芸術の入り口 No.21 油絵具の描き方

こんにちはいっかいです。

今回も初級編で、油絵具の使い方を紹介します。

 

◆油絵具の書き方は次の3手順です。

①使いたい色の油絵具をパレットに出す。

②筆にペンチングオイルをつけて絵具に混ぜる。

 (ペンチングオイルはホルベインというメーカーのものがおすすめです。)

③キャンバスに描く。

 

◆油絵を描く場合に本当に最低限必要なもの8点

①キャンバス・・・・・・・・・これに絵を描く。サイズはSM(サムホール)かF4号が描きやすいです。キャンバスとして完成している状態で売っているものを貼りキャンと良います。未完成品でバラで買う場合は貼るための道具が必要になります。サイズはFとつくものを買いましょう。他にM,P,Sなどがあります。

サイズ表参照:http://www.artakaya.com/size.htm

②油絵具・・・・・・・・・・・・わたしはバラで買いますがはじめてのときは箱のセットでもいいです。

③ペンチングオイル・・・絵具に混ぜながら描きます。これを混ぜないとひび割れを起こします。

テレピン油・・・・・・・・・筆を洗ったり、絵具をのばしたりパレットの掃除にも使えます。これだけで絵を描くとやはりひび割れを起こします。筆洗いがおもです。

⑤油壺・・・・ペンチングオイル入れ。絵具をつけてから、筆をつけるとオイルを汚してしまいます。

⑥筆洗器・・・テレピン油入れ。時間と共にべたべたになるので注意が必要です。ふたを閉めないと蒸発が早いです。

⑦筆・・・・豚毛(オフホワイトの毛)や、いたち(茶色い毛)のものを使います。細い線を描くのになにげに日本の面相筆が使えたりします。これじゃなきゃだめという決まりはありませんが、筆の毛がキャンバスとこすれて抜けたり折れたりするので、使い心地を研究すると良いでしょう。

初めは豚毛でいいと思います。ちょっと固めです。(ちなみに私自身は100%ではありませんが極力科学繊維のものを使用してます。動物にもうしわけなくて。)

⑧パレット・・・・・パレットは木のパレットが一般的です。使い終わったら絵具をふきとって、仕上げにテレピン油を染み込ませたぼろ布で拭きます。わたしはチラシの裏とか、シールの裏紙を使ったりしてお掃除の手間をはぶいています。時間経過とともに油が染み込んでくるので注意が必要です。

 

はじめて試してみたい場合には上の8点があればOKです。

イーゼル(絵を立てる道具)は私自身使っていません。

床にブルーシートを敷いて壁に立てかけながら描いたりしてます。

 

塗り方にもよりますが、乾かすのに2~7日くらいかかります。

もっとかかる場合もあります。厚塗りをしたいときは

それなりに時間がかかります。

ぬって乾かしてぬって乾かしての繰り返しです。

 

いろいろと試して、楽しんでいただければと思います。

(※汚れたりするのでそれは自己責任でやってください。)

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。