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【ドラニュース】

中日・山本新球スラッター決マッター、2段モーションのフォームも固マッター

2019年10月8日 22時37分

先発で5イニング無失点と好投した山本

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 中日・山本拓実投手(19)が8日、みやざきフェニックス・リーグの西武戦(南郷)に先発すると5イニングを3安打無失点と好投。新球“スラッター”に好感触を抱いた。

 新球の手応えは「想像以上」。先発した山本は5イニングを3安打無失点。カットボールの球速でスライダーのように曲がる「スラッター」を随所で投げ込み、相手打線を沈黙させた。新球の精度を上げ、真っすぐとの相乗効果を高めるのが宮崎での最大のテーマだが、上々の滑り出しだ。

 「1人の打者に1球以上のスラッターを投げる」。こう決めてマウンドに立つと「どこで投げたかは覚えていない」というほど集中力を高め、初回は圧巻の3者連続空振り三振。続く2、3回も3人ずつで片付けた。

 4回こそ味方のまずい守備などで1死二、三塁のピンチを迎えたが、危なげなく後続を断ち切り、5回も最後は空振り三振で締めくくった。「サインに首を振ってでもスラッターを投げた。4分の1ぐらいですかね。思った以上に空振りやゴロに仕留められた」と納得の表情だ。

 シーズン終盤になって投球フォームが固まってきたのも好材料。広島の大瀬良やチームメートの柳らの投げ方を意識しているうちに、2段モーションを取り入れた自然なフォームが身に付いてきたという。「力の入れ所が固まり、バランスが良くなってきた」と充実感を漂わせる。

 

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