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【大リーグ】

MLB挑戦 筒香を米メディア高評価「お手ごろな値段で大砲獲得チャンス」FA市場不作も追い風

2019年10月8日 18時59分

米大リーグへ挑戦を表明したDeNA・筒香嘉智外野手

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 DeNAの筒香嘉智外野手(27)がポスティングシステム(入札制度)によるメジャー挑戦を表明し、7日の米メディアもこれを紹介。放送局CBSスポーツ(電子版)は、プロフィルとともに高評価を伝えた。

 「直近4年間で139本塁打。キャリアの初期は手首の腱(けん)のトラブルなど故障に苦しんだが、ここ4年間は日本を代表する打者だ。パワーがあり、しかも現在がちょうど全盛期。メジャー球団は、お手ごろな値段で大砲を獲得できるチャンスかもしれない」

 さらに、同局は筒香が外野手で、過去の日本出身の大リーガーは「青木宣親(現ヤクルト)や松井秀喜、将来は殿堂入りするイチローら外野手」が成功した一方、「松井稼頭央(現西武2軍監督)や西岡剛(現BCリーグ栃木)など、内野手は前評判が高くてもほとんどが失敗した」とした。

 同局は獲得に向かう可能性がある球団としてホワイトソックス、インディアンス、ロッキーズ、マリナーズ、ジャイアンツを挙げつつ、「現時点では獲得に向かわない球団の判別は難しく、正式にポスティングされる前は、全30球団が数週間をかけて筒香を調査するだろう」と報じた。

 また、大リーグ公式サイトは「FA右翼手と左翼手の市場が今オフは比較的不作なのも、筒香に有利に働くだろう。トップ級は左翼がガードナー(ヤンキース)とオズナ(カージナルス)、右翼はカステラノス(カブス)とカルフーン(エンゼルス)で、彼らが契約の競争相手になる」と分析。米ニュースサイトのMLBトレードルーモアズは「筒香が長期間、メジャー球団の興味の的だった。守備力がいまひとつで、かつ非常に若い選手でなくても、大リーグ球団からのラブコールは相当にあるはずだ」と報じた。

 

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