世界では、
錯覚資産なしには、自分の人生の活路を切り開くことはできないのだ。


(p.90まで無料公開しているのがすごい)


誤りを正しいとしてしまう錯覚の悪魔と
正しいのに誤りとしてまう錯覚の悪魔が常駐しているのが
人間の仕様なので影響力をゼロにできない。
無意識の記憶変更への対策の一つが詳しい記録。
GD系魔術で魔法日記をつけるのは記憶の改変対策。
文字にして後日見返すと客観視しやすい。


「神秘体験したら一刻も早く
詳細に記録=文字で固定して
記憶の捏造を許さないようにして
後日に冷静に慎重に検証と解釈せよ。
批判的な他者の評価を必ず聴け」と
西洋魔術の達人から学びました。
制御できない神秘体験とそれが増幅させる貪瞋癡は
イメージで潜在意識を操作する技術=魔法には邪魔。

名づけは錯覚資産を作る技術であり
ブランドの技術である。
名前に親や先祖の字を使ったり
聖典で高評価されている人物や神的存在の名前を使ったりするのは
錯覚資産強化術といえる。
子にDQNネームをつける者は子を呪詛している。
名前は割とありふれているほうが良いだろう。
名前は複数ある方が良いが
最良は名に囚われないこと。
その場その場で適当に名付け、名乗るのが一番
名づけの呪術の影響を受けないようにできる。
多くの人にはそこまでできないので
真名を設定することをすすめる。
一番は名に真の意味で囚われないことだが難易度が高すぎるので
真名という強固な祝福かつ呪詛を自身にかける術をすすめている。

私は名前を複数持ち、しかもどれが本体(真名)か決めていない。
こういうのもありだ。
でも名前の影響からは逃れられない。
錯覚資産だから。


ぐだトマト@pteras14
6月24日
今週のチェンソーマン、
魔術の重要な概念が描かれていた。

デスノートにも同じ概念あったけど、
“相手の名前を知っていると魔術を
遠隔
で掛けれる”って基本中の
基本概念^^;

なので真の魔術師は先ず“偽名”を
名乗る。

Fateの鯖が“真名”を隠す理由もコレ。

Desty@exa_desty
禁書も魔術師は魔法名と名前が別だったな。

政志@「悪」は善意を装うもの。詐欺師に気をつけて←@nioumasashi
ぬーベーもそのような回があったような

(真名を知られちゃダメな話があったような))


巻末の注記

注1
元の論文そのままだとわかりにくいので、
認知バイアスの本質の理解を損ねない範囲で、
わかりやすくなるように話を多少加工してある。
この後、本書に出てくる研究論文は、
すべて同様の「加工」をされていることに注意されたい。
また、「そもそも、心理学における研究には、再現性が低いものも
たくさん含まれているので、心理学研究自体が信用ならない」と思われる向きもあろう。
そこで本書では、主に、ハロー効果のように多くの研究でその存在が確認され、
安定感のある、定番の認知バイアスを中心に話を展開している。


注2
実際の脳の中に、意識と無意識が、このような形で存在するわけではない。
また、「無意識が評価値を書き換えている」という説明も、
必ずしも正確に実態を反映したものではない。
しかし、認知バイアスという複雑でわかりにくい現象を、
このようなものとして捉えることで、
ぐっと直感的に理解できるようになる。
それによって、より多くの人が、認知バイアスを把握し、
使いこなせるようにすることが、
本書の狙いである。
つまり、この「解釈」は、多くの人が簡単に認知バイアスを使いこなすためのツールなのである。
本書で出てくる説明の多くは、
これと同様のものであることに注意されたい。

(本書は人生に実用するためのものだからね)


参考文献
p.138
ダニエル・カーネマン著 村井章子訳
『ファスト&スロー』(ハヤカワ文庫)上巻P.152


このカーネマン本のメモのうち、
「直感が正しいと囁くが実際は誤っていること」(特に面接)の個所を
参考資料の個所で引用しておく。

私のブログが意外と読まれていて驚いている。
私ほど詳細にメモる人が少ないからかもしれない。



p.91から
一番簡単なのは、「確変」が入るまでは、小さく賭けることだ。
確変が入ったら確変が続いている間、
当たる確率が高いときを狙って全力で投資。

まずはいろんなことに小さく賭ける。
ハロー効果が得られそうな仕事や役割に手を上げ、
いろいろチャレンジしてみる。
成功するかどうかなんて運次第だから
たくさんチャレンジするしかない。
サイコロで当たりを出すのに一番効果的な方法は、
たくさんの回数振ることだからだ。

たまたま成功してハロー効果を手に入れられたら
そのハロー効果を使ってよりよい環境を手に入れる。

ハロー効果には射程があることに注意。
具体的な数値を伴う成功は、射程が長い。

数字は瞬時にハロー効果を生じさせる。

具体的な数字が作れそうな案件は、
積極的に引き受けたほうが得。


(だから宣伝でインパクトのある数字はものすごく強調される。
数字がしょぼいなら、
例えば1メートルを1000ミリメートルと書く技術もある。
単位は見えにくくしておく。)


講演をしたり本を書いたりするのもハロー効果を作り出すのに効果的だ。

本の執筆を時給換算するとコンビニのアルバイトのほうが
よっぽど割がよかったなんてこともある。
しかし錯覚資産の獲得手段としては本の執筆は投資効果が高い。

イラスト技法書を書いてから依頼される仕事の質が変わった人がいる。

ほとんど人は、本当の実力など、わかりはしない。
1時間や2時間の面接で、実力がわかるなどと思うのは、
かなりの部分、思考の錯覚だ。
ほとんどの人は、本当の実力ではなく、
思考の錯覚で人を判断する。
しかも、自分が思考の錯覚で判断しているという自覚がない。



p.98から
重要なのは
自分にはほんとに才能があるのか? と悩むことに時間を使うことをやめること。


本書の定義

才能+スキル=実力

才能=生まれつき決まっている

スキル=学習によって身につけたもの

実力のうち
生まれつき決まっているものを才能、
後天的な努力で身につけられるものをスキルと呼ぶ。

多少は才能があるのか? も考えたほうがいいが、
成功の要因としては才能よりも
運や思考の錯覚のほうが大きいので
才能があるのかと不安がってエネルギーを消耗するのは投資効率が悪すぎる。

才能があるかないかなんて
自分にも他人にもそうそう見分けはつかない。

見分けがつくと思っているのはだいたい思考の錯覚だ。

結果的にヒットしたら
もともと才能があったからヒットしたのだと知覚され、

結果的にヒットしなかったら、
才能がなかったからヒットしなかったのだと知覚されるだけだ。

未来のヒットが過去にさかのぼって
現在のあなたの才能のあるなしを書きかえるのだ。

本当に才能なるものがあるとしてもあなたに埋まっているかどうかは
運でしかない。
金脈堀りと同じ。

才能があるかどうかで悩む時間があったら
単純に試行回数を増やすのに投資したほうが
はるかに成功確率が高くなる。
悩んでる暇があったら一回でも多くサイコロを振ろう。
これは運ゲーなので
悩んで悩んで悩みまくってサイコロを振ったって、
悩んだほどにはいい目が出る確率が高まったりはしないのだ。

成功者から成功法を研究するのは多少はやったほうがいいが
時間を使いすぎると成功確率は下がる。

注意しなければならないのは、
成功者は
自分のやり方が正しかったから成功したのだ というフリをしたほうが
圧倒的に得だということだ。

再現性のある成功法を知っているだろうと思われるから
人材集めが楽。

最初の起業と、
成功者の二回目以降の起業では
成功確率がぜんぜん違う。

ひとたび成功した人が何度も成功するのは
やり方が正しかったからではなく
その人のやり方が正しかったからだと人々が錯覚するから。

成功者の語る成功法の中には
思考の錯覚による迷信がたくさん含まれている。

非常に有益な情報を提供してくれる成功者もいるが
それはその人が成功者であることとはあまり関係がない。

成功者によっては単なる生存者バイアスとしか言いようのない迷信を
自信満々に垂れ流している人もたくさんいる。

そんな迷信をいくら実践したところで
あなたの成功確率はたいして上がらない。
むしろ逆に下がる。
シンプルにサイコロを振る回数を増やすことに時間を使ったほうが
断然、成功確率は高くなる。

ミソは、これは運ゲーだけど

当たると、当たる確率が上がる運ゲー だということ。
だからいきなり大きく賭けるのは損。
当たりが出て確変が入ったときに大きく賭けたほうが、
はるかに勝率が高くなる。
運ゲーだが運任せにしては勝てない運ゲー。
運ゲーであるという現実を直視し
シビアに運を運用して
成功確率を高めたプレーヤーが圧倒的に有利になる運ゲー。

(これをやれば成功するより
これをやると失敗するを学ぶ方が再現性があるだろうね。
古典は便利。

成功法本を読んで成功しないのは
成功者の環境、運の要素が大きいから。

直感がアテになる場合とならない場合がある。
得意な状況と分野がある。




p.104から
予測の話。

人は
実際に起きたことについては
そうなると思っていた と実際よりも確率を高く見積もり、

起きなかったことについては
そんなことは起きそうにないと思っていた と
実際よりも確率を低く見積もる。

これは後知恵や結果論でそんなことを言ったのではなく
その自覚は彼らにはないことがミソ。
無意識が彼らの記憶を書きかえてしまったのだ。
彼らはバカではない。
非常に知能が高く、賢く、
有能な人でも同じことが起きる。
なぜなら、単に、
生物としての人間のハードウェアとソフトウェアが
そういう構造になっているからだ。

頭のよさとは関係ない、そういう仕様のシステムだから起きるだけ。
バグではなく仕様。

無意識は意識の知らないところで
自分はあらかじめそれが起きることを予測していた と
自分の記憶を書きかえるような作りになっている。

脳は起きたことをそのままメモリに書き込むわけじゃない。
メモリからデータを読み出すように記憶を思い出すわけでもない。

我々が過去の記憶だと思っているものは
過去の記憶とは別のなにかなのだ。
進化の歴史のなかで
過去を正確に記憶している個体が生き残ったのではなく
生存確率を上げるのに有利になるように過去の記憶を書きかえるような個体が生き残ったのだ。

書きかわるのは記憶だけじゃない。
冷静で客観的な判断ロジックも気づかぬうちに書きかわっている。

自分が未来の自分や世界のことを五年前にどう考えていたかを思い出してみてほしい。
思い出した?

それ、たぶん、偽の記憶だ。

(日記とか取り出して読んだ読者はいるのだろうか)

この記憶の書きかえは、
自分は未来をだいたい予想できるという錯覚を作り出す。
人間には
いつも未来は概ね自分の予想するようになってきた という漠然とした感覚がある。

この記憶の書きかえのせいで。

世界五分前仮説。
思考の錯覚の問題の構造と同じ構造。

記憶の書きかえは心理学実験で確かめられた事実。



GD魔術の逆向き瞑想(寝る前に現在から起床時までさかのぼって思い出す訓練)をすると
いかに記憶の空白があるかと
無意識につじつま合わせの改変をしているかがわかる。
逆向きに思い出すのは脳のつじつま合わせ改変の効果を弱めるため。
GD魔術は意図していたかはわからないが
記録+逆向きに想起は有効な錯覚のぺ天使(を産む脳の記憶改変機能)対策。


Angeliqua@nap master
@Ripple1975
2018年7月25日
逆向き瞑想とはW・E・バトラーの著書にも出てくる毎日の瞑想課題のことです。
それは、
たとえば眠る前に一日の間に起こったことを今現在から開始して
起床時刻まで遡って思い出すという瞑想技法です。
毎日これを欠かさず行い、
記録をとるというものですね。

2018年10月5日
そう、魔術記録を毎日正確につけて逆向き瞑想まで行う。これが人の心のカラクリを理解するための訓練。
些細なことでも思い出す。些細なことは必ず忘れてしまい
生活、つまり人生全般の運・不運を間違って計算してるからだと気付くことが大切なのですから。

5月20日
それだから最初にキムのゲームや逆向き瞑想を行うの。自分がどれほどのことを忘れてるのか正面から向き合うためです。その現実と意味を理解しない限り先には進めないから。

7月17日
これは人間の記憶それ自体がそうなってるのだからどうしようもありません。逆向き瞑想すると特にそのことを痛感するのです。ところどころ記憶にないことが出てくるけれどその抜けた部分を無意識が勝手に想像で補おうとします。根拠もなくそう思ってるという本人も気付かないことが起こるのです。

2018年7月25日
うーん、やはり逆向き瞑想かしら?
いま現在ある結果というのは途中のプロセスでの経験によって認識が上書きされてるの。
「楽しかった」や「つらかった」
「つまらなかった」という気持ちによって認識に少なからざる歪みを生じてる。
これを回避しないと現実の掌握は難しくなる。

これはタロットの技法そのものですし、
現在のカードに鍵のカードが重なってる(ケルト十字法の)理由です。
それを分解して考えたときに逆向き瞑想という訓練になるの。

2016年6月29日
リンガ・シャリラというのは過去を最初に掘り起こすことから必ず始める。
だから逆向き瞑想によって脳意識の最下層に到達しないとそれは起こらない。
マルクトから飛び立つというのはそういうこと。

2016年1月6日
足元に注意することとは結果について受け入れることです。希望的観測で何かに挑む場合は必ず記憶の差し替えが起こります。わたしたちが何のために逆向き瞑想をするのかどうか思い出してほしい。小宇宙=大宇宙の信仰は魔法の前提条件です。但し、これは作業仮説であり信仰であることを忘れないことです

2015年3月8日
パスワーキングって何? という質問を簡単にいうと、理由の付け方のお話なの。では、どうして「生命の木」は必ず下から昇っていくの? 智慧のへびさんというのは王冠の上で頭を休めてる。尻尾は結果で原因は頭なのよ。だから結果から原因を辿っていく。逆向き瞑想の重要性理解した?

2015年12月4日
魔術訓練で逆向き瞑想をする理由はいくつかあるのだけど、
必ず動機が生じる場所に向かうのです。太る原因があるのなら痩せる原因もある。ケテルを意識するのはもっとも基本的なこと。本当の意思、本当の動機を探すの。
意識にとって途中経過がわかんなくても必然性が生じないと結果は訪れません。

2015年1月5日
古い記憶というのはそのままだと昔のにさかのぼると必ず風化していくの。
そういうふうに出来てるから。これをさかのぼってもいだす訓練してると昔のデータでも輪郭が鮮明になるのです。
なんというか、奥の引き出しでもアクセスしやすいように組変わるの。逆向き瞑想ずっとしてるとわかります。

2014年10月5日
だから魔法の訓練は日常を意識化することに注力します。
逆向き瞑想もまた然り。
日常を漫然と過ごすことが無いように自分の行動と思考を常に観察する。瞑想は単なる補助手段であり、
瞑想状態は実は日常の中でマイクロフロー体験のように実現できるのです。
これを理解していると瞑想にこだわらなくなる。


2014年3月17日
人は死ぬ瞬間に走馬灯が浮かぶというけれど、それはこれまで生きてきた時間を巻き戻して見つめること。これは究極の逆向き瞑想だよ。死ぬというのは生命活動を停止するということだから、生き物としての価値を失うということ。つまり物理的に変化の可能性を失う。このとき、精神的結果を生じるの。

2013年8月23日
理性や分別の振りをした感情が
「もうこの辺でいいよね」とか囁くことがよくあるのだけど、
その声は単に邪魔をする気満々なので何とかしないといけない。
放って置くと潜在意識に働きかけて適当な用事を作り出して必ず逃げ道を作ります。
逆向き瞑想やるとこの手のいい訳は通じなくなります。

2013年8月14日
逆向き瞑想が必要なのって、
要するに逆向きに物事を見ていくと結果から分岐する前を見ていくので
そこに予測とか類推とか都合のよい解釈が入り込む余地が無いことが判る。
意外に人間の記憶って自己都合で操作されていて欠落してるのがわかるから、最初の逆向き瞑想は思い出せないこと多いのです。

2013年8月13日
端的にいうと視覚化は視覚情報だけではだめです。
味覚や嗅覚、触覚など他の感覚も駆使してください。雰囲気というか存在感として捉えるのです。視覚像は最初、輪郭のみなぞってね。

2013年8月14日
視覚化には幾つかの手順を踏む必要があります。
あなたは神経胃弱というトランプ・ゲームをご存知でしょうか?
視覚化というのは短期記憶から記憶像を作り出し、
そこから表象像というものに切り替えていくのです。このとき、まずは記憶を鍛えないといけません。

とりあえず、資料を見ながら記憶の強化を試みてください。
逆向き瞑想というのも載ってますから是非実践してください。
書かれてることは全て必要ですから。

2010年9月17日
逆向き瞑想の本当の価値は自らの本来の意志の発見にある。
自らをいかに無意識的に騙してきたかを知ることは誰にとっても有益だ。
もしもこれに反論があるとすれば、
自らが自らに騙されていることを知らない証左ともいえる。知らないことは恥ずべきことではないが、知ろうとしないのは恥ずべきことだ。


8月4日
一段目のボタンを掛け違えたまま六段目に進んでもボタンをかけられるはずないもの。
なのに五段目と六段目を行ったり来たりしてるのをよく見かける。
最初からやり直すという発想がすでになくてずっと進めないの。

そう、それは頭が悪いとか要領が悪いとかそういう問題ではなくて。
ただの勘違いなのです。勘違いに気づかないとそのままずるずるいって動けなくなっちゃう。初心にかえるのってとても大切。すごく勇気が要りますけどね。

わたしもたまに道に迷うことがあって、途中からやり直そうとしてもっと迷うのです。これはボタンを掛け違う例。正しくはスタート地点に帰るのが正解。横着して途中からやろうとすると勘違いには気づかない。

面白いのよ、こういう勘違いの(錯覚の)悪魔さんって。まさに魔がさすとはこういうことをいうのでしょうね。

もしなにかにつまったら? わたしならできることは全部するの。
一から全部する。というのも、問題がひとつだけであるなんて保証はどこにもないからです。
複数の原因の可能性を考えると億劫でも全部やります。

それだから考えられることをすべて出すためにブレインストーミングします。くだらないとか可能性が少ないなんて考えない。つまり文字通り全部出し切るの。

実際にもしもそれが何かの勘違いでおこってるとしたら、
当然ながら自分が一番少ない可能性と思ってるものが一番怪しいのです。この場合、統計って逆に働くので切り捨てます。

可能性が少ないものほど怪しいに決まってるじゃない?
だって、いままさに「可能性が少ない」と認識してるのだから
意識にとってそれは伏せられたカードなのです。
開かれたカードに原因がなければもうそこしかないの。

こういうのはタロットからわたしが学んだこと。そのスプレッドが思考訓練になってるの。

わたしにとってタロットのスプレッド、特にケルト十字法ってとてもよくできた思考整理法だと思ってる。これ考えた人ってすごいなーってよく思うの。神秘的とかそういうのではなくて。

タロットの神秘性ってわたしにとってはなくなってしまったけどそれをする価値はあると思ってるかしら? 
それはとてもよくできたシステムだからです。

使えるのならなんでもいいの、結局のところ。それがどこの発祥でどんな使われ方をしていても。オカルトであってもそうでなくても。

8月5日
現実のほうがはるかに不思議だものね。
常識がどのように形成されていくのかを掘り起こしてみるとね。この現実こそがまさに魔法世界にみえるの。

善いが悪いで悪いが善い。まさに世界が反転してるように見える。
魔法の世界は鏡の中とはよくいったもので、鏡の中から現実をのぞけばそれは反転して見えるの。

魔法の世界が鏡の中にあるというのはある種のレトリックだということ。
そういう意味では魔法使いは鏡の中から現実世界を覗いてるのかもね。

現代のひとにもわかるようにいえば天動説と地動説の違い。現代では地動説が正しいとそれてるけどそれまでは天動説が正しかった。ともあれ、その認識の範囲内なら天動説もそれなりに機能する。その範囲をこえなければね?

ひとびとの認識がある範囲を超えたとき、天動説は綻びだしたの。それでおかしいなってひとが出てきてそのうちに反転してしまった。そういうことなのです。

同じ現実世界をみてるという意味では魔法使いもそうでないひともかわんないの。
ただ捉えかたが反転してたりするの。

本をさかさまに読んだっていいじゃない? それで新しい捉えかたが出来るのならば。

その特徴的なものが逆向き瞑想。
それは例えるのなら冒険譚を結末から読んで冒頭にたどり着く読み方。
これは魔法の一番特徴的なことを示してる。


ケルト十字法の真ん中にある二枚のカードは現状と鍵のカード。
現状というのは結果のことに他ならないの。
だからこのスプレッドというのは逆向きに原因を探ってるということに気付くでしょうね。

右四枚が未来の答え用で十字部分が逆向きの解釈用。
これ、無意識に逆向き瞑想させられてるというのは気付いてるかしら?

人の意識って
時系列をたどりながら働くから
頭からお尻までという考え方に慣れてるのです。
ところが、
このAからAからZという考え方には弱点があって
エラーがあっても勝手に修正してしまうの。
これが事実誤認の問題になってる。

それだからこうした無意識の思い込みを修正するために
逆向きに物事を捉えるという方法が導入される。
魔法の訓練で一番時間をさく
のはこれなのです。

これでカバラーが何故マルクトからケテルまでのぼっていくのか、
知恵のヘビさんを尻尾からはじめて頭までいくのか。
その意味を理解することでしょう。

これは魔術カバラーの熟練者であれば当然理解されてることでしょう。
わかりやすい言葉にしたひとはそんなに多くはないのでしょうけど。

ひとって簡単に自分にごまかされてしまうの。
それにきづいたひとが「木」をに登り始める。

それで何度も自分のルーツ、小さな頃まで遡り今ある現実を受け入れていくの。
そうすることで新しい人生を歩み始めるの。

それだから魔法使いは自らを「二度生まれ」と名乗る。そういうことなのです。

それだからまた魔法使いは自ら竜殺しを自認するの。
それは自らの心の中にいる幻想を破壊するのだから。

赤い竜というのは首をなんど切ってもまた伸びてくるでしょ?  
それは妥当な言い訳を無意識が造るからです。
エラーを修正するために伸びてくる無数の首のこと。
これを聖剣でもって叩ききらないとね。

自分自身の記憶や意識そのものを疑うなんて普通しませんものね、
わたしたちは。見聞きしたものは確かにその通りと思ってるの。
確かに、そうかもしれないけれどその隙間に入り込む都合のよい解釈にまで気づくことが少ないのです。

そうなの、意識の状態に応じて自分勝手に帳尻をあわせちゃう無意識のシステム。
これと戦おうとしてるのです。



(このGD魔術の達人(アデプト)、本書と同じテーマのこと言ってる!)

Angeliqua@nap master@Ripple1975
アルター(祭壇)とは何か? それはわたしたち個人の意識の表象に他ならない。
だからそこに何かがおかれたとき、意識におかれてる物事を示してる。

カップを手にするとき、愛に関する感受性を働かせてるのです。

それだから祭壇上の道具を手にしてあれこれしていても
心の中で何をしてるのかを理解していないと何にもならないの。

だからまず、これらの道具についてよく理解していないといけない。

これで気付いたと思うけど、
祭壇上におかれるのは目的に即した意識の表象に他ならない。
だから、四大武器の代わりとしてタロットの四スートをそこに置くことも可能なのです。
小アルカナのことね?

タロットの小アルカナというのはケテルからマルクトまでの10枚、
それを四大に分割したものです。
さらにコートカードはカバラーの四界を意味してるの。
だから四大武器としてこれは交換可能な象徴なのです。

一度理解してしまえばこういうのは特別なことでもないし難しいことでもないと思う。
変に特別視するからお話がややこしくなるのです。

祭壇=自分の意識。
祭壇上の儀式道具
=自分の意識(が生むイメージ)を目的達成のために、
操作しやすくするために物質化したもの。
意識→道具。
逆に、意識(祭壇)に強く顕現(召喚)したいイメージを強く持つ物理的存在(道具)を
意識(アルター)に置く。
道具→意識。
意識と道具の相互作用。
アルターエゴならぬ祭壇エゴ。
祭壇とはエゴである。
熟達すると道具不要になるのは意識が祭壇だから。

仕事机を整理する理由、
場の浄めのために掃除する理由
(部屋の汚さは精神の病み度に比例する)などさまざまなことに当てはまるから
あなたも応用し実践しよう


Angeliqua@nap master@Ripple1975
形から入って作法が云々というのは大衆にあまり普及していない証拠なの。
大衆は常に利便性を好む。
というのも、日常は何かと忙しいから。
もしその儀式性が失われたとき、
それが本当に普及したことになるのでしょうね。

儀式って物事を意識的に行うものであり、
そうすることでそのことをより味わおうとする趣旨があるの。
日常に溶け込むというのはそれが無意識かするということ。
習慣化されるってことでもあるのですから。

一度完全に習慣化されてしまえば儀式という手順は必要とされなくなる。
それは当然の帰結なのでしょうね。

占いで手順に従うというのも同じことなの。
わたしはタロット占いをするけれどいまはカードを使わないタロット占いだから。


Angeliqua@nap master
@Ripple1975 8月9日
コツは思い浮かんだことはすぐに実行。
きっと時間が経過するとあれこれ理由つけてしないからなの。
言葉は理由をつけるためにある。
知性っていろいろと狡猾なのです。


そしてこの知性のトリック(ヘルメース的)に慣れてしまうと
自分が意識的ではいられなくなる。
ほぼ自動人形のようになってしまい無意識に大量の未処理のごみの出来上がり。
それでは健康でいられるはずもない。

決断の速度と機動力が心身の健康を支えてるとわたしは強く信じてるの。

時間が経つほど言葉で理由をつけて実行できないのは、
脳の直感が現状維持=初期値の変更なしを過剰重視するから!
∴思い浮かんだことはできる限りすぐに脳が言い訳を考える前に実行!



なんでもかんでも記録すればいいってもんじゃない↓



峨骨
‏ @Chimaera925
記録を付けて注視し続けると執着が生じてその状態に囚われるからな。ものにもよるけど。


リチャード・ドーキンスbot
‏ @Dawkins_bot_jp
宗教指導者は子供の脳の脆弱さと、早い時期に脳を教化することの重要性を十分理解している)


p.122から
食欲でも睡眠欲でもない、
性欲よりもはるかに切実な欲望

自分で観葉植物の世話をすると生存率が劇的にあがる。

学生ボランティアが来る日時を自分で決められた老人は、
そうでなかった老人に比べて、より幸せで、
健康で、活動的で、薬の服用量が少なかった。
学生ボランティアの訪問日時を自分で決めた老人の死亡数が極端に多い。

観葉植物の世話をコントロールできた老人の生存率は劇的に向上する。

自分で物事をコントロールすることが心身にどのような影響を与えるかがわかる研究。

ひとたびコントロールできた老人は
そのコントロールを失うとひどく死にやすくなることがわかった。
コントロール感の研究でわかったのは次のようなことだ。

人間はコントロールしたいという強い欲求を持っている

コントロールできるとより幸せで、健康で、活動的になる

(やたら他人を操作したがる人がいる理由の根源?)

たとえば、完全に運だけで決まるギャンブルをやったとする。
多くの人が相手が有能そうなときより
無能そうなときのほうが高い金を賭ける傾向がある。
完全に運だけで決まるので相手が誰であろうと関係ないはずだ。
なのに多くの人は掛け金をコントロールすることで
勝率を高めようとしてしまう。

多くの人はスポーツを録画よりもリアルタイムで見たがる。
そこだ! 行け! 入れ! と思いながら見るのが楽しいのだ。
あなたがなにを念じようとも
あなたの念力でシュートが入る確率が高くなったりはしない。
それでもついつい軌道をコントロールしようとしてしまうのだ。

コントロールできないものをコントロールできるという幻想。

より効率よく生きるためにコントロールしようとするのではない。
コントロールしたいからコントロールしている。
コントロール欲求は食欲、性欲、睡眠欲と同じくらい
基本的な欲求なのだ。

コントロールできないものをコントロールしているという幻想に浸ることでは
実際にはコントロールはできないが、
コントロール欲は満たすことができる。

性欲は満たされなくても心身を害することはないが
コントロール欲が満たされないと心身を害し死に至ることすらある。
コントロールできないことは恐ろしい苦痛であり
その苦痛を受け入れるぐらいなら
コントロールできるという幻想の中で生き続けたほうが、
よっぽどましなのだ。

成功原因が運以外の場合、コントロールすることができる。

才能が原因なら才能のある人と一緒に組んで起業する選択をすればいい。

選択はコントロールの一種
ビジネスセンス・マーケティング分析力・マーケット感覚、
努力もコントロールできる。

もし単なる偶然ならコントロールできない。
それは大変な苦痛だ。
かなりの部分が運で決まるという現実はどれだけ多くの証拠を突きつけられても
あなたは認めたくないのだ。

成功するかどうかはコントロールできない。

しかし成功するかどうかはコントロールできるという幻想に浸れば浸るほど
逆に成功確率は下がっていく。
現実が見えていないと成功確率を下げる選択をし続けてしまうから。


運の運用はコントロールできる。


p.136から
論文の採点。
Aの論文1

同 2

Bの論文1

同 2

Cの論文1

同 2

の方式だったが、

Aの論文1

Bの1

Cの1
以下同様に続き、
1が全員分終わってから
2の採点を開始。

すると、以前のやり方に比べ
1の点数と2の点数が大きく異なるケースがすごく多くなった。
つまり、一つ目が優れていると
全体的に優秀という印象が形成(ハロー効果)され
曖昧な主張や意味のわからない表現があっても
無意識のうちに好意的に解釈してしまう。

逆に1が駄目だと全体的に無能という印象が形成され
2でダメなところは手厳しく減点される。

漫画家志望の作品などでも同様。
一作作ってそれが良いと
自分は実力があるから
自分がこれから作る作品もいい作品になるだろうと予測する。

実際にはサンプル数1のデータからはほとんどなにも言えない。


一発屋は珍しくない。

この錯覚には少数の法則という認知バイアスも関わっている。


”偶然性を誤解するのは、統計的に無知な被験者だけではない。
経験豊富な心理学者の統計的直感を調査したところ、
「少数の法則」と呼ぶべきものが根強く信奉されていることが判明した。
少数の法則とは、ごく小さな標本であっても、
それを抽出した元の母集団をよく代表しているとみなす考え方である。
研究者のこうした姿勢は、母集団に関して有効な仮説は、
標本サイズにほとんど無関係に、
標本の中に統計学的に有意な結果として表れるはずだ、という期待を反映している。
こうして研究者は小さい標本で得られた結果を過信し、
そうした結果の再現性を大幅に過大評価しがちになる。”

(出所:カーネマン『ファスト&スロー』(ハヤカワ文庫) 下巻 付録A)

専門家ですら大幅に過大評価してしまう。

A/Bテストをやるとき、
数百サンプルぐらいじゃ、まだまだAとBが逆転する可能性があるからデータを信用しない。
だいたい、一万サンプルぐらい集まって、はじめて、
白黒ついたって、みんな思うよね。

なのに自分のことに関しては、一回や二回成功したくらいで、
実力があるって思いこんじゃうのはどうしてだろうね。

実際に10本の作品を作ってことごとくすごかったら
実力がある可能性はけっこう高いだろう。

逆も成り立つ。
さんざん酷評されても実力がないとと断定できない。

n=1 のデータからはほとんどなにも言えない。

人間には実力という要因をプラス方向であれ、
マイナス方向であれ、
大幅に過大評価してしまう認知バイアスがある。

(つまり、ものすごく実力がある と
ぜんぜん実力がない の両極端な評価に行く傾向があり、
中間は少ない。
問題は十分なサンプル数を確保するだけの時間と労力をどれだけかけるかの判断)


実際の成功・失敗は、
あなたが思っているよりも、
はるかに実力以外の要因で決まっている。

p.162
企画ディレクションをやるとてんでダメだった人が、
営業に職種替えしたら、
ものすごい売り上げを上げたとか
今の会社でぜんぜん成果を出さなかった人が、
転職先で管理職になり、すごく頼りにされているなんてこともよくある。

今の会社とポジションでパフォーマンスを発揮できていない人は
マイナスのハロー効果によって直感を汚染されている可能性が高いので、
その汚染を取り除いて
環境と役割を変えるという選択肢を検討してみたほうがいい。


でもこんな考えにのせられてうかつに転職して失敗したら嫌だなあ。

ではそういうあなたには次が参考になるだろう。

次章の 自分の意思で選択しているとしか思えない へ
p.164から

自分が死んだときに臓器提供をすると意思表示している人の割合が
ドイツ12パーセントに対して
スウェーデンが86%。
理由は?

デフォルト値の違い。
臓器提供への同意率の高い国では
提供したくない人がチェックを入れなければならない。

大きな選択が単なるデフォルトの違いで決まってしまう。
人がデフォルト値を選んでしまう傾向があるのは
判断が難しい選択のときであることがわかっている。

恐ろしいことに、人間は
判断が困難なとき自分で思考するのを放棄して
無意識のうちにデフォルト値を選んでしまうことが多いのだ。


(初期値の設定
=何も選ばないことを選択すると自動的に選んだことにされる選択肢
を決める者は権力者。
難しい問題についてはデフォルト値=現状維持(変更なし)を消極的に選ぶ人が多い傾向の悪用)


デフォルト値である転職せずにA社に居続ける。
多くの人はデフォルト値に影響されていることに気がつかない。

最適な選択肢ではなくデフォルトの選択肢を選んでしまう錯覚。
それがデフォルト値効果じゃない、
別の原因だと考えてしまう錯覚。
二重の錯覚。

デフォルト値効果という錯覚から抜け出すために有効なのは
直感だけで選択しないこと。
過剰に現状維持を選んでしまうのは直感の働きによるものだから。

現状維持とそれ以外の選択肢では
どちらがいいか、単に直感で判断すると
直感的には現状維持のほうがいいと錯覚してしまう。
認知バイアスが絡んでいるときは、
直感は当てにならない。

一番手っ取り早い方法は、
この錯覚分だけ選択肢の重みづけを補正してやることだ。

とにかく現状維持はダメだと考えるのは非常に愚か。

ろくな目論見も勝算もなく軽率に転職したり独立したりした挙句、
年収も待遇も人生のクオリティーも激下がりになってしまいかねない。

判断が難しいときこそ直感はアテにならない。
判断が難しいときに直感が出す答えは思考の錯覚に汚染されていることが多いからだ。
判断が難しいときは思考の粘り強さが決定的に重要。

現状維持と
選択肢Aと選択肢Bがどれも同じくらいよさそうに見えたのなら
現状維持を選択肢から外してしまうほうが
成功確率は高くなる。

(現状維持に不当にゲタを履かせてしまう法則。





深津 貴之 / THE GUILD@fladdict
2017年2月27日
多数決はプロフェショナル殺し。全員で多数決すると、
技術案件でエンジニアが少数派になり、デザイン案件でデザイナが少数派になり、
お金案件でファイナンスの人が少数派になる。あらゆる専門分野で、
素人のフィーリングが決定権を握り、かくしてプロジェクトはネバーランドに旅立つのである。



p.182から
具体的な数値が出るような成果だと
錯覚資産にしやすいが具体的な数値としては
表れにくい成果だと錯覚資産にしにくい。

別に数値じゃなくて
わかりやすい
心理的インパクトの大きいなど錯覚資産化しやすくするパターンはいろいろある。

単にやみくもにアピールするだけじゃなく
ディシジョンメーカーへの印象付けをうまくやることが重要だ。

いろいろなループがある。

錯覚資産→環境→実力→成果→錯覚資産(以下ループ。)

錯覚資産→成果→錯覚資産→成果(以下ループ)

「(良い)環境→成果」
(環境→成果→錯覚資産→環境(以下ループ))

全部組み合わせたループ図がp.189にある。

全部のループの通過点に錯覚資産がある。
実力は一つのループの通過点になってるだけ。

錯覚資産を増やすことだけでなく
実力を磨く(スキルアップ)こと。


p.195から
大腸がん検査について。

大腸がんの人の98%はこの検査で陽性になる。
大腸がんじゃない人の2パーセントはこの検査で陽性になる。

あなたが大腸がんである確率はどのくらい?

正解は
あなたが大腸がんである確率は低いだ。

円グラフ二つ。

大腸がんの人全体の円
この円の98%、つまりこの円のほとんどがグレー。

大腸じゃない人全体の円
この円の2%、つまりわずかだけグレー。

陽性と判定されたら二つの円のグレーのどこかにいることになる。

大腸がんじゃない人は
大腸がんの人よりめちゃくちゃ少ない。

大腸がんの人の円は極めて小さく、
大腸がんじゃない人の円は極めて相対的に大きい。
縮尺が違う。

(全体の数が違いすぎることに気付けない錯覚)


人間の直感が認識を誤りやすいのは次のような確率。

自分の就活・転職・独立企業がうまくいく確率

自分が作った作品・お店・プロダクト・サービスが成功する確率

採用面接している相手を採用したら、活躍してくれる確率

昇進させようとしている人を昇進させたらいい管理職になる確率

あの人と結婚したら、結婚生活がうまくいく確率

好きを仕事に できる確率


スティーブは
他人に関心がなく現実世界にあまり興味がなく
物静かでやさしく
秩序や整理整頓を好み細かいことにこだわる。

彼は図書館司書か?
農家の人か?

司書である確率がけっこう高いと思ったのでは?

実際ほとんど人はスティーブは司書って答えた。

アメリカで司書よりも農業従事者のほうがはるかに多い。
司書一人に対して農業従事者は二十人以上いる。

司書確率の円より
農家確率の円のほうが圧倒的に大きい。

自分が大腸がんである確率を判断するには
グラフの情報
グラフの縮尺の情報の二種類が必要

あなたはグラフの情報だけから判断してしまい答えを間違えた。

人間の直感は思い浮かびやすい情報だけを使って判断する。

正しい判断に必要な情報が欠けていても
情報が欠けているという感覚をもたないのが直感。


大腸がんじゃない人全部の数 と
大腸がんの人全部の数 という情報を加えて判断しなければ正確な答えは出ない。

すぐに思い浮かばない情報は無視して確率判断するのが直感。

(直感はとにかく早く決断するための機能だろうからねえ)

少し冷静に考えれば大腸がんの人ってそもそもほとんど見たことないぞってことに気がつく。

ほとんどの人は冷静に考えない。

思い浮かびやすさをコントロールすることで
自分に都合のいい思考の錯覚を起こさせることができる。

たとえば、
デザイナーとしてやっていこうと思っている人なら、
しばらく連絡をとっていない友人・知人と連絡をとってはいかが?
たまに会って一緒に飯を食いながら雑談するだけで相手は自分のことがぐっと
思い浮かびやすくなる。

直感はすぐに思い浮かぶ情報を過大評価する。
どのデザイナーに依頼するかはにおいてあなたが選ばれる確率は飛躍的に高くなる。
あなたが思っているよりもはるかに高くなる。

ITエンジニアならときどきでいいから、
エンジニアの勉強会に顔を出してみよう。

(知名度の力)

転職を狙っているなら会社のニーズを意識。
会社が人材を必要とするとき具体的なポジションイメージがある。

だからこそ自分の優秀さをアピールするより
自分がどういうポジションなら力を発揮できるかの
具体的なイメージを相手にインプットするほうがいい。

実際に現場で戦力で活躍していることを相手に印象付けるようにする。
(なにをやったか、なにを解決したかアピール)

できるだけ多くの人が自分のことを思い浮かびやすくしておくと
意外なところから意外なチャンスが降ってくることがある。

内向的な人はこれの威力を甘く見ていることが多く、
非常に多くのチャンスを逃してしまっている。

(CMはそれを見てすぐに買わないだろう人も対象なのは
のちに宣伝した商品でできることが必要になったときに
その宣伝した商品が思い浮かびやすくなるから。
潜在客への宣伝。
例えば、スーツを着ない十代にスーツの宣伝をしておくと
必要な年齢になったときにそのスーツを買ってくれるかもしれない)

PV ページビュー 閲覧数
CVR コンヴァージョンレート 閲覧者のうち商品購入者の割合

自分という人材のマーケティングは
基本的にウェブマーケティングと同じ。

(実力がついてから自分を宣伝はダメだとわかる。

PV=知名度。


さりげなく成果アピールは大事だなあ
がんばればきっと誰かが見ていてくれるって
本当に誰も見ていない=報われない例が多そうだ



自分は学歴なんかで人を判断しない、
本当の実力を見抜いて判断していると信じているが
実際は無意識のうちに学歴で人を判断している。

実際、成功した企業家の多くが高学歴だ。

重要なのはほとんど人は
自分が学歴で人を判断していると認めたくないということだ。

グランド企業、元グーグルや元マッキンゼー、
有名会社の執行委員、○○部長、
そうでなくても偉そうな肩書ならそこそこの錯覚資産になる。

偉そうな肩書は非常に重要。

PV向上とCVR向上の投資比率が重要。


無意識による上書きいろいろ。
勉強の苦手な人が勉強のできるやつは心が冷たいと思う。
ブサイクな人が見た目じゃなくて中身が大切だと思う。
運動の苦手な人がスポーツマンを脳筋バカだと思う。
貧乏な人が卑怯なことを平気でやる人間が金持ちになるんだと思う。

現実世界の敗者が自分の脳内世界で価値評価を捏造し、
脳内世界で密かに復讐を遂げる。
本人に自覚無し。

この状態に陥ると
空想世界での勝利と引き換えに
現実を動かし人生を切り開いていく力をどんどん失っていく。

それを避けるために認識ではなく現実を変えて矛盾を解消する。
認知的不協和の解消。


自分の状態
属性Xがマイナス

矛盾

現実世界の真実
属性Xには価値がある

現実の変更により

自分の状態
属性Xがプラス

整合

属性Xには価値がある

(多くの人にとって善とされることは
悪としたら判断を誤るから注意。
要は「すべてにおいて」善とは限らないと認識しておけばよい)



努力しても
属性Xがプラスにできないなら
マインドセットを
自分でやるモードから
人を使うモードに切りかえればいい。


カーネギーの墓碑には
己より賢き者を近づける術(すべ)知りたる者、ここに眠る
とある。

すべての属性について自分自身の属性Xをプラスにする必要なんてない。


自分より優れたITエンジニアにあったら
そのエンジニアを使って自分が利益を得る方法を考える。

自分が起業するときにそのITエンジニアを共同創業者に誘うか
社員として雇う。

自分が転職して管理職になったらそのITエンジニアをヘッドハントして自分の部下にする

ITエンジニアを探している友人にそのITエンジニアを紹介してやる。

そのITエンジニアに教えてもらって高度な技術を楽して修得


利用できなそうなら
利用価値なしとラベルを貼って距離を置く。

くれぐれも、
強い、美しい、豊か、
健康、賢いなどの現実世界でプラスの価値自体を
自分の脳内で否定したりしないように
注意深く自分の無意識を見張る。

プラスの価値はすべて利用資源であり
それを否定すると損をすると自分に言い聞かせる。

他人の属性Xを利用しようと待ち構える。


p.259から
この錯覚の悪魔が見えるようになったあなたは、
この悪魔の奴隷から主人になった。

自分が認知的不協和の毒に蝕まれないようにするだけでなく
他人の認知的不協和を利用して
自分に有利に物事を進めることもできるようになった。

あなたは力を手に入れた。
この悪魔をどう使うかは今やあなた次第。

(悪魔の奴隷から悪魔の主人になるとか
デビルマンとか
もしかしてふろむださんって
パチモン神智学グノーシス寄りに影響されているかと思ったが、
ブログ記事を読む限りそうは見えないから単に説明のためだろう。
悪だけど必要って必要悪ってことかな。
刃物自体は悪でなく使い方の問題ってやつ。
でも危険性をあらかじめ取り除いておくべきな危険物は実在する。

ぺ天使でもよくない?と思ったが
それだとぺ天使って表現に注目してしまって
肝心の錯覚資産に目が行きにくくなるな
注目させたいもの以外はありふれた奇をてらわない表現が良い。
悪魔はありふれた表現なのかは疑問の余地があるけど
ぺ天使よりはありふれているだろう。
ぺ天使=悪魔みたいなもんだけど
ゴッドの使いとされる天使が正典や外典であまりに詭弁を使うからぺ天使。)


p.261から
思考の錯覚なしでは人類文明は成り立たない。
マンガの主人公が実は高貴な血を受け継いでいたって設定があったりする。
あれでハロー効果が生じて主人公の行動にいちいち説得力が出たりしている。


一つの本の中で物事の複数の側面が描かれたので
勢いを失い、わかりにくく、
退屈で、説得力がなくなっている。

実験
1 原告側の弁護士の話だけを聞いた
2 被告側の弁護士の話だけを聞いた
3 原告側と被告側の両方の弁護士の話を聞いた

※弁護士からは新しい情報は一切提供されていない。

すると1は原告側に有利な情報が思い浮かびやすくなる。
2は被告側以下同文
3は両方。

1と2の片方の説明した聞いていないグループが
両方の説明を聞いた3よりも自分の判断にずっと自信を持っていた。

(カルトがやたらと自信満々な理由の一つだろう。
偏っているからこそ自信満々)

被告が悪いという物語はわかりやすい。
矛盾なく一貫している。


原告が悪いも同様。

3は判断に自信が持てなくなる。

人間は
一貫して偏った間違った物語に説得力と魅力を感じる。
バランスの取れた総合的な正しい判断は、説得力がなく、退屈で面白くない。


ある事柄について
メリットとリスクを書き出してもらうと
個人的な好ましさとメリットの大きさはありえないほど高い相関を示した。
リスクの小ささとメリットの大きさもありえないほど高い相関を示した。
高官を抱いているならメリットを高く評価し
リスクはほとんど考慮しない。
嫌いならメリットはほとんど思い浮かばない。

メリットの大きなものはリスクも小さいなんてめちゃくちゃ。
メリットの小さいものはリスクが大きいのもひどい。

(好悪と善悪は分けられないんだなあ)

時間制限を厳しくするとさらに相関は強まった。

つまりよく考えずに直感的にぱっと判断すると
ますますメリットの大きいものはリスクが低く
メリットの小さいものはリスクが大きいと思うんだ。

直感がいかにアテにならないか非常によくわかる実験。
リスク評価の専門家でも同様。

ほとんどの人は自分が感情ヒューリスティックで判断していることを
自覚できない。

我々にできるのは
人間は感情ヒューリスティックで判断する生き物だという現実に基づいた、
現実的な戦略を立てることだ。

(嫌われない技術は本当に重要)

認知心理学でのヒューリスティック
=答えるのが難しい質問に、
 簡単かつ高速に答えを出す方法


自分は公平だと思ってる
えこひいき上司の脳内

この人を採用すべきか?という質問を無意識に
この人は好きか?に置き換えてそれに答えを出す。

これが置き換え。
感情ヒューリスティックは置き換えの一種。

誰の年収、誰を昇進、
誰にどんな仕事をさせるべきか、など
サラリーマン人生を大きく変えかねない重大な質問はたいてい答えるのが難しい。

(古代から佞臣が昇進し、
真に有能でありしかも悪辣でない者が排斥される理由の一つ)



p.306から

思考の錯覚のまとめ

出てきた認知バイアス一覧

ハロー効果
一つのプラスの属性値に引っ張られて、
他の属性値も底上げされてしまう現象。
マイナスのハロー効果もある点に注意。

少数の法則
統計的にはぜんぜん有意とは言えないようなごく少数のサンプル数のデータから
そのデータが示す法則性が真実だと思い込んでしまうこと。

(情報不足。N=1詭弁など)

運を実力だと錯覚する
PV向上とCVR向上への時間の投資配分を誤らせるなど、
極めて有害性の高い認知バイアスなので、
とくに注意が必要。

後知恵バイアス
物事が起きてから、
自分はそれが起きることを予測していたと考える傾向。

(ミステリの犯人当てできちんと犯人を書き留めるなどせず
ぼんやりと頭に思う程度だと
誰が犯人でも「こいつが犯人だと思ってた」と思ってしまう現象もそうだね)

利用可能性ヒューリスティック
availability heuristic とは
脳がすぐに利用できる情報だけを使って答えを出すこと。
思い浮かびやすい情報だけを使って答えを出す認知バイアス。
すぐに思い浮かばない情報は無視して判断を行なってしまう。
判断に必要な情報が欠落していることに気がつかないと言う点が、
非常に危険。

(私は参考資料や引用が多くして
判断に必要な情報の欠落をできるかぎり防ぐようにしている。
よく知らないことについては語らないほうがよい)


デフォルト値バイアス
取りうる選択肢の中で、
過剰にデフォルト値を選んでしまう傾向。
デフォルト値を選ぶのが損な場合にまで、
デフォルト値を選んでしまうので、非常に有害。

(現状維持、何もしないと勝手に選ばれる選択の法則)


認知的不協和の理論
自分の中で矛盾や葛藤(認知的不協和)があるとき
無意識のうちに、その矛盾を解消しようとする。
現実を変えることで認知的不協和を変えられる場合は、
健全な結果になる。
しかし、それが困難な場合、
無意識は認識や記憶の書きかえによって矛盾を解消する。
この場合、不健康な状態に陥ることがあるので注意が必要。


感情ヒューリスティック
好きなものはメリットだらけでリスクがほとんどなく、
嫌いなものにはメリットはほとんどなくリスクだらけだと思い込む認知バイアス。


置き換え
答えるのが難しい質問を突きつけられると、
無意識のうちにそれを簡単な質問に置き換え、
簡単な質問の答えを、
元の難しい質問の答えだと思い込む認知バイアス。

一貫して偏ったストーリーを真実だと思いこむ
すべての情報を与えられるより、
一貫して偏った情報だけを与えられたほうが
魅力的で説得力があり正しいと感じる認知バイアス。

これらの認知バイアスは次の三つの脳の過剰性が引き起こしていると考えると理解しやすい。

過剰に一貫性を求める
過剰に原因を求める
過剰に結論を急ぐ


一貫していない状態が不快で、
一貫しているものが大好きで、
一貫しているものを真実だと思いこむ。
間違っていたとしても。

一貫していないものにもむりやり一貫性を見出す。
なにをやっても優秀
なにをやってもダメなど。

一貫していないと記憶を書きかえてまで一貫させようとする。
良い技術はメリットだらけでリスクなんてほとんどないなど。


脳は過剰に原因を求める。
単に偶然の結果にすぎないことにまでむりやり原因を見つけてくる。
犯人をでっちあげる。

原因を見出すのに必要なデータがそろっていないときでも
むりやり原因を見出す。


脳は過剰に結論を急ぐ。
必要なデータがまだそろってなくてもむりやり結論を出す。
そのときにすぐ思い浮かぶ情報だけで結論を出す。

結論を出すのに時間がかかりそうな問いは
すぐに結論を出せる問いに置き換えてむりやり結論を出す。

判断が難しいときはデフォルト値を結論にしてしまう。
対象をよく知らなくても、むりやりこういうものだという結論を出す。

共通するのが
不可視性。
意識の知らないところで勝手に記憶が書きかえられる。


ハロー効果をもたらす実績を作るだけではダメで
多くの人が思い浮かびやすくなるようにして初めて
それが錯覚資産となる。
経営層に近い、人事権を持っているような人、権力者にどれだけ知ってもらうかが重要。


錯覚資産は複利で増える。
指数関数的な増え方を人間の直感は理解できない。

一分間に二つに分裂する細菌が24時間で瓶いっぱいになるとする。
その細菌が瓶の半分にまで増えるのは、いつか?

12時間後ではない。
一分で二倍に増えるのだから半分にまで増えるのは満杯になる時刻の一分前、
つまり23時間59分後。


メモ終わり。


参考資料



ぐだトマト
@pteras14
あの、「面接」って制度が採用の質に
"全く貢献していない"どころか、
むしろ"誤った採用を助長する"って
事がスタンフォードのフェファー教授
の研究で明らかになってるからね。
午後7:15 2016年9月5日
(”・3つの変数(夏の生長期の平均気温、収穫期の降雨量、前年の冬の降雨量)
しか含まないワイン価格式が正確な予測を達成、相関係数0.90以上。
人間の判断、専門家への挑戦。
不確実性が高く予測が難しい分野では専門家はアルゴリズムを下回る。
試飲してしまったあとでは計算式のように首尾一貫して天候を考慮することはできない。

メディカルスクールの入学試験では教授陣が受験生と面接した後に合議により最終合格者を決める方式が多い。
確実に言えるのは、面接を実施して面接官が最終決定を下すやり方は選抜の精度を下げる可能性が高い。
面接官は自分の直感に過剰な自信を持ち、印象を過大に重視してその他の情報を不当に軽視し結果として予測妥当性を押し下げる。

単純で統計的なルールのほうが直感的な「臨床」判断よりも正しい、ということに基づき著者はイスラエル軍全体の面接システムを設計した。
面接で失敗する原因の少なくとも一部は、面接官が自分にもっとも興味のある話題を取り上げて相手の内面生活を知ろうとする点にある。
限られた時間を有効に使って相手の通常環境での生活情報を集めるべき。
面接官の総合評価をもって最終決定とすべきではない。
そのような評価は信頼に値せず、個別に評価された属性を統計的に統合する方が信頼性が高い。
著者は面接官がいくつかの人格特性を評価し、それぞれに個別に点数をつける方式を採用。
面接官からのインプットはこの個別の点数だけで戦闘任務の適性を示す最終スコアは計算式に従ってコンピュータ処理する。
著者は戦闘部隊での行動に関係があると考えた六つの人格特性(責任感、社交性、誇りなど)のリストを作成し、
それぞれについて一連の質問を準備した。召集前の生活における過去の事実をたずねる質問でたとえば就いた職業の数、職場および学校での遅刻や欠席・欠勤、友人と交際する頻度、
スポーツに対する興味と参加度合いなどである。その趣旨はそれぞれの分野で過去にどれだけうまくやって来たかをできるだけ客観的に評価することにあった。
第一印象がその後の判断に影響を与えるという、ハロー現象を排除するため、
6つの人格特性について決められた順序で質問すること、次の質問に移る前に五段階で採点するように面接官に指示。
これ以上のことをしてはいけない。
新兵が軍隊でどれだけうまくやっていけるかなど彼の将来のことを考える必要はない、と著者は面接官に伝えた。面接官の仕事は新兵の過去について必要な事実を聞き出しその情報を項目ごとに採点することであってそれ以上でも以下でもない。
「貴方がたの任務は信頼性の高い採点を行うことだ。将来予測の方は私が行う」
と言ったが、その「私」とは面接官の採点を統合する数式のことだった。
ロボットになってしまうと抗議されたので妥協した。

「面接は指示通りに確実に実行してください。
最後にあなた方の希望通りにしましょう。目を閉じて、兵士になった新兵を想像してください。
そして五段階でスコアを付けてください」

この新たな面接方式のほうが従来よりはるかに正確に兵士の適性を予測していた。
完璧にはほど遠く、まったく役立たず から いくらか役に立つ へと進歩したというのが適切。
大きな驚きだったのは、「目を閉じて」面接官が仕上げに行う直感的判断も非常に良い成績だったことだ。面接で直感を軽蔑することは正しいが、直感が価値をもたらすこともある。ただしそれは客観的な情報を厳密な方法で収集しルールを守って個別に評価した後に限られる。私は「目を閉じる」評価に六項目評価と同じ重みをもたせた計算式を作成。
直感的判断を無条件に信用してはいけないが無視してもいけない。
著者のノーベル賞受賞後にイスラエルに行ったところ、この面接方式はほとんど変わっていなかった。

応用可能。
努力はあまりいらないが相当の自己規律が必要。
最高の人材を得たいならやるべきことはこうだ。
仕事で必須の適正(技術的な理解力、社交性、信頼性など)をいくつか決める。
欲張ってはいけない。
六項目がちょうどよい。
あなたが選ぶ特性はできるだけ独立したものであることが望ましい。
またいくつかの事実確認質問によってその特性を洗い出せるようなものがよい。
次に、各項目について質問リストを作成し採点方式を考える。
五段階でもいいし「その傾向が強い、弱い」といった評価形式でもよい。
この準備にかかる時間はせいぜい三十分だろう。
わずかな投資で採用する人材のクオリティは大幅に向上するはずだ。
ハロー効果を防ぐために、面接官には項目ごとに、つまり次の質問に進む前に評価させる。
また質問を飛ばしてはいけない。
応募者の最終評価は各項目の採点を合計して行う。
あなたが最終決定者の場合「目を閉じて」はいけない。
合計点が最も高い応募者を採用すること。
この点は強く心に決めなければならない。
他に気に入った応募者がいてもそちらを選んではいけない。
順位を変えたくなる誘惑に断固抵抗しなければいけない。
膨大な量の研究は今説明した手順に従う方が最高の人材を選べる可能性が遥かに高いことを約束している。
つまり、さしたる準備もなく面接を行い
「私は彼の目を見つめ、そこに表れている強い意志に感動した」といった直感に従って採用を決めるよりもずっとましだということである。

「人間による判断を計算式で代用することが可能な場合には、
少なくとも一度はそれを検討してみるべきだ」

「彼は細かいところまでよく見て精緻な判断を下しているつもりらしい、
だが、項目別のスコアを単純に足し合わせるほうが多分いい結果が出るだろう」

「応募者の過去の実績についてどのデータに重みを付けるのかを面接前に決めておこう。
さもないと、面接で受けた印象を重視する結果になりかねない」

(面接は選抜の精度を下げるって衝撃的。面接禁止ではないが、面接重視はまずい)
”)



クジャクの心臓
@kujaku9
2018年3月20日
行動経済学者のダニエル・カーネマンは『ファスト&スロー』で、面接官が主観的に行う人物判断はまったく役に立たず、それよりはロボットのようにひたすら決められた質問を繰り返して六つの人格特性項目についてスコア付けした方がいくらか役に立つ結果が出た、ということを言っている。

umedam
@umedam
2013年11月12日
今仕事サボってカーネマン「ファスト&スロー」読んだいたのだが,面白いことが書いてある。「予測制度を高めるためには計算式にまかせろ。面接による最終決定は選抜の精度を下げる。
面接官は自分の直感に過剰な自信を持ち,他の情報を過小評価する(抄)」だそうで>特にW田総長




てすら@Teslamk2t
3月19日
文書主義がなぜ重要かといえば、
文書が情報の記録、保存及び伝達手段として、
次のような特性を備えているから。すなわち、
① 伝達性:時間、空間を越えて意思を伝達できる
② 客観性:被伝達者の主観に左右されない
③ 保存性:記録を長時間に保存できる
④ 確実性:何度でも読み返して確かめられる


ふろむだ 面白文章力クラブ管理人
@fromdawn
5月8日
「考えてもどうにもならないこと」を考えないようにすれば、生産性が劇的に上がるのは分かる。
問題は「考えてもどうにもならない」と思っていたのに、
考えたら素晴らしい解決策を思いついてしまった!ということがけっこうあるということ。株の損切りと同じで無駄な思考の損切りは結果論に過ぎない。

成功者の言う「成功の原因」は、
(1)本人が原因じゃないものを原因だと思いこんでいる
(2)原因の言語化が間違っている
(3)言語化は正しいけどちゃんと伝わらない
(4)伝わったけど実行できない
ということが多く、成功者のマネをして上手くいくケースの方がレアである。


こいずみりく
@koizumiriku5133
返信先: @fromdawnさん
成功者本人からの武勇伝より、
「成功者の横で見てた人」の証言が欲しいなあ
、と思うことがあります。
5:40 - 2019年5月10日




ふろむだ 面白文章力クラブ管理人@fromdawn
5月2日
完成度が3割ぐらいのものを見せると、
7割の部分の欠落を問題視して「これは完全に失敗している」と評価する人がいる。
そういう人のコメントを気にして、完成度を9割にしてから作品を人に見せると、
9割つくった時点で根本的な方向性が間違っていることが発覚して膨大な時間をロスすることになる。


基本的に完成度3割のものを見て、
方向性が正しいかどうか、残り7割をどのように作るべきかについてのコメントをくれる人に、
完成度3割のものをレビューしてもらおう。
完成度3割のものを見て、7割の欠落を問題視して「完全な失敗」という人は無視した方が、
はるかに物事は上手くいく。




”たとえば美容師さんでも、上手い人はものすごく手が早くて、
カットはすぐに終わってしまうのに、それでいて仕上がりは素晴らしい。
それに対して下手な人は、時間がかかるわりに仕上がりは微妙だったりする。
前者の美容師さんは、おそらく切りはじめる時に既に仕上がりのヴィジョンが頭の中にしっかりあって、それを実現するための技術も伴っているから、
あとは迷いなく手を動かすことができて、だから仕事も早いのだろう。

 ただ、ゆっくり切るけれども仕上がりはよい人というのもいて、
 こちらは切りながら細部の微調整を丁寧にやっていって、
 そうすることで、最終的な仕事の質を上げていくタイプであるように思う。
手の早い人とゆっくりな人、どちらであっても、仕上がりさえよければその後の一ヶ月を気分よく過ごすことができるので、切られるほうとしてはありがたい。

 この「ヴィジョン先行型で手が早い人」と
 「ボトムアップで微調整しながらゆっくりやる人」というのは、
 おそらく美容師さん以外にもある区分で、
 私はどちらかと言えば、完全に前者のほうである。
 ただ、ならば私の仕事が早いのかというと、
 取り掛かってしまえばたしかにわりと短時間で終わるのだが、仕事に入る前のヴィジョン構築というか、
 インスピレーションが来るまでに時間を食うので、まあかかる時間で言えば残念な感は否めない。





けんすう認証済みアカウント @kensuu
聞いちゃいけない大人のアドバイス

- その人はやったことないのに否定する(起業するなとか)
- その人はやったことないのにオススメする(大企業いけとか)
- 「お前のために言っている」と自分の意見を押し付ける
- 定義されていない言葉を多用する(ろくな大人にならないぞ、とか。ろくな大人って何?)

大企業いきたい人は「大企業はいいぞ!」といっている大企業の人に話しを聞いたほうがいいと思うし、
公務員を目指すなら「公務員は最高!」という公務員に話を聞いたほうがいいと思います。

いろいろなパターンを聞いて自分で判断できるとなおよしですね。

教師になりたいなら先生に聞いたほうがいいけど、
一般的な学校の先生は、教師以外の経験がないから、教師以外の選択肢を聞いても知らないんですよね。

なので、ヒアリングするなら生の声を聞いたほうがいいと思います。
今はインターネットでそういう人たちの発言を探したり、探して会えたりするので、親とか教師とかの身近なだけの大人に聞くのは、効率的じゃないかなと。

ふろむだ 若い頃知りたかったこと書く
@fromdusktildawn
中学卒業したばかりの15歳の女の子でも、
GitHubに公開されたソースコードがすごかったら、年収800万で即採用するIT企業なんてたくさんある。GitHub採用主義というトレンドは、学歴偏重も性差別も年功序列も全てを吹き飛ばす究極に風通しのいい社会を創り出すすごい社会的イノベーションだと思う。

イケてるIT企業は、どこも、ITの資格なんてゴミだと思ってますよ。
彼らがなによりも信じているのは、GitHubに公開されたソースコードです。
ソースコード=実力で、それ以外のものはゴタクです。

#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/26039674


金・地位・容姿・学歴・実績・人脈・若さ・運・体力が一切ない人が人生一発逆転するのに、
一番確実なのは、プログラミングを習得することだと思う。何一つ持たなくても、
それなりにちゃんとしたアプリを開発してGitHubにアップすれば、
ソースコードの良さだけで採用してくれる企業はけっこうある。

ふろむだ 若い頃知りたかったこと書くさんがけんすうをリツイートしました

金・地位・学歴・実績・人脈・若さ・運・体力を持たない人は、持つ人と同じやり方では勝てない。
けど、持つ人の多くは自分が勝てたのはそれらのお陰ではないと信じてるし、言うし、持たない人たちもそれを信じる。
持たない人は、持たない人間に適した独自の戦略をクリエイトしないといけない気がしてる

ふろむだ 若い頃知りたかったこと書くさんが追加
けんすう
認証済みアカウント @kensuu
これ読んでて思ったのは、みんな強い人がたくさんいる中で勝ち抜こうとするから辛いんじゃないかと思っていて、
弱者は強者がいない分野で自分でビジネスをして稼いでいったほうが生き残れるんじゃないか・・・と思っている次第です。
弱者の戦略(新潮選書) Kindle版
稲垣 栄洋 (著)



けんすうさんがリツイート
経沢香保子@スマホで呼べるシッター キッズライン
@KahokoTsunezawa
この記事めっちゃ面白くてためになる。
けんすうさんの人柄も出ていて…今度対談するのがますます楽しみです!

話すのが苦手な人のためのプレゼンの裏技テクニック|けんすう @kensuu|

けんすう認証済みアカウント @kensuu
だいたいにおいて「もっとがんばる」みたいなのは効果がないので、
「この仕事は何のためのものなのか」(Why)とか
「よりよくするにはどうしたらいいのか」(How)をはっきりさせる作業をするといいかもです

#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/26057939





1、盛る以外方向を知らない。例えば、「ケーキが好き」という設定がある普通の子が、いつの間にか、「四六時中ケーキしか食べない」「甘み以外の味覚が全滅」「なんでもシロップをかける」などなど勝手に盛られ、変人化することがある。
1件の返信 1,927件のリツイート 3,566 いいね
生田美和
‏認証済みアカウント @shodamiwa
2018年3月15日

1の弊害。全員がこの調子で盛られたら、一本調子になる。普通な者がいてこそ、異質な者らは輝く。ユーザーさんが自分を重ねやすい、一般常識の範疇で話し、考え、悩みながらも動くキャラ。そうした、日常風景を醸し出すキャラを確保しなければならない。
1件の返信 1,579件のリツイート 3,152 いいね
生田美和
‏認証済みアカウント @shodamiwa
2018年3月15日

2、酷い話をつけるのが動機づけと思ってる。例えば、主人公らに敵対する悪役がいるとする。その悪役が、何故悪いことをしているのか?その理由をつけよう!、そこを掘り下げて見せていこう!となった時。「身内を殺された」「故郷を滅ぼされた」だのしかやれない。
1件の返信 1,643件のリツイート 3,075 いいね
生田美和
‏認証済みアカウント @shodamiwa
2018年3月15日

2の弊害。「結局どいつもこいつも被害者意識か」「復讐と八つ当たりしかないのか」という動機づけになる。可哀想な過去に偏ってキャラ劇を見せられるので、爽快感や達成感、笑いや安らぎに乏しい。主人公が勝つほどに、悲しみが募る形。全体として重い。
1件の返信 1,579件のリツイート 3,087 いいね
生田美和
‏認証済みアカウント @shodamiwa
2018年3月15日

3、感動を説教で作ろうとする。主人公サイドが、悪役やゲストキャラなどの間違った言動に対し、「それは違う」「こうするべきだった」「人間はそんなんじゃない」などなど説教し、相手を言い負かす形。
2件の返信 1,627件のリツイート 3,029 いいね
生田美和
‏認証済みアカウント @shodamiwa
2018年3月15日

3の弊害。一定の演説シーンは魅力があり、需要がある。が、毎度お説教となると、「そういう主人公たちはどうなんだ?」「正論振りかざすために、悪役やゲストを小物化してないか?」という気持ちをユーザーさんに抱かせる。
1件の返信 1,549件のリツイート 2,983 いいね
生田美和
‏認証済みアカウント @shodamiwa
2018年3月15日

3の弊害の続き。何故かというと、ゲームにおいて主人公の言動の「言」である台詞は幾らも立派にできる。が、「動」は実際のプレイ部分になる。このため、実際のプレイではそこまで、世界の諸問題に効果的な活躍をプレイヤーさん自身が実現できるわけではない。主人公の言動の「言」が浮きやすい。
1件の返信 1,435件のリツイート 2,860 いいね
生田美和
‏認証済みアカウント @shodamiwa
2018年3月15日

まとめ。「設定を盛るだけ盛って、変人量産体制に入らない」「悪役を可哀想な人に落として、作品を沈めない」「実際のプレイと釣り合わないような大口を、主人公らに叩かせない」。
3件の返信 2,388件のリツイート 4,749 いいね
生田美和
‏認証済みアカウント @shodamiwa
2018年3月15日

目指すところ。「平凡なキャラの日常」「同情よりも格好いいを纏う悪人」「冒険を通した主人公の言動」を描く。これで、「そこそこ面白い」を描き出す。
2件の返信 1,892件のリツイート 4,408 いいね
生田美和
‏認証済みアカウント @shodamiwa
2018年3月15日

ヒント。「設定は、盛るのでなく噛み砕く」「悪人は、視点を変えればヒーロー」「誰かの否定で語るのではなく、主人公の体験から思いを組み立てる」。
1件の返信 2,428件のリツイート 5,903 いいね
生田美和
‏認証済みアカウント @shodamiwa
2018年3月15日

以上です。久しぶりに書きたくなったので、ゲームシナリオの考え方について整理しました。これしか解がないわけではありません。頭をほぐす、見方を変えるなど、必要な時に参考になれば。
(ゲームデザイン&シナリオのご依頼はこちらまで。office_shodamiwa@yahoo.co.jp 禍つヴァールハイト(メインストーリー)/ストリートファイターV(ゼネラルストーリー)/サガ・フロンティア(アセルス編)/聖剣伝説レジェンドオブマナ(宝石泥棒編)/シスタークエスト2&3/エルクローネのアトリエ
shoda-miwa.cocolog-nifty.com/blog/
2010年5月に登録
誕生日: 6月28日 )



https://twitter.com/fromdusktildawn/with_replies
ふろむだ 若い頃知りたかったこと書く
@fromdusktildawn
「若い頃に、これを知ってればっ」って悔しく思ってること書く。複数の企業を創業。そのうち一社は上場。ブロガー。作家。 ブログ:http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080410/1207806673 …
Japan
fromdusktildawn.hatenablog.com
2007年6月に登録

ふろむだ 若い頃知りたかったこと書く
@fromdusktildawn
課題の洗い出しをやるときは、チーム全員に大きな付箋紙を配って、
15分間黙々と付箋紙に課題を書き出してもらう。自分の問題点を自分で書いて貼り出せば、それを責める人はいないし、
すごく建設的な議論になる。
/ “『怒らないからヤバいと…”


2月19日
ふろむだ
Willy OESをリツイートしました

日本も2020年から小学校でプログラミングが必修になるようですが、イギリスでは2013年から小中学校で国語や算数のように独立した教科として「コンピューティング」が「必修科目」として教えられてますね。プログラミングはもちろん、論理、アルゴリズム、データ表現などのコンピュータサイエンスまで。

ふろむだ
若い頃知りたかったこと書くさんが追加
Willy OES
@willyoes
【高校教育への要望】微積と線形代数は現代人に必須なので文理問わず上位大進学希望者には全員必修に。
統計とプログラミングは別科目にした上で同様の扱いに。時間が足りぬ分は古文漢文歴史を削り、その代わり学者に平易な本を書いてもらい国民全員が無料でアクセスできるようにして欲しい。


2月19日
多くの人は、漫然と仕事や生活をしているだけで、
業務改善や生活改善にはあまり熱心ではありません。
なので、常により良い仕事&生活のやり方の可能性を検討し、改善を続けるだけで、抜きん出て成長していけます。

#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/21031693

2月18日

理想を言うならエクセルマクロよりも、GAS(Google Apps Script)を覚えた方がいい。Googleカレンダー、GMail、Googleスプレッドシート、Googleドキュメント、BigQueryなどさまざまなデータとアプリを連携させて、
ばりばり業務を自動化できます。しかも言語がJSなのでWebブラウザ自動制御もできるように

2月18日

50歳ぐらいの社長とかにプログラミングを教えると、反応がめっちゃ面白い。自分の書いたほんの数行のプログラムで、魔法のように、ものすごいことを引き起こすので、少年のように目を輝かせて面白がるんですよね。プログラムってのはロボットなんです。ほんの僅かな労力でロボットが作れるんです。




スッキリわかる SQL 入門 ドリル215問付き! (スッキリシリーズ) 単行本(ソフトカバー) – 2013/4/19
中山 清喬 (著), 飯田 理恵子 (著)

2月18日

人月の神話【新装版】 単行本(ソフトカバー) – 2014/4/22
Jr FrederickP.Brooks (著), & 4 その他







けんすう
👀@アル
‏認証済みアカウント @kensuu
2018年2月18日
エンジニアでもないのになぜ「プログラミング学ぶといいですよ」というのかっていうと、
問題の解決の多くがソフトウェアによるものになっており、これからほぼすべてがソフトウェアになるので、ソフトウェア的な解決法を知らないと、知っている人との差が絶望的なくらい開いちゃうからなんですよね、、


Martial Alchemy
‏ @martialalchemy
2018年2月18日
返信先: @kensuuさん、@otsuneさん
小生,文系事務職員がプログラミング(手続き型の言語)を学習する最大のメリットは
「物事を秩序立てて考え,具体化するスキル」だと思っています。そして,
仰るとおりソフトウェアでやらせるべき事がちゃんと判るようになるのも重要ですよね!

ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdusktildawn
2018年2月18日

また、生活と仕事の、ありとあらゆるものが、簡単なプログラムでコントロールできるようになっていくと思います。あらゆる家電・オフィス機器・天気情報・自分やスケジュールとデータをやり取りしながら、いろんなタスクを自動的にこなすプログラムを誰でも書けるようになります。
1件の返信 20件のリツイート 53 いいね
ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdusktildawn
2018年2月18日

AIはプログラミングの必要性を下げるどころか、むしろ爆発的に増大出せると思います。なぜなら、今まではプログラムでは扱いにくかった、画像・音声・動画・センサーデータなどから、AIが、意味のあるオブジェクトを取り出してくれるので、そのオブジェクトをプログラム処理出来るようになるからです。
1件の返信 32件のリツイート 84 いいね
ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdusktildawn
2018年2月18日

それによって、何が起きるかというと、プログラムが書ける人と、書けない人の凄まじい格差が生まれると思います。プログラムが書ける人は、式神のようなスクリプト(ミニプログラム)を使いこなして、神通力を手に入れられます。膨大なデータに紛れて見えないものを見る千里眼を持ち、千里を駆けます。
1件の返信 35件のリツイート 94 いいね

会話の終了

新しい会話
石井 遼介@「悩みにふりまわされてしんどいあなたへ」Amazon1位
‏ @ryouen
2018年2月18日

返信先: @fromdusktildawnさん

どのレベル感のプログラミングを指していらっしゃいますか?

・エクセルでマクロが組める
・特定の言語が一通り使える
・アルゴリズムと計算量について理解している
・自分でアプリが作れる
・Rなど特定目的の言語を調べながら目的達成に使える

お時間ある時にでもご教示頂けますとありがたいです!
1件の返信 1件のリツイート 3 いいね
ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
2018年2月18日

これ、一般の方向けのツイートです。遼遠さんぐらいになると、一般論が通用しなくなります。
2件の返信 0件のリツイート 1 いいね
jfblog
‏ @jfblog_arcadian
2018年2月18日

化学の実験系院卒くらいの人間なんですがプログラミングは全くわかりません。
そういう人でも最低これくらいは必要なんじゃない??っていうレベルは主観的に言うとどれくらいですか??
1件の返信 0件のリツイート 0 いいね
ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
2018年2月18日

日常の雑用を、スクリプトで片付けるレベルです。
1件の返信 0件のリツイート 0 いいね
jfblog
‏ @jfblog_arcadian
2018年2月18日

ありがとうございます。
しかし、あまり意味が分からないのでちょっと勉強してみようと思います。
1件の返信 0件のリツイート 0 いいね
ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
2018年2月19日

「スクリプト」というのは、簡単に書ける、すごく短いプログラムのことです。一行のスクリプトなんかも、頻繁に使われます。日常の、いろんな雑用を、スクリプトで自動化することで、仕事や生活の生産性が上がります。
1件の返信 2件のリツイート 3 いいね
jfblog
‏ @jfblog_arcadian
2018年2月19日

ありがとうございます。「日常のいろんな雑用をスクリプトで自動化する」のが字面ではわかるのですが、感覚(直感、具体例??)的にわからないです。何かおすすめサイトとかあれば…(←自分で探せ)。
1件の返信 0件のリツイート 1 いいね
ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
2018年2月27日

例えば、今、確定申告の書類作ってるんですけど、amazonの購入履歴をスクリプトで取り出して、そのデータを整形して、スプレッドシートに読み込める形式に変換しました。
1件の返信 3件のリツイート 4 いいね
新しい会話
ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
2018年2月27日

それと、自分のtwitterのフォロワーさんのリストを取り出し、その中から、フォロワー数が5000人以上いて、かつ、フォローしている人が300人以下の人のリストを取り出すスクリプトを書きました。
1件の返信 3件のリツイート 4 いいね
ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
2018年2月27日

あと、今、本を書いているのですけど、その本の中で例として使うデータを、ネットからダウンロードして、相関係数を計算しました。



ふろむだ
@fromdusktildawn
竹内薫をリツイートしました

AIが書けるプログラムもあるけど、大部分のスクリプトはAIには書けないまま残る。なんでAIは、簡単なスクリプトすら書けないかというと、AIは「仕様」を定義できず、デバッグもできないから。なんでAIは仕様定義もデバッグもできないかの理由は、この記事で書いた。 http://fromdusktildawn.hatenablog.com/entry/2018/02/12/131614 …

ふろむだ
若い頃知りたかったこと書くさんが追加
竹内薫
@7takeuchi7
ありきたりのプログラミング教室に通ってもダメな理由。それは、将来的に普通のプログラムをAIが書くようになるから。必要なのは数学プログラミングなんだってば。この肝心な点が保護者に全然伝わらない。
0件の返信 3件のリツイート 13 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
41分41分前

ふろむだ

??若い頃知りたかったこと書くさんが山田 くにおをリツイートしました

プログラミングができない、全てのExcel作業者に伝えたい言葉。現在、Excelで行われている作業の多くは、SQLとスクリプトで行うと、劇的に生産性が高くなります。日常的にエクセルを使うような人は、たいてい、プログラミングを覚えたほうがいい。

ふろむだ

??若い頃知りたかったこと書くさんが追加
山田 くにお
@zip920
ExcelよりPythonでデータを処理した方が圧倒的に生産性高いです。 https://twitter.com/fromdusktildawn/status/965097386140839936 …
0件の返信 15件のリツイート 54 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
47分47分前
返信先: @anteatermeさん

AIにはスクリプトが書けないからです。人間はやるべきことの仕様をスクリプトという人工言語で定義するのですが、それがAIにはできないんです。その理由は、この記事に書きました。
1件の返信 1件のリツイート 1 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
1時間1時間前

それによって、何が起きるかというと、プログラムが書ける人と、書けない人の凄まじい格差が生まれると思います。プログラムが書ける人は、式神のようなスクリプト(ミニプログラム)を使いこなして、神通力を手に入れられます。膨大なデータに紛れて見えないものを見る千里眼を持ち、千里を駆けます。
1件の返信 8件のリツイート 33 いいね
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ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
1時間1時間前

AIはプログラミングの必要性を下げるどころか、むしろ爆発的に増大出せると思います。なぜなら、今まではプログラムでは扱いにくかった、画像・音声・動画・センサーデータなどから、AIが、意味のあるオブジェクトを取り出してくれるので、そのオブジェクトをプログラム処理出来るようになるからです。
1件の返信 11件のリツイート 26 いいね
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ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
1時間1時間前

また、生活と仕事の、ありとあらゆるものが、簡単なプログラムでコントロールできるようになっていくと思います。あらゆる家電・オフィス機器・天気情報・自分やスケジュールとデータをやり取りしながら、いろんなタスクを自動的にこなすプログラムを誰でも書けるようになります。
1件の返信 8件のリツイート 23 いいね
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ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
1時間1時間前

ふろむだ

??若い頃知りたかったこと書くさんがけんすうをリツイートしました

ほとんど全ての社会インフラがプログラムコードの塊になっているので、プログラミングを理解できないと、現代社会自体を理解できなくなっていくと思います。プログラミングを理解できないと、戦争も、農業も、株式相場も、学校も、介護も、婚活も、ちゃんと理解できない時代になっていくのではないかと

ふろむだ

??若い頃知りたかったこと書くさんが追加
けんすう
認証済みアカウント @kensuu
エンジニアでもないのになぜ「プログラミング学ぶといいですよ」というのかっていうと、問題の解決の多くがソフトウェアによるものになっており、これからほぼすべてがソフトウェアになるので、ソフトウェア的な解決法を知らないと、知っている人との差が絶望的なくらい開いちゃうからなん…
2件の返信 66件のリツイート 185 いいね
このスレッドを表示
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2時間2時間前

短いコードです。

#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/21238775
0件の返信 0件のリツイート 3 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn

とりあえず月一で勉強会に出てみては。

#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/21728852

??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
私だったら、
「効果がある」とエビデンスによって裏付けられている教育法を徹底的に集めて分析し、
その中から自分の子どもに適していそうな方法を、いろいろ試行錯誤してみると思います。

#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/21486951
0件の返信 5件のリツイート 30 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn

一度も創作したことがない人は、一度くらい、創作してみた方がいいと思う。空恐ろしくなるほど、面白いから。これを味わうことなく人生を終えるなんて、もったいなさすぎる。しかも、創作の経験は、仕事にも役立つんだ。企画力もコミュニケーション力もプレゼン力もぐっと上がる。

1日1日前

娯楽は、消費するより、創作する方が、10000倍ぐらい楽しいっすけど。生まれてきたことを涙を流して感謝するぐらい楽しいです。個人的には。でも、人によりますね…。

#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/21486444
0件の返信 11件のリツイート 53 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書くさんがリツイート
KazuP
? @kazupyong
2月17日

KazuPさんがふろむだ

??若い頃知りたかったこと書くをリツイートしました

これはまさにその通りなんだよなー。
自分1人で全部できるスキルを身につけることよりも、
できる人と自分がどれだけ繋がってるかの方が重要。

KazuPさんが追加
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
@fromdusktildawn
内向的な人はついつい「スキルアップ」ばっかりしちゃうんだけど、
「人脈作り」も重要で、スキルアップ時間を削ってでも、
こまめに知り合いと連絡取って飯食いに行ったり、
飲みに行ったりした方がいいことが多い。
スキルよりも、知り合いから降ってくるチャンスで人生変わることの方が多い。

1件の返信 19件のリツイート 55 いいね
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ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月17日

内向的な人はついつい「スキルアップ」ばっかりしちゃうんだけど、「人脈作り」も重要で、スキルアップ時間を削ってでも、こまめに知り合いと連絡取って飯食いに行ったり、飲みに行ったりした方がいいことが多い。スキルよりも、知り合いから降ってくるチャンスで人生変わることの方が多い。
3件の返信 313件のリツイート 1,011 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書くさんがリツイート
ultraviolet
? @raurublock
2月17日

ultravioletさんがふろむだ

??若い頃知りたかったこと書くをリツイートしました

うむうむ。「現実から目を逸らすこと」がポジティブさなのではない。
「現実を受け入れられること」がポジティブさなのだ

ultravioletさんが追加
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
@fromdusktildawn
「なんでもポジティブに考えれば幸せになれる」っての、まるっきりウソだから。
現実のネガティブな側面を直視して受け入れることで、不安がなくなり、的確に現実に対処できるようになり、成功確率がぐっと高まり、はるかに幸せになれることなんて、いくらでもある。
0件の返信 101件のリツイート 165 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月17日

今の仕事や勉強を、もっと楽しむ方法を考えると、楽しくなったりしますよ!

#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/21482910
0件の返信 0件のリツイート 11 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月17日

「進むべき道」というのは、一種の不自由なんです。それがないということは、あなたは自由に道を選べるということです。おめでとうございます。

#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/21453712
0件の返信 6件のリツイート 21 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月17日

仕事探しも、好きなことも、両方やるといいと思う。

#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/21480667

ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月17日

「どうやってスキルアップすればいいか?」って質問が多いんですが、スキルアップと仕事ばっかりの人生なんてつまんないし、つまんないことばっかりやってるとつまんない人間になっちゃうし、つまんない人間だと人脈も広がんない。好きなことをやりまくった方が、よっぽど将来への投資になりますよ。
2件の返信 57件のリツイート 209 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月17日

「30歳で、大量の自由時間がある」などという贅沢は、もう、一生やってこないかもしれません。自分が心底やりたいことをやって、その贅沢を一滴残らず味わい尽くしてみてはどうでしょうか。

#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/20781512


ふろむだ 若い頃知りたかったこと書く@fromdusktildawn
2月17日

不確実な状況で最大の能力を発揮する方法:最悪の事態をノートに書き出し、
それを心底受け入れる。
自分自身の最大の味方となってやり、
最悪の事態から出来る限り上に行くための最良の手を自分自身のために打ち続ける

#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/21404578


「どうすれば自信を持てますか?」って質問が多いですが、
実力に見合わない自信を持っても、
自信過剰になって足元をすくわれるだけです。
「過剰な自信」という麻薬に現実逃避するのではなく、
現在の自分の実力と状況を冷徹に直視した上で、
最高に冴えた頭でクレバーな手を打ち続ける方が成功率が高い。

「自信がないから、不安で、勉強や仕事が手に付かない」というときに、
自信過剰という麻薬で不安を麻痺させると、足まで麻痺して谷底に転落します。
現実を直視した上で、別の方法で不安を克服し、
勝つための最もクレバーな手を打ち続けられるようにする方が、遥かに成功率は高くなります。

「なんでもポジティブに考えれば幸せになれる」っての、まるっきりウソだから。
現実のネガティブな側面を直視して受け入れることで、不安がなくなり、的確に現実に対処できるようになり、
成功確率がぐっと高まり、はるかに幸せになれることなんて、いくらでもある。

「自分が思っているラインよりも下になるんじゃないか」って思うから、不安になる。
不安で勉強や仕事に身が入らなくなる。だから、そのラインを、一番下まで下げてやれば、不安は消えて集中できる。
その上で、そのラインから可能な限り上に行くための最良の手を打ち続ければ、成功確率は最大になる。


「ネガティブから目を背けて、ポジティブものにばかり目を向ける人」は、
「ネガティブも直視して受け入れて、
タフな現実を乗り越えて行く強靭でクレバーな人」と対決・競争する状況になったら、
ボコボコに負けるよ。勝負になんない。


相性の悪い人間との人間関係を改善しようとするのは、無駄な努力なことが多かったです。
相性の合わない人間とは付き合うのをやめて、別の人と付き合うようにしたのは、うまくいくことが多かったです。仕事も遊びも。

#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/20874904

組織が非効率な時、やっかいな人ともうまく連携できる仕組みを工夫することで、改善しようとする人が多いけれど、
実際には、単にやっかいな人を排除するだけで、劇的に生産性が上がることが多い。
厄介な人ともうまく付き合うスキルを磨くより、厄介な人と付き合わないようにした方が生産的。




ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書くさんがリツイート
スゴ本の中の人
? @Dain_sugohon
2月16日

この本はスゴ本になる。全裸正座待機してる。読書猿さんといい、ふろむださんといい、スゴい人がスゴい本を書いてくるので、もうちょっと生きたいなと思う。

「ふろむだ」名義で本を執筆中です - ふろむだの日記
0件の返信 19件のリツイート 77 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月16日

書いた。 / “ここ数ヶ月でフォロワー数40%増、670万インプ10万いいねのツイートを出したコツを書く - ふろむだの日記”
0件の返信 24件のリツイート 144 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月16日

とにかく楽しめるプログラミングが重要。あと、普段使いできることが重要。なのでサラリーマンの方は、GASやVBAマクロがいいと思ってます。

#peing #質問箱



ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月15日

多くの場合、「頭がいいこと」よりも「役に立つこと」の方が重要で、それよりもさらに「好かれること」の方が重要だと思います。みんなに愛されるキャラであれば、たいていのことはなんとかなります。

#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/21000183
0件の返信 61件のリツイート 200 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月15日

何事につけカギを握っているのは「醍醐味」なんじゃないだろうか。将棋の醍醐味を描いたマンガは、すごく面白い。山登りの醍醐味を描いた小説も楽しい。料理の醍醐味を描いたマンガも大ヒットする。仕事も勉強も、その「醍醐味」がわかれば、遊びや趣味になる。
0件の返信 12件のリツイート 106 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月15日
もっとも効率の良い勉強法は、その勉強の楽しさを理解することに、
全力で集中することだ。どこが、どう面白いのか。自分は、どの部分を面白いと感じるのか。どうやったら面白くなるのか。そこを徹底的に考え抜き、やり抜くことだ。

勉強の楽しさを教えることに特化した塾と家庭教師派遣センターを作ったら、
楽しいんじゃないだろうか。勉強の楽しさを教えるエキスパートをたくさん集めて。そして、勉強の楽しさを教えることの重要性を、布教しまくるの。

ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月15日


0件の返信 82件のリツイート 301 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月15日

新人に仕事のやり方を教えようとばかりする上司が蔓延っているが、それよりも重要なのは、部下に仕事の楽しさを教えること。楽しさがわかれば、人間は自律的に学びだし、自律的に働きだす。
1件の返信 55件のリツイート 217 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月15日

「勉強すること」なんかより、「勉強が好きになること」の方が圧倒的に重要。なのに、親たちは、自分の子供を「勉強を教えてくれる塾」にばかり通わせる。本当に重要なのは、「勉強の楽しさを教えてくれる塾」なのに。
2件の返信 305件のリツイート 926 いいね



ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
16 時間16 時間前

若い時にしか使えない「若い」というカードを賞味期限が切れる前に、徹底的に利用しつくします。「若い」人に教えたがる大人はたくさんいます。いろんな大人に、その人の得意分野の話を聞いて回りますね。

#peing #質問箱 https://peing.net/qs/20795309 pic.twitter.com/UYmVRMSDpX


ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月13日

本を読んでも、本の内容がそのまま脳に記憶されるわけじゃない。その本の内容を脳の回路に通すことで、脳が少し変化するだけだ。本人は、その本の内容が頭に入っているかのような錯覚に陥るけど、実際には、その本の内容の大部分は、脳には入っていない。入っているような感覚になってるだけだ。
1件の返信 32件のリツイート 112 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月13日

「地頭の良さ」というのは、たいてい思考の錯覚だ。
地頭がいいから成功するのではなく、
成功すると、「その人は、もともと地頭がよい人だった」と、全員の記憶が書き換えられるだけだ。
もちろん、失敗した人は、「もともと地頭が悪かった」と、過去の記憶が書き換えられる。



名も無き者
? @DummyLostonline

名も無き者さんがカリン様をリツイートしました

後者って『ただの信者』やがな。(笑)

名も無き者さんが追加
カリン様
@Bibendum65
2月13日

専門家から見た良い専門家
 ・経験がないことは、正直に経験がないと言う
 ・分からないことは、分からない(調べてから回答)と言う
 ・曖昧なものは、曖昧なものとして説明する

素人から見た良い専門家
 ・なんでもお任せください!
 ・なんでもかんでも断定
 ・依頼者の希望に沿った結論


マルアフ・ハ・マーヴェット@pendulum318
俺の場合、よく見知っている人間の不幸ほど何も感じず脳内で当然のこととして処理され、
全く知らない他人の不幸ほど「哀れみ」(傲慢な感情だ)を感じるのだが、
コレ、人間は知れば知るほど細かい欠点が見えて嫌悪感を感じさせるからだろうか。

人間嫌いだからさ、
人間がどんな風に罠にはめられて死のうが
「はぁ、そうですか」という気持ちになってくる。
この気持ちは日増しに強くなる。自分が死ぬときも同じ気持ちでいられれば不義理にならないんだが。
あっ、義理とか不義理とか俺気にしちゃってるー。

俺が人を貶めて搾取したりしないのは
俺の知能が低くてその能力がないから。
と自分で思っているが、
老人や障害者を死ぬまで働かせたり
メンヘラ釣ったりするのを見てもどうしてもせせこましく思えてマネしようと思えん。
ひたすら雑魚狩りしてそれ楽しいの?

あ、能力低いから雑魚狩りしかできないのか。
でもやるならジャイアントキリングを狙いたい。
始皇帝に、
「不死の霊薬を探しに行く」という名目で金品を供出させそのまま戻らなかった徐福のような詐欺師は尊敬に値する。

人間はクソなので人間を守る道徳や良心にも「ケッ」と思うよになっているのだが、
その過程で自分には道徳や良心以外の行動規範のようなものがあることが分かってきた。
汝自身を知れ、か。

毎日
(ここに画像あったか忘れた)

このサイコパスの解説本に、
サイコパスは哀れな末路をたどりがちと書かれ、
哀れな末路を辿ったサイコパスの例(チェリーピッキング?)がのっているんだが、
人間って大体哀れな末路を迎えるからサイコパスどうこうの問題じゃなくないか?

失敗しなかったサイコパスは大きな問題も起こさず死んで歴史に埋もれたのも多いから良心のない人間が良心のある人間にくらべて不幸な末路を辿ったかどうかなんて知りようがない。著者は正義感が強くていい人すぎるなぁ、はなしにならんよ。

良心のない人間、サイコパスを知るにはいい本だ。

マルアフ・ハ・マーヴェット@pendulum318
2月12日
心理診断的なアレ、
なぜその選択肢を選んだかの理由が人によって違うからあんまりあてにできん。
この選択肢を選んだらこうだろうとはじめから規定されているが、
正反対の発想から同じ行動をとる可能性も人間にはある。人間は複雑なのだ。

心理診断で「あなたは~な人間です!」と診断されても特段、
喜ぶ必要も悲しむ必要もない。
人間良くも悪くも変化する生き物。
一生に渡って自分は「~な人間なんだ!」と思い込むのが一番まずい。
観念で自分を縛りたいマゾは別だが。

「自分はどんな人間か?」ときく者は、
「お前は~な人間だ」と答える者の奴隷となる。無為自然である状態に実体を与えてからめとる。


韓非子は老子からも影響を受けている。
意外に思っていたが、戦略的には余計な観念を持たないほうがいいから通じる部分がある、か。







ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月15日

何事につけカギを握っているのは「醍醐味」なんじゃないだろうか。将棋の醍醐味を描いたマンガは、すごく面白い。山登りの醍醐味を描いた小説も楽しい。料理の醍醐味を描いたマンガも大ヒットする。仕事も勉強も、その「醍醐味」がわかれば、遊びや趣味になる。


2月15日

勉強の楽しさを教えることに特化した塾と家庭教師派遣センターを作ったら、楽しいんじゃないだろうか。勉強の楽しさを教えるエキスパートをたくさん集めて。そして、勉強の楽しさを教えることの重要性を、布教しまくるの。
0件の返信 32件のリツイート 135 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月15日

もっとも効率の良い勉強法は、その勉強の楽しさを理解することに、全力で集中することだ。どこが、どう面白いのか。自分は、どの部分を面白いと感じるのか。どうやったら面白くなるのか。そこを徹底的に考え抜き、やり抜くことだ。
0件の返信 67件のリツイート 269 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月15日

新人に仕事のやり方を教えようとばかりする上司が蔓延っているが、それよりも重要なのは、部下に仕事の楽しさを教えること。楽しさがわかれば、人間は自律的に学びだし、自律的に働きだす。
0件の返信 43件のリツイート 176 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月15日

「勉強すること」なんかより、「勉強が好きになること」の方が圧倒的に重要。なのに、親たちは、自分の子供を「勉強を教えてくれる塾」にばかり通わせる。本当に重要なのは、「勉強の楽しさを教えてくれる塾」なのに。
2件の返信 273件のリツイート 823 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月15日

ビジネス書を読む前に、「ビジネス書をどう読むべきか」についての見識を養う、ファスト&スローを読むのがいいと思います。 http://amzn.to/2Cin0Bz

#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/20995635
0件の返信 4件のリツイート 44 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月15日

ふろむだ

??若い頃知りたかったこと書くさんが山本一成@Ponanzaをリツイートしました

「嫉妬工学」とでも言うような、嫉妬の利活用のテクニックはけっこうあると思います。嫉妬は極めて強力な感情で、歴史を動かし、文明を築き上げてきたと思います。それを使いこなす能力は、非常に重要だと思います。

ふろむだ

??若い頃知りたかったこと書くさんが追加
山本一成@Ponanza
@issei_y
嫉妬という感情はどういう場面で有効になる因子があるのだろうか?ない?
0件の返信 24件のリツイート 77 いいね
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
? @fromdusktildawn
2月15日

リーン顧客開発 http://amzn.to/2CjjS8l マンガでわかる統計学 http://amzn.to/2EuEQaB ファスト&スロー http://amzn.to/2Cin0Bz

#peing #質問箱
(リーン顧客開発 「売れないリスク」を極小化する技術)



スゴ本の中の人
? @Dain_sugohon
13時間13時間前

スゴ本の中の人さんがふろむだ

??若い頃知りたかったこと書くをリツイートしました

AIの話なのに仕事の本質が語られているのが素晴らしい。抽象と具象、目標と課題、テーマと描写、このフレームは「仕事(任務、役目、作品etc)とは何か?」への答えですね。

スゴ本の中の人さんが追加
ふろむだ
??若い頃知りたかったこと書く
@fromdusktildawn
書いた。 / “人工知能に絶対に代替されない仕事スキルの鍛え方 - ふろむだの日記” http://htn.to/75zf16x
0件の返信 11件のリツイート 43 いいね
















ふろむだ
? @fromdawn
15分15分前

ふろむださんがけんすう
?

?をリツイートしました

参入障壁が高く、なりたい人が少ないので、価格競争で値段が下がらないから。医者でも弁護士でも、なるのが難しい職業は年収が高い。DJや編集者よりもミュージシャンやライターになりたい人のが多い。
けんすう
?
?
?認証済みアカウント @kensuu
10月27日

年収をあげたい、という人は「ミュージシャンよりもDJのほうが稼いでいる」とか「ライターよりも編集者のほうが年収が高い」という理由を考えてみるといいと思います。

そして答えがわかったら理由を知りたいので教えてください!


愛上尾
? @katoonv
10月20日
返信先: @fromdawnさん

似た実験で「試験に合格した自分」をイメージさせた被験者群と、イメージさせなかった被験者群の試験結果を比較したら、結果に差はなかったそうです。しかし「勉強している自分」をイメージさせた被験者群は有意に合格率が高かったそうです。
0件の返信 7件のリツイート 25 いいね
ふろむだ
? @fromdawn
10月19日

「何が教養で『ない』か」ははっきりしているよね。少なくとも、単に知識があることを教養とは呼ばない。無意識のうちに「日々の行動」に思慮深さがにじみ出るほど血肉になっている知識が教養だろう。 / “どうしたら教養を身に付けられるのか…”
0件の返信 0件のリツイート 21 いいね
ふろむだ
? @fromdawn
10月19日

ふろむださんが藤田華鳳 (Kaho Fujita)をリツイートしました

「痩せることに成功した自分」をイメージさせた被験者郡と、イメージさせなかった被験者郡を数カ月間自由にダイエットさせたら、「痩せることに成功した自分」をイメージさせた被験者郡は、比較対象郡よりもずっと体重が多かったという実験の話を聞いたことがありますが、どこだったかな。

ふろむださんが追加

藤田華鳳 (Kaho Fujita)
? @Kaho_yurucareer
10月19日

スピ系の話で補足しておくと、私は引き寄せの法則が大好きなんだけど、
あれを鵜呑みにして本当に何もしないでお星様にお願いしてるだけの人は相当ヤバいよ。

あれは夢を夢で終わらせず、達成がリアルにイメージできるくらい具体的な目標に落とし込んで実際に行動したら成功するって意味よ…

2件の返信 7件のリツイート 22 いいね
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ふろむだ
? @fromdawn
10月19日

愛も同じ。クオリアや哲学的ゾンビの問題も、その延長線上にある。他人の意識やクオリアは、直接的に知覚することはできない。それが芸術作品かどうかを決められるのであれば、哲学的ゾンビの問題も解決することになるのでは。
0件の返信 1件のリツイート 4 いいね
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ふろむだ
? @fromdawn
10月19日

神も同じ。人間は神の神性を直接知覚することはできないので、目の前に現れた存在が神であるかどうかは、どこまで行っても、想像して決めるしかない。
1件の返信 1件のリツイート 4 いいね
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ふろむだ
? @fromdawn
10月19日

ふろむださんがultravioletをリツイートしました

「それを人間が芸術作品だと知覚するなら芸術作品だし、そうでなければ、芸術作品ではない」になると思いますが。これは「他人に心が存在するか?」というのと問題構造が同じ。人間が他人の心を直接知覚することができないように、芸術作品の芸術性を直接知覚することも出来ない。どちらも想像の産物。

ふろむださんが追加
ultraviolet
@raurublock
「サルがタイプライターを無限回打って偶然生成された物語は芸術作品なのか」てのは私も何十年も前から考えているが明確な結論が出ていない
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ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月23日

人間は、人間以上の存在を認識できない。人間が神を認識できないように、人間はシンギュラリティを認識できない。たとえ神に会ったとしても、それが神であることを人間は認識できない。だから「神は存在するか?」という問は解がない。同様に、「シンギュラリティは起きるか?」という問も解がない。
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ひでき
? @hidekih
6月24日

カラマーゾフの兄弟の「大審問官」はお読みですか?まさに同じことが書いてあります。
1件の返信 0件のリツイート 0 いいね

ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
返信先: @hidekihさん

そうなんですか。カラマーゾフの兄弟、最初の50ページぐらいで挫折してましたが、そんな面白いことが書いてあるのなら、続きを読んでみたいと思います。



finalvent
? @finalvent
6月23日

AIのシンギュラリティは擬似問題ではないかな。AIが人間知性を超えるのは当然ことだろうし。


ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月23日
返信先: @finalventさん

「神は存在するのか?」という問題と似ている気がします。神に会ったとして、人間がそれを神であるとどうやって認識できるのか? それが出来ないのなら、それは擬似問題。シンギュラリティも、それがシンギュラリティだと認識する能力が人間になければ、擬似問題でしかない。
0件の返信 4件のリツイート 7 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月16日

ふろむだ

?執筆中さんがバーバラ・アスカをリツイートしました

人生、ずっと慣れないことばかり続いていると感じるが、それは、慣れてしまったことは自覚できなくなるから。慣れたことは無意識のうちにやるようになり、意識の視覚からは消え失せる。視界に残るのは、慣れないことばかり。

ふろむだ

?執筆中さんが追加
バーバラ・アスカ
@barbara_asuka
人は、どんな環境にも状況にも必ず慣れる。
問題は「その環境、状況に慣れて良いのか?」ということです。
0件の返信 3件のリツイート 11 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月13日
返信先: @issei_yさん

AIが仕事して稼いだ金の90%とかを税金として徴収して、それを人々に分配する社会ですよね。税金を取られまいとするAIの所有者たちと政府の戦いになるんですかね。
0件の返信 9件のリツイート 17 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月13日
返信先: @GoITOさん

「私は極力「道徳」的な判断に陥る(妙な言い方ですが伝わりますよね?)ことを避けています」← わかりみがありすぎます。私も、そうですから。
そうなんですよ。なんだかんだで、道徳的な言動をした方が得なんです。
道徳という概念装置が、無意識のレベルで、我々の行動を制御しているのでは、と。

ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月13日
返信先: @GoITOさん

ですです。
0件の返信 0件のリツイート 0 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月13日
返信先: @fromdawnさん、@GoITOさん

何を言っているのかというと、無意識のうちに、
仏教説話みたいな物語を作り出すことに加担してしまっている可能性はないか、ということです。「道徳」を作り出しているわけです。
1件の返信 0件のリツイート 0 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月13日
返信先: @GoITOさん

伊藤さんが復讐心を持っているかどうかに関係なく、そういうならず者たちに復讐心を持っている人たちにとって、ならず者たちの行末が「よくない方」であるという物語は、溜飲が下がるのではないでしょうか。なので、そういう物語を支持しているというスタンスは、世の中に受け入れられやすいのでは。
1件の返信 0件のリツイート 0 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月13日
返信先: @GoITOさん

そうなんですよ。だから、こういう議論が大好物なんです。すみません。
0件の返信 0件のリツイート 0 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月13日
返信先: @GoITOさん

『攻撃された被害者が「そういう攻撃行為を繰り返す人たちが向かう先が「よくない方」であってほしい」と思ってしまう』ということは、そんなにありそうもないことですか? 理不尽な攻撃を受けた被害者が加害者に復讐心を抱くというのは、そんなにありそうもないことですか?
1件の返信 0件のリツイート 0 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月13日
返信先: @GoITOさん

その先に待っているものが「よくない方」であるかどうかは、人によるのではないでしょうか。ケース・バイ・ケースであって、一概に「よくない方」だとは言えないのではないでしょうか。それが「よくない方」であるというのは、攻撃された側が密かに抱く復讐心が生み出した願望なのではないでしょうか。
1件の返信 0件のリツイート 0 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月12日
返信先: @GoITOさん

「自分のことばに自分で興奮する」のはそのとおりだと思います。ただし、その結果、どんどん気持ちよくなるのではないでしょうか。物語の中でも、「敵」をじゃんじゃんやっつけるのは、気持ちいいでしょう? 現実生活でも、それは同じなのでは?
1件の返信 0件のリツイート 0 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月12日
返信先: @GoITOさん

彼らは、他人を貶めたり罵倒したりするのが楽しいからやってるんですよ。怒ってて疲れるどころか、むしろスッキリして、いきいきしてると思いますよ。
1件の返信 0件のリツイート 1 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月12日
返信先: @steelfan_kyotoさん、@issei_yさん

自由市場経済だと、そうなりますよね。だから、
AIは自由市場経済と食い合わせが悪いんだと思います。AIはBIとセットでなら、自由市場経済でもworkするかと。
0件の返信 5件のリツイート 8 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月12日
返信先: @issei_yさん
「AIは大企業と金持ちに所有される。あいつらは、AIが作り出す富を俺たちに分け与えるつもりなんてないんだ」って、みんな思ってるんだと思います。つまり「AIに仕事を奪われる=大企業や金持ちに仕事を奪われる」と、みんな考えてるのではないかと。
0件の返信 6件のリツイート 13 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月12日
返信先: @issei_yさん

本音は、
「AIに収入源を奪われる!」
「仕事したくない!」
なので、矛盾はない気がします。
仕事せずに生活費が得られるなら、それが一番いい。
1件の返信 58件のリツイート 137 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
6月11日
返信先: @CHNPKさん

失礼しました。ブロック解除しました。

6月10日

多くの人は、自分にとって都合のいいルールで、相手も動いてくれるだろうと期待する。しかし、相手もまた、自分にとって都合のいいルールで他人が動くと期待する。このため、お互いに相手がルール通りに動かないダメなやつだと思って、イライラと怒りと憎しみが生まれる。

6月9日

ほとんどの人は、「何を言ったか」ではなく「誰が言ったか」で判断するが、
「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」で判断する人と一緒にプロダクトを開発すると、そびえ立つクソの山が出来上がる。
つまり、ほとんどの人は、プロダクト開発に向かない。



ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
5月21日
返信先: @issei_yさん

歴史マンガの登場人物の倫理や規範も、まるっきり現代人のそれですね。「敵を殺すのは良いことだ」と思っている主人公や市民たちを登場させたら、現代人は感情移入ができなくなるので、本が売れず、ビジネスとして成立しないからでは。

5月18日

ふろむだ

?執筆中さんがけんすうをリツイートしました

実は、人間は、『「やり始めるのが苦痛」+「やり続けるのが苦痛」』のことを、「やる気が出ない」と表現しているのではないだろうか。この苦痛を乗り越えてやりはじめるにも、やり続けるにも、メンタル・エネルギーが必要なことは、認知科学で確認されてる。それを「やる気」と呼んでるのでは。

ふろむだ

?執筆中さんが追加
けんすう
認証済みアカウント @kensuu
10分くらいで書いてみた

「仕事のモチベーション」を探し求めて疲れちゃっている人へ|けんすう @kensuu|note(ノート) https://note.mu/kensuu/n/nbff827fa0dd6 …




"ACTのような行動療法というのは、いわば、「自分の脳をハックする技術」だ。
そして、僕は、ちょうど、「他人の脳をハックする技術」についての本の原稿を、書き上げたところなんだ。


今、デザイナーさんに本のデザインをやってもらったり、イラストレーターさんに、イラストを描いてもらったりしているところ。
今のスケジュール通りにいけば、8月に店頭に並ぶ予定だ。


f:id:fromdusktildawn:20180611100809p:plain他人の脳なんかハックして、どうするの?


ヤボなこと聞くなよ。

他人の脳を操作する目的なんて、決まってるじゃないか。


f:id:fromdusktildawn:20180611100017p:plainそれって、ヤバい本なのでは…。


もちろん、実名では、とうてい書けない、身も蓋もない内容さ。

だからこそ、匿名ブロガーのふろむだが書くんじゃないか。

そんな本、 僕が書かなくて、いったい他の誰が書くと言うんだ?
"

ふろむだ
?執筆中
? @fromdusktildawn
4月23日
ふろむだ
執筆中さんがえとみほ@コデアル応援中をリツイートしました

一般に語られる「成功した理由」の98%ぐらいはウソだが、
そのウソを話す人も聞く人もそれがウソだと指摘されると反発する。
なぜなら、成功した理由のほとんどは言語化できないが、
それは「聞く人は成功法を知ることができない」ということで、それは話し手と聞き手の双方にとって都合の悪い真実だから


ふろむだ
?執筆中さんが追加
えとみほ@コデアル応援中
@etomiho
インタビューの時思ったんだけど「なぜそれができるようになったのか?」を尋ねられるのが苦手だ。なぜなら、たいていの得意なことは勝手にできるようになったことばかりだから。「どうやって逆上がりできるようになったの?」って聞かれても普通は答えられないのと同じで。(続く)
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2件の返信 58件のリツイート 157 いいね
ふろむだ
?執筆中さんがリツイート
ふろむだ
?執筆中
? @fromdusktildawn
2011年5月2日

人を雇ったら戦力が増えて自分の仕事が楽になるというのは、幻想であることが多い。
優秀な人はつまらない雑用はやりたがらない上高いし、
安い人は多大な労力をかけて指揮監督しないと雑用の多くはちゃんとできない。
そもそも雑用に見える多くの作業は誰でもできるほど難易度は低くない。


ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
4月20日

ふろむだ

?執筆中さんが桜林 直子(サクちゃん)をリツイートしました

有料noteに、プレゼント機能が付いたら、noteを使うな。作者が特定の人に献本したり、特定の人に格安で販売したりする機能と、普通のユーザが、普通にお金を払って、有料noteを任意の人にプレゼントする機能の両方。

ふろむだ

?執筆中さんが追加
桜林 直子(サクちゃん)
@sac_ring
本は、ひとりで読んで満足するものから、誰かとの共通言語となってきている。読んだ後に話すのがたのしいし、「この話をしたいから読んで」とすすめたり贈ったりする。…
0件の返信 1件のリツイート 2 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
4月19日
返信先: @twit_shirokumaさん

僕は、昔から、シロクマさんは、僕の同類枠の人間だなーと思ってましたよ。
1件の返信 0件のリツイート 1 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
4月19日
返信先: @twit_shirokumaさん

私は心理学専攻なんですが、
クラスメートは変人だらけでした。人間の心理メカニズムを知りたがるような人ってのは、
どこか常軌を逸しているところがあることが多い気がします。
2件の返信 3件のリツイート 6 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
4月19日

ふろむだ

?執筆中さんがけんすうをリツイートしました

マズローの欲求段階説は、普通にニセ科学ですよ。ろくなエビデンスがない。

ふろむだ執筆中さんが追加
けんすう
認証済みアカウント @kensuu
マズローの欲求5段階説って有名だしなんか直感的でわかりやすいし、
だから、使われすぎている気がするのだよねえ、、と。真理のように会話の中で使われると違和感があるのです。

ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
4月18日

「夢に向かって努力する」というのは宗教だから、「その夢は、成功確率が低すぎて、努力の投資効果が見合わないのでは?」なんて疑問を抱こうものなら、教義に逆らった異端者として、火あぶりの刑に処せられる。努力をやめて、日々を楽しむことに専念すれば、人生は素晴らしいものになるのにね。
1件の返信 146件のリツイート 256 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
4月18日

ふろむだ

?執筆中さんがultravioletをリツイートしました

「努力が報われるとは限らん。しかし、成功した者はすべからく努力しておる」→
「だから、みな、努力すべし」も、その亜種。現実には、努力の投資効果が問題となる。成功可能性が小さすぎるものに多大な努力を費やすのは、投資効果が見合わない。ROIを無視して努力しない人間を非難するのは欺瞞。
(ROIとは投資利益率return on investmentの略で
投資した資本に対して得られた利益)

ふろむだ

?執筆中さんが追加
ultraviolet
@raurublock
日本社会は個人に「努力すれば必ず報われる」と信じる(or信じるフリをする)ことを強制し、
それによって強制的かつ自主的に努力させる社会だ。
しかしこの暴力的なシステムが無いと日本人は「オレには才能が無いから努力しても無駄」との口実で努力をサボりがちで、必要悪のような気もしている
0件の返信 6件のリツイート 7 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
4月16日
返信先: @nkawa2525さん

そうなんですよ。つまり、「誰か邪悪な意図を持った人がいるから、悪い状況になっている」のではなく、
「いい状況になるように、全体のシステムを設計するのが難しい」から、悪い状況になっているのだと思うのですよね。
1件の返信 0件のリツイート 4 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
4月16日
返信先: @nkawa2525さん

だとすると、変えるべきは、インセンティブ設計じゃないですかね。
1件の返信 0件のリツイート 0 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
4月16日
返信先: @nkawa2525さん

メディアは、意図して政治を信頼しない空気を作っているわけじゃなくて、単に、政治スキャンダルを放送した方が、売り上げが上がるからだけではないですか?
1件の返信 0件のリツイート 0 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
4月16日
返信先: @etomihoさん

「腰が痛い」という症状を引き起こす原因は、さまざまです。脊椎を痛めてる、子宮内膜症、運動不足、循環器、etc.。それと同じように、「本をたくさん読んでるのに、仕事はさっぱり」の原因も、人によって、全然違うかもです。
0件の返信 0件のリツイート 2 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
4月16日
返信先: @nkawa2525さん

「国民」と「政治家・官僚」との信頼関係を構築し、情報公開制度の最適値のコンセンサスを作り出す責任が、誰にあるかですが、現状、国民主導でそれをやるのは、難しいのでは。「政治家・官僚」主導で、信頼を作り出し、最適な情報公開制度のビジョンを打ち出し、国民を「啓蒙」していく方が現実的では
1件の返信 0件のリツイート 0 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
4月16日
返信先: @nkawa2525さん
信用できない場合に、取る手段は2つあって、
一つは、信用できない人をクビにして、信用できる人で置き換えること。
もう一つは、信用できない人を徹底的に監視できるようにすること。
通常は、この手段の合わせ技でやるのだけど、クビが難しいと考える人は、監視強化を訴えることになる。


不知
‏ @mod_str
日本人が社会資本を収奪されるのは、社会を運営できる優秀な人材が登用されず、縁故や世襲で決まってるからだろう。

p_shirokuma(熊代亨)
? @twit_shirokuma
4月15日

太宰メソッド的な「それは社会じゃなくてテメーが通用しないと思っているだけだろ」は、
「ああ、俺が思っていることではあるが、俺のほうが社会をよく知ってよく適応し、お前のようなやつを観てきているぞ、おまえよりはな」に対して、どう次の手を打つのか、太宰メソッド愛好家のご意見は聞いてみたい
3件の返信 5件のリツイート 24 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
返信先: @twit_shirokumaさん
「でた、n=1論法!」って返せばいい。
統計データを持ち出して来たら、「この統計だと、相関関係は分かっても、因果関係は分からないよね」「その統計の前提条件は、私のケースには当てはまらない」など、いくらでも反論はできそうですが。


p_shirokuma(熊代亨)
? @twit_shirokuma
4月15日
返信先: @fromdawnさん
そこに行くと、どのようなデザインの研究が妥当するのかを巡って、
これかあれかといった話になってしまって、それはそれで「どこまで知っているか対決」に持ち込めるので、太宰メソッド打った側の知識量次第、という感じにないそうですね。
1件の返信 1件のリツイート 2
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
4月15日
そういう議論になると、ほとんどの観客は、めんどくさくなって、議論の詳細を追いかけなくなり、単なる好き嫌いで、どちらに味方をするかを決めると思います。なので、結局、好感度、どれだけ味方が多いか、どれだけ敵が少ないか、の勝負になるかと。

「n=1じゃない。俺はたくさん経験してきている!」←「nがいくら多くても、サンプリングが偏っている統計データなんて、意味ないよね」

p_shirokuma(熊代亨)
? @twit_shirokuma
4月15日

「標本の偏っていないデータは、母集団が大きすぎて空を掴むようなところがある。
おまえや俺の共通項を掴んだデータは、なら、どういうデザインの研究の標本なら妥当するか。」→ここからは学術カードバトルになるとしたら、随分アカデミックなご家族で、そこまで行ったらスゴイ
1件の返信 1件のリツイート 3 いいね
ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
4月15日
むしろ、そういう議論になったら、建設的な気がします。



ふろむだ
?執筆中
? @fromdawn
4月15日
返信先: @fromdawnさん、@etomihoさん
読書し過ぎで浅はかな行動をしている人は、
読書量を減らせば、思慮深い行動ができるようになるかというと、おそらく、そうはならない。
つまり、量の問題じゃない。おそらく、主な問題は、それ以外のところにある。

複数の問題が混じり合ってわかりにくくなっている気がします。
(1)読む本を選ぶ能力の問題
(2)本を読む能力の問題
(3)本を読むタイミングの問題
(4)読書行為への時間投資の投資配分の問題
(5)複数の質的に異なる行為が、同じ「読書」という言葉で呼ばれている問題。 などなど。


学校の持つ楽しさと、同じ種類の楽しさを持つ会社は、いい会社な気がします。


桜林 直子(サクちゃん)
@sac_ring
本は、ひとりで読んで満足するものから、誰かとの共通言語となってきている。読んだ後に話すのがたのしいし、「この話をしたいから読んで」とすすめたり贈ったりする。

というわけで、有料noteも誰かにプレゼントできるようにしてほしい🙋🏻‍♀️✨(読者同士でも、筆者からもできるといい)@note_PR
19:33 - 2018年4月20日

ふろむだ
?執筆中
@fromdawn
返信先: @tchikakute_t001さん、@fromdusktildawnさん
ああ、すいません。睡眠に関する本もWebサイトも、20年以上に渡って大量に読んでいるし、医師から直接ヒアリングした情報も多く、どの情報がどこからのものなのか、引用元を調べる労力は、このパワポを作る労力の20倍ぐらいはかかりそうなんです。

Kotaro Higuchi
@happytarou0228
2月28日
スライドによるとスタートアップを始めるべきでない理由は、
①メンタル壊す、
②自由がない、
③失敗するの3つ。それでもスタートアップを始めるべきなのは、
①2-10年を費やしてでもやりたいことがある、
②スタートアップでしか実現できない、
③タイミング的に最善の3つとのこと。


Alt+F4 @i_kaseki
6月17日
写真や録音技術の無かった中世、神罰や魔術の実在に関する信ぴょう性は、ほぼ「それを語った人物」の信頼度に基づいていて、文献には枕詞のように「これはマインツの街のとある名士が語った話で~」とか「信心深いことで評判の神父は次のように断言している。」などと言った文言が付いている。

これをいくらか現代風にすると、
「これは〇万リツイートされた話で~」だとか、「(任意のアルファツイッタラー)さんが言ってたことだけど~」となる。「中世に逆戻りか」などとは笑えない。たぶんこの点に関して人類は逆戻りするほど進んだことなんて一度もない。


柳澤安慶(二丁目ではヤナティ) @ankeiy
柳澤安慶(二丁目ではヤナティ)さんがけんすうをリツイートしました

誰かがお金を使わずに溜め込んでしまうと、
経済が全く回らなくなり、生産ができなくなるので結局溜め込んだ人も不幸になる仕組みと同じですねw

柳澤安慶(二丁目ではヤナティ)さんが追加
けんすう
認証済みアカウント @kensuu
「有益な情報はみんなに共有したほうがいいですよね」というのはもはや当たり前になったと思っていたけど「自分だけが独占するほうが自分が得するじゃないですか」という考えの人も未だいて、たまに衝撃を受ける。…
0件の返信 34件のリツイート 105 いいね
けんすう
?認証済みアカウント @kensuu
18時間18時間前

「有益な情報はみんなに共有したほうがいいですよね」というのはもはや当たり前になったと思っていたけど「自分だけが独占するほうが自分が得するじゃないですか」という考えの人も未だいて、たまに衝撃を受ける。

有益な情報を提供しておくほうがお得な気がするんですけどね・・・。

(成功要因の大半が他人には再現できない
本人の見た目、体形、生活環境などなので、
聞き手は再現できないから、
聞き手が成功する方法は知ることが出来ないよね


ふろむだ
?執筆中
@fromdusktildawn

ふろむだ

?執筆中さんがえとみほ@コデアル応援中をリツイートしました

一般に語られる「成功した理由」の98%ぐらいはウソだが、そのウソを話す人も聞く人もそれがウソだと指摘されると反発する。なぜなら、成功した理由のほとんどは言語化できないが、それは「聞く人は成功法を知ることができない」ということで、それは話し手と聞き手の双方にとって都合の悪い真実だから

ふろむだ

?執筆中さんが追加
えとみほ@コデアル応援中
@etomiho
インタビューの時思ったんだけど「なぜそれができるようになったのか?」を尋ねられるのが苦手だ。なぜなら、たいていの得意なことは勝手にできるようになったことばかりだから。「どうやって逆上がりできるようになったの?」って聞かれても普通は答えられないのと同じで。(続く)
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けんすう認証済みアカウント @kensuu
今思い出したんですがリクルートに入社した時の研修「おまえが考えろ」と言われて
「チームメンバーに仕事内容ややりがいをインタビューしてまとめる。
それにより全員とじっくり話せる。また、メンバー同士の理解も深まる」というのをやりました。新卒研修を新卒が考えるのは割とおもしろいと思う。

しんざき
? @shinzaki
3月17日
勉強が分かんない子たちは、「わかんない」という状態だけで既に十分苦しんでいるんだから、
そこから更に追いつめるようなことしない方がいいよなーわかんないのは普通の状態なんだよ、別に君がダメなわけじゃないんだよってところから始めないとな、ってのは補習塾でのメインテーマでした

AV男優しみけん
?認証済みアカウント @avshimiken
3月17日
その人類学の先生に
「でも規則正しい生活って言いますけど…」と言ったら

「それは気のせいですよ。私だって昼12時に起きて夜3時に寝る規則正しい生活をしてますよ
(しっかりルーティンになっているという意)」って言ってたので、

自分が世間の作った物差しに縛られていた事に気づかされました。

りん
? @Yuma100Co
3月17日
ローマは野営した際に歩哨が居眠りをしたりすると、
皆を危険に晒したと殴り殺したりするから、夜眠くならない能力は大事。

AV男優しみけん
?認証済みアカウント @avshimiken
3月17日
成功者はよく「早起き論」を語ります。
僕も朝型にしたいけど、どうしても夜の方が仕事がはかどる。

人類学で教鞭をとってる先生に相談したら「洞窟生活時代、夜、見張りに立つ人が必要で、その遺伝子の人が夜型で夜に能力を発揮する」んだって!

初めて夜型を肯定された!
もう早起きせんぞ?











石井 多聞@催眠術
? @tamonhypno

石井 多聞@催眠術さんがふろむだ

?新著が270万冊中10位をリツイートしました

「人生は、運より実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」
あっという間に読み終えてしまった、内容は「ファスト&スロー」と被るのですが、
「錯覚資産」という概念は凄く面白くて、
個人的には「悪いファスト&スロー」だと思ってます(心理学よりも行動経済学か)、今年で一番面白かった本です。

石井 多聞@催眠術さんが追加
ふろむだ
?新著が270万冊中10位
@fromdusktildawn
書いた。 / “「実力を磨くよりも、はるかに人生を好転させる方法」の本がガッツリ5章分無料で読めます - ふろむだ@分裂勘違い君劇場” http://htn.to/EZ5be5




”(1)若者が搾取されるパターン

たとえば、年収600万円の価値のある若者が、年収400万円で働かされていることは珍しくない。

そういう若者の多くは、自分の年収を600万円にできるということに気がついていない。

いわば、200万円分、会社にぼったくられている状態である。

これは、認知心理学における「参照点」によって引き起こされる。

まず、新卒の若者の多くは、会社にとって、年収以下の利益しかもたらさない。
新卒が戦力になる前は、会社の方がぼったくられているのである。

ところが、若者が戦力になりはじめると、わりとすぐに、これが逆転する。

戦力化した若者は、教育コストが大きく減る一方で、
会社にもたらす利益はぐんと上がる。

問題は、「過去の年収」が「参照点」になってしまうことで発生する。

もともと年収240万円だった若者は、会社への貢献度が大きく上がっても、
240万円よりも少し給与が上がれば、それで満足してしまう。

なぜかというと、「240万円」が心理的な参照点になってしまっているからだ。
だから、240万円より上がっていれば、それで満足してしまうことが多いのだ。

これは、とくに、成長スピードの速い若者に起きやすい。

企業が若者を採用したがるのは、
この認知バイアスを利用したボッタクリができることを、知っているからだ。

もちろん、新卒を採用した場合、会社としては投資を回収する必要があるから、しばらくは実際の実力よりも低い賃金で働いてもらうのは仕方がない。

しかし、すでに戦力化した若い労働者を中途採用する場合、会社側としては、この認知バイアスを利用した搾取ができるので、非常に美味しい。

中年の労働者は、このタイプの搾取ができないので、採用しても、旨味に乏しいことが多いのだ。


(2)転職で年収が上がるのに、下がると錯覚する

「転職した方が年収が上がる人」が、
「自分は転職すると年収が下がる」と信じ込んでしまっていることがよくある。

これは、損失回避傾向という認知バイアスが原因だ。

たとえば、転職すると、50%の確率で、年収が200万円上がるが、
50%の確率で、年収が150万円下がるとする。

この場合、期待金額を計算すれば、転職したほうが得であることがわかる。

ところが、人間には「損失回避傾向」という認知バイアスがあるため、
「年収が150万円下がる痛みの絶対値」を、「年収が300万円上がる喜びの絶対値」と同じに感じてしまう。

このため、合理的に考えれば、転職した方が年収が上がる場合にまで、年収が下がると錯覚してしまうのである。

こういう人は、不当に低い賃金のまま、同じ会社で働き続けることになる。


(3)確証バイアス

自由形式の採用面接だと、
最初の5分間の評価が、そのまま面接の評価になってしまうことが多いことが、研究で分かっている。

なぜそうなるかというと、「確証バイアス」という認知バイアスのせいだ。

人間は、「自分が正しいと思っていること」が正しいという証拠ばかりを探し、
「自分が正しいと思っていること」が間違っているという証拠は、なかなか目に入らない。

これが、「確証バイアス」だ。

この認知バイアスがあるせいで、
面接官は、最初の5分間で、「この人は優秀だ」と思うと、
残り55分間を使って、その人が優秀である証拠ばかりを探し、
その人が無能であるという証拠は、目に入らなくなる。

逆に、最初の5分間で「この人は無能だ」と思うと、
残り55分間を使って、その人が無能である証拠ばかりを探し、
その人が優秀である証拠は目に入らなくなる。

結局、最初の5分しか、実質的な判断ができていないのである。

もちろん、たった5分間で、人間の優秀さなど測定できるわけがない。
したがって、最初の5分間で無能だと思われがちな人は、
実際に会社に提供できる価値よりも、低い年収でしか採用されない。

しかも、そうやって会社に低い年収で採用されてしまうと、
その年収が参照点になってしまうため、
かなり長い間、本来の賃金よりも安い賃金で使われ続けることになったりする。


(4)レモン市場

労働者は、自分は年収いくらぐらいの働きができるかを知っているが、
採用面接官は、たった1~2時間の面接で、それを見抜くことはできない。

面接官は、年収400万円の価値のある人材と、年収600万円の価値のある人材の、区別がつかない。
区別がつくと思っているのは、大体が認知バイアスによる思考の錯覚だ。

売り手側と買い手側の持つ情報に、非対称性があるのだ。

年収400万円の人材か、600万円の人材か、面接官が判断できない場合、
面接官にとっての、その人材の期待価値は、500万円である。
だから、面接官は、その人材を500万円で雇おうとする。

すると、年収600万円の人材は、転職するだけ損なので、転職しなくなる。
一方で、年収400万円の人材は、転職すると得なので、どんどん転職する。

すると、市場に出回る人材の期待価値は、さらに下がる。
そうなると、ますます優秀な人材は出回らなくなる。
会社側は、いくら面接を繰り返しても、ろくな人材に行き当たらなくなるのだ。

このような状態に陥った市場を、レモン市場と言う。

このように、情報に非対称性があるため、
自分を正当な賃金で会社に雇ってもらえず、
不当に低い賃金で働かなければならない労働者がたくさんいる。


(5)ラッキーが参照点になってしまうパターン

年収800万円の人材を、運良く年収600万円で採用できてしまうことがある。

そのようなラッキーに連チャンで当たってしまった企業は、
「年収800万円の人材を、年収600万円で採用できること」
が参照点になってしまうことがよくある。

そうなると、その企業は、自社の年収600万円の人材(実は800万円レベル)と、面接している人材を比較して、劣っているという理由で、
その人材が年収700万円を要求するのが高すぎると思ってしまう。

このため、どの人材も割高に見えてしまって、
「正当な価格」で雇える人材が、いつまでたっても採用できなくなる。

しかも、既存社員の年収も、ずっと低く押さえられたままになってしまう。

そういう企業では、「人手不足なのに、年収が上がらない」という状態がずっと続く。
参照点が、「人手不足なのに、年収が上がらない」という状態を作り出してしまっているのだ。

だから、転職する際は、転職先の会社がそういう参照点トラップに陥っていないかどうかを、チェックしておく必要がある。
年収1000万円もらってもいいような、すごい人材が年収700万円で働いていたら、その会社は、かなり危険だ。


(6)社内価値と市場価値が乖離

たとえば、会社にとっては、山田さんは、1000万円支払っても雇う価値があるとする。
しかし、山田さんがその会社以外に転職しようとしても、500万円でしか雇ってくれるところが見つからない。

こういうケースは、割合、よく発生する。

その会社でしか通用しない技術を蓄えたエンジニアや、
ものすごくニッチな業界でのノウハウを貯めた人材などで、よく起こる。

この場合、山田さんに550万円ぐらいしか支払われていないことも、わりとよくある。
もちろん、会社側とうまく交渉し、800万円、900万円の年収を得ている人もいる。

このように、社内価値と市場価値に乖離がある場合、
そもそも「正当な賃金」とはいったい、いくらなのか?
というのが、あいまいになる。

しかし、少なくとも550万円の場合、「不当に低い」と言っても良いのではないだろうか。


(7)転職ガチャ制約

転職して年収がいくらになるかは、かなり大きく運に左右される。
相性のいい会社に転職すれば、人間関係がうまくいき、才能が発揮でき、成果が出て、年収も上がっていく。
相性の悪い会社に転職すれば、その逆のことが起きて、年収はむしろ下がったりする。

だから、自分と相性のいい会社が見つかるまで、転職ガチャをじゃんじゃん回し続ければ、必然的に、年収は上がることになる。

ところが、会社は、転職回数の多い人を雇いたがらない。

戦力化するまでには時間とお金がかかるので、短期間で辞められると、会社としては損する。
だから、短期間で辞めそうな人は、雇いたがらないのだ。

このため、転職ガチャは、ごく少ない回数しか回すことができない。

これにより、転職ガチャでハズレを引いた人は、その人のポテンシャルよりも、不当に低い賃金で働き続けなければならなくなるのである。


(8)単独交渉

給与を上げる交渉は、一人でやった方が、賃上げされやすいように見える。
なぜなら、会社としては予算総額が決まっているので、一人だけ抜け駆けして賃上げした方が、その予算を一人で総取りできるからだ。

しかし、社員全員がそう考えて、それぞれバラバラに賃上げ交渉をするため、会社側に各個撃破されてしまう。

実際、賃上げ交渉してくる社員を、見せしめとして潰しにかかる会社は、珍しくない。
「社員の賃金をいくらにするかは、会社側が決めることであって、それ以上の賃金を求める社員は、強欲だ」という理屈で、そういう社員を糾弾するのだ。

それを見せつけられた他の社員は、怖くて、賃上げ交渉をできなくなってしまうのだ。

こうして、各人がばらばらに賃上げ交渉することで、賃上げ交渉で得られる期待金額は小さくなってしまう。

社員が一人辞めたぐらいでは、会社はさしたるダメージはない。
だから会社は、一人で賃上げ交渉をしてきた社員を潰すことができる。

しかし、社員全員が協力して賃上げ交渉をやった場合、会社は、全員を叩き潰すことはできなくなる。
社員全員に一斉に辞められたら、会社が回らなくなってしまうからだ。

このようにして、社員が協力して賃上げ交渉をやった場合、市場原理は、機能しなくなってしまうのだろうか?

そんなことはない。

会社が健全に成長していくための資金は確保した後で、残りを、株主、経営者、社員で分配することになる。
社員側が過剰に要求すれば、会社の成長が止まってしまうので、社員自身も将来利益を失う。
このため、きちんと話し合って交渉すれば、株主、経営者、社員の取り分は最適化される。

社員の給与が低すぎる競合他社がいる場合、競争に負けてしまうのでは?

そんなことはない。
その場合、たとえ社員が団体で交渉しても、競争に負けてしまうような賃金は勝ち取ることができない。
なぜなら、競争に負けるような賃金に設定すると、会社自体が潰れてしまうので、それは社員の利益にもならないからだ。

結局、社員が団体で会社と交渉しても、ただ単に、「株主や経営者が過剰な利益を手にし、その分だけ、社員の賃金が不当に下がる」ことを防ぐという結果になるだけである。

もちろん、これは、社員側がバカではないということを前提としている。実際には、無理な要求をするバカな労働組合のせいで衰退した会社はたくさんある。
しかしそれは、全ての労働組合がバカだということの根拠にはならない。会社側と共存共栄している労働組合の方が、むしろ、ずっと多い。


(9)騙しやすい人だけ採用するから

実質的な賃金は、以下のものに左右される。

・有給休暇の消化率
・サービス残業の時間数
・自腹を切らなきゃならない経費
・仕事に必要な勉強を就業時間中にできるか
・飲み会など労働時間外の拘束

同じ年収500万円でも、有給休暇を全部消化でき、サービス残業は無く、自腹を切らなきゃならない経費はほとんどなく、業務に必要な勉強は就業時間中にやることができ、飲み会などの時間外の拘束がない人と、
これらが全部逆の人では、実質的な年収は、200万円ぐらい違ったりする。

そんなのが問題になるのは、一部のブラック企業だけだって?

そんなことはない。
かなりの有名IT企業でも、サービス残業は当たり前で、仕事に必要な勉強を仕事中にやることが認められず、しかも、社外ミーティングのコーヒー代まで自腹になっていて、驚いたことがある。

それを見抜けない労働者が、騙されて、不当に低い実質賃金しか支払われない会社に就職してしまうことが、よくあるのだ。

労働者は、面接の時に、これらを会社側に質問すればいい?

いや、それらを質問するような労働者は、会社が採用したがらない。
なぜなら、騙せないからだ。
基本的に、騙せる労働者だけを採用したほうが、会社としては実質的な賃金を低く抑えることができるので、得なのである。

そして、騙される労働者があまりにも多いために、
騙されない労働者も、騙されているふりをするしかなくなる。

騙されないような労働者だと思われると、会社側に採用されなくなってしまうからだ。

この問題に対処するためには、予め、知人を通じて、その会社の内部の実態を、調べておくのがいいだろう。


(10)市場原理自体が単なる人為的なルールに過ぎないから

市場原理主義者は、「市場原理的に正しいこと」を「正しい」と主張することが多いが、
市場原理自体には、なんらの正当性もない。

市場原理自体は、「フェアか?アンフェアか?」という価値判断とは無縁な、単なる概念装置に過ぎない。
ようは、トンカチやドライバーのような、単なる道具なのである。
トンカチは、生活を豊かにするのにも使えるが、人を殺すのにも使える。
それ自体は、善でも悪でもないのだ。

我々が市場原理を使っているのは、
単純に、民主主義の多数決原理で、市場原理を使うことにしたからにすぎない。

しかも、我々は、いつでも、生の市場原理を使うと決めているわけではない。

そもそも、認知バイアス、情報の非対称性、ナッシュ均衡などによって、市場原理がスムーズに機能していない場合には、「市場原理に任せておけば、万事うまく行く」などという単純な話にはならない。

しかも、市場が完全に機能しているケースですら、市場原理によって決まった価格が、人々によって支持されないものであるなら、それは、正当な価格とは言えないのである。

民主主義国家においては、「正当な賃金」が何であるかは、市場原理ではなく、民主主義によって決まる。
現在の賃金を「正当な賃金」だと考えない人が十分に多くいるなら、それが市場原理的に正しいかどうかとは関係なく、それは正当な賃金ではないのである。


■で、どうすりゃいいの?

じゃぁ、不当に安い賃金で使われないためには、どうすれば良いのか?

手っ取り早いのは、この辺のカラクリがわかっている人間に相談することである。

そういう人が身近にない?

だったら、有料相談サービスを使えばいい。

僕が知っているのは、たしか相談ドットミーとかいうサービスだけど、検索すれば他にもいろいろ出てくるかもしれない。

幸運を祈る!”

※画像省略

ふろむだ
?面白文章力クラブ主催
? @fromdawn
7時間7時間前

ふろむだ

?面白文章力クラブ主催さんがIshikawaYoheiをリツイートしました

低品質のサービスを安い価格で売ると、客層が劣化して酷いことになりがち。
かといって、実際の品質以上の価格にするのはボッタクリだ。
だから「高品質のサービスを、その品質に見合った価格で売る」のが、商売の基本。
「そこそこのサービスを安く提供」はリスキーなのでオススメしない。

ふろむだ

?面白文章力クラブ主催さんが追加

IshikawaYohei@designtrekker
2月6日

不思議なもので価格が安ければ安い仕事ほどクライアントは口うるさくなります。
高級レストランで吠えてる人は見たことがないですが、激安チェーン店ではクレームが多いです。この前もくら寿司でバイトの女の子が大声で怒鳴られていました。これクリエイティブの仕事でも全く同じなんですよねー。

この仕事、価格安いし、クライアントもこのぐらいでもいいかなって思ってるだろう、、って思った瞬間がデスマーチの始まり♪

ふろむだ
?面白文章力クラブ主催
? @fromdawn

値切ってくる客と取引すると、たいてい、ろくなことにならない。
なぜなら、値切ってくる客というのは、提供しているサービスに、
「その値段分だけの価値を感じていない」か、
「値段分の価値を感じているが、相応の対価を払うつもりのない」かのどちらかだからだ。
値段分の価値を感じる客だけに売ろう

4件の返信 161件のリツイート 634 いいね
ふろむだ
?面白文章力クラブ主催
? @fromdawn
10時間
ふろむだ

?面白文章力クラブ主催さんが田端信太郎 @田端大学塾長である!をリツイートしました

コミュニティ責任者は、コミュニティを良質に保つために、コミュニティの質を下げるような人をコミュニティから取り除く責任がある。しっかりこれをやっていないコミュニティは、どんどん質が下がる。
また、逆に、コミュニティの質を高める人を集める努力も重要。私も、全力でそれらをやっていく所存。


ふろむだ

?面白文章力クラブ主催さんが追加

田端信太郎 @田端大学塾長である!
? @tabbata
11 時間11 時間前

田端信太郎 @田端大学塾長である!さんがこが@沖縄と関東のデュアルライフをリツイートしました

貴殿のように、他人様に役に立つアウトプットも出さないくせに、
手っ取り早く有名になること自体が目的になってるようなダサい奴は、#田端大学 の名折れじゃ。

今月中の自主退学を勧告するから、出てってくださいな。

田端信太郎 @田端大学塾長である!さんが追加
こが@沖縄と関東のデュアルライフ
@happylifekoga
これは鋭い指摘

田端大学入学1週間だが俺は有名になる…


ふろむだ
? @fromdawn
1月23日

ふろむださんがふろむだをリツイートしました

これは言葉が過ぎました。発言を撤回させていただくと共に、お詫びさせていただきます。私が言いたかったのは、「まだ荒らしかどうか定かではない人を、早々に荒らしだと決めつけて、公然と荒らし呼ばわりするような行為は、健全なビジネス行為だとは思わない」ということでした。

ふろむださんが追加
ふろむだ
@fromdawn
返信先: @tabbataさん
ここが分水嶺だってこと、分かっているんだろうか。この分水嶺を越えちゃうと、もう、表のビジネスの世界には戻ってこれなくなるのに。わかっててやってるのなら、まあ、そういう人生を選択したってことでしょう。


ふろむだ面白文章力クラブ管理人@fromdawn
たとえば「インフルエンサーのIさんの言う通りにやれば、うまくいく」と主張する人が、
単に確証バイアスのせいでそう思い込んじゃっているだけなのかどうかは、
「Iさんの言う通りにやって、うまくいかなかった人の例」をどれだけ収集・分析しているか、
聞いてみればいい。それをしてなきゃ、ただの妄言

「○○理論/戦術/メソッドの通りにやれば、うまくいく」と主張する人の話が、
確証バイアスの生んだ妄言にすぎないのか、
それとも、耳を傾けるに値するものなのかは、
その人が反例(「○○理論/戦術/メソッドの通りにやって、うまくいかなかった例」)を
どれだけきちんと収集・分析しているかで分かる。

(しょぼい企業では失敗例は載ってなかった。
失敗例集めるなんて普通はしない)


ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
「もっと精神的に成長しなさい」と言う人は、たいてい「もっと成長して私と同じ意見になりなさい」と言っているだけだったりする。その人にとっての「成長」とは「自分が正しいと思うことを正しいと思うこと」なのだ。その人の気に入らない成長の仕方をすると「相変わらず成長しないな」と言ってくる。


5月8日

「考えてもどうにもならないこと」を考えないようにすれば、生産性が劇的に上がるのは分かる。問題は「考えてもどうにもならない」と思っていたのに、考えたら素晴らしい解決策を思いついてしまった!ということがけっこうあるということ。株の損切りと同じで無駄な思考の損切りは結果論に過ぎない。

5月7日

英語は独学だと独りよがりになりやすいが、音声文字入力を利用すると、
自分の発話能力をある程度客観的にチェックしながら学習できる。
発音やリズムが悪いと、ちゃんと文字入力されないから、ダメなところをすぐに検出できる。
英語でメモや日記をつけてもいいし、単に英文を音読するだけでもいい。

けんすう
👀@アル
‏認証済みアカウント @kensuu
8月6日

英語をしゃべるの、そもそも知らない人と話すこと自体が無理なタイプなので向いていない気がしたんですが、英語を多読するための方法とかおすすめ教材とか教えてくださいっ。当方、ゴミです。
73件の返信 64件のリツイート 823 いいね
ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
8月6日

個人的には、自分が思い入れのあるテーマについて英語で議論し続けるのが一番効きました。言いたいことがうまく言えずに議論に負けたら、次は予め反論を英作文しておいて、何度でもリベンジします。一人を攻略したら、相手を変えて何度でもやります。並行して文法も勉強します。
1件の返信 8件のリツイート 49 いいね
けんすう
👀@アル
‏認証済みアカウント @kensuu
8月6日

めちゃくちゃわかります!僕に向いてそう!議論して勝ち負けがあるほうが、よさそう・・・。どこで議論すればいいんだろう・・・。
2件の返信 1件のリツイート 6 いいね

ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
返信先: @kensuuさん

僕は、まだ若くて暇だったころ、NOVAのVoiceルームが2000円で5時間でも6時間でもいられる時代に、東京・横浜・千葉・埼玉の何十ものVOICEルームに遠征してやりましたが、今だと、オンラインの英会話サービスとかですかね。。
14:26 - 2019年8月6日

ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
8月6日

他の人のことを「洗脳されている」と非難するのは、その人自身が別の何かに洗脳されていることの現れであることが多い。
0件の返信 8件のリツイート 59 いいね
ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
8月5日

今回の表現の不自由展で一つ良かったことは、「京都アニメーションは、決して国から補助金を受け取らないほうがいい」ということがはっきりしたこと。国の税金を使って表現すると、政治家が口を出してこないように気を使った表現になって、尖ったコンテンツが作れなくなるリスクがあることが判明した。
0件の返信 18件のリツイート 77 いいね
ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
8月4日

多くの人がネットの騒ぎに時間を使っている間、いつもどおり、勉強と仕事をがっつりこなした。
みんなが野次馬をやっている間、自分のために時間を使い続ける人間は、より早く遠くへ行き、自分を築き上げるのだと思ってる。
1件の返信 163件のリツイート 795 いいね
ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
8月4日

「ガソリン携行缶をもってお伺いする」と通知するだけで、誰でも簡単に自分の気に入らないイベントを中止させることができると証明したという意味で、これは歴史に残るイベントかも。身元を特定されずに、それを相手に伝える方法なんていくらでもあるから、同じパターンがたくさん起きるかも。






ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
5月8日

成功者の言う「成功の原因」は、
(1)本人が原因じゃないものを原因だと思いこんでいる
(2)原因の言語化が間違っている
(3)言語化は正しいけどちゃんと伝わらない
(4)伝わったけど実行できない
ということが多く、成功者のマネをして上手くいくケースの方がレアである。


こいずみりく@「カメ見習い」に降格中
🐢
‏ @koizumiriku5133
返信先: @fromdawnさん

成功者本人からの武勇伝より、「成功者の横で見てた人」の証言が欲しいなあ、と思うことがあります。
5:40 - 2019年5月10日


ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
例えばキリスト教・民主主義・科学・哲学・真理・正義・道徳の欺瞞を苛烈に批判したニーチェは、本当にゾクゾクするほどすごかった。彼は社会的な死を恐れずに表現した。彼がやらなければ、「道徳それ自体を批判する自由がないこと」に、人類は気が付きもしなかったんじゃないだろうか。

7月14日

人間は遺伝子を2セット持っていて、
どちらか片方しか発現していないから、
両親のどちらでも発現していない遺伝子が子供に引き継がれて発現したりするので、
子供が両親と同じ才能を持っていることは期待できない一方で、
両親のどちらにもない予想外の才能を持っていることも期待できる。




(ログラインの作り方|1行の物語からストーリーを考える方法
https://maamaa-create.com/how-to-make-logline/
”ログラインとは、わかりやすくいうとストーリーの内容を1行にまとめたものです。”

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
タイムマシンで過去に行き、帰ってこられなくなった青年がトラブルを解決してもとの時代にもどろうとする話。
『桃太郎』
桃から生まれた男の子が、犬と猿とキジを仲間にして鬼退治に向かう話。
『ワンピース』
海賊王を夢見る少年が、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)をもとめて世界の海を冒険する話。

遠いものを組み合わせる
大げさにしてみる(過剰と欠如)
ずらす

遠いものを組み合わせた例

ウソをつけないバカ正直な人間が、ダマし合いのゲームに参加する話。『ライアーゲーム』
ショッピングモールで働く中年の警備員が、テロリストたちと戦う話。『モール★コップ』
頭脳明晰な囚人が事件を解決する話。『羊たちの沈黙』『ホワイトカラー』

どんな主人公の部分を固定

ウソつきがウソをつけなくなってしまう話。『ライアーライアー』
FBIがミスコンに参加する話。『デンジャラス・ビューティー』
名探偵が罪を犯して捕まる話。(ネタバレなのでタイトルを伏せます)

組み合わせが遠い例

両手がハサミの人造人間が、人間の女性に恋をする話。『シザーハンズ』
現実では憎しみ合う二人がネット上で恋をする話。『ユー・ガット・メール』
重力の向きが逆の男女が恋をする話。『アップサイドダウン』『サカサマのパテマ』
16世紀からタイムスリップしてきた伯爵と現代人の女性が恋をする話。『時のかなたの恋人』
人間関係に悩む男性が人工知能に恋をする話。『her世界でひとつの彼女』


数を過剰にした例

とある理由で500人以上子どもがいる男が自分の子どもたちに会いに行く話。『人生、ブラボー!』
犯罪のスペシャリスト11人がカジノから巨額の現金を盗み出そうとする話。『オーシャンズ11』
1200の密室で1200の事件が起こる話。『コズミック』

主人公の特徴を過剰にした例

誘いや頼まれごとを断り続けてきた男が、どんなことにもイエスとこたえるようになる話。『イエスマン』
アリほど小さなヒーローが悪を退治する話。『アントマン』
心やさしい高校生が恐すぎる顔のせいで不良扱いされ、数々の伝説をつくってしまう話。『エンジェル伝説』
どんな些細なことでもやられたらやり返す少女が、自分を切りつけた通り魔に復讐しようとする話。『ラメルノエリキサ』

世界設定を過剰にした例

独身でいることが罪だとされる世界で、独り身の男が無理やりパートナーを見つけさせられる話。『ロブスター』
バカしか存在しなくなった未来で、コールドスリープから目覚めた平均的な頭脳の持ち主が天才扱いされてしまう話。『26世紀青年』


主人公の何かを欠如させた例

人気を失った元ポップスターとスランプに陥った作家志望の女性がラブソングを作り上げる話。『ラブソングができるまで』
魔術の才能がない少女が魔法学校に入学してあこがれの魔女を目指す話。『リトルウィッチアカデミア』

世界設定の何かを欠如させた例

子どもが生まれなくなってしまった世界で、奇跡的に妊娠した女性を守ろうとする男の話。『トゥモロー・ワールド』
停電によって街から明かりが消えたクリスマスの夜に、登場人物たちがそれぞれのクリスマスを過ごす話。『大停電の夜に』


うれしくない能力の例

すごい能力だけど使うと寿命がちぢんでしまう。(よくある設定)
頭の中で考えていることが周囲に伝わってしまう能力。『サトラレ』
まんじゅうの中身がつぶあんか、こしあんかがわかる能力。(『サザエさん』のマスオさん)
ホクロから勝手にレーザーが出てしまう。『プラスチック・サージェリー』

視点をずらした例

悪と戦うヒーローを陰で支える人たちの話。
悪とヒーローの戦いのせいで壊れた街を修理する人たちの話。

主人公が持っている、もしくは手に入れようとしているものの価値や、能力の価値をずらす。
主人公が目的を達成しようとするための手段をずらす。
物語の中で起こるできごとはそのままにして、視点となる人物をずらす。

価値をずらした例

犯罪の隠れみのにするために経営していたクッキー店が予想外に大繁盛してしまった男の話。『おいしい生活』
誘拐した子どもがヤクザの息子だったので、ヤクザに追われるはめになってしまった誘拐犯の話。『誘拐ラプソディ』

手段をずらした例

離婚して親権を奪われた父が、子どもたちに会うために家政婦になりすまして元妻の家に侵入する話。『ミセス・ダウト』
受験に失敗した青年が、大学に通っているフリをするために自分で大学をつくってしまう話。『トラブル・カレッジ』

視点をずらした例

スーパーに売られている食材たちが、自分を食べようとする消費者たちから逃げようとする話。『ソーセージパーティー』
家に住み着いている幽霊たちが生きている住民たちにおびえる話。(ネタバレになるのでタイトルを伏せます)
犯人側の視点で描かれた倒叙ミステリー全般。『青の炎』『ハサミ男』など。








6月13日

論文は読みやすくて分かりやすくて面白いのに、一般向け書籍は読みにくく分かりにくくつまらないのは何故かを考えてみたんだけど、一般書を読む時は根拠のない著者のゴタクの中からエビデンスに基づく事実を選り分けるのがしんどいが、論文はゴタク部分が少ないので選り分けるのがすごい楽だからだ。

ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
6月13日

第一線の税金の研究者が、20カ国の歴史的な課税情報を分析してわかったのは、「金持ちは不当に国民の義務を逃れていて、不公正なやり方で金を儲けている」と多数派が思った時、金持ちに重税が課されて、格差が是正される。それ以外ではかなりの格差が開いても、多数派は動かず金持ちには増税されない。


戦中戦後は、金持ちは兵役逃れをしておきながら、軍需で大儲けしていたので、「金持ちは不当に国民の義務を逃れていて、不公正なやり方で金を儲けている」と多数派は考え、金持ちに重税が課されて格差が是正された。戦後時間が経つと、この前提が崩れたので、最高税率は劇的に下がった。


『「金持ちに大増税するべきだ」と切実に思っていて、実際に選挙でも金持ちに増税する政党に投票する』という人は、ネットは目立つけど、実際には少数派。金持ちに増税したければ「金持ちは不公正なやり方で金を儲けてる」と多数派に思わせなければならないが、今の所彼らはそれには成功していない。
21:27 - 2019年6月13日

けんすう
👀@アル
‏認証済みアカウント @kensuu
6月13日
返信先: @fromdawnさん

お金持ちは税金少なすぎなのでガンガンとった方がいいよね、日本の税金で作られたインフラを使って成功してるんだから、、

みたいなことを言うと、お金持ち以外からかなり反発されるので、いいづらくなってます、正直






不知
‏ @mod_str

いつかねここさんのブログをわかりやすくしたいという願い


村手 さとし
‏ @mkmogura

社会人でホウレンソウ、ホウレンソウ連呼するほど、報連相をよく理解していない。

報告=縦
連絡=横
相談=円
それぞれコミニケーションの仕方を指す。責任問題なら縦。
相手への気遣いなら同格の横。
問題解決は上下関係なく円で相談を持ってするということ。
問題解決を縦でやるやつはゴミ。

仕事がやりづらいなら、横、連絡を増やしなさい。
私はこうやってる。この後こうだからこうして欲しい。
それでも解決できない、なら問題だから、あくまでも円でやりなさい。相談。
状況把握、決断、指揮系統、おまけで責任、そのために報告はある。
ホウレンソウおわかり?
さあ上司に見せなさい(縦

日本全国の経営者各位様

社会人としてのマナー、常識の前に法律があります。
お忘れなきよう

労働者一同

読まれない名著「人月の神話」を本気で読み込んでみた(まとめ)
https://www.gixo.jp/blog/4978/
”人月の神話というのは、ソフトウェア開発の”単位”である「人月」という概念が、神話に過ぎない(つまり、意味をなさない)という悲しい真実を軸に、ソフトウェア開発が如何に困難を伴うものであるかを説いた名著です。一言でいえば、10人月の仕事=1人で10か月かかる仕事は、「人月という単位が絶対であれば”10人で1ヶ月”でできるハズ」だが、そんなことは起こりえない、というお話です。そして、この状況を打破し、遅延したプロジェクトに100人投入して一瞬でシステムを完成させるような「魔法の道具(=狼男に決定打を与える”銀の弾”)」は存在しない*と結論付けられます。”

第0回:人月の神話とはなんなのか?(解説編)|本気で読み解く”人月の神話”
https://www.gixo.jp/blog/4647/
”18章は『人月の神話』の命題 -真か偽か と題されています。なんと、1~15章の内容をたった24ページにサマライズしてくれているのです。

尚、18章の最初に、著者はこんなことを書いています。

「概略だけで済む内容なら、どうして165ページもの長さになったのか」などとは言わないでもらいたい”

第1回:各章のタイトルの意味するところは?:あらすじを把握しよう|本気で読み解く”人月の神話”(第18章)
https://www.gixo.jp/blog/4656/
”第5章:セカンドシステム症候群

一番危険なのは「二度目のシステム開発」である、ということの警句として「セカンドシステム症候群」という言葉を用いています。要するに「はじめての時には”次回に取っておこう”と我慢したアイデアたち」を、一回、システムリリースに漕ぎつけた安心感と自信から、二回目には全部取り入れようとしてしまって破綻する、というリスクがある、というわけです。

これは、システムデザインに関わる全員が、頭の中に叩き込んでおくべき至言です。慣れたころが危ないんですよ。

第6章:命令を伝える

”やりたいこと”をアーキテクトが決めたとして、それを、マネージャーがチームメンバーにどのように伝えるべきか、ということを「命令を伝える」と表現しています。この際に大事になるのが「仕様書」であり、その「定義」なのだ、というお話です。

第8章:予告宣言する

「予告宣言する」の扉絵は、ベーブ・ルースの「予告ホームラン」の写真です。が、本章の中身は「ホームランを打つと予告しよう」ではなく「失点しません、というためには、どうしたらよいか?」という観点で述べられていると思います。

つまり、「必要な作業量(=労力)をどのように見積もるべきか」ということを論じています。そして、世の中の(悲痛なまでの)失敗例から考えられる見積もり方法への示唆が述べられます。現実は常に過酷なのです。

第10章:文書の前提

システム開発において、比較的”おそろか”にされがちなものの一つが「文書」です。書類の項目が規定され、それを適切に埋めるように指示されます。作業をさせられる方からすると、これは「本質的でない管理作業」に見えます。そして、形骸化していき、ないがしろにされていくわけですが、それはデスマーチの入り口です。こんにちは!死への行進へようこそ!

文書化の重要性とは、客観性の獲得であり整合性の確保です。(関連記事:プレゼンのコツを参照。)そういう「作成する文書の”前提”」をしっかりと明確化し、チーム内で共有することがいかに重要であるかを述べているのが、この第10章です。
第11章:1つは捨て石にするつもりで

これは、「パイロットシステムをつくって、1回捨てろ」ということを述べています。要は、いきなりうまくいくことは無いからあきらめろ。ちゃんと手順を踏めということですね。

この思想については、19章「人月の神話 から20年を経て」において修正概念が唱えられますが、そのあたりの詳細は19章の解説で。
第12章:切れ味のいい道具

この用語は、どちらかというとアンチテーゼとして使われています。つまり「熟練の機械工と同じように、独自の七つ道具(切れ味のいい道具)を持っているプログラマってどうなのよ?」という命題です。

特に、本書全体のテーマである「コミュニケーションこそがプロジェクト推進の鍵であり、癌である」という視点から見ると、個人が勝手な判断で道具を持っていることは好ましくありません。(もちろん、チームとして生産性向上のために必要な道具があることも前提としつつ、です)

第14章:破局を生み出す事

「破局」。この強い言葉は「プロジェクトの破滅的状況」すなわち「信じられないくらいの遅延状況」を指します。

ひらたくいうと「なんでプロジェクトは遅れるちゃうのさ」ってことですね。その理由を端的に表現すると”遅れて当たり前という感覚が問題”ということになります。詳細は、14章の解説記事で述べますね。

(おまけ)第16章:銀の弾などない

本稿は、本書を要約した第18章の読み解き、と謳っていますので、18章の要約対象として含まれない「16章:銀の弾などない」は読み解き対象ではないのですが、ついでに理解しておきましょう。ちなみに、僕が本書を初めて入手したとき、その副題は「狼人間を撃つ銀の弾はない」というものでした。当時大学生だった僕は、この副題にワクワクしたものです。(まぁ、読んでみて、ワクワクがガッカリに変わったのは言うまでもないのですが)

ここでいう「狼人間」とは、システム開発を破滅へと追い込む恐るべき”なにか”、です。そして、その狼人間(いわゆる狼男)の弱点である「銀の弾」は、システム開発を滞りなく進めるための決定的な何か、のことです。つまり、この章では「そんな特効薬なんてない」と言うことを語っているわけですね。

しかし僕は、この言葉には、実はもう一つの意味があるのではないかと思うのです。

たしか、アランの「幸福論」の一節だったと思うのですが、こんな逸話が掲載されています。(手元に原典が無いのでウロ覚えですが・・・)

ある村に、夜な夜な正体不明の怪物が現れ、子供を食べるなどの被害が出ていた。村人たちは、とても忌み恐れていたが、ある時、その怪物を「ライオン」と呼んだ途端に、その正体不明の怪物は、ただのライオンになってしまった。

この逸話の示唆するところは、”正体不明の怪物”と恐れている間は対処法もなく震えて過ごすしかないものを、ひとたび名前を付けて定義してしまえば対策を考える余裕が生まれる、ということだろうと僕は解釈しています。つまり、「狼人間を撃つ銀の弾はない」という言葉は、「銀の弾が無いから地道に頑張れ」ということと同時に、「とはいえ、狼人間だと分かっちゃえば(恐ろしい怪物には違いないものの)対策も考えられるよね」ということなんじゃないかなと思うのです。”

第14回:”見積もり”にも銀の弾は無いのだ|本気で読み解く”人月の神話”(第8章「予告宣言する」)
https://www.gixo.jp/blog/4773/

他者とのコミュニケーションが発生しないとしても、プログラムの規模に応じて、必要工数は累乗で増加する
従って、プログラム開発とプログラミングシステム製品開発は、”別物”と考えないといけない(詳細は第1章を参照)
投下工数の半分くらいは、プログラミングやデバッグ”以外”の作業に費やされる(書類作成や打ち合わせなど)
相互作用(≒コミュニケーションの必要性)があると、プログラマの生産性は簡単に1/7くらいまで落ちてしまう


ブルックス氏のアドバイスは「粗い拡大推計はやめとけ」

第2章でご紹介した「コーディングは全体の1/6」というお話を覚えているでしょうか。
計画が1/3、コーディングが1/6、
単体テストおよび初期システムテストが1/4、
すべてのコンポーネントを統合して行うシステムテストが1/4
というアレです。

これを思い出すと、「え、それ、見積もりに使えるんじゃないの?」と思いますよね?僕も思います。が、しかし・・・

計画段階、コーディング、単体テスト、およびシステムテストに適用できそうな比率については既に述べた。コーディングの部分だけから見積もり、それからそれぞれ比率を適用し、全体の作業を見積もるということは決してしないと誓う必要がある。コーディングはせいぜい6分の1に過ぎないから、そういう見積もりh\屋比率での誤りは、ばかげた結果につながりかねない。

え、だめなの?と思うかもしれませんが、まぁ、ダメって言うから駄目なんです。(なんとなく、納得いかないんですけどね。)

ま、この比率は、最初の「粗々の見積もりください。今日中に。」とかって営業が無茶を言ってきたときには、とりあえず6倍しとく(といいつつ、怖いからバッファ積んで8倍にしとく)みたいな感じで使うんですかね。

システム開発は「ステップ・バイ・ステップ」だ

この章から直接的に学ぶべきことは「見積もりって難しいね」ということなのですが、もう一歩踏み込んで(あるいは引いて)考えてみると、違った示唆が見えてきます。

それは「システム開発は、積み上げる作業だ」ということです。

そんなこと当たり前じゃねぇかと言われると、まぁ、そりゃぁそうなんですが、これをちゃんと理解しているのは「システム開発の現場経験がある人」だけです。多くの人、特にビジネスサイドの人は「システムが積み上げられて作られていく」という本質的な部分を理解していません。

この「世の中に理解されていないということを、理解する」ということは非常に重要です。それを踏まえて、開発サイドは”理解されていない”という前提で説明せねばなりませんし、できることならば、ビジネスサイドは”理解できていない”という意識を常に持って打ち合わせに臨むべきです。
企画業務とシステム開発は全然違う

例えば、戦略コンサルティングは、少数精鋭チームが考え抜いて”資料”を作り上げるために「作業の密度の濃さ」により、短時間でアウトプットにたどり着くことができます。(もちろん、それはそれで死ぬほど大変なんですけどね。)これは、必ずしも、戦略コンサルティングが机上の空論だから、ということではなく、純粋に仕事しての性質の違いに由来しています。これは、経営企画などでも同じことです。「どういう企画にしたいかを考えて、
その企画がなぜ他の企画よりも優れているのかを資料にまとめる」ということであれば、作業密度で時間を短縮することが可能です。時間をかけたからと言って、より素晴らしいアイデアが出てくるわけでもなければ、成功確率が上がるわけでもありません。(インプットとなるデータの精度はあがると思いますが、それが”意思決定”に及ぼす影響は通常は非常に軽微で、誤差の範囲だと言えます。)

一方、大規模システム開発では、そうはいきません。コミュニケーションの内容もルートも複雑になり、さらに、文書化の必要性が高まるとともに、その文書のメンテナンス業務にも膨大な工数がかかります。そして、ボタンを一つ掛け違うと、数週間、数ヶ月、ひどいときには数年間の”積み上げ”が一瞬で無に帰す恐れがあります。

このあたりを、経営者も、戦略コンサルティングの従事者も、しっかりと認識しないといけません。「安い」という理由でベンダー(特に上流工程のベンダー)を選ぶのは自殺行為です。もちろん「高けりゃいい」ということにもなりませんが、「何を決めるフェーズなのか」「どうやって何を管理していくのか」が明確になっているベンダーを選ばないと、”システム開発”に関しては致命的な結果を招きかねない、ということは、もっともっと啓蒙されてしかるべきだと僕は思っています。(※ちなみに、情報系システムと基幹系システムでは、大きく事情が異なります。このあたりは関連記事をご参照いただければと思います。)

システム開発の現場が、今回ご紹介したような大変な苦労をしながら、必死で見積もりをしていることを理解しましょう。そして、いきなり「この機能を追加してよ」だとか、「えー、もっと納期短くならないの?」だとかいうことを”その日の気分”で言わないようにビジネスサイドの人は気を付けていきたいものですねという自省とも警句ともつかない発言をしたところで、本日の「予告宣言する」の解説はおしまいです。”

第20回:今日の遅れを見過ごすな|本気で読み解く”人月の神話”(第14章「破局を生み出す事」)
https://www.gixo.jp/blog/4831/
”スケジュール無くして、スケジュール遵守は無い

極めて当然のことですが、「スケジュール」が無ければ遅延することはありません。しかしながら、これまた当然ながら、「スケジュール」が無ければスケジュールが順守されることもありません。

別に、システムを作ることには限らず、大抵の仕事は、1日にして成りません。システム開発の場合には、開発規模が大きくなったり、恒久的に安定的に動くことを目指したりするのであれば「徹夜すれば何とかなる」という考え方は捨てないといけません。システム開発は”積み上げ”ていく作業です。また、一般的なビジネス上のタスクも、殆どは”積み上げ”ることが求められます。

ですので、何はさておき、まずはスケジュールを引きましょう。

余談ですが、例外的に、戦略コンサルティングはちゃぶ台返しが効きます。
考えることが仕事であり、考えた結果が成果物だからです。もちろん、それまでに収集したデータや調査結果は最大限に活用しますが「昨日までと180度違う結論」だとしても、
それが絶対的に正しいという確信があれば(あるいは、昨日までが絶対的に誤っているという確信があれば)、深夜12時に、翌朝に向けて真逆の方角へ走り出すことも可能です。で、あるが故に、世の中の戦略コンサルティングファーム出身者の中には、世の中の多くの物事に、この性質を適用してしまうという致命的なミスを犯す人もいます。僕自身、自戒を込めて、非常に注意せねばならないポイントだなと思いますね。
確固たるマイルストーンを置こう

さて、スケジュールが引けたとすると、次に行うべきは「マイルストーン」の設定です。

ここで間違ってはいけないのは、”解釈の余地のあるマイルストーン”は、役に立たないどころか、かえって悪い影響を与えるということです。

マイルストーンを鋭利な刃のようにあいまいなところをなくすことは、
上司が確かめられるようにすることより重要だ。人は、マイルストーンが自分も欺けないくらい鋭利だと思えば、マイルストーンの進捗をごまかそうとはめったにしない。しかしマイルストーンがファジーなら、上司はしばしば報告を提出した本人とは異なる意味に解釈してしまう。

マイルストーンが明確でなければ、進捗報告は曖昧なものとなり、遅れているのか遅れていないのかが誰にもわからなくなるわけですね。
そして、それは即ち「遅れている」ということを意味するのです。
ええ。残念ですが、管理されないスケジュールは、常に遅れ続けるのです。

遅れは悪だと認識せよ


マイルストーンが明確に定義されたら、今度は「認識」を変えましょう。遅れてよい物事はありません。遅延=悪だと強く心に刻み込みましょう。

人は、プロジェクトのスケジュールが破滅的に遅れていると聞くと、たいへんな災難が続けざまに起こったに違いないと想像する。しかしたいていの場合、そういう破滅的状況は竜巻のような突発的なものではなく、白アリのようにじわじわ忍び寄ってくるものが原因である。スケジュールは、情け容赦なくではなく、ごくわずかずつ遅れてきたのだ。

これまでみてきたように、1日の遅れにも躍起にならなければならない。この程度の遅延こそが、まさしく破局の要素なのだから。

「どうせ他も遅れているから」とか
「自分たちだけ納期に間に合わせても仕方がない」という思想そのものが積み重なった結果、
プロジェクト全体を壊滅的な遅延に追い込みます。言い訳をしてはいけません。遅延は悪です。
そして、隠すな!

もちろん遅延は起こるものです。しかし、
それは「まあいいや」ではなく、「起こるべからざることが起こっている」という認識で、周囲に共有され、必要に応じ、然るべき対策が講じられるべきなのです。

というわけで、大事なのは「遅延を隠さない」ということです。

現場リーダーが、自分のチームの遅延を上司に報告することを厭う理由として、ブルックス氏は以下の2つの理由を上げます。

自分自身で解決できる可能性があり、それこそが自分自身の仕事の本分のはずだ、という自負

問題を報告したら、権限を奪われ、今のままでも上手くいくはずの他のことまで台無しにされてしまうのではないか、という危惧

まさに、この2つの理由で
、多くの遅延が(ブルックス氏の表現でいえば)じゅうたんの下に隠されていることでしょう。そして、その遅延は、じゅうたんの下でどんどん大きくなり、気づいた時には取り返しがつかなくなるのです。

この課題解決のための手段として、ブルックス氏は「上司が、現場リーダーの話を落ち着いて聞き、パニックに陥ることもなければ、頭越しに権限を発動したりしないこと」および「マイルストーンと、それに対する進捗状況を相互に共有できる仕組みで運用すること」を上げています。

これは、本当に重要なことです。もし、上司が「遅延しているなんて台詞は聴きたくない(もしくは、そんな報告を自分の上司にしたくない)」という反応をすると、遅延は隠されてしまいます。「遅延しているという報告ではなく、どうやったら間に合うかを報告しろ」という指示も適切ではありません。もちろん、対応策は現場から提示されて然るべきですが、どう頑張っても間に合わないという状況もあります。そういう場合には、それを前提として、どういう対策を練るべきか・どういう対処をすべきkを”プロジェクト全体”として考えることも必要になります。それこそが「上司」の役目です。

こうした全体のプロセスは、上司がミーティングや評価・検討会あるいは大きな会議を、状況検討のためか問題対策のために開くのかはっきりと区別し、それに応じて自分自身をコントロールすることによって促進される。人は、状況検討ミーティングの結果、問題が自分だけの手におえないと考えたら、
問題対策ミーティングを招集するはずだ。

ありきたりな台詞で恐縮ですが「風通しの良い組織」をつくることが、情報隠匿を排除し、結果的に、致命的な遅延を防ぐことに繋がるわけです。(もちろん、どうしたって遅れるときは遅れるわけですが、
プロジェクト全体でのリソース再配分などの対応策を”早期に”打つことが大事なのです。
プロジェクト後半に人員を追加することが逆効果だということは、もう、皆さん、重々ご理解されていますものね。)”


第5回:やっぱり、人と月とは交換できないのだ|本気で読み解く”人月の神話”(第19章)
https://www.gixo.jp/blog/4714/
”正しかったのは、

コンセプトの完全性が成功の鍵であること
その、コンセプトをしっかりと構築するために、アーキテクトを任命し、アーキテクチャとインプリメンテーションを分離すること
セカンドシステム症候群、すなわち、「後継システムの開発」には、大きなリスクがあること
そして、もっとも重要な命題である「人月の神話」は、やはり神話であったこと

が挙げられます。

一方、自己反省として、正しくなかったこととして挙げられるのは

一つは捨石にする、という発想(前提としていたウォーターフォール型開発そのものに限界があったため)
情報公開・共有こそ是である、という考え方(カプセル化は非常に有効だと分かったため)

です。

また、20年間で大きく状況を変化させたのは、以下の2つの出来事だと述べられます。

マイクロコンピュータ(いわゆる、パソコン)が普及して、”偶有的困難”を大幅に減らした
パッケージソフトが普及して、極力「自分で作らない」ことが可能となった

ブルックス氏は、バリー・ベームの研究を引用し、以下のような発見を取り上げます。

ベームの結果は、要員と月数の間のトレードオフは線形どころではなく、人月は生産性の尺度としては実に神話的だとする『人月の神話』の主張を、強固に立証している。中でも、彼が発見した次のことは注目に値する。

最初の出荷までのコスト最適スケジュール時間 T を、T=2.5×(人月)1/3(三分の一乗)、とした。つまり、月数で表した最適時間は、予想された人月労力の立方根に比例する。この数字は彼のモデルにおけるサイズ見積もりやその他の要因から引き出された。最適要員配置の曲線はこれの系として得られる。
コスト曲線は、計画されたスケジュールが最適のものより長くなるにつれ上昇する。人は時間に余裕があると、ますます時間をかけるものだ。
コスト曲線は、計画されたスケジュールが最適のものより短くなると急上昇する。
投入された要因の人数には関係なく、計算された最適スケジュールの4分の3より短い時間内で成功したプロジェクトはほとんどない!上位管理者が不可能なスケジュールの約束を要求してきた場合、ソフトウェアマネージャーにとって、引用価値のあるこの結果は強固な防衛手段となる。


さらに、新たな要員を追加すると、キャッチアップに数週間の時間を要することから、「要員を追加しても、納期短縮にはつながらない」と述べます。もちろん、「遅延しているプロジェクトにさらに要員を追加することは、つねにコストがより高くつくことにはなるが、完了をつねに遅らせるわけではない」という話は持ち出すものの、そのためには「プロジェクトの初期段階で要員を追加するべき」と述べています。

結局のところ、人と月は交換可能ではない、というブルックスの説は、20年たっても何ら色あせることがない真理だということです。”
(「(三分の一乗)」は引用者が足した個所。

最初の出荷までのコスト最適スケジュール時間 T=2.5×(人月)1/3(三分の一乗)。


1人月(にんげつ、マンマンス、man-month)で終わるプロジェクト
=1人が20日(1か月)かけてできる作業量(工数)で終わるプロジェクト
=20人が1日かけてできる作業量(工数)で終わるプロジェクト。

立方根
=三乗根
=3乗してaになる数のaに対する呼び名。
64の立方根は4。

人月=8=2の3乗とすると
2.5×2^3^1/3=5人月。
8人でやると実際は5人分しか進まない計算。
5/8=0.625=62.5%
約四割減。

64とすると
2.5×4^3^1/3=10人月。
64人でやると実際は10人分しか進まない計算。
10/64=0.15625=15.6%
約八割五分減

人数が多いほど必要工数増加割合が大きい。


Books 人月の神話
https://hondou.homedns.org/pukiwiki/pukiwiki.php?Books%20%BF%CD%B7%EE%A4%CE%BF%C0%CF%C3
” プロジェクトにかける時間T = k * (人月C)^(1/3)
最適なk = 2.5
Tを大きく見積もるとCはそのままにkが大きくなる(時間がたっぷりあるとサボる)
Tを小さく見積もってもkは小さくならずCが大きくなる(開発期間を削ると費用が大きくなる)
統計上どんなプロジェクトも最適に見積もられた(k=2.5)期間の3/4以上早くは終わらない”


「人月の神話」書評・解説
https://qiita.com/YankeeDeltaBravo225/items/2a04e1832042d0a60c2f
”アーキテクチャ この本では「外部設計」という意味と捉えるとしっくりくる
インプリメンテーション 直訳すると実装だが、「内部設計」+「実装」といったところか
本質的複雑性 プログラムの状態の増加によって生じる複雑性
偶有的複雑性 付随的複雑性とも、本質的でない複雑性(例:ワープロがない)
セカンドシステム その人が2番目に携わったシステム製品
もう一つの顔 ソフトウェア製品のドキュメントの事
コンセプトの完全性 インターフェイスの一貫性、良い例として挙がMacの操作性の統一感”

人月の神話メモChapter4
https://naoki-sasaki.hatenadiary.org/entry/20110320/1300632055
プログラミングシステムの目的=コンピューターを使いやすくすること

使いやすくなったの定義
(昨日の指定で節約できた時間)が(マニュアルを勉強したり、記憶したり、調べたりすることにかかる時間)を上回ったとき
使いやすくするためには
システムの機能数が適切である
システムの操作が簡潔である
システムの操作が直感的である
システムの操作を直感的にするのは難しい

そもそも直感的なシステムとは
複雑な処理を行う際の慣用的なコマンドの組み合わせがユーザの頭の中にすぐに思い浮かぶシステム

システムの操作が直感的であるためには?
語義(基本コマンド)それぞれが同じ重みを持つようにする
構文(基本コマンドの組み合わせ)の構造が同じ文法で表せるようにする

では、「直感的なシステム」を作るには?
システムのデザイン(コンセプト)を一人もしくは少数の人間で作ればよい


現実のプロジェクトで使いやすいシステムを作るには
アーキテクチャとインプリメンテーションを慎重に分離する

アーキテクチャとインプリメンテーションの違い
「アーキテクチャは何が起こるのかを語るのにたいして、インプリメンテーションはいかにして起こせるかを語る」

時計の場合
アーキテクチャ ねじを回して針を現在時刻にあわせる。針が文字盤を指したところが現在時刻
インプリメンテーション 振り子を使って針を進める・ゼンマイを使って針を進める・クォーツとステップモーターを使って針を進める・・・

プログラミングシステムのアーキテクチャとは?
実装者から見ればUIについての完全かつ詳細な仕様書
利用者から見れば一番詳細なマニュアル

アーキテクトだけがアーキテクチャを決めるべきである。

アーキテクトだけが良いアイデアを持っているというつもりはない
実現者や利用者から良いアイデアや新鮮なコンセプトが出てくるのはよくあること
しかし、システムの使いやすさにとって「直感性」=「統一されたコンセプト」は命
そのためシステムの基本的コンセプトと相容れない優れた機能やアイデアは除外すべきである
そういう機能やアイデアがたくさんあるようならコンセプトの方が間違っているので基本コンセプトからやり直す


民主的にアーキテクチャを決めると……

アーキテクチャとインプリメンテーションを厳密に区別しないプロジェクトでは思考と議論の大部分がアーキテクチャの決定に注がれる
インプリメンテーションには、死刑執行前に与えられる懺悔の時間くらいしか与えられない


「人月の神話」の個人的まとめ
http://hipc.sakura.ne.jp/articles/The_Mythical_Man-Month.html#%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81%E4%BD%9C%E6%88%90%E8%80%85%E3%81%AE%E5%80%8B%E4%BA%BA%E7%9A%84%E3%83%A1%E3%83%A2
”第8章 見積もり

いくつかの研究によって、ソフトウェアの作成にかかる労力はその規模に対して指数関数的に増大することが示されている。これは開発人員の増加によるコミュニケーションの増加が無かったとしてもである。よって、同一人数で規模が2倍だから作業時間は2倍のような見積もりをしてはならない。
業務時間の全てがプログラミングやデバッグに使えるわけではないことをきちんと考慮に入れて見積もること。
機器トラブル、割り込み業務(当該プロジェクトには無関係だが優先度が高くすぐに終わる業務)、
会議、事務的作業、社内業務、
病欠、私用などで失われる時間も考慮すること。
プログラマ間やシステム部分間の相互作用が多いほど、時間あたりに進められる設計とプログラミングの量が減る、つまり、生産性が下がることが研究によって示されている。

開発内容(OSなのかコンパイラなのかなど)によっても、生産性は大きく異なる可能性がある。開発人数や開発期間にも違いはあるものの、デバック済みプログラムの命令数を人時間で割った値で生産性を比較すると開発内容によって何倍も違いがあることが過去の研究では報告されている。
1人が時間あたりに生産できる要素数(語数や行数)は、プログラミング言語によってあまり変わらないようだ。したがって、開発内容に適したプログラミング言語を用いることで記述量を減らせるならば、人時間も減らせる可能性がある。

第9章 リソース配分の決め方

それぞれのコンポーネントやチームにリソースを割り振るときには、以下に気をつけること。

それぞれのリソースについてバラバラに割り当てを行うのではなく、関連するリソースはまとめて割り当てを考えること。例えば、メモリに入りきらないデータはディスクに置かれることが多いので、メモリサイズとディスクアクセスはセットにして割り当てること。
割り当てを具体的に決める段階では、割り当てを受ける各モジュールが何をしなくてはならないかを正確に決めておくこと。機能の割り振りが曖昧だと、リソースが足りなくなったときに別のモジュールに対する機能の押し付け合いになってしまう。
それぞれのコンポーネントやチームが個別最適やセクショナリズムに陥っていないかに常に注意すること。システム全体を考える態度やユーザー志向の態度をチームメンバーに育ませることが最も重要な管理職の役割だと言っていいだろう。

メモリスペースと処理速度のトレードオフにうまく対処するためにできることとして以下の2つがある。

過去の経験や生まれ持った機転だけに頼らせるのではなく、開発チームにプログラミング技術についてきちんと教育・訓練を受けさせる。新たな言語やマシンの場合は特にそうである。特性やノウハウは、迅速に学ばれ、共有されなくてはならない。
プログラミングにはキュー、サーチ、ハッシュ、ソートなどの技術(テクノロジー)があると認識すること。そして、それらのライブラリ(コンポーネント)を用意することの必要性を認識すること。

メモリ不足で困ったときには、データやテーブルの表現を考え直すとうまく行くことがある。”

神出マキナ
⚙【旧名】T読M琴
☯️No.29433510
‏ @kamiide_machina
5月14日

天皇制度だろうが、他国の王室だろうが、身分制度&血統主義(&宗教的シンボル)の最悪のコンボなので、この世からさっさと消えてくれ。
あれには支配のツール以外の意味はない。利権や思考停止を作り出すだけの害悪でしかない











言葉が一人歩きして定義があやふやになり、客観的な要素が薄れてイメージや主観だけでレッテル貼り付けて他人を裁くようになる。まして、自分が絶対的な被害者で過失など何もないと思い込むような者なら客観視する事も無いだろう。マスコミみたいに映像切り貼りしてネットに動画流して吊るすだろな。

人間の五感や記憶は絶対的なものではなく、時折ポンコツになる。
不快感を感じさせた車やドライバーに対してとテレビやネットで煽りの映像や犯人像を見た時の感情や植え付けられたイメージを投影して記憶を書き換えてしまう事だってありうる。現実をありのままに認識するのは難しい。


洗脳にも使われるテクニック。
強い感情を抱かせて、トリガーが引かれればその感情を想起するように。平常心や判断力を失わせて映像や言葉でイメージや感情を繰り返し植え付けて、類似した対象を非国民や犯罪者等と同一視させる。理屈でなく感情だから解除するのが難しい。

人を見た目で判断してはいけないと言うが、人はそうしてしまうからそのように言われる。
印象やイメージで判断してしまう。
人間誰しも勘違いや錯覚の中に生きていて、
ありのままに全ての事象を見る事など出来はしないし、勘違いや錯覚があるのは救いでもある。勘違いや錯覚を悪用するヤツが居るだけで。

名も無き者
‏ @DummyLostonline
峨骨さん、お久しぶりです。
こんなパーフェクトな答えも久しぶりに見ました。(笑)

峨骨
‏ @Chimaera925
返信先: @DummyLostonlineさん
久しぶりですね。
書いている最中はなかなか悪くないと思うんだけど、後から読み返すとそうでもなかったり。
18:40 - 2019年8月17日


何も無い
@ficshion1
8月4日
正直、クリスチャンネームよりも雅号や字(あざな)の方が個人的には格好いいと思います。
近年はあまり目立たなくなっているような気がします。

自分は占星術というのは星を含め天文や地理をはじめとした多くの知識を持ち、
かつ多方面から物事を観る・分析をすることを駆使していくことを言うのではないのかと思っています。
それらを土台とした上で(直観で)星の動きや先の行動をある程度予測していくのだろうと考えています。

コンビニの仕組みは歴史上よく見られる、役人に税徴収をさせて彼らに中央まで税を持ってこさせることと基本的には同じものです。昔からある手法を現代版にアレンジして実施していると考えるのが妥当でしょう。


twitterは大体の人が目の前を流れるツイートしか見ないので、後から読み返すための保存用にしておこうという運用をしたい方には合わないのかもしれません。そうであればブログをやる方が安定はするのではないかと思っています。


あへあへ@ngohho2
8月15日
よく分からんが、また藁人形叩いて喜んでる連中が居るのは察した

峨骨@Chimaera925
8月15日
藁人形を 叩いてみれば いつも野狐『善』 魔境入り

純化された悪の概念を持ち出して、
一方を悪とする事で己を正義や真実の側だと主張してみたり、善悪や真偽を反転させて自らを選ばれし者とするなんてのもありがち。大衆が信じる神こそが悪魔で、悪魔とされるものこそが真の神であるとしたのはクロウリーだったか。きれいは汚い、汚いはきれい。19:49 - 2019年8月15日

表現の不自由か。
表現する側と表現をやめさせようとする側のリスクが釣り合わない点だろうな。創作には手間がかかるが、それを潰すのは手間がかからない。匿名でリスクを負わず安全地帯から気に食わないものを有利な立場で一方的に潰すことが出来てしまう非対称性。これこそが不自由だな。


コンテンツを食い尽くす側は無料でコンテンツを消費して気に食わないものを叩いてお客様面してああしろこうしろと要求すりゃいいからお手軽だ。リスクも労苦も無い。
そうして創作側が委縮して当たり障りのないものや流行の模倣になったらなったで
最近のネットはつまらなくなったなどと言うのだろうよ。
18:54 - 2019年8月15日

8月15日
戦争の責任、か。何をしたか明らかにせず、
総括もせず、不利になる資料を処分しておいて責任などといったところでなァ。どこぞの首相みたいに私に責任があるなどと言いながら責任を追及されるとすっとぼけて責任の所在や行いを有耶無耶にして責任逃れするのは伝統なんだろうな。何を反省したのやら。


閻魔大王ですら生前の行いやその行いがもたらした影響を明らかにしてから裁くと聞く。人間がそれもせずに裁く事など可能だろうかね。
18:28 - 2019年8月15日



8月13日

毎日体調がよければ、仕事だろうが、生活だろうが、何やってても気分爽快で、幸せな気持ちで過ごせます。
逆に体調が悪いと、何やっても面白くないし、影響力があっても気分は憂鬱になります。
結局、人生で重要なのは、
影響力 <<< お金 <<<<<<< 自由時間 <<<<<< 健康
かな、と。





西内啓 Hiromu Nishiuchi
‏ @philomyu
8月13日

「学生さんいつでもトンカツを食べられるようになりな。それくらいが偉すぎもせずちょうどいい」って話が美味しんぼにありますけど、トンカツに限らず例えば普段のランチの2~3倍っていう飲み会とかでは速攻すっ飛ぶ額を飲み会じゃなくランチにかけると、幸福度とか心の平安とかのリターンが大きい。

ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
8月13日

頭が悪い人のことを揶揄するようなツイートをしても炎上しにくいのは、Dunning–Kruger effectという認知バイアスのせいで、頭の悪い人が自分のことを頭が悪いとは思っておらず、その人にとって頭が悪く見える人(実は頭が悪くない)のこと見下して気持ちよくなれるから。

えとみほ
☝️
🧐

@etomiho
8月14日
スタートアップ企業と同じで、人の場合も「立ち上げ」はリソース集中、一点突破したほうが、なんだかんだ効率は良いと思うんだけどなぁ…。複業そのものが良くないというのでなく、複業に乗り出すタイミングが大事、という話。

仕事と報酬の関係は「コップに水を注いで溢れた分をいただく」と考えていれば間違いないと思う。
複業についても同じで、本業のコップが溢れたら手を出すのが良い。それで文句をいう雇用主はいないと思う。



新しく入社した人が会社に大きな利益をもたらしたら、「うほ。儲かった♪」と、経営者がその利益を全部会社のものだと思うと会社は伸びない。その社員が作り出した利益は、あくまで会社と山分けするものなので、利益の一部を社員にキックバックしないと、その社員に見限られて逃げられてしまう。







いしかわ
‏ @73_568
8月16日
「まず100記事」を信じてゴミ文章を書き続けるブログ初心者、本当にお疲れ様だ。面白くて需要があるものを書けば、今すぐシェアを奪えることは分かっているのでしょう。
でもそれは難しいから、「量をこなす努力」で誤魔化すんだよね。あなたがゴミ記事サイクルを回してる間、大御所の地位は固い訳だ。


ボリィ@uBlock Origin最高 @T_Borry

RT:話し合いの結果話にならないって、ものっそい本質を突いた言葉ではないかと個人的には思う次第。

峨骨さんがリツイート
チョイ悪和尚
@Incantation_clb
4月19日

学校教育で

「嫌な人とも仲良くなれる」

「話せば必ず人は分かり合える」

など嘘を教えるからイカン。

「嫌な奴には近づかない方がいい」

「人の考えは様々で、分かり合えない人もいる」

「親や先生や学校は絶対ではない」

「選択肢はいくらでもあって世の中に正解はない」

と教えるべきだ。



皆考え方や価値観が異なるのは当たり前。
みんな仲良く、一つになろうなんて言われても、嫌いな奴やキモい奴とまで一つになりたくないし、わかり合いたくもない。独りでも寂しさや孤独を感じない場や趣味があれば、無理にそいつらと仲良くする必要は無い。

自分の居場所が一つ確保できたなら、集団の中で孤立しようが「別にここで居場所を作らなくても、自分の居場所があるから良いや」で済ませられる。他に選択肢を持たず学校なんて狭い世界で完結しようとすれば、そりゃ疲れるし衝突もするだろうな。

「みんな」という共同幻想に執着するから疲れる。「みんなって、具体的にどこのどいつだ?名前を挙げて見ろよ」そんなもんありゃしない。ただそこに居合わせただけの者を見て、その集合をみんなだと思っている。烏合の衆で仲良しごっこ?下らない。

そんな烏合の衆は定期的に敵や生贄を用意して虐めてみたり、馬鹿にしてみたりしないと集団を維持出来ないからな。さっさと滅びてしまった方が世の為だろうよ。独りが不安だから「みんな」という幻想に執着する。独りはいいぞ。嫌いな奴と仲良くしなくていいし、下らない奴に時間割かなくていい。

どうでもいい奴に好かれようが好かれまいがどうでもいいし、どうでもいい奴に価値を決められてもどうでもいい。そんな事より、好かれたい奴に好かれたいし、
仲良くしたい奴と仲良くしたい。「みんな」なんて有象無象の換えの利く誰かじゃなくてさ。

「みんな」と仲良くしたいなんて奴が居たら鼻で笑ってしまうな。そんなの、「誰でもいいからモテたい」と言っているような奴と大して変わらない。誰でもいい奴には誰でもいい奴しか付いて来ねぇよ。

この国の学校教育だと、個人主義者は育たんだろうな。「みんな仲良くしましょう」「みんな、他者を尊重しましょう」などと命令下して、相互監視させながら全体主義で仲良くさせる。そこに個人の意思なんざありゃしない。

個人主義に見せかけた全体主義。そこには個人の尊重なんて存在しない。個人主義に偽装した利己主義で自分さえ良ければと好き勝手に振る舞い、個人を尊重しろと居直る阿呆は涌いて来るが。


峨骨
‏ @Chimaera925
未確定な情報に出くわした時は結論を保留にしておくのが無難。わからないものを勢いで白黒付けようとせず、保留にしておくのも勇気だ。緊急性が無く死活問題でもないような結論を急ぐ必要のない事柄は、慌てて白黒付けてどちらかの陣営に付く必要なんざ何処にも無い。選択を迫るようなら疑った方が良い

情報の中身なんざ見なくとも、その情報を使って何をしようとしているか見れば避けられるような地雷はそれなりにある。自説を支持させて多数決のように正当化しようとするような者は何を言おうがアテにはしない。
1:55 - 2019年8月20日


政志@「悪」は善意を装うもの。詐欺師に気をつけて←さんが追加
Desty
@exa_desty
選びに選ばれたものだけが技術を継承するか、
全員に満遍なく技術を継承するかどちらが強固か明白。

Destyさんがリツイート
政志@「悪」は善意を装うもの。詐欺師に気をつけて←
@nioumasashi
政志@「悪」は善意を装うもの。詐欺師に気をつけて←さんがDestyをリツイートしました

技術を継承する技術を、どの世代で失ったのかなというところだろうか

やっぱり戦中戦後?

Desty
@exa_desty
31分31分前
最悪そういうものは文化的に無いか良くて戦後の書き換えにより壊滅。





ひかしお
‏ @Tonbihigashio
5 時間5 時間前
返信先: @toroneiさん、@ma_me_mi_tu_oさん
「空気読まない」ってのは、全体の雰囲気や熱狂に流されないで、冷静に判断出来るってことですよね。

hosoka
‏ @5hosokawa

返信先: @toroneiさん

ff外から失礼します。とても興味がある話なのですが、どこで聞かれた話がご教示いただけないでしょうか?(ソース出せよ的な悪意は全くありません!)


新しい会話
アル中-酒呑み
‏ @J2ZQvNwidM47PD3

返信先: @toroneiさん

ドラクエの「遊び人」ですかね?
アフリカの狩りの部隊は

リーダー
槍の名手
槍メンテナンス職人
怠け者(空気読まない奴)

だったような。
怠け者(空気読まない奴)が
いないと、突っ張っしって
全滅の確率が上がるとか、、、
新しい会話
おりた
‏ @toronei
54 分54 分前

僕が聞いたのは3番手が目がいいとか足が早いとかでしたね。

藤井青銅
‏ @saysaydodo
8月18日

以前見た小劇団の芝居。かなり迷走した内容だった。主宰である友人に「途中で引き返せなかったの?」と聞くと、悲しい目で「それが、できないんですよ…」と。集団ってのは動き始めると、途中で間違いに気づいても方向転換が難しい。たかだか小劇団でそうなんだから、五輪は大変だろう。



"無詠唱で魔法は打てない
「細切れ時間で進める作業」というやつが、なにしろ苦手である。

 私の作業効率というのは、かけた時間に対して指数関数的に上昇していく傾向があって、それは集中力の高まりとも軌を一にしている。何かの仕事をはじめようとした時には、たいていはまずツイッターなどをダラダラと眺めるところから徐々にエンジンをかけていって(私はこれを「呪文の詠唱」と呼んでいる)、ようやく作業そのものに手をつけても、まだしばらくは他のものをチラチラ見たりしているのだが、少しずつ作業に没頭する時間が長くなるにつれて集中力も高まってゆき、最終的には脳内のほぼ百%を対象が占めるようになって、その過集中の力で一気に仕上げてしまうというのが私の仕事のやり方の常態だ。

 面倒なのは、この集中力を高めてゆく過程の時間というのは細切れではなくて連続している必要があるということで、たとえばツイッターをダラダラ見ているところから、ちょっと作業に手をつけはじめるステージに入ったところで、何かしらの事務的な必要が発生して「呪文の詠唱」が中断されてしまうと、これはまた最初からやり直しということになってしまう。

 いちばんつらいのは、作業に完全に没頭した状態になったところで席を外さざるを得ない事態に陥ることで、これが起きてしまうと元のテンションに戻して続きから作業をはじめることのほうが、作業それ自体よりもずっと面倒な仕事になってしまうので、まあなかなか憂鬱なことになるのだが、大人というのには色々と都合があるものなので、これを百%避けるということも難しい。

 結局のところ、細切れ時間の作業でも自在にテンションを切り替えつつ、必要に応じて集中力を瞬時に回復できる能力を私が身につければ済む話ではあるのだけど、このあたりは資質の問題も色濃くかかわってくるところではあるし、努力でどうにかなる範囲はさほどに大きくないような気もしているので、今日も自分の無能にため息をつきながら、なんとかまとまった時間を確保するべく環境のほうを整えていくしかないと思うのであった。"






A&B・ストルガツキー@Strugatsky_b
4月25日
偉大な戦略家が偉大になったのはまさに次のことを知ったからだった──
すべてのルールに従ってゲームできる者が勝つわけではまったくない、
必要な瞬間にどんなルールも無視し、対戦相手の知らない自分のルールをゲームに押し付け、
必要とあらば、それさえ無視できる者が勝つのである。
(『滅びの都』)




頭の中の情報やトレンド、周囲の反応が言うことを決めてしまう。それは果たして本当に言いたい事なのだろうかという疑問を挟むまでもなく自動的に。情報や言葉あるいは道具を使いこなすのと、それに突き動かされて使われるでは雲泥の差がある。使うのか使われるのか、それが問題だ。

SNSはそうやって情報を利用者に詰め込んで憑依させる事でプロパガンダやビジネスに活用したり、情報を吸い上げて利用者を分析し活用する為にあるという側面もあるし、自身にとって重要なテーマを考えさせず自動的に生きさせて、牧羊犬に追われる羊のようにコントロールしようという狙いもあるだろう。


出題者の用意したゲーム盤に乗っかった時点で、出題者の有利な場だ。
バカ真面目にゲームに取り組もうとすれば、思惑にまんまとひっかかって盤上の駒にされる事だってあるだろう。何にしてもね。遊戯でも実生活でも一緒。ゲームをゲーム外から俯瞰して分析し、対策と傾向を立てる習慣は何処でも役に立つ

自分より上手なイカサマ師やペテン師相手に彼らの用意したゲームを馬鹿正直に乗っかってもカモられるのがオチだ。自分だけは大丈夫だ、自分は勝てるだなんて思いがちだけどね。

慢心して取り返しの付くゲームなら良いのだけれども。相手は愚かで弱いと思い込んで誘われて行くならば、その時点で罠にかかっているとも言える。勝てると思わせれば気軽に参加させる事が出来るからな。一度盤上に上がれば、降りられないとも考えずに。

本当に愚かで弱いならば、彼らは今まで生き残ってはいないだろう。

この手の考え方はMTGで鍛えられたな。ゲームで戦う前に環境やトレンド、
プレイングの傾向を分析して予測して、勝てるデッキを構築してゲーム外で勝てる状況作って勝ちに行く。負けることもあったけど、良い訓練になった。この思考法はあらゆる場面で活用されている。

ボリィ@uBlock Origin最高
@T_Borry
勝負事は始めるまでにどれだけ準備したかで勝敗が決まるってのはよく聞く話ですね。

峨骨@Chimaera925
返信先: @T_Borryさん
ですね。勝負事にせよ商売にせよ何にせよ、
才能やセンスあるいは運みたいなものは準備があってのものなのだけど、
簡単に才能や運で片付けられがちです。

1:34 - 2019年8月18日

腹が立っていないのに怒ってみたり、悲しくもないのに悲しんでみたり、嬉しくもないのに喜んでみたり。周囲の反応や期待、ありもしない模範解答に合わせて振舞っていると自分の感情がわからなくなる。怒るために怒り、悲しむ為に悲しみ、喜ぶために喜ぶ。大抵は意味も無くね。

MTGフレイバーbot
@MTG_FTbot
6月6日
慈悲は、自分なりの距離を保つ者に与えられる。
《炎の壁/Wall of Fire(M13)》

6月2日
人生はゲームさ。重要なのは、君がプレイヤーなのか駒なのかってことだけだ。
《ラクァタス大使/Ambassador Laquatus(10E)》










”勤務中に別の事をするだなんて、奴隷社畜の考えだと「給料泥棒」という評価になるが、
会社こそが「時間泥棒」であり、その時間を取り戻しているに過ぎない。
…会社で勤める上で本当に恐ろしいのは、金銭的に搾取されている状態ではなく、時間を奪われている状態だ。”
学校の授業も時間を奪う呪術。

”会社ではフル時間働く必要は全くない。
時間をより作るためには、易しい仕事しか回ってこないよう、自分の実力を隠すのがポイントといえる。
無能のレッテルを貼られれば、
勤務時間は「時間という真の資産」の宝庫となる。…いかに搾取されていない自分の時間を持つか」であり、
会社の給料は奴隷の鎖”




勤めを直ちに辞める必要もありませんが、疲れるまでやる必要は無いです。
適当にさぼっていればいいんです。
体調や心境を理由だと周りに思わせ、ノロマになったと認識されれば占めたもの。
そのペースでこなせる仕事しか来なくなります。

真の黒幕は目立たずに良い印象を保つ為に徹底的に印象操作。

名探偵コナンのキャラは魔術~ホルスの目(ウジャトの目)
http://magicaldragon.blog.fc2.com/blog-entry-150.html
”まず、ホルスの目(ウジャトの目、ラーの目)を把握して貰いたい。エジプトの魔術だ。


名探偵コナンを全く知らない人でも、超有名なアニメのキャラクターに、どのようなサブリミナル造形魔術がなされているか、一応、続きを読んで貰いたい。

毛利蘭(ヒロイン)の髪型と目が、隼の神ホルスになっている事はすぐに見破った筆者だが、江戸川コナン(主人公)がどうしても見破れなかった。そんな時、まじっく快斗・怪盗キッドに魔術が含まれているとか遠回りをしていて、キッドが左目を強調していたり、怪盗キッドの予告状がホルスの目だと瞬時に把握できた。


毛利蘭の髪は尖り過ぎていて不自然だ。だからすぐに見破れた。毛利蘭は回転しなくても、尖った髪の反対にある片方の目と髪だけを残してバッサリ削除すればホルスの顔となる。髪の先端はホルスのくちばしとなる。「ホルス」で画像を検索するとホルスの顔が把握できる。

阿笠博士は上から見ると目になるし、鼻とヒゲを上下逆さにすると一つ目になる。鼻を目だと考えればいいのだ。鼻とヒゲで目としているのは、目暮警部も同様だ。

そして、ついに江戸川コナンに隠されたホルスの目を見破る事ができた。江戸川コナンは上下を逆さまにすると、やっと分かった。以前より、飛び上がっている後ろ髪の癖毛に秘密があると思っていたが、180度回転させると、ホルスの目で下方に伸びている棒だと把握した。横髪の癖毛はホルスの目の右方の線となる。つまり、髪の毛だけを切り出して、上下逆にするとホルスの目になるわけだ。


主人公の母である、工藤有希子の髪型は666! (ちなみに、サザエさんは333の髪型となる。また、ナルトの九尾バージョンでは、勾玉が666+666。)
コマーシャルの前後に開閉する扉の取っ手の形が33というのも、ついでに話しておくとしよう。

服部平次は帽子のマークがホルス目。毎回同じ帽子を身に着ける。普段は後ろ向きに被っているが、本気になると被り直し、ホルスの目が登場となる。


名探偵コナンの主要人物は、全員が魔術で描かれているという問いは無事解決となった。念のために語っておくと、ワンピースやナルトに比べれば、名探偵コナンの魔術は少ない方だ。ジャンプの2つが多過ぎるとも言えるのだけど。

それにしても、名探偵コナン。殺人事件が次々と起き、司法が絶対だと強制する内容……。黒魔術的なので残念だ。勉学のためにも全話は把握するつもりだけどね。警官が犯人という結末は、大阪の1件だけというのも馬鹿馬鹿しい。ヤクザが一切出て来ないのは別にいいとしよう。一方のまじっく快斗は権力が出し抜かれて実に爽快。主人公の男子・黒羽快斗もスケベに忠実で、ムッツリの工藤新一は歯痒い。筆者はまじっく快斗のファンではあるが、名探偵コナンはあまり好きにはなれない。ベルモットの容姿は気に入ったけどね。ベルモットはある歳で不老を手に入れてしまった。筆者がオバはんキャラに注目したのは初めてだ(爆) 現実の地球にアセンションさえ起きれば、オバはんになってしまった女性もピチピチに若返るという想いが筆者の潜在意識に入っているからだろうか? アセンションの楽しみは、やっぱりベルモットみたいに女が若さを維持できる事だ!

No title
コナンといえば、赤井秀一の目はまさにホルスの目ですよね

目の下のシワがまさしく
2013-08-16(00:47) : 未来 URL : 編集
キールや本堂英祐も
未来さんは赤井秀一がお気に入りのようですね。目下はシワというかクマです(笑)
目単体ならば、キールや弟の本堂英祐がホルス目ですね。
実は当ブログを開設してから1話から550話辺りまで一気に見ています。なので、細かい所にも詳しい状態です。時間に自由があるというのはいいですよ!
2013-08-16(02:21) : 魔龍 URL : 編集
No title
クマだったんですね・・・知らなかった

550話一気に見るのは、ちょっと疲れそうですね。

私はちょっと仕事で疲れぎみです。

今日は、すごいシンクロがあったんです。

帰宅中踏み切りにかかった時、前の車が2666のナンバーで、その時に、ふとケイタイの万歩計をみると6666歩でした。なんか6だらけで、びっくりです。ミロクですか・・・

私の願望実現が近いことを暗示していると解釈しました
2013-08-17(00:16) : 未来 URL : 編集
透かさずホルスの目
クマや癖毛のように、一見、キャラクターの特徴を出そうとしているように見えて、透かさずホルスの目にするのが魔導師のやり方です。
勤めを直ちに辞める必要もありませんが、疲れるまでやる必要は無いです。適当にさぼっていればいいんです。体調や心境を理由だと周りに思わせ、ノロマになったと認識されれば占めたもの。そのペースでこなせる仕事しか来なくなります。
6が盛りだくさんのシンクロだったんですね。未来さんの願望が実現した後の事でも考えてください☆
2013-08-17(01:40) : 魔龍 URL : 編集
No title
コナンは目が月のかたち
2014-09-23(04:22) : 上条 URL : 編集
潜在意識の視点にあわせることで見破れる
シンボルの魔術は
潜在意識に働きかける魔術なので
潜在意識の視点だと
シンボルがまる分かりな状態で
その視点に
意識をあわせることで
見破れると思います

意識と潜在意識は
どちらも見る視点が違っており
同じもの見ているときでも
見ているものが必ず
そうだとは限らない
(例)
青山商事のザ・スーツカンパニーの
ロゴマーク

意識の視点→
アルファベットのW?

潜在意識の視点→
蛇の黒い口と白い4本の牙

最近ではアニメ
「けものフレンズ」
のジャパリマークが
逆さまにしたホルスの目か何かかな?
と思ったりしています

潜在意識が反応するシンボルを
わざわざだまし絵みたいに
しているのは
意識がシンボルに気付くことで
術の効果が無効化したり
反転するからなのでしょうか?

本来 意識と潜在意識は一つであったが
古代から続く様々な洗脳やフィルター
(概念や観念 先入観など)
によって見ている視点も
分断している状態で
その状態になって初めて
シンボルの魔術が
通用すると思います
2017-07-18(14:25) : 魂 URL : 編集”

※画像省略

お金で好きな事ができるのではなく、好きだからお金になる
http://magicaldragon.blog.fc2.com/blog-entry-171.html
”この記事は「自由人の カルマ・ヨガ ノート」さんの「信じる者は食べていける」という記事に感銘を受けて書いている。全部コピペでは、なんなので、自分の文章に直して語る事にする。

大学生に「お金がちゃんと入ってくるとしたら、君は何の仕事をしたいのか?」と尋ねると、絵を描きたいとか、小説を書きたいとか、演劇をしたいとか、歌を歌いたいとか、スポーツをしたいとか、自分の好きな事を挙げてくるそうだ。しかし、「お金にならないから」と、多くが奴隷労働者になる。

通常はお金が貯まったとしても、好きな事を仕事にする人は少ないだろう。ここで、好きな事を仕事にすると決めた人の中では、お金がたくさん貯まったら好きな事を仕事にしたいと考える人が一般的だ。しかし、実際には好きな事を仕事にしている人がお金になっているという話をしたい。

「食べていくためには、いやが応でも働かなくてはいけない。当たり前じゃないか、そうするしかないだろう!」

好きなことをしたいのならば、最初のうちに苦労して十分お金を稼いだ後に――、という筋立てで生きていくのが、まっとうな常識でもある。

MBA(経営学修士)を修了したばかりの1500人を対象に追跡調査を行った。

グループA: 「まずしっかり稼いでから、やりたいことを始めるべきだ」という考えの持ち主

グループB: 「自分の興味を追求していけば、それが日々の糧を得ることにつながるはずだ」という考えの持ち主

この2つのグループに分けた時点で、人数のバランスは片方に大きく偏ってしまう。調査対象者の実に83%に上る1245人が「グループA」、つまり、「お金を稼いだ後でやりたいことをする」という考え方だった。残りの17%の255人が「グループB」で、「興味あることをすれば食べていけるはずだ」という考え方である。

そして20年後――
調査対象者の中から計101人の億万長者が誕生した。
その内訳は何と、「グループA」からは1人、そして「グループB」からは100人、という結果だった。

要するに、好きな事をするためとはいえ、お金を目的にしたつまらない仕事では、当初の目的のお金すら危ういのだ。一方で、好きな事をしてお金になると考えている人は、好きだからどんどんやる事ができ、結果的に他の人が到達できないような結果を出してくる。お金も必然的に集まるというわけだ。

お金が目的に過ぎないのに、成長だとか、スキルアップのようにすり替えてしまう人もいる。嫌な仕事のスキルをアップして、もっと効率的に嫌な仕事からお金を儲ける事が成長というわけだ。そんな収入はタカが知れている。

常識という言葉があるが、筆者の場合には支配層が大衆を奴隷労働に誘導する嘘だと認識している。つまり、「食べるためには働かねばならない」という常識は奴隷化の言葉なのだ。誰の名言か忘れたので、筆者の名言という事にして欲しいが、「人と同じ事をするのは愚かだ。だって、ほとんどの人は成功していないのだから、人と違う事をする事こそが成功の秘訣だ。」

人生はそんなに長くない。嫌な仕事でお金を貯めるヒマがあれば、好きな事をやった方がいい。そういう意味でもサラリーマンは辞めるべきだ。まあ、文章を書いたりイラストを描いたりと好きな仕事を会社でできるならば悪くはない。ただし、いつまでも現場担当ではなく、管理職に回る事もある。すると、他人の作った作品をチェックしたり、指示を出す立場になり、本来の好きな仕事からは外れてしまう状況もある。また、会社の方針に沿わない内容は作れないので、才能を充分に発揮できるとは考えにくい。

ちなみに、筆者は会社勤めの期間は10年近かった。今は辞めたわけだが、どうしてそんなに長い期間、会社に勤められたのだろうか? 実は勤務中に「自分の好きな事」をやっていたからだ。勤務時間に小説やシナリオのネタを編み出したり、ホームページの企画を練ったり、インターネットをしていた。だからこそ、会社に通う事ができたのだ。しかしながら、ついに、筆者のサボリをやめて欲しいという面談になり、筆者としてはサボリをやめるのではなく、会社を辞める事にした。

匿名掲示板で、「会社員が8時間働いて8時間寝て、通勤や食事・入浴の時間を引くと、1日3時間くらいしか自由時間が無い」と嘆いている人がいた。その3時間で匿名掲示板に出入りしていたら、もはや1日の残りは無くなってしまうので、「匿名掲示板は勤務中にやれ」と的確なアドバイスをしている人がいた。筆者もこの人の考え方は支持したい。

当ブログのお奨め記事。
会社の仕事は2時間で終えよ!
この記事は、筆者の前ブログからのコピペでもある。

筆者のようにライターとかホームページとか、その手の内容に限られるものの、会社をどうしても辞めたくないならば、会社で好きな事をやればいい。

やりたいことを先延ばしする必要なんかない!――

これって結構重要なので、例え話で説明する。

ハタチの時にシナリオライターになりたいと思った青年がいるとする。でも、食っていけないと思って、就職活動し、大卒後には全く関係の無い経理の仕事に就いた。そして10年経った時、その人は主任になり、貯蓄も1000万円となっていた。しかし、その人はシナリオライターになる事はできない。10年間に少しはシナリオを書いたけど、中途半端で進んでおらず、ネットに公開すらできていない。そして更に10年、その間、仕事は忙しく、趣味のヒマは無い。しかも、若さを失ったので、時間があれば文章が書けるという状況でもなくなっていた。そんな時、会社が倒産し、職を失った。食べるだけのお金はあるのが幸いだった。しかも、時間は相当に有り余る状況。しかし、既にシナリオを書く情熱は失われていた。半年後、経験を活かせる経理の仕事が見つかった。そして、彼は永久に自分のやりたい事ができなかったのだ……。

大学生くらいだと、若さというのを甘く見ている。筆者も大学生の時には、創作に対して情熱もあり、ついでに性欲も相当に大きかった。そして、自分がもっと年を取っても、同じ活力を維持していると考えていた(俺がスケベじゃなくなるはずがないと過信していた)。だが、そうではなかったのだ(笑)

筆者は自分が好きだと思っているシナリオライターの仕事を実施している。事業者からだけではなく、個人からの依頼も受ける。依頼者が趣味の範囲で利益目的ではない依頼はなかなか面白い。要するに、個人が自分を主人公とした物語を作って欲しいわけだ。実績を増やす内に、筆者に野望が発生すれば、大きな企業から仕事を受けてもいいし、道は開けてゆくだろう。食っていけるのかって? 記事を書いてる今、夜中なのに夜食で腹一杯だ。

とにかく、今やりたい事は、今しかできない。お金が貯まってから、時間が過ぎてからという事はあり得ないのだ。テーマは逸れるが女性が「子供は欲しいけど今は」「5年くらいは自分磨きをしていい男をゲットしてから」なんて思っているのは間違いだ。時が経てば若さを失う。絶対に今の方がいい男にもてるし、元気な赤ちゃんを健康的に産める。また、女の性のパワーこそが、男を成功に導く。女が一人で人生設計している時点で的外れなのだ。既に過去記事で語っている話もあるが、男女のテーマは改めて実施という事で。


あなたに充分なお金があったら、あなたは何をしたいだろうか? 仮にお金が無くても、あなたには自分のしたい対象をお奨めしたい。

それから、好きな事をやっていないと、愚痴っぽくなる。ブログの内容も、政府や権力者、ミスした企業や有名人を攻撃するような内容になる。下手すると、好きな事をやろうとしている人間に「やめた方がいい」「君には無理だ」とか足を引っ張る酷い言葉を掛けてしまうだろう。最悪の場合、他人の生き甲斐を奪う人間になる。

あなたが自身が好きな事をやっていれば、他人の応援に回る。そういう意味でも、待たずに好きな事をやる人生を、あなたにお奨めしたい☆”

※画像省略

信じる者は食べていける
http://mitsunakoudai.blog.fc2.com/blog-entry-222.html
”「自分の命のことで、何を食べようか何を飲もうかと思い悩むな」
 「空の鳥をよく見なさい。種もまかず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか」

 ――これは、イエスが語ったとても有名な教えのひとつです。


 ところが、2000年を経た今もなお、この教えは「現実面で全く人の心に定着していない考え方」と言えるかもしれない…。
 「食べていくためには、いやが応でも働かなくてはいけない。当たり前じゃないか、そうするしかないだろう!」と、多くの人が口々に語る。

 そして、もし思い悩むのをやめて好きなことをしたいのならば、最初のうちに苦労して十分お金を稼いだ後に――、という筋立てで生きていくのが、まっとうな常識でもある。
 中国の格言のいわゆる「先憂後楽」であり、のび太のお母さんがいう「遊ぶのは宿題が終わってからにしなさい!!」である。


 でも果たして本当に、イエスが説く「空の鳥」みたいな生き方が、この実社会で通用するものなのか? それともやはり、中国の格言や、のび太のお母さんが口うるさく言う「常識」の通りなのか?――
 少し以前のものだけど、このことを現実的に検証したともいえる研究がある。

 元ハーバード・ビジネス・スクール教授で、著名なコンサルタントであるマーク・アルビオン氏は、1960年から80年までの20年間にわたり、MBA(経営学修士)を修了したばかりの1500人を対象に追跡調査を行った。

 対象者は最初に、その人の考え方に応じて、次の2つのグループに分けられた――

グループA: 「まずしっかり稼いでから、やりたいことを始めるべきだ」という考えの持ち主

グループB: 「自分の興味を追求していけば、それが日々の糧を得ることにつながるはずだ」という考えの持ち主


 で、当然のことながら、この2つのグループに分けた時点で、人数のバランスは片方に大きく偏ってしまう。

 調査対象者の実に83%に上る1245人が「グループA」、つまり、「お金を稼いだ後でやりたいことをする」という考え方だった。
 残りの17%の255人が「グループB」で、「興味あることをすれば食べていけるはずだ」という考え方である。


 そして20年後――
 調査対象者の中から計101人の億万長者が誕生した。
 その内訳は何と、「グループA」からは1人、そして「グループB」からは100人、という結果だった――。



 本当に驚いてしまうほど、歴然とした数字ですよね!
 もちろん、億万長者になれれば人生がOKなわけでは決してない。また調査対象者の全員がMBA修了者なわけだから、「自分の興味を追求する」といっても、一般の人とは戦略レベルが違う…。

 と、細かな解釈は色々と付け加えられるかもしれないけど、私たちが受け取るべきメッセージの要点は、とてもはっきりしているはずだ。

 やりたいことを先延ばしする必要なんかない!――


 そして何より大事なものとは、食べていくための「お金」そのものではなくて、糧は得られると「信じる」ことなのだろう。

 つまり、「信じる者は食べていける」――。それどころか、この調査での両グループにおける億万長者の出現率の違いからすれば、「信じる者は与えられて、いよいよ豊かになる」くらいに言えるのかもしれない…。


 自分は、大いなる存在によって、常に養われている。
 この考えは「信じてみる価値がある」ものであり、「それを前提に、人生を生きてみるに値する」ものに違いないでしょう!”

消失した良質ブログその1
http://keen135.blog62.fc2.com/blog-entry-314.html
”以前働いたら負け【抜け出せ、サラリーマン奴隷・社畜】~投資 中級者向け~というブログがあったようだ。なかなか素晴らしいことを書いてあったのだが、つい最近見たら消滅していたのである。どのような理由で管理者の方が閉鎖されたかは全くわからないが、このままでは非常に惜しいと思い、このブログに特に良かったと思える文書を掲載することにした。以下がその再現文書だ。
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会社の仕事は2時間で終えよ~深田萌絵さんより

【2008/06/06 22:26 】



ヤフーに面白いコラムがあった。以前に読んでいたが、このブログを開設する前の話だったので、本日語る事にする。残念ながら、そのコラムはつい先日消えてしまっていた。深田萌絵さんの「会社の仕事は2時間で終えよ」というタイトルのコラムだ。キャッシュ(アーカイブ)には残っており、それをまず読んで欲しい。

会社の仕事は2時間で終えよ☆ の巻

・昼寝して体力を温存するか英語の勉強をしろ
・時間を自分に投資
という言葉は興味深い。ちなみに、筆者は英語ではなく、ITのスキルか金融の知識だと考えている。

会社で働いている時間程に人生で無駄な時間はない。しかしながら、正社員で内勤ならば机に座っていないといけない。ここで、インターネットができる環境ならば、勤務時間内に金融の知識を高めたり、世界情勢を把握する事は可能だ。考えれば勤務時間内に色々な事ができる。メールの返信や日記・小説・ブログの文章作成、
趣味や金儲けのためのホームページのネタを纏める、旅行計画の文書化や投資のレポート作成…。頭の中ならば何を考えていても良い。読者達も試行錯誤して自分に合った内職を見つけよう。

外回りは仕事以外の事ができる貴重な時間だ。ついついゲームセンターへ行ってしまう人がいるようだが、ストレスが発散されているなら問題はない。寝ているならば体力の温存という点ではバッチリだ。筆者の知人の中には、勤務中に買い物に行ったり、家に帰って寝たり、祖父母の家を頻繁に訪れるツワモノもいる(笑)。

勤務時間で行う事のポイントは「体力の温存」または「有用分野の開拓」となろう。体力の温存があれば、自宅に戻ってから勉学に励めるので拘束されている時間を無駄に過ごす事にならない。
時間は作れそうだけど、何をすればいいか思いつかない人は、「勤務時間に仕事以外の何をすれば自分の目的に近づくか」を考える時間に割り当てればいい。筆者も行き詰まった時は、何をすべきかを思考していた。

深田萌絵さんのコラムタイトルを筆者の説明に替えると、勤務時間が8時間と仮定して、仕事は2時間し、残り6時間は別の事をやるか寝ろとなる。残業をする場合でも理屈は同じで、
2時間の残業をする場合、勤務時間内はほとんどを別作業に割り当て、残業時間はそれなりに密度の濃い作業をする。
あるいは残業時間にこそ自分の習得したい分野に取り組む。
もちろん、残業しなくていい場合には手当てを騙し取る必要は無く帰宅して行う。
ただし、会社の時間だからこそする気力が湧く事もあり、家に帰るとついついゴロゴロなんて事もあり得るので、実は会社の時間こそが新たな事を開拓できる時間だ。例えば、会社にいるからこそ金融の勉強をする気力が湧き、家に帰ればたとえ体力があってもテレビゲームなんて事が起きてしまっては、金融の知識は身につかない。

勤務中に別の事をするだなんて、奴隷社畜の考えだと「給料泥棒」という評価になるが、会社こそが「時間泥棒」であり、その時間を取り戻しているに過ぎない。ちなみに、筆者の勤務先の社畜は始業時間の50分程前に到着し、サービス残業を1時間はして帰る。

会社で勤める上で本当に恐ろしいのは、金銭的に搾取されている状態ではなく、時間を奪われている状態だ。
会社ではフル時間働く必要は全くない。
時間をより作るためには、易しい仕事しか回ってこないよう、自分の実力を隠すのがポイントといえる。無能のレッテルを貼られれば、勤務時間は「時間という真の資産」の宝庫となる。
それでは給料が上がらないって? 何を今更。
当ブログは「不労所得をいかに増やすか」であり、会社からの給料を増やすよりも簡単に会社からの給料なんて超越するという話だ。
あるいは「いかに搾取されていない自分の時間を持つか」であり、会社の給料は奴隷の鎖に等しい。どうせ、給料が増えても服やアクセサリが増えたり車のランクが上がるだけ、いやいや税金や社会保険が上がるだけ。もっと酷い場合には心身の病気で医療費が上がるだけなのだから、出世のために働くのは無意味といえる。
自分の給料が上がるか否かは、
その会社で頑張るかどうかではなく、日銀がマネーサプライを増やすか、
資源価格が安く抑えられているかで決定的になるので、この2つが逆にある場合には、何をやっても給料は上がらないので勘違いしないようにしよう。

奴隷達よ、会社に奪われた時間を取り戻して、本来の輝きを取り戻せ!
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以上でコピペ終了。次はコメント欄の書き込みへいく。”

消失した良質ブログその2
http://keen135.blog62.fc2.com/blog-entry-315.html
”前回の記事のコメント欄だ。
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「モモ」を連想しました

 お疲れ様です。
最近お金よりも時間についてもやもやとしたものを感じていて、
今回の深田さんのコラムとAstarothさまの
実に明快なご説明に得心がいきました。

> 勤務中に別の事をするだなんて、奴隷社畜の考えだと「給料泥棒」という評価になるが、会社こそが「時間泥棒」であり、その時間を取り戻しているに過ぎない。
> 会社で勤める上で本当に恐ろしいのは、金銭的に搾取されている状態ではなく、時間を奪われている状態だ。

思わず至言!と唸りました。
毎日働いて、帰ってきて、寝る時間も満足に得られないと悲観していましたが、
不必要な残業と周囲に合わせた態度のせいで自ら時間を削っていたからだと痛感しています。

「不労所得をいかに増やすか」は当分先の話になりそうなので、
当面は「いかに搾取されていない自分の時間を持つか」に
ウェイトを置いてやっていくつもりです。
通勤時間や仕事の指示待ちの時間など、
むざむざ捨てている時間が多過ぎる
と感じた次第です。

それでは。

【2008/06/06 23:43】 NAME [keyboard-walker] WEBLINK [] EDIT []


Re:「モモ」を連想しました

モモはウチに本があり、10代前半に読んだ記憶はありますが、内容はサッパリ覚えてません(爆) しかしながら、時間泥棒の話だった事は思い出しています。恐らく「奪われた時間を取り戻せ」のような話なんでしょう。実はそれは架空の物語ではなく、現実の人間社会の話で、会社に限定された話ではなく、子供達の通う学校も時間泥棒の一派です。よって、感受性の高い子供は登校拒否になるという、実は学校に行っていない子供達こそが人間として正常のケースさえあるという認識です。本来の人間こそが未来を奪われる、奴隷になれないなら死ねというのが現代の社会です。当方は大学を出てしまったので、奴隷場には入りやすいですが、奴隷になる事は大きく拒否しています。
確かに会社は時間泥棒ですが、keyboard-walkerさんが気づいたよう、残業に関しては自分の意思で変える事ができます。「残業で時間を奪われるのが嫌」なのか「定時で帰って白い眼で見られるのが嫌」なのか、自分の意思をハッキリさせる事です。また、どうせ他人は悪口を言ってくるのだから、残業したからといって悪口がなくなるわけでもありません。みんな白い眼で見るわけではなく、釣られて早く帰る人も現れるはずで、自分の影響力を信じてもいいくらいです。

【2008/06/07 20:40】
その通りですね

本当にその通りです。私も必要最低限を午前中に処理しあとは自由時間にしています。まあ製造業なのでトラブル、立会いはどうしようもありませんが。でもAstarothさまはどのように自分の能力が分からないようにしているのですか?私も転勤だらけが嫌で転職しこの地に留まろうとしていますが奴隷エリート大学出てしまったので外国への転勤がありそうな仕事をしてしまっています。(いわゆる生産技術)早く独立したいので会社内で窓際っぽい環境関係の部署に行きたいとは思っているのですが。(審査員などの資格取得のため)Astarothさまは今後どのように会社で振る舞い、そしていつ独立?されるのですか?同じような感じの仕事場だと思うので参考にご教示ください。
今は、会社からの投稿です。

【2008/06/09 13:24】 NAME [takeshi1975] WEBLINK [URL] EDIT []


Re:その通りですね

会社からの投稿というのは、いい事です。
能力を隠すには、とにかく仕事では手を抜く事です。
残業を全くしないのも1つの手法で、どんな仕事が来ようが定時に帰るとなれば、どうしてもいい加減になる仕事が出ます。
残業しようがどうせできない仕事は発生するわけで、しつこく言われない限り仕事はしません。
仕事を間引くのも1つの手法です。周りや上司が諦めてくれればしめたものです。
(家での勉強や趣味で)疲れた状態で会社へ行けば、嫌でもミスして評価が下がってゆきます。
性格的に許せない場合もありますが、人生は意外に短いです。「人生でそんな事をしている時間はない」と心で唱えてください。人のためにならないのが気になるなら、心やお金に余裕を持って、奴隷労働とは別のエリアで、ぜひ人のためになってください。

当方の目的は独立ではなく引退です。目的は贅沢ではなく不労です。ただ、ビジネスや投資は奴隷労働より効率がよく、大きなお金に恵まれても不思議は無いです。
経済的な激動が、2008~2010年辺りに起きると考えているので、この時期が過ぎるまでは、激動に耐える準備だけし、動かないのが正解だと考えています。経済的な激動の結果起きる事は、日本でいえば明治維新や敗戦を上回るような出来事だと考えています。なので、その方向性が見えるまでは、独立とかは考えず、世界情勢を把握できる余裕の持てる企業ならば勤めていても差し支えありません。

当方は「イイ大学を出て頭がいいんだからもっと潜在的な能力があるはず」のような評価ですが、本当に頭が良かったら、会社で働く事がどういう事か、奴隷搾取に気づくわけで、「賢い頭を盲目的に会社のために活用する」なんて事があるはずもないです。
以前に「大学卒は効率の良い奴隷である証」のような話をしましたが、奴隷になるためにに高校・大学で苦悩したつもりはなく、効率良く使われるのは拒否し、むしろ会社を利用してやろうと考えました。

【2008/06/20 00:35】”


《働いたら負け》会社の仕事は2時間で終えよ☆ の巻
http://magicaldragon.blog.fc2.com/blog-entry-10.html
”以前にヤフーには面白いコラムがあった。残念ながら、現在そのコラムは消えてしまっている。深田萌絵さんの「会社の仕事は2時間で終えよ」というタイトルのコラムだ。深田萌絵 萌絵的マネーライフ ~だって、お金持ちになりたい☆~」の1つとなる。

筆者が要約すると、勤務中に
・昼寝して体力を温存するか英語の勉強をしろ
・時間を会社にではなく自分に投資しよう
という内容だ。筆者は英語ではなく、ITのスキルか金融の知識だと考えている。

会社で働いている時間程に人生で無駄な時間はない。しかしながら、正社員で内勤ならば机に座っていないといけない。ここで、インターネットができる環境ならば、勤務時間内に金融の知識を高めたり、世界情勢を把握する事は可能だ。考えれば勤務時間内に色々な事ができる。メールの返信や日記・小説・ブログの文章作成、趣味や金儲けのためのホームページのネタを纏める、旅行計画の文書化や投資のレポート作成…。頭の中ならば何を考えていても良い。読者達も試行錯誤して自分に合った勤務中の内職を見つけよう。

外回りは仕事以外の事ができる貴重な時間だ。ついついゲームセンターへ行ってしまう人がいるようだが、ストレスが発散されているなら問題はない。寝ているならば体力の温存という点ではバッチリだ。筆者の知人の中には、勤務中に買い物に行ったり、家に帰って寝たり、祖父母の家を頻繁に訪れるツワモノもいる(笑)。

勤務時間で行う事のポイントは「体力の温存」または「有用分野の開拓」となろう。体力の温存があれば、自宅に戻ってから勉学に励めるので拘束されている時間を無駄に過ごす事にならない。
時間は作れそうだけど、何をすればいいか思いつかない人は、「勤務時間に仕事以外の何をすれば自分の目的に近づくか」を考える時間に割り当てればいい。筆者も行き詰まった時は、何をすべきかを思考していた。

深田萌絵さんのコラムタイトルを、筆者の説明にしてみる。勤務時間が8時間と仮定して、仕事は2時間し、残り6時間は別の事をやるか寝ろとなる。残業をする場合でも理屈は同じで、2時間の残業をする場合、勤務時間内はほとんどを別作業に割り当て、残業時間はそれなりに密度の濃い作業をする。あるいは残業時間にこそ自分の習得したい分野に取り組む。もちろん、残業しなくていい場合には手当てを騙し取る必要は無く帰宅して行う。ただし、会社の時間だからこそする気力が湧く事もあり、家に帰るとついついゴロゴロなんて事もあり得るので、実は会社の時間こそが新たな事を開拓できる時間だ。例えば、会社にいるからこそ金融の勉強をする気力が湧き、家に帰ればたとえ体力があってもテレビゲームなんて事が起きてしまっては、知識は身につかない。

勤務中に別の事をするだなんて、奴隷社畜の考えだと「給料泥棒」という評価になるが、会社こそが「時間泥棒」であり、その時間を取り戻しているに過ぎない。ちなみに、筆者の以前の勤務先に関し、社畜は始業時間の50分程前に到着し、サービス残業を1時間はして帰る。

会社で勤める上で本当に恐ろしいのは、金銭的に搾取されている状態ではなく、時間を奪われている状態だ。
会社ではフル時間働く必要は全くない。時間をより作るためには、易しい仕事しか回ってこないよう、自分の実力を隠すのがポイントといえる。無能のレッテルを貼られれば、勤務時間は「時間という真の資産」の宝庫となる。
それでは給料が上がらないって? 何を今更。奴隷を抜け出せば、会社からの給料を増やすよりも簡単に会社からの給料なんて超越するという話だ。あるいは「いかに搾取されていない自分の時間を持つか」であり、会社の給料は奴隷の鎖に等しい。どうせ、給料が増えても服やアクセサリが増えたり車のランクが上がるだけ、いやいや税金や社会保険が上がるだけ。もっと酷い場合には心身の病気で医療費が上がるだけなのだから、出世のために働くのは無意味といえる。
自分の給料が上がるか否かは、その会社で頑張るかどうかではなく、日銀がマネーサプライを増やすか、資源価格が安く抑えられているかで決定的になるので、この2つが逆にある場合には、何をやっても給料は上がらないので勘違いしないようにしよう。

一流大学を出ても奴隷のエリートというだけでサラリーマンならば状況は変わらない。
奴隷達よ、会社に奪われた時間を取り戻して、本来の輝きを取り戻せ!


以下は読者のコメント。
「モモ」(ミヒャエル・エンデ作)を連想しました

 お疲れ様です。 最近お金よりも時間についてもやもやとしたものを感じていて、 今回の深田さんのコラムと筆者さまの 実に明快なご説明に得心がいきました。
> 勤務中に別の事をするだなんて、奴隷社畜の考えだと「給料泥棒」という評価になるが、会社こそが「時間泥棒」であり、その時間を取り戻しているに過ぎない。
> 会社で勤める上で本当に恐ろしいのは、金銭的に搾取されている状態ではなく、時間を奪われている状態だ。
思わず至言!と唸りました。 毎日働いて、帰ってきて、寝る時間も満足に得られないと悲観していましたが、 不必要な残業と周囲に合わせた態度のせいで自ら時間を削っていたからだと痛感しています。 「不労所得をいかに増やすか」は当分先の話になりそうなので、 当面は「いかに搾取されていない自分の時間を持つか」に ウェイトを置いてやっていくつもりです。 通勤時間や仕事の指示待ちの時間など、 むざむざ捨てている時間が多過ぎると感じた次第です。 それでは。

実は当ブログ筆者の旧ブログの同記事を引用して下さっているブログがある。当ブログを開設したので、こっちに移したというのが正解だ。
消失した良質ブログその1


会社=学校
学生の人は会社の部分を学校に例えて考えるといいかと思います。そもそも学生というのはお客さんなわけでもっと丁寧に扱ってほしいものですが、奴隷教育のために自由が虐げられているわけです。

2014-09-19(19:10) : 上条 URL : 編集

100%同感です
私もいつも会社でほとんど仕事したことがないです。自営のための作業や勉強などこっそりしていました。私みたいな人間が周りにはいなかったので、ここに書いてあるとおり、時間を奪われることがどれだけ人生の無駄かを理解している人が他にもいて本当に感激です!

2014-11-22(17:19) : Luz URL : 編集 ”

※画像はこの記事にはないので画像省略なし。







プロ向けの本格的な技術書を翻訳・監訳・著作したことで、
人脈の「質」が変わった。
強力な人たちの評価を獲得し、起業がうまくいった。
また、日本や海外で講演したときは、
その直後、あちこちからたくさんのヘッドハントの電話やメールや手紙が来るようになった。

わらしべ長者の戦略だ。
小さなハロー効果を手に入れ、それをテコに
もう少し大きなハロー効果を手に入れ、それを繰り返す。

私も、最初から翻訳・監訳・著作の依頼があったわけではない。
最初は、「エンジニア同士の勉強会に参加する」という、
誰でもできる、極めてささやかなアクションから始めた。
そこで、いろいろ交流しているうちに、他のエンジニアから、
雑誌記事を書く仕事を回してもらった。
わらしべを手に入れたのだ。




本当に「才能」なるものがあるとしても、
それがあなたの中に埋まっているかどうかは、
運でしかない。
金脈掘りと同じだ。
「掘ったら金が出るかどうかが運なように、
やってみて才能があることがわかるかどうかも運」なのだ。

なので、自分に才能があるかないか? を悩む時間があったら、
その時間を、単純に、試行回数を増やすのに投資したほうが、
はるかに成功確率が高くなる。
悩んでる暇があったら、1回でも多くサイコロを振ろう。
これは「運ゲー」なので、悩んで悩んで悩みまくってサイコロを振ったって、
悩んだほどには、いい目が出る確率が高まったりはしないのだ。

また、成功者のツイートやブログや本を読んで成功法を研究するのは、
多少はやったほうがいいが、それに時間を使いすぎると、逆に成功確率は下がる。
注意しなげればいけないのは、
成功者は、
『「自分のやり方が正しかったから成功したのだ」というフリをしたほうが、
圧倒的に得』だということだ。





坪井一真@千客万来ブログの作り方@visionary_mind1
8月27日
ブログの書きすぎで腱鞘炎になった時にしたこと。

親指シフトを覚えた
人間工学キーボードに変更した

たったこの2つを取り入れただけで、腱鞘炎が断然によくなっていった。

親指シフトに戻ってからローマ字打ちをしたら、腕が筋肉痛になった。
それほど酷使してたんだなと実感。

変えてよかったー

ごろまん
@GOROman
良い道具を手に入れるのは早ければ早いほど良い。
道具がなくて失った時間より時間をお金で変えるし








遊民
@hachapin2
8月29日
アルバイトで得た賃金ではじめて飲み会に参加した時、
「汗水垂らして自分の力で稼いだカネで好きなことをやったぞ!」という充実感は微塵もなく、
あったのは「3時間の労働が2時間の酒に消えた合計5時間消えた」徒労感と心が離れていく感覚と
「消費をやめればその分働かなくていい」という気づきでした





「文章の推敲は、自分一人でやるものだ」と思いこんでいないだろうか?

しかし、グループウェアなどのコラボレーションツールを使って「みんなで推敲」すると、文章は、驚くほどよくなる。

「Googleドキュメントを文章推敲プラットフォームとして使う」という、誰でも思いつきそうな、しごく単純なアイデアだが、実際にやってみると、驚くほどの威力があり、新鮮な感動を覚える。これは、集合知を使った文章推敲のイノベーションだ。

この「みんなで推敲」の体験談の発表会が8月30日に開催された。具体的に、どのように「みんなで推敲」が行われ、文章が改良されていくのか、そのプロセスが分かる、たいへん興味深い内容だったので、この記事でまとめる。
Omosiro_20190901191301

今回発表を行ったのは、ふろむださん主催の[面白文章力クラブ]のメンバーの3人。このクラブは、ライティングの初心者からプロまでが集まって「みんなで推敲」を行う場所だ。

わたし自身、行き詰まったり、誰かの意見が聞きたいとき、お世話になっている。[デオコを使うと女の子の匂いになって脳がバグる記事]が社会現象を起こすほど影響があったので、この記事に対する「みんなで推敲」のプロセスを発表した。いつもは門外不出だが、許可をもらって公開するので、ぜひ参考にしてほしい。

「デオコ」の記事はどのようにでき上ったのか [プレゼン資料](@Dain_sugohon)
面白文章力クラブに実際に入ってみてどうだったか? [プレゼン資料](内原さん@kanshinko)
フィードバックをもらうことの効用 [プレゼン資料](永田さん@DataVizLabsPath)

「デオコ」の記事はどのようにでき上ったのか

まず、わたしのプレゼン。デオコの記事について。実際のところ、初稿はもっと長文だったのだが、みんなで推敲していくうちに、バッサリ削ったのである。最初はトピックが2つあった。

 a. なぜ女の子はいい匂いがするのか?
 b. おっさんが女の子の匂いになったら脳がバグる

a.は、女の子の匂いを、なぜ「良い」と価値づけするのかの話だ。進化心理学の立場から、性別や成熟度を判断するために「良い匂い」と価値づけするに至った経緯を説明する。そしてb.は、女の子の匂い物質「ラクトン」を含むボディソープを使ったら、「くたびれたおっさんの身体から、女の子の匂いがする」異様な体験をしたというレポートだ。

ところが、2つの話題の面白さの方向性が違っており、面白さの本質はb.にあるという指摘を貰った。せっかく書いたものを削るのは残念だが、よく考えてみると、たしかにa.が冗長となっており、b.に到達するまでに離脱されるかもしれぬ。

この辺りの経緯は、[生原稿とレビューコメント]を見たほうが早い。同じ原稿に対し、全体的な構成や代案を、チャットしながらレビューする、みんなで推敲のプロセスを見ることができる。

私がよくやる失敗として、「お寿司ラーメン」がある。「お寿司は美味しい。ラーメンも美味しい。だからお寿司とラーメンを一緒に出したら、もっと美味しい」という理屈だ。「何を美味しいと思ってもらうかによって、メニューを組み立てる」という発想がない。ここは戒めたいところ。

「読者を感情移入させるためのキャラ設定」や
「物語の本質に潜む『切実さ』を出す」
「いったん読者を予測させた後、裏切れ」

「後知恵バイアスと注意集中バイアス」…

文章を書く上で、「本文」に入る前の前置きを短くする。言われてみれば当たり前のことだが、前置きを書くのに夢中になって、どんどん長くなっていることに気づかない。

だが、これに気づかないのは「注意集中バイアス」のせいだという。すなわち、自分が注意を向けているものの価値を過大に評価する傾向があり、前置きを書いていると、前置きが重要な気がしてきて、本文そっちのけになってしまう。


これ、わたしも非常によくやってしまう。

人の仕様である認知バイアスのため、自分で回避するのは難しい。しかし、他人が書いた文章なら問題ない。自分の文章でないから、冷めた目で「前置きが長い」と言える。このフィードバックは有難い。

ライティングの世界で「編集者」という存在が必須なのは、こうしたバイアスから離れた目で、その文章を取り巻く世界を含み、第三者的なコメント・代案が必要だからだろう。

永田さんの原稿は、みんなで推敲され、最終的には新聞寄稿記事や、自分史上最高の「いいね」「スキ」がもらえたnote記事になる。
QAいろいろ

会場からいただいた質問で、「どこまで書くか?」があった。書きたいことについていくらでも出てくるが、何を、どこまで書くべきかという問いだ。

答えは、「全部」だ。構成クソ食らえって感じで、そのテーマで書きたいものをとにかく全部、重複も筋道も関係なく、全部吐き出すつもりで書く(読書猿『アイデア大全』のレヴィ・ストロースのように書きなぐれ)。その上で、推敲する。わたしの場合になるが、書きなぐったものが最終的に記事になるのは、ほぼ1割。

sli.doでいただいた質問で「仕事でミスをして謝罪文を書かなければいけないけれど、それも面白文章クラブでレビューしていい?」について。

答えは、ぜんぜんオッケー。会社名などを伏せればいいし、レビューイーは(投稿した時間帯にもよるけれど)数分~1、2日でフィードバックしてくるから、それほど時間もかからない。

このクラブでは、「みんなで推敲する」対象の文章は問われない。わたしのような書評をはじめ、日常をエッセイ風に描いた記事や、永田さんのようなガチの寄稿記事もあるし、いわゆる小説のプロットやアイデア、物語もOK。ちなみに、わたしのブログで[上手な謝り方]を紹介しているので、ご参考までに。

かなり重要なのが、「YKTのように記事をフィードバックする際に意識している基準はほかにありますか?」という質問だ。

これはまず、「YKT」について説明する必要がある。

YKTとは「読みたい気持ちタンク」の略で、クラブ内の共通用語だ。読みたい気持ちが入っている仮想的なタンクで、面白そうだと感じたら増え、つまらなくなりそうだと感じたら減る。そして、YKTが空になったら、読者は離脱するという仕組みだ。

クラブでは、「つまらない」という代わりに、「この説明が長いのでYKTが減った」と言い、「面白い」という代わりに「このリード文でYKTが増えた」と言う。単に「面白い」「つまらない」ではなく、「どこが」面白い/つまらないかをYKTで説明するのだ。

この「どこが」は超重要。なぜなら、普通の人は「面白い」と思ったら先を読み、「つまらん」と思ったらブラウザを閉じるだけだから。そして、どちらの場合もわざわざ教えてくれるものではないから、「どこが面白い/つまらない」を読者視点で教えてくれるのは、本当にありがたい。

そして、YKT以外にもフィードバックの基準があるか? というのがsli.doの質問だ。この答えは、ふろむださん本人のコメントを引用しよう。

YKT以外では、たとえば「モデル- ビュー構造」、「モデル - 企画 - 原稿 構造」、「ログライン - 企画 - 原稿 構造」、「書き出し - ハロー効果 - 確証バイアス 構造」などを意識してレビューすることが多いです。

これ、さらりとまとめているけれど、めちゃくちゃ圧縮しまくっている。

たとえば「モデル(what/何を書くか)」を自問自答した後、「ビュー(how/どう書くか)」へ落とし込んでいく段階を踏んだプロセスが必要だ。さらに、それぞれのプロセスについて詳細な解説がある。これ以上は、「モデルービュー」ができていない文章の実例を併せて説明しないとピンとこないので割愛する(そのうちふろむださんがまとめてくれることを期待してる)。

みんなで推敲すると、文章は面白くなる。この「みんなで推敲」のプロセスは、編集をシェアするという、新しい編集のやり方なのかもしれぬ。


リアル君の名は。おっさんが女の子の匂いを買ってきて身につけたら、たまらない背徳感を味わえた
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2019/05/post-bdca48.html
”「女の子の匂い」をご存じだろうか?

「臭い」ではなく「匂い」である。

よく言われる、せっけんの香りではない。デオドラントや柔軟剤、コンディショナー、乳液、ハンドクリーム、化粧水、オーラルケア、ファンデなどの香料、フレグランスでもない。それらは、女の子から漂ってくる様々な匂いを構成する要素にすぎない。

そうした、外づけの化合物ではなく、女の子自身から発する匂いだ。ココナッツミルクや白桃を想起させる、何とも言えない、「匂い」というより、「あの感じ」といえば分かるだろうか。心地よく、はっとする感じ、あるいは身体的にオンになる感覚である。

これは、わたしの変態性が生み出した妄想にすぎぬ、と考えていた。しかし、優れた先人たちの研鑽と研究の末、「女の子のいい匂い」とは、以下の物質であることが判明している。

 ・高級脂肪酸と安息香酸エストラジオール
 ・ラクトンC10、C11

では、女の子の匂いを再現することはできるのだろうか?

結論からいうと、可能だ。[女の子の匂いを再現する]で解説した方法で、脂肪酸やアルデヒトの「匂い」を再現することができる。しかし、一般には入手困難な試薬であったり、実験器具を要するため、手軽さに欠けるところがあった。

しかし、今回ご紹介するやり方では、673円(amazon価格)で女の子の匂いを再現できる。ロート製薬が開発した薬用ボディクレンズ(商品名:デオコ/DEOCO)を使う。

ロート製薬の研究によると、女性には、「若いころに特有の甘い匂い」が存在し、それは加齢とともに減少することが解明されている。匂いの正体は「ラクトンC10、C11」であり、10代後半~20代の女性に特有で、30代半ばから減少するという[若い女性の甘いニオイの正体]

デオコを使うことで、この甘い香りまとうことができるという。

で、お試しで使ってみた。
Deoco

結果は、まちがいなく女の子の匂いだったことを報告する。普通のボディソープとして使ったのだが、シャワーで流したあと、全身が女の子の匂いになる。

身体はくたびれたおっさんなのに、目を閉じると若い女の子の匂いに包まれている。おもわず自分を抱きしめ、ありもしない胸をまさぐる。心と体が入れ替わるリアル「君の名は。」か、あるいはプリキュアに変身したかのようで、非現実感がハンパない。

ただし、匂いだから慣れる。しばらくすると、分からなくなる。

ところが、問題はここからである。

時間が経つにつれ、身体についた匂い成分が、汗で揮発する。自分の体臭に、女の子の香りが混ざった新たな匂いがわきあがる。「自分の汗+女の子の匂い」に脳がバグり、背徳感がハンパない。

最も危険なのは、お布団にくるまっているとき。お布団のなかから、むんむんと女の子の匂いがする(おっさんの汗なのに!)。ぶっちゃけありえない非現実感と、人としてダメになる背徳感に打ちのめされる。

このイリュージョン、体感してほしい。
(効果は個人差があります)”

〇面白文章力クラブオフ会資料「673円で女の子の匂いを再現する」
https://docs.google.com/document/d/1mRL3guDlPJHImFFo79i-7tCBxkDIdAutEKclIIbHgE4/edit
”原稿_【673円で女の子の匂いを再現する】_v0.1
作者
スゴ本

■物語作品か非物語作品か

非物語作品

■対象読者
「女の子の匂い」が気になる人
内原拓宗:危険な香りがします


■ログライン
女の子の匂い成分は「ラクトンC10、C11」という物質であることが研究により明らかにされた。
ラクトンC10、C11を用いたボディソープで女の子の匂いを再現することができる。
ただし、男性が使うと、「男の体に女の匂い」という非現実感で脳がバグる。

ふろむだ:これはヤバイ切り口。
永田ゆかり:女性・男性で匂い物質が違うんだ!とめちゃ面白い〜と感じました。
内原拓宗:危険な香りがします

■なぜ読者はこの作品を読みたがるのか?
シャンプーや制汗剤などの化合物の香料ではなく、「女の子の匂い」というものがあるのかが、知りたいから。
「女の子の匂い」が安価に再現できるなら、その方法を知りたいから。

ふろむだ:女の子とサイエンスの両方が好きな人が読みたがる気がします。





■何人くらいに読んでもらいたい作品なのか?
1,000,000人
ふろむだ:wwww

■なぜ、自分が書くと、この作品は面白くなるのか?
2年前、「女の子の匂いを再現する」というテーマで、様々な手法を試行錯誤した経緯がある。
そのときの結論は、「一般に入手困難な試薬を用いれば可能」だった。
今回、より安価な方法を知ったので、併せて伝えることができるから。
さらに、そもそも「なぜ女の子の匂いが好ましいのか」の謎への回答もできるから。

ふろむだ:wwwww
永田ゆかり:超笑いましたw 
内原拓宗:同じく

■自由記入欄

焦点が2つあるため、インパクトに欠けるかもしれない。
前提  「女の子の匂い」の定義
焦点① なぜ、「女の子の匂い」が、好ましいか
焦点② 安価に「女の子に匂い」を再現する方法

前提は外せないとして、この文章のメインテーマは②。
①はそもそも論として追加したが、このアイデアも外したくない。
結果、タイトル案としてブレている。
案① なぜ女の子はいい匂いがするのか?
案② 673円で女の子の匂いを再現する

タイトルとして訴求効果が高いのは、②。
だが、①も捨てがたい。思い入れが強く、自分の中でコンコルド効果が発生している(頑張った文を削除したくない)。
永田ゆかり:女の子っていい匂いがするのですね。男性が女の子っていい匂いがするというのは一般的に聞いたことがあるのですが、私は「女の子っていい匂いがする」って自分が明確に認識したことはないので、そこはどういう匂いなのか情緒的に思うところはないのですが、しかしながらこのタイトルやログラインで女の子:男の子で大きく違う部分があり、匂い物質が違うなどというのが解説されていたら、超面白いと思いました。そしてその前提として焦点①のWHYが必要になってくるのだなと思いました。 

■アイキャッチ画像




■タイトル
なぜ女の子はいい匂いがするのか?/673円で女の子の匂いを再現する

ふろむだ:
「リアル君の名は。おっさんが女の子の匂いを合成して身につけてみたら、たまらない背徳感を味わえた」
というタイトルはどうでしょうか。

さとうしお:2年前の記事を覚えている私は、値段よりも手間の方が気になってしまいました。「今回はポンと商品を買うだけで再現出来るよ」という手軽さが伝わるタイトルだと、YKTが更にチャージされたかもです。

永田ゆかり:ふろむださんコメント:「リアル君の名は。おっさんが女の子の匂いを合成して身につけてみたら、たまらない背徳感を味わえた」
www

■本文

優れた先人たちの研鑽と研究の末、「女の子のいい匂い」とは、以下の物質であることが判明している。

 ・高級脂肪酸と安息香酸エストラジオール
 ・ラクトンC10、C11
なぜ、女の子はいい匂いがするのか
では、こうした女の子の匂いは、なぜ「良い」と感じるのだろうか。

これは、進化論の観点で質問を変えると分かりやすい。

なぜ、女の子はいい匂いがするのか?
→女の子の匂いを好む個体が生き残ったのではないか?

つまり、現代の女性が発する「女の子の匂い」を好まない個体がいたとしても、それは淘汰され、残っていないと考えるのだ。そして、結果として、その匂いを「良い」と判断されたのである。

なぜ「匂い」なのか。

ある種のヒヒは、成熟している証としてお尻が赤くなり、交尾のサインとなっている。また、ヒトが直立歩行になることでお尻が見えにくくなり、成熟のサインとして、おっぱいが代用されるようになったという説がある。しかし、お尻やおっぱいは視覚情報である。

そう考えると、匂いである理由が見えてくる。

人類史の大部分は、夜は暗闇であった。あっても月や星あかりで、現代ような明るい夜は存在しなかった。そうした暗闇では、お尻やおっぱいを見ることで、成熟しているかどうか判断できない。

その代わり、匂いで判断する。

男なのか、女なのか、女であれば、ションベン臭い子どもなのか、乳臭い子持ちなのか、成熟のサインを匂いで知る。さらに、匂いから、相手の健康状態、食べているものをある程度知ることができる。この、匂いによって相手を識別し、成熟度や健康状態を確認する行為が、後にキスの習慣になったという説もある。

つまり、人類史の大半を占める暗闇を通じて、「女の子の匂い」に敏感になことに適応的になっているのだ。



ふろむだ:
この記事の面白さの核心は、「女の子の匂いを安く入手できることができること」ではなく、「リアル君の名は。的に、おっさんが女の子の匂いを身に着けたら背徳感を味わえた」ことなので、そこを中心に記事を組み立てたほうがいいかと思いました。
「なぜ、女の子はいい匂いがするのか?」の部分は、説得力があって面白い説明にしようとすると長くなりがちだし、コンパクトにしようとするとつまらなくなりがちです。また、面白さの核心から、かなり遠い部分なので、とっちゃった方がいい気がします。
それだと記事のボリュームが少なくなってしまいますが、水増しするくらいなら、ボリュームが少なすぎるぐらいの方がいいのではないかと思います。

「なぜ、女の子はいい匂いがするのか?」は、「女の子の匂い」を発散する女性側の機能の進化と、その匂いをキャッチする男性側の嗅覚の進化の両方の話をしなければならないと思います。
そういう性の淘汰圧の話は、それはそれで面白く、結構専門的な話になってしまうので、ボリューム的にも別記事にした方がよいのではないかと思いました。
面白さの種類が違うので。


スゴ本: ありがとうございます! 「女の子の匂い」に限らず、ふろむださんは、わたしの課題をずばり言い当てています。

わたしが記事を書くとき、あるトピックについて、面白いネタを全部入れる傾向があります。「カレーとラーメンとお寿司は美味しい、だから全部入れればもっと美味しい」という発想ですね。

その結果、異様に長文で、話があちこちに飛びまくる記事ができあがります。書く方は楽しいですが、読むほうはどうか、あまり考えていませんでした。

面白文章クラブでいいな、と思うのは、レビュー依頼に、想定読者や、「なぜこれが面白いのか」というYKTポイントを書かせているところです。そして、そのポイントを絞ったら、そのポイントに従った文章にする。どんなに面白いネタでも、YKTポイントがずれるなら、バッサリ削る(←これものすごく重要!)。その容赦のなさは、正しいと思いますし、自分でも身に着けたい点です。

■全体コメント

スゴ本: いまは「匂い」の話をしているので(比較的)平和ですが、「臭い」の話になると、たいへん厳しい&エロティックな方面に走ります。パトリック・ジュースキントの小説『香水』(文春文庫)がお薦めw


面白文章力クラブオフ会プレゼン資料1
https://docs.google.com/presentation/d/1ufChrRUmKndFfKt41fgusXI-A3ZQMSb4R2YbsNUDIxc/edit#slide=id.g16c085b90095d8ec_126
”最強のコンテンツ=過去のレビューのログ

「文章の書き方」本は沢山あるが、本のとおりに書いても、なかなかよい文章にならない
なぜなら、良い文章の書き方は、ケースバイケースで異なるから
レビューの過去ログは、まさに多様なケースで、それぞれ、どのようにすれば文章が良くなるかのノウハウが詰まっている
一般化が難しく、ケースバイケースでしか語れない「面白い文章の書き方」を、文字通りのケースバイケースで具体的に学べる(ここがクラブの本質)

ふろむださんは主催者だが、神でも王でもない

ふろむださんが、自分の文章をレビューしてもらうときはレビューイーになる(けっこう赤ペンが入る)
ふろむださんが書いた記事について、「この記事は悪く取る人がいるから一般公開はヤバい」と多くの人が注意したため、最終的に限定公開したこともあり(あの短編小説、あの事件の予言みたいになっていたので、限定公開は正解だったと思う)
(主催者なので?)マメに赤ペン先生してくれるのがありがたいw
「なぜそうなのか」を必ず説明してくれるのでありがたい

事前の質問への回答(その1)
1
レビューによって質だけでなく、量がどれくらい増やせたのか? 質+量+早く書けるようになりたい(文章の生産性向上)

一つの記事あたりの文章量はむしろ減っています。YKTマネジメントを意識すると、推敲プロセスで削ることが多くなります

2
他人に読んでもらえるような書評を書くコツは?

一言なら「YKT」です
一文なら「タイトルとリード文に注力する」です
例えば、タイトルは疑問文にする、
煽る、
断定、
説明チックに/訴求効果の高い、疑問を拡大させる、記事を概括するリード文/「しかし」の転調、「つまり」の総括、小見出しの活用の本文等があります


3
センスではなく、理論で面白い文章は書けるのか?

書けますが、それは文章指南の本で紹介されているやつ
(Save the Cat、ハリウッド脚本術、序破急などの型)で、これは本を読んでくださいとしか
「面白い文章=最後まで読んでもらえる文章」という定義なら、センスは練習で伸びます(YKTを意識して読む/書く)



4
記事を書く前の構成作りで気をつけていることは?

記事を「書く前」は、考えていないです。構成クソ食らえって感じ
その記事にしたいものを、とにかく全部、重複も筋道も関係なく、
全部吐き出すつもりでいるので(読書猿『アイデア大全』のレヴィ・ストロースのように書きなぐれ状態)



5
面白い文章は、何を狙い、どこに注意を払っているか?インプットとフィードバックはどう得ているか

「面白い文章=最後まで読んでもらえる文章」という定義なら、
YKTに注意を払っています。インプットとフィードバックはクラブから得ています
文章指南本を期待されているなら、
表現効果を磨く:佐藤信夫『レトリック感覚』、
伝える文章の構造化:バーバラ・ミント『考える技術・書く技術』、
レポートの基本:木下是雄『理科系の作文技術』
かなぁ

6
推敲するモチベーションを、年単位でどのように維持していくのか?

アウトプットです! 書いたら外へ出しましょう
この手の話では、
いつも徒然草150段のエピソード
「上手になったら発表しようと思っていると、
いつまでも上手にならず、モチベも下がる/下手でも人に見せていると、
フィードバックをもらってどんどん上手くなる」
を紹介しています


7
質の高いレビュアーがいるコミュニティの見極め方

私も知りたい! 「見極め方」は分かりません既読本をどう扱っているか? という観点で判断しています
日本なら「読書メーター」、英語圏なら「goodreads」を参考にしています


〇面白文章力クラブオフ会プレゼン資料2
https://docs.google.com/presentation/d/1diw90PsvtAZaQlphmpt1gEiVC8M9jSKrW2YEceWWr9Y/edit#slide=id.p
"面白さというのは、「読者を予測させる→予測を裏切る」
から生まれるんです。"

面白文章力クラブオフ会プレゼン資料3
https://docs.google.com/presentation/d/1eFf1V-9zub88XK9W22M29ZRSLQJKDuhbpA42X3T_I5k/edit#slide=id.p1
"改良アクション
前置きを95%削減!

後知恵バイアス(Hindsight Bias/ハインドサイト・バイアス)と注意集中バイアス
「長すぎる前置きを大幅削減」なんて言われてみれば当たり前。
しかし、「当たり前」に感じられるのは後知恵バイアス(ハインドサイト・バイアス)のせい。
人間は、自分が注意を向けているものの価値を過大評価する認知バイアスがある。

→前置きを書いていると、前置きが重要な気がしてきて、つい長過ぎる前置きを書いてしまう。
→認知バイアスのせいで、書いている本人(私)はそのことに気がづかない。

フィードバックで認知バイアスの罠からの脱出
注意集中バイアスに陥っているとき、フィードバックを受けると、そのバイアスから脱出することができる。
他者は、自分が書いた文章ではないので、この認知バイアスの影響を受けにくいから。
→ これこそが、フィードバックの大きな価値の1つ。

私はこれまでにも、他の原稿でふろむださんに同じコメントをもらっていました(前置きが長い)。それでもなお認知バイアスで同じ過ちを繰り返します。だからこそ、フィードバックをもらう価値があります。

迷っている時にフィードバックを受けると、進むべき道に気がつきやすい。
これもフィードバックの価値。

前口上バッサリなくした!

「具体的なポイント」に対する共感
→書き手としてとてもありがたい。
なぜなら、「全体的によかった」「面白かった」と言われても、
書き手としてはどこがよかったのかわからず改良できないから。


"

ふろむだ
🍀面白文章力クラブ管理人
‏ @fromdawn
僕の知人のおっさんの話。地位も人脈も実績も十分すごい人なんだけど、
起業して成功したことがなかったため「俺はまだ何も自分でビジネスを作り出していない。このまま死ねん」的なことを言い出して十数億も資本調達したあげく倒産したので、心残りないように若いうちに起業しておいた方がいい気がする

才覚のある人間は、その才覚に見合っただけのものを成し遂げないまま中年になると
「俺はまだ何も成し遂げてない」病にかかって、起業童貞のくせに、地位・実績・人脈だけはあるからすごい資金を調達して、はじめての起業あるあるな失敗をやらかしてそれまで築き上げてきた全てを失うパターンがよくある


なんでもそうだが、
維持するのに努力が必要なものは維持できない。ダイエットに成功した人のうち9割は痩せた身体を維持するのに失敗する。努力せずに痩せたままでいられる生活習慣を身に着けた者だけが維持に成功する。維持するのに努力が必要なスキルもいずれ失われる運命にある。




西條晋一(Shinichi Saijo)@起業家/投資家
‏ @s_saijo
2018年1月10日

スタートアップの格言。このくらいのスピード感でまず出してみることが大切。
「最初のバージョンの製品が恥ずかしくなければ、世に出すのが遅すぎたということ」
"If You're Not Embarrassed By The First Version Of Your Product, You’ve Launched Too Late" by Reid Hoffman






徒然草 (吉田兼好著・吾妻利秋訳) 徒然草 第百五十段
https://tsurezuregusa.com/150dan/
”現代語訳

 これから芸を身につけようとする人が、
「下手くそなうちは、人に見られたら恥だ。人知れず猛特訓して上達してから芸を披露するのが格好良い」などと、
よく勘違いしがちだ。こんな事を言う人が芸を身につけた例しは何一つとしてない。

 まだ芸がヘッポコなうちからベテランに交ざって、バカにされたり笑い者になっても苦にすることなく、平常心で頑張っていれば才能や素質などいらない。芸の道を踏み外すことも無く、我流にもならず、時を経て、上手いのか知らないが要領だけよく、訓練をナメている者を超えて達人になるだろう。人間性も向上し、努力が報われ、無双のマイスターの称号が与えられるまでに至るわけだ。

 人間国宝も、最初は下手クソだとなじられ、ボロクソなまでに屈辱を味わった。しかし、その人が芸の教えを正しく学び、尊重し、自分勝手にならなかったからこそ、重要無形文化財として称えられ、万人の師匠となった。どんな世界も同じである。

原文

 能をつかんとする人、
「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。
うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、
かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。


 未だ堅固かたほなるより、上手の中に交りて、毀(そし)り笑はるゝにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性、そ骨なけれども、道になづまず、濫りにせずして、年を送れば、堪能の嗜まざるよりは、終に上手の位に至り、徳たけ、人に許されて、双なき名を得る事なり。

 天下のものの上手といへども、始めは、不堪の聞えもあり、無下の瑕瑾もありき。されども、その人、道の掟正しく、これを重くして、放埒せざれば、世の博士にて、万人の師となる事、諸道変るべからず。

注釈

 不堪の聞え

  下手くそだという悪い噂。

 無下の瑕瑾

  ひどすぎる屈辱。”





ある分野で優れた才能を持っていたので、その才能を活かせる職業を選択すると、
それが低賃金の職種だと、貧乏暮らしすることになる。むしろ、そんな特別な才能がない人の方が、単に儲かる職業を選択するので、年収はずっと高くなるということ。

みんな、「才能はないよりあった方がいい」と思っているけど、
実際には、才能があるせいで、ついついその才能を活かしたくなってしまい、
結果、才能のない人よりも貧乏な暮らしすることになっている人がたくさんいるという現実を考えると、ちょっと微妙な気がする。

もちろん、「才能を活かせる仕事」ではなく、「才能は活かせないけど、単に儲かる仕事」を選べば、才能のない人と同じぐらい儲かる仕事につけるのだけど、人間、なかなか自分の才能を損切りするのは、辛いのですよね。



(”運の問題を回避したプラトン

まず、プラトン。彼は因果応報の神話を真実だという。
善への報酬と悪への報いは、あの世を含めると公正だという。

そして、現実は違い、運の要素がついてまわる。プラトンは、この運の影響を最小限にするのが、知恵や勇気、節制や正義といった「徳」だとする。徳を最大化することで、運に関係ない善さを手に入れることができるとする。

だが、そうした徳も、運の影響下にあるのではないか? と著者は指摘する。知恵や勇気を身に付けたり、節制や正義を実現できる条件自体が、まさしく運によって左右されるのではないか
というのだ。不遇な星の下に生まれ育ったのであれば、徳もへったくれもなかろう([On a plate]は、この格差を分かりやすく描いている)。

プラトンは『国家』のラストで、この運と徳の問題を巧妙に回避する。因果応報の神話にて、前世での自分が「選んだ」ことにするのだ。よりどりみどりではないものの、自分がどう生まれ・育ちとなり、どんな人になるかは、あの世で自分が決めたことであり、神意でも偶然でもないとする。

ポイントは、「よりどりみどり」ではない、という点だ。実は、選択肢を選ぶ順番が決まっているのだ。すなわち、前世で積んだ徳の順で、選んでいくという仕掛けだ。

悪い結果が出たとき、本当は運が悪いだけなのに、「前世の選択」や「徳」の概念で説明しようとする。これは[公正世界仮説]と呼ばれる認知バイアスによるものだろう。プラトンのみならず、多くの哲学者や宗教家が因果応報で説明しようとしてきたが、これは人としての仕様バグなのかもしれぬ。

「運」を排除したカント

次はイマヌエル・カント。道徳をめぐる問題圏から運の要素をどこまでも排除しようと試みた論者が、カントだという。

カントは、善いものを2つに分ける。一つは、才能や気質、権力や財産、名誉、健康といった「恵み」である。こうした恵みは、必ずしもそれ自体として善いものではないという。

もう一つは、善い意志になる。これは、無条件で普遍的な義務を自らに立ててそれを果たそうとする意志であり、それ自体として善いものだという。

そして、善い意志の元で行動しても、運が悪かったり、体力や健康に恵まれていなかった場合、良い結果を出せないときがある。だが、それでも善い意志はそれだけで光り輝くという。カントは、外的な要因に左右される結果より、内的な意志に価値を与える。

徳と幸福が一致する条件として、人間の理性を最上に持ってきて、運がもたらす結果に関係なく、善い意志は善いとする思想は素晴らしい。

だが、本当だろうか? どれほど不正や暴力にさらされていようとも、善い意志を持ち続け、道徳的な人生を送っているのであれば、それだけで幸福といえる、とすべきだろうか? 健気だ、不憫だ、と思いこそすれ、その人が幸福だと思うのは難しい。

倫理を語るうえで、道徳的な評価は運に左右されてはならないとするあまり、「道徳と運」について目をそらすか、敵視してきた。運は、理想を裏切る現実であり、秩序や安定を乱す厄介者だからである。

ネーゲルの道徳的運

そんな中で異彩を放つのは、トマス・ネーゲルになる。彼は、「道徳的運」という考え方を提示するのだが、この発想が面白い。

そもそも「道徳」の原理は、個人の自由意志に基づいて選択した行為に対し、責任を帰するところにある。一方「運」とは、個人の意志では制御できない偶然的要素であるが故、責任を帰せないことを指す。だから、「道徳と運」は排他的な存在なのかもしれぬ。運が通れば、道徳は引っ込むのだ。

ネーゲルは、道徳的な義務や責任を負うべきなのは、個人の意志で制御できる行動においてだけだとする。そして、個人で制御できないのだけれど、道徳的な判断の対象として扱われるものを、道徳的運と名づける。

運が良い場合・悪い場合、いずれも個人の意志で制御できるものではない。そうした運一般のうち、道徳的に責任が問われるものが道徳的運という訳である。


もし現実が、個人の意志で完全に制御でき、運の要素が一切入らない均質な世界であるのなら、行為が引き起こした結果を全て引き受ける責任が生ずるだろう。

だが、現実はそうではなく、個人ではどうしようもない状況が「たまたま」起きることがある。また、非難されることは一切していないにもかかわらず、起きてしまったことが「たまたま」悪いこともある。

だから、行為と結果の間には、完全な因果だけしか成り立っていないわけではなく、運の要素がついてまわる。現実は、均質な世界ではないのだ(このあたりの議論は、[行為の哲学『それは私がしたことなのか』]に詳しい)。

これを無視して、「個人の意志で制御できたならば、悪い結果にならなかった」として、個人に責任を求めるには無理がある。ネーゲルの道徳的運という考え方は、現在は常識とされる現実の不均質な面を浮き彫りにしている。”






お読みくださり感謝!
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