日本文化はもっと安く気軽に触れられるようにならないのでしょうか。 それとも伝...

本格的な伝統も必要ですが簡単な体験も必要不可欠ですよね！ 茶道などは、ある程度のお点前を理解した上で日本茶喫茶店で抹茶を頂く程度で良いと思うんです。
例えば、ある登山家は簡単な茶器セットを登山に持っていき山頂で茶道を楽しんでいるそうです。 それも伝統の一端だと思うんですよね！
お茶事は、庶民のものでもあったんですからね。 ピクニックにアフタヌーンセットを持って行く様にお茶事セットを持って行くピクニックもあるんじゃないでしょうか！

伝統文化、伝統芸能の中には非常に洗練された高度なものから農村・漁村などで昔から伝わっている土着の文化があると思います。

後者の方は夫々の地方だけで受け継がれてきたものがおおく、テレビ等で全国に広められる機会も少なく、優れた指導者を育成する事も中々容易ではないのが実情ではないかと思いますが、皆で助け合って受け継がれているようです。

私は音楽的な伝統文化・伝統芸能の中では民謡が大好きです。
自分の郷里の民謡だけでなく、他の地方の民謡も非常に味わい深いものがあり、永く歌い継いでいただきたいと願っています。

我々、日本の伝統文化に、日頃からふれていますよ。それも安く、気軽に、日常的に。

例に挙げられた着物、茶道、和室…これらは確かに日本の伝統文化のひとつではあります。
けれど他にも日本の伝統文化は日常にあふれているのです。気づかれにくいほど身近に、ね。

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たとえば世界遺産にも登録された和食。日本の風土から生まれ、食文化の粋を極めた、世界に冠たる食文化です。
それとは別に、我々庶民が普段口にする食事があります。たとえばカレーライスやラーメン、洋食も含めた日本で食べられる料理。どれも海外の料理がベースになっているのは間違いない。
ですが、今や日本で独自のアレンジが為され、日本人好みの料理に。日本ならではの料理になっています。

一例として、ことば。
やまとことば、中国語を起源に持つ熟語、外来語…これらをミックスさせて話します。
ひらがな、カタカナ、漢字、alphabet等々。さまざまな文字を駆使して表記します。
でも、厳然と日本語という土台はある。

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文化は他の文化の影響を受けて、どんどん変化し続けます。
現代に生きる我々は、もう万葉集に出て来るようなことばは遣いませんし、空調の効いたビルに住まい、和装を着る機会もほとんどありません。
しかし、日本語を用い、箸で食事をし、家に上がる際は靴を脱いで、畳に座ることを至極当然と思っている。
そういう日本文化の根幹こそ伝統と呼べるものですし、この先もずっとずっと変わらないと思います。