中日ドラフト1位の根尾が8日、フェニックス・リーグ西武戦(南郷)に「7番・遊撃」で先発出場した。第1打席は3点を先制した直後の初回1死一、三塁。育成右腕・大窪の初球、真ん中低めのスライダーに反応。思い切り振り抜くと打球は左中間を真っ二つに破る2点適時二塁打となった。
第2打席は点差を8点とした2回2死一塁。1ストライクから大窪の投じた真ん中寄り133キロ直球を打ち上げ、二飛に倒れた。
第3打席は9点リードの4回2死一、三塁。三たび大窪と対戦し、初球真ん中の102キロカーブを仕留めきれず三飛に終わった。
第4打席は9ー0の7回無死一塁で3番手・中塚から犠打を決めた。ウエスタン・リーグでも一度も記録したことがなくプロ初犠打となった。
8回の第5打席は2死二塁。再び中塚との対戦となった。フルカウントから内角低めのスライダーに空振り三振に倒れた。