あいちトリエンナーレの表現の不自由展で「放射能最高!被曝最高!」と叫んでいる映像があると話題になっています。
- 表現の不自由展で東北を揶揄するおためごかし映像?
- 「放射能最高!被曝最高!」と叫ぶ映像
- 展示中止前、再開前からあった映像
- Chim↑Pomの気合100連発、堪え難き気合い100連発
- 「放射能最高!被曝最高!」は東北ヘイトなのか?
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表現の不自由展で東北を揶揄するおためごかし映像?
これはおためごかしで東北の人たちをからかいにきた映像です。100連発で釜石、福島、仙台、がんばれ。
あれはおためごかしの映像なんです。それを報道は何も報道しない。ところどころテロップに隠してあります。それは完全に隠語で何を言ってるか想像がつく人は、朝鮮語が分かる人はおそらく想像ができるけど、あれは在日たちを悦ばすための映像。それが一番問題。
この方は「隠語=朝鮮語」と予測しているようですが、この点については後述します。
「放射能最高!被曝最高!」と叫ぶ映像
これは2013年に六本木の森美術館での展示された際の映像ですが、実はこの映像にはテロップがついている部分があります。
問題とされている部分は動画の後半から。円陣の声掛けの最後の部分です。
被曝最高!(Radiation exposure is great)
相馬最悪!(Souma City sucks)
放射能が出てるよ!(Radiation is leaking)
放射能最高!×3回(Radiation is great)
放射能最高ですか?(Is Radiation great?)
放射能最高なんですか?(Is radiation really great?)
もうちょっと浴びたいよ!(I wanna take it a bit more)
と書かれているのが分かります。
動画の前半部分はテロップがないのですが、音声が加工されているのではないか?という所があります。それが、冒頭の鑑賞者が「朝鮮語じゃないか?」と言っていた部分だろうと思います。
このテロップが、あいちトリエンナーレの表現の不自由展で展示された作品にもついていたのかは未確認です。
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展示中止前、再開前からあった映像
一部で勘違いがありますが、これは再開前、展示中止以前の表現の不自由展でも展示されていた映像です。再開後に追加されたものではありません。
このように、8月頭の時点で見聞録がUPされています。
大村知事も展示内容は従前と変えずに再開したと言っているように、内容には変わりがないはずです。説明書きが変わったかは不明ですが。
そして、動画の全編を聞けば分かりますが、基本的にはポジティブな意味の文言の声掛けが多くを占めているというのも事実です。
Chim↑Pomの気合100連発、堪え難き気合い100連発
YouTubeで"Chim↑Pom"名義で関連映像が公開されていました。
(表現の不自由展で展示されていたものとは別バージョンです)
2011年の映像のようです。
この映像の元となったものは「気合100連発」という名称のようです。
それが「NGワード部分に音声的ぼかし」を入れた作品を「堪え難き気合い100連発」と呼んでいるようです。どうやら表現の不自由展で展示されたのはこちらのようです。
Chim↑Pomを取材した記事にすべて書いてありました。
Chim↑Pomは過去に広島の原爆ドーム上空で人工雲で「ピカッ」という文字を浮き上がらせたなどの事件を起こしているようです。「炎上から始まる対話」と書いているように、基本的に炎上商法ですね。
表現の不自由展の映像を見た方が「隠語=朝鮮語」と言っているのは、NGワードでぼかした音声が日本語に聞こえなかったためにそう思ったのかもしれません。
「放射能最高!被曝最高!」は東北ヘイトなのか?
「ヘイト」という言葉をインフレさせようとしている人権界隈の人たちがいますが、私はそういうものに与したくありません。
この映像のうち、最後の方の「放射能最高!被曝最高!」は「若者の流れの中での悪ふざけ」と言えるとは思いますが、「ヘイト」という言葉で言い表せるような事象とは言いたくありませんし、ちゃんと手続を踏んでいるならば法的な問題は無いので展示されるのが筋だと思います。
なぜなら、この作品は主催者=愛知県の意思に反するようなメッセージが明確であるとは言い切れないと思うからです。そこはこれまで問題視されてきた展示とは異なります。
しかし、この映像からは「私たちがバカにされているような印象」を持ってしまいます。だからこそ、冒頭の鑑賞者も「おためごかし」と言っていたのだと思います。
その正体は何なんでしょうか?うまく言葉にできませんが、すべてにおいて「雑な感じ」がするせいかもしれません。
以上