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民家火災1人死亡 まんのう

2019年10月7日 09:00 四国新聞

 6日午後8時20分ごろ、まんのう町西高篠、会社員(52)方から出火、鉄筋2階建てを全焼した。焼け跡からこの家に住む長男(24)が見つかり、救急搬送されたが、死亡が確認された。 

 琴平署によると、同家は4人暮らし。他3人は無事だった。同署が出火原因などを調べている。

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cat_18_issue_oa-shikokunews oa-shikokunews_0_26077cca6f4d_四国新聞女性クラブ 桂文枝さん、軽妙トーク 「笑って泣いて長生きを」 南佳孝さんライブ  26077cca6f4d 0

四国新聞女性クラブ 桂文枝さん、軽妙トーク 「笑って泣いて長生きを」 南佳孝さんライブ 

2019年10月7日 09:00 四国新聞

 さまざまな分野で活躍する著名人を招いた講演などが話題を集めている「四国新聞女性クラブ」の本年度4回目の会員限定イベントが6日、高松市玉藻町のレクザムホール大ホールで開かれた。「スローなブギにしてくれ」などのヒット曲で知られるシンガー・ソングライターの南佳孝さんによるライブに続き、落語家の桂文枝さんが登壇。軽妙な語り口で終始会場を笑いで包み込んだ。

 同クラブは、文化的で好奇心旺盛な女性を応援しようと、四国新聞社が2015年度に創設。本年度も第一線で活躍する芸能人や文化人をゲストに講演会などを開いており、本年度最後のこの日は約1800人が来場した。

 南さんは、郷ひろみさんがカバーしたことでも知られるヒット曲「モンロー・ウォーク」や「憧れのラジオ・ガール」など懐かしのナンバーで会場を盛り上げた。締めくくりには「スローなブギにしてくれ」を披露。力強い歌い出しに会場から拍手が沸き起こった。

 文枝さんは「笑いはこころのビタミン剤」と題し、日常生活で起こったさまざまな出来事を語った。今年76歳を迎え、「耳が遠くなった分、トイレは近くなった」などと自身の老いを笑い飛ばしながら「年を取ったせいと思ってはいけない。成熟した、成長したと思わなくては」と話し、来場者の共感を誘っていた。

 最後には「笑いたいときには笑い、泣きたいときには泣けばいい。笑って泣くことがストレスをためないこつ」と呼び掛け。「ハッハッハと笑って8×8(ハッパ)=64、シクシク泣いて4×9(シク)=36、合わせて100歳まで長生きできます」とオチを付けていた。

 また、記念撮影ではおなじみのギャグ「いらっしゃーい!」を披露し、来場者とともに笑顔で写真に納まっていた。

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cat_18_issue_oa-shikokunews oa-shikokunews_0_09a0266f8754_松本五段(坂出)初優勝 昨年準Vの国井五段3位 高松で四国アマ将棋 09a0266f8754 0

松本五段(坂出)初優勝 昨年準Vの国井五段3位 高松で四国アマ将棋

2019年10月7日 09:00 四国新聞

 四国4県のアマチュア棋士が覇を競う「四国アマチュア将棋選手権大会」(四国新聞社など四国4新聞社主催)が6日、高松市中野町の四国新聞社であり、県代表で県棋王の松本憲太郎五段(30)=坂出市=が初出場で頂点に立った。県5冠で昨年準優勝者の国井大彰五段(17)=高松市=は3位だった。

 大会は四国4県のアマチュア棋士の棋力向上と親睦を目的に1986年から毎年開催。今回は14歳から64歳までの各県代表計8人が出場した。2ブロックに分かれた予選リーグと決勝トーナメントが行われ、決勝には県勢の2人を含む上位4人が勝ち上がった。

 予選を全勝で通過した松本五段は、決勝トーナメント準決勝で愛媛県代表の中村幸佑五段(20)と初対局。優劣不明な局面から松本五段が先攻。終盤は一手争いとなり、勝勢を築いた松本五段が押し切った。

 予選を2勝1敗で切り抜けた国井五段は、同大会で8回の優勝を誇るベテランで高知県代表の永森広幸六段(64)と対戦。両者得意の相がかり戦から国井五段が果敢に攻める展開となった。終盤、国井五段は巧みな応接に攻めあぐね、勝機を逃した。

 決勝は松本五段と永森六段でこの日、2回目となる顔合わせ。予選では松本五段が勝利した。本局は角換わりとなり、中盤で作戦勝ちをした永森六段が攻勢に。終盤、松本五段は粘りを見せて切り返し、逆転勝ちした。

 松本五段は「時間を掛けずに差し続けたことが勝ちにつながった。県内の大会に出場していることや将棋アプリなどで練習していることが良かった」と接戦を冷静に振り返った。

 成績は次の通り。(前者が勝者、敬称略)
 ▽予選リーグAブロック
松本憲太郎(香川)―池田英司(愛媛)、永森広幸(高知)―大塚喜封(徳島)、松本―永森、大塚―池田
 ▽同Bブロック
中村幸佑(愛媛)―沢村現真(高知)、国井大彰(香川)―生藤健介(徳島)、中村―国井、沢村―生藤
 ▽同3局(1勝同士)
永森―大塚、国井―沢村
 ▽決勝トーナメント準決勝
松本―中村、永森―国井
 ▽同決勝
松本―永森


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cat_18_issue_oa-shikokunews oa-shikokunews_0_cde90d4a6ed4_785段に785人挑む こんぴら石段マラソン cde90d4a6ed4 0

785段に785人挑む こんぴら石段マラソン

2019年10月7日 09:00 四国新聞

 金刀比羅宮(琴平町)の石段を往復する恒例の「こんぴら石段マラソン」が6日行われた。本宮までの石段の数にちなんで募集した785人の健脚自慢や親子連れらが、参拝客や参道沿いの商店主から声援を受けながら、石段を駆け上がって心地よい汗を流した。

 大会は同宮例大祭に合わせて開催しており、今年で54回目。2014年からは順位を競わず、健脚祈願を目的としている。

 コースは表参道の金陵の郷前を発着点に、本宮までの785段を往復する約2・5キロ。黄色い記念Tシャツを身にまとった参加者は、世代別や友達同士、家族連れなどのグループに分かれてスタートした。

 1段、2段飛ばしで全力疾走する“健脚自慢”のランナーが先行し、女性や子どもたちが後に続いた。幼児の手を引いてゆっくりと歩く夫婦、かぶり物をして注目を浴びる参加者の姿もあった。

 妻と2人で毎年参加しているという岡山県玉野市の自営業大賀俊光さん(70)は「参拝も兼ねて夫婦で並んで走った。年齢を重ねて徐々にしんどさが増しているが、来年もまた来たい」と満足そうに話していた。

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cat_18_issue_oa-shikokunews oa-shikokunews_0_14e42d58b4a2_香川中央高ハンド男子、国体も制し初の3冠 陸上の木村(四電工)、重量挙げの谷江(多度津高)も初V 14e42d58b4a2 0

香川中央高ハンド男子、国体も制し初の3冠 陸上の木村(四電工)、重量挙げの谷江(多度津高)も初V

2019年10月7日 09:00 四国新聞

 茨城県で開かれている第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」で6日、ハンドボール少年男子の香川中央高が少年男子として県勢初優勝を飾った。香川中央高は春の全国高校選抜大会、夏の南部九州インターハイを制しており、国体優勝で県勢初の3冠を達成した。陸上成年男子400メートルで木村和史(四電工)が、重量挙げ少年男子102キロ級スナッチでは谷江翔悟(多度津高)が、それぞれ初優勝。今国体の県勢優勝は6競技となった。

 香川中央高は決勝で大阪と対戦。序盤から一進一退の攻防が続いたが、前半は14―11とリード。後半は一時8点差をつけ、終盤の相手の猛反撃も振り切って27―26の1点差で勝利した。

 木村は予選で組3着だったが、タイムで拾われて決勝に進出。決勝では150メートルあたりでトップに立ち、46秒92のタイムで制した。 インターハイの重量挙げでスナッチ、ジャークのトータルで準優勝している谷江はこの日、スナッチで自己最高の124キロを挙げた。ジャークも3位に入った。

死闘の末に歓喜

 春から夏、そして秋へと、全国一に輝いても進化を続けてきたからこそ成し遂げられた時代の節目を飾る3冠だった。ハンドボール少年男子の香川中央高は、決勝を最後の1秒まで勝敗が分からない死闘の末に勝利した。コート上で抱き合い喜ぶ選手と指揮官、観客席から割れんばかりの拍手と声援を送る保護者ら。主将の田井は「生きてきた中で一番うれしい。これを上回ることはないかもしれない」と万感の思いを口にした。

 決勝で対戦した大阪は「練習試合では負けたことの方が多い」(田井)という分の悪い相手。序盤は相手エースに次々とシュートを決められ、リードを許す。流れを変えたのが途中出場のGK黒川。「(先発GKの)大道と2人で前日夜にしっかりと研究していた。準備はできていた」と相手と1対1になると、何度も神懸かり的なセーブで失点を食い止める。

 攻撃陣では右のエース木太が大爆発。「準決勝まで思うように点が取れなかった。絶対に10点以上を」と前半だけで8点を奪い、前半を14―11で折り返す。

 後半立ち上がりも互いに譲らなかったが、後半8、9分に相手が連続で退場者を出し、数的有利を生かすなどして同17分には8点差をつける。しかし、ここから相手に怒濤(どとう)の反撃を許し、木太がこの日12得点目を奪うも残り42秒で26―25の1点差に詰め寄られた。

 ここで中村が大仕事をやってのける。それまではチャンスをものにできていなかったが、「試合までの短い時間の中、先生が映像で相手の動きを解説してくれた。何とか期待に応えたかった」と中村。残り17秒、決勝点となる27点目をゴールネットにねじ込んだ。ホイッスルが鳴った瞬間、選手たちの歓喜の輪が広がった。同時に県ハンドボール界が新たな地平を切り開いた瞬間だった。

トップ不在で「まだまだ」

 有言実行のフィニッシュだった。陸上成年男子400メートルで初優勝した木村(四電工)。9月にあった全日本実業団対抗選手権に続く全国舞台でのトップ。優勝候補筆頭という県内外の期待に見事に応え、東京五輪出場へまた一歩前進した。

 木村は今季故障で出遅れながらも全日本実業団の400メートルを国内今季3人目の45秒台で優勝。試合後、今国体で「優勝します」と宣言していた。

 この日、雨が降る予選ではスタート前の準備が思うようにいかず、各組上位2人が決勝に自動的に進める中、組3着に終わる。「焦りました」と木村。それでもタイムでファイナリストに残る。

 迎えた決勝。「倒れてもいい」と前半から積極的に前に出る。向かい風の厳しい中でも、ぐんぐん加速し、200メートルの時点で優勝をほぼ確実にするレースを見せ、46秒92でゴールを駆け抜けた。

 昨年の6位入賞から大きく飛躍したが、「うれしいという気持ちは一切ない」と木村。それもそのはず、2017年に1600メートルリレーで出場した世界選手権が現在開催中で、トップ不在の大会だからだ。

 ただ、「先生の前で優勝できたのは唯一うれしい」と一言。高校時代からの恩師で、今も指導を仰ぐ高田孝行さんの前でしっかりと走る姿を見せられたからだ。高田さんも「勝つべきところで勝てたのはよかった」とたたえた。
 木村は「いい形でシーズンを終えることができる。でもまだまだ」。世界最大の舞台への挑戦を続ける。

接戦制しうれし涙 ジャークも3位

 シャフトを握る表情は自信にあふれていた。重量挙げ少年男子102キロ級スナッチで初優勝した谷江(多度津高)。3回目の試技で自己ベストを上回り、接戦をものにした。「周囲の支えのおかげで、きょうは緊張感も楽しめた。今は感謝の気持ちしかない」とうれし涙をこぼした。

 全国大会に駆け付けてくれる祖父母ら家族には必ず自分から声を掛ける心優しい選手。「祖父母が一番応援してくれている」。高校生活最後の大舞台でつかんだ悲願の初優勝を家族で喜んだ。

 この日のウオーミングアップで、調子が良いことを実感。ただ、今夏のインターハイではミスをして悔しい思いをしただけに、試技前には練習で成功したときの体の動きをイメージ。「応援席にいる一人一人の表情がはっきり見えるくらい落ち着いていた」と精神状態も確認した上でステージに立った。

 スナッチの1回目は117キロ。バーベルを頭上に挙げた直後にふらつきかけたが、慌てず踏みとどまり、これで自信を確かなものにした。2、3回目はぶれの一切ない美しいフォームを披露。特に勝負をかけた3回目では自己記録を2キロ上回る124キロを軽々とクリアし、思わずガッツポーズも飛び出した。

 ジャークでは1回目の144キロを失敗したものの、すぐさま修正して2回目で成功。最終的に147キロを挙げて3位に食い込んだ。

 「高校生活最後の大会を最高の順位で締めくくれて満足。でも、やっと結果が出たばかり。卒業後も競技を続け、地元に恩返ししたい」とさらなる飛躍を誓っていた。

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cat_18_issue_oa-shikokunews oa-shikokunews_0_1b7ff4122fd0_スリル、感動、夢舞台開幕 木下大サーカス、8年ぶり香川に 1b7ff4122fd0 0

スリル、感動、夢舞台開幕 木下大サーカス、8年ぶり香川に

2019年10月7日 09:00 四国新聞

 魔法と幻想の夢舞台が帰ってきた-。木下大サーカス高松公演(四国新聞社主催、西日本放送共催)が6日、高松市香西本町のイオンモール高松特設会場で開幕した。四国新聞創刊130周年記念事業の一環で、県内開催は8年ぶり。待ちわびた多くのファンが詰め掛け、わくわく、ドキドキのマジカルステージを満喫した。12月8日まで。

 初日は2公演とも満席。世界でも珍しいホワイトライオンによる猛獣ショーや自在に宙を舞う空中ブランコなどに大きな歓声と拍手が沸き起こり、陽気なアメリカンピエロのパフォーマンスが観客を笑いで包み込む。観客が手拍子で後押しする場面もあり、赤テントは熱気であふれた。

 公演に先立って行われたオープニングセレモニーでは、主催者を代表して四国新聞社の福家輝取締役COOが「香川の子どもの心にときめきと感動の輪が広がることを期待します」とあいさつ。浜田知事が「洗練された迫力のショーを楽しんで」と呼び掛け、木下サーカスの木下唯志社長らとテープカットを行った。

 休演日は毎週木曜と9、23日、11月6、20日。入場料は大人前売り2900円(当日3300円)、子ども(3歳~中学3年生)前売り1900円(当日2300円)。指定席は別途料金が必要。問い合わせは高松公演事務局〈087(881)0018〉。

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海員学校舞台に演劇 粟島 観客ら当時の生活を体験

2019年10月7日 09:00 四国新聞

 瀬戸内国際芸術祭2019秋会期の会場になっている三豊市詫間町の粟島で5日、観客参加型のツアー演劇「せとうち物語―粟島編―」が上演された。多くの船員を輩出した旧国立粟島海員学校(1987年閉校、現粟島海洋記念館)を舞台に、観客が演者と一緒になって学校での当時の生活を追体験した。

 せとうち物語には、今回の瀬戸芸のために一般公募で結成された団体「瀬戸内少女歌劇団」が出演。うちんく企画の三好真理さんと瀬戸内こえびネットワークの大垣里花さんが演出し、観客と演者が島内や学校内を移動しながら進行した。

 一行は同町の須田港から専用船で粟島に渡って海員学校に“入学”。演者が教室で学校の成り立ちや当時の生徒たちの様子を熱演したほか、手旗信号を取り入れた迫力あるパフォーマンスも披露。観客も手旗信号の練習をしたり、昔懐かしの給食を味わったりして、芸術祭ならではの非日常を満喫していた。

 観客として参加した高松市三谷町の会社員波多野宏美さん(44)は「ステージ上の演劇を見るのとは違った魅力があって楽しかった」と振り返り、演出の三好さんは「観客のみなさんも積極的に参加してくれてありがたかった」と話していた。

 せとうち物語は秋会期中の土曜に1日2回ずつ上演。前売り券は完売しており、キャンセルが出た場合は須田港で当日券を販売する。

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cat_18_issue_oa-shikokunews oa-shikokunews_0_94b6574f653f_「すごい」「ハラハラ」 街角彩る妙技 高松で大道芸フェスタ  94b6574f653f 0

「すごい」「ハラハラ」 街角彩る妙技 高松で大道芸フェスタ 

2019年10月7日 09:00 四国新聞

 国内外で活躍するパフォーマーが集う「たかまつ大道芸フェスタ2019」が5日、高松市の市中央商店街とサンポート高松で開幕した。ジャグリングやアクロバット、空中芸など多彩な妙技が街角で繰り広げられ、多くの買い物客らが足を止めて見入った。6日まで。

 フェスタは、高松市などでつくる「MUSIC BLUE TAKAMATSU実行委員会」が主催。10年目となる今年は25組のパフォーマーとミュージシャンが出演する。

 ジャグリングの世界大会で入賞経験がある「桔梗(ききょう)ブラザーズ」は初出演。複数のクラブを目にも止まらぬ速さで投げ合う技を見せると、観客からは「すごい」「速い」といった声が上がっていた。軽妙なトークも織り交ぜ、会場を沸かせた。

 三豊市出身でエアリアルの長谷川愛実さんとジャグリングの目黒陽介さんの2人組「うつしおみ」は、ピアノのしっとりとした生演奏に合わせて演技を披露。地上6メートルの高さで長い布を操って回転したり、鉄の輪にぶら下がったりするパフォーマンスは、大勢の家族連れらを魅了していた。

 次男(11)と一緒にアクロバットを観覧した高松市国分寺町の会社員藤川雅章さん(46)は「想像もつかない技が次々と飛び出してハラハラした。トークのレベルも高く面白い」と楽しんでいた。

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未明DVD店に侵入 数万円奪い逃走 宇多津町で強盗事件  店長にけがはなし

2019年10月4日 09:00 四国新聞

 4日午前1時5分ごろ、宇多津町浜三番丁のDVD販売店に男が押し入り、男性店長(43)に刃物のようなものを突き付けて「金を出せ」などと脅迫、レジから現金数万円を奪って逃走した。店長にけがはなかった。坂出署が強盗事件として、逃げた男の行方を追っている。

 同署によると、男は20代で身長170㌢ぐらい。黒のジャンパーにジーパン姿で、白のマスクを身に付けていた。当時、従業員は店長だけで、客がいなくなった直後に犯行に及んだという。現場はJR宇多津駅から北東約1.2㌔の幹線道路沿い。

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cat_18_issue_oa-shikokunews oa-shikokunews_0_c658051e3b36_中国や台湾に照準 県内観光業界 韓国客減ほぼカバー 瀬戸芸効果も 直行便ない国にも秋波 c658051e3b36 0

中国や台湾に照準 県内観光業界 韓国客減ほぼカバー 瀬戸芸効果も 直行便ない国にも秋波

2019年10月4日 09:00 四国新聞

日韓関係が冷え込み、韓国の格安航空会社(LCC)エアソウルの高松―ソウル線の減便も決まるなど、韓国人観光客が減少する中、県内の観光業界では韓国以外の国・地域からの誘客を図る動きが広がっている。高松空港からの直行便がある中国や台湾、香港向けの取り組みを強化するほか、タイやシンガポールなどにアプローチする動きも出始めている。
 貸し切りバスを運行する琴平バス(琴平町)。韓国政府による日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)破棄決定以降、韓国客のキャンセルが相次ぎ、月2回程度あった貸し切りバスツアーは年内はゼロになった。

 同社は「韓国の旅行会社がツアーの広告を自粛していると聞いており、アピールしても仕方ない状況」と長期化を覚悟。ただ、「外国人客全体で見れば四国の需要は伸びている」と前向きに捉え、直行便がある台湾や香港からの誘客に力を入れる方針だ。
 JRホテルクレメント高松(高松市)によると、前年同期と比べて韓国客は減っているものの、瀬戸内国際芸術祭の開催効果もあって特に中国客の伸び率が高く、外国人客全体では韓国客の落ち込みをカバーできているという。

 ただ、香港で長期化するデモの影響拡大が懸念され、先行きには不透明感も漂う。そこでリスク分散の観点からも、今後はタイやシンガポールなど高松との直行便就航地以外で開かれる商談会などにも積極的に参加するなど、「幅広い集客を目指したい」とする。

 うどんの手打ち体験が人気の中野うどん学校(琴平町)では、旅行代理店を通じてツアーの予約を受け付けるため、韓国客が減ったからといって他国へ独自に売り込むのは簡単ではないという。

 同店は外国人客向けの対応を強化しようと、うどんの打ち方を記したA3判の手順書の多言語化を進めており、英語版と中国語の簡体字版(中国向け)は既にあったが、中国語の繁体字版(台湾・香港向け)も新たに作成した。担当者は「今来てくれるお客さまに満足してもらえるよう、おもてなしの部分を充実させたい」と話している。

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