大人なら、そろそろ理想のダウンジャケットに出会いたい
アパレル業界では真冬のアウターを重衣料と呼ぶが、その名に反して圧倒的な軽さと保温性を実現するのが、ダウンジャケット。その高い機能が魅力であることに加え、ファッション性においても長らくトレンドに浮上しているだけに、是が非でもワードローブに備えておきたいアイテムだ。だが、自身が求める用途やデザインにおいて、“理想の1着”と呼べる代物に出会えている大人は意外にも少ない。品質やデザインにおいて、心から満足できるダウンジャケットを所有しているだけで、冬のコーディネートは格段に楽しくなり、幅もグンと広がるもの。では、いったいどんなものがふさわしいのか、考えてみたい。
『タトラス』にはすべてある。大人が死守すべきダウン選びの必須条件とは
今や、ダウンジャケットは百花繚乱。どんなブランドにおいても、必ずといっていいほどダウンを使用したアウターが多数用意されているだけに、何を基準に選べばいいのか……その答えにたどり着けない人も多いのではないだろうか。アイテム選びに際して、大人ならマストで押さえておくべきポイントは以下の3つ。そして、それらすべての要点を備えたブランドとして推奨したいのが『タトラス』だ。2006年に創業、純正グースダウンを用いた高品質でグッドデザインのダウンジャケットをイタリア・ミラノから発信し、今や日本を筆頭に欧米からアジアまで世界中で人気を博す、まさに本命ブランドである。
ダウン選びの条件1風格・クオリティを備えたダウンの名門である
名門というと、伝統に裏打ちされた老舗を想像する人も多いだろうが、『タトラス』は創業13年の中堅どころ。それでもあえて名門と呼びたいのは、創業時から高品質なグースダウンと、ミラノのアトリエで生み出されるセンスの良いデザインが融合し、常にハイレベルなモノづくりをキープしているから。その堂々たる風格と圧倒的なクオリティゆえ、歴史に頼ることなく、一過性でない人気を10年以上持続させているのだ。
ダウン選びの条件2着膨れしない洗練されたルックスである
『タトラス』が高い人気を保っている大きな理由に美しいシルエットがある。ダウンといえばボリューム感が持ち味ではあるが、一方で着膨れするというデメリットも存在する。これを解消し、洗練されたビジュアルを生み出しているのが『タトラス』なのだ。優れたシルエットメイクによって、野暮ったさを回避でき、どんなウェアと合わせてもスマートにキマるというわけだ。
ダウン選びの条件3大人にふさわしい上質感がある
インサレーションとして封入されるダウンの上質感はもちろんのこと、それを覆うシェルの素材もまた良質なのが『タトラス』の魅力。例えばスーツに使用されるようなロロ・ピアーナ社製の梳毛素材によるもの、あるいは高品質なナイロン素材メーカー、リモンタ社製のものなど、見た目ですぐに品質の高さがわかる素材使いもまた、大人が選ぶダウンジャケットの条件となる。
それだけじゃない。『タトラス』なら、さらなる“欲しい”を満たす1着がある
前述した大人が押さえておくべき条件をすべてクリアしたうえでさらに必要とされるのが、着用者それぞれの要望に応じたダウン選び。その点においてもダウンジャケットのラインアップが充実する『タトラス』ならば安心だ。とりわけ、ブランドの中でも上質な素材使いにこだわった「アールライン」のアイテムが、多岐にわたるさまざまな“欲しい”を満たすソリューションとなってくれる。ここで紹介するのは、「ミッソーリ」「フォンド」「ドミツィアーノ」の3着。それぞれに選ぶべき特徴を備えている。さっそく、具体的に見ていこう。
パターン1:時代感と個性の手に入るダウンが欲しい!
ありきたりではツマラナイ。個性を求めつつ、トレンドにアジャストする時代感は逃したくない。そんなニーズに応えてくれるのが、この「ミッソーリ」だ。イカット柄と呼ばれるパターンで、個性に加えてストリートテイストにも着こなせる時代性を両得。なんでもない休日に、さらりと羽織るだけでインパクト十分。しかも、無地面を備えるリバーシブル仕様なので使い勝手も良好。1着で2着分の活躍が期待できるのもうれしいところだ。
無地の面は、ダウンパックを分けるステッチなしで仕上げてすっきりとした印象に。柄面、無地面ともに採用しているのは名門、リモンタ社製のハイクオリティなナイロン素材。表と裏で質感が異なっているので、飽きずに着られるのがいい。また、ウエスト部分にはドローコードを備えており、絞って着ればさらにひと味違った雰囲気を醸し出せるため、着こなしの幅は抜群に広い。使用しているのはポーランド産のホワイトグースダウン。全3色展開。
パターン2:オン・オフの二刀流をこなすダウンが欲しい!
カジュアル由来であるダウンジャケットの市民権が拡大している中で需要の高まりを見せているのが、オンでもオフでも使える1着。ロロ・ピアーナ社製の梳毛素材を使ってN-3B風のミリタリーデザインに仕上げた「フォンド」が、これを解決してくれる。カジュアルユースでは、フードのファーと大人見えするウールシェルがいつものコーディネートをリッチに格上げする。
カジュアルコーデをリッチに見せてくれた梳毛素材の上質さが、品格が求められるビジネススタイルにすんなり馴染む。そしてエレガントな風合いの中に潜むミリタリー調のディテールが、小気味のいいアクセントとして機能してくれる。フードのファーはデタッチャブル仕様なので、取り外して着用すればオンビジネスのシーンでも問題なし。ジャケットの裾がきっちり隠れる腰丈も絶妙だ。
スーツなどにも使われるイタリアの高級生地メーカー、ロロ・ピアーナ社製のスーパー150’sシルクウールに、さらに撥水加工を施したシェル素材。細番手がもたらす光沢感とシルキーな風合いで、見ても触れても品の良さがストレートに伝わってくる。左袖にはミリタリーアウター特有のシガーポケットを備えており、男らしい印象作りに貢献。フードのラクーンファーはスナップボタンで簡単に着脱可能なのもうれしいポイントだ。ポーランド産のホワイトグースダウンを使用し、トーンの異なるグレーに、ネイビー、ブラウン、ベージュ、ブラックなど、シックな全6色で展開。
パターン3:安心感のあるスリムシルエットのダウンが欲しい!
アウトドアにおけるハードなシチュエーションに耐えうる防寒着を発祥とし、アメリカントラッドスタイルの隆盛でファッションアイテムに昇格。そうした出自を持つだけにカジュアルウェア特有の野暮ったさもあるダウンジャケットだが、イタリアデザインによる『タトラス』は、エレガントなパターンでモードなアイテムに格上げされていて、大人が安心して着られる仕上がり。その象徴ともいえるモデルが「ドミツィアーノ」だ。後ろ身頃にダーツを施すことでスリムなシルエットを形成し、さらに光沢のある素材使いでエレガンスもアップ。着こなしをモノトーンでまとめれば、モードな威光も放てるというものだ。
ブランドを代表する定番人気モデルで、シャープなシルエットが持ち味の「ドミツィアーノ」。フードはデタッチャブル式で、取り外せば表情の異なるスタンドカラージャケットとして着ることが可能。上品なアクセント効果をもたらしてくれる前身頃のシルバージップ使いも見逃せない。「フォンド」と同じく、採用しているのは高級生地メーカー、ロロ・ピアーナ社製のスーパー150’sシルクウールで、柔らかな光沢感がエレガントなムードをもたらしてくれる。こちらもポーランド産のホワイトグースダウンを使用し、トーンの異なる全6色で展開。
『タトラス』で、大人の“理想のダウン探し”の旅が終わる
歳を重ねるほど、上質で利用価値の高いダウンジャケットの存在は大きいものとなるが、優れたシェル素材とポーランド産グースダウンによって美しく仕上げられた『タトラス』は、その“理想の相棒”たる条件を大いに満たしている。特に、ここで紹介した大人仕様の「アールライン」は色展開も豊富で選択肢が多彩だ。むしろ、それゆえにどれを選ぶか迷ってしまいそうでもあるが、そこはニーズに沿って選べばいいだけ。我々のさまざまな“欲しい”を叶えてくれる『タトラス』なら、ダウン探しの旅を無事に終えることができるだろう。
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※掲載の金額はすべて税抜価格です
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本企画は、雑誌『OCEANS』と連動しています。
TASCLAPと合わせて『OCEANS 11月号』もお楽しみください!
OCEANS:
ファッションから時計、クルマ、グルーミング、フィットネス、趣味……。30~40代の男性に向けて、海のように広くて深い、あらゆる大人の「楽しい」を届けるメディアブランド。
https://oceans.tokyo.jp/
▲着用アイテム(パターン1)
ダウンジャケット120,000円/タトラス アールライン(タトラスインターナショナル TEL:03-5708-5188)、スウェット15,000円/ソン ファソン(エルティーエヌ ショウルーム TEL:03-6690-8776)、パンツ26,000円/リプレイ(ファッションボックスジャパン TEL:03-6452-6382)
▲着用アイテム(パターン2/上)
ダウンジャケット150,000円/タトラス アールライン、Tシャツ7800円、パンツ20,000円/ともにシーグリーン(すべてタトラスインターナショナル TEL:03-5708-5188)、サングラス34,000円/クリスチャン ロス(ディータ 青山本店 TEL:03-6433-5892)
▲着用アイテム(パターン2/下)
ダウンジャケットは「パターン2/上」と同じ。ジャケット52,000円、パンツ26,000円/ともにソリード(タトラスインターナショナル TEL:03-5708-5188)、シャツ16,000円/リプレイ(ファッションボックスジャパン TEL:03-6452-6382)、タイ20,000円/ドレイクス(ドレイクス 銀座店 TEL:03-6263-9955)、バッグ49,000円/フェリージ(PT.アルフレッド TEL:03-3477-7952)、メガネ55,000円/トムブラウン アイウェア(ディータ 青山本店 TEL:03-6433-5892)
▲着用アイテム(パターン3)
ダウンジャケット12万5000円/タトラス アールライン、パンツ3万2000円/ソリード(ともにタトラスインターナショナル TEL:03-5708-5188)、ニット1万8000円/リプレイ(ファッションボックスジャパン TEL:03-6452-6382)、スニーカー1万4800円/ニューバランス(ニューバランス ジャパン TEL:0120-85-0997)
Photo_Yuhki Yamamoto(Model), Katsunori Suzuki(Item)
Styling_Ryoichi Ishiguro
Hair&Make_MASAYUKI[The VOICE]
Model_Masashi Miura
Text_Masashi Takamura