「オーストラリアへワーキングホリデーに行きたいけれど、年齢制限はどうなってるんだろう……」
と思っている方。
オーストラリアは、日本からのワーキングホリデー先として最も人気のある国です。また近年オーストラリアではワーキングホリデーを受け入れる制度が拡大されており、より多くの人が長期間ワーキングホリデーに行けるような環境が整いつつあります。
とはいえ、具体的にオーストラリアのワーキングホリデー制度がどのようになっているのかはわかりにくいですよね。
そこでこの記事では、
・オーストラリアのワーキングホリデーの年齢制限
・オーストラリアのワーキングホリデー制度
・オーストラリア以外の国のワーキングホリデーにおける年齢制限
・オーストラリアでのワーキングホリデービザ取得の流れ
をご紹介します。
初めてのワーキングホリデーはハードルが高そうに思えますが、押さえるべきポイントはそれほど多くありません。
まずはこの記事を読んで、オーストラリアのワーキングホリデーについて知りましょう!
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ワーキングホリデーには、利用する条件として年齢の制限があります。
多くの国では年齢制限を30歳までに設定しており、オーストラリアに関してもこれまで30歳が上限でした。ここでは2019年3月時点の、オーストラリアのワーキングホリデーに関する年齢制限についてお伝えします。
これまでオーストラリアのワーキングホリデービザは、2017年1月1日より35歳へと年齢の引き上げが施行されると言われていました。しかし移民局からは、「引き上げにはもう少し時間が掛かる」となかなか進展のない状態が続きます。
しかし2018年11月5日、ついにオーストラリア首相であるスコット・モリソン首相より、「2019年7月1日よりカナダ人とアイルランド人を対象にオーストラリアのワーキングホリデー対象年齢を引き上げする」と発表されました。
日本でも期待して待たれていた発表ですが、日本人に関しては、年齢制限は30歳のままということです。もちろん、今回のカナダ人とアイルランド人に対しての年齢制限引き上げがうまく運用されれば、後々日本に対しても35歳の年齢制限が適用される可能性は十分にあります。
ワーキングホリデーのビザの申請時に注意すべき点として、「年齢の条件は申請時に30歳以下であること」があげられます。
ワーキングホリデービザは申請から1年有効ですので、30歳の時点で申請し、31歳でワーホリに行くことはまったく問題ありません。
オーストラリアのワーキングホリデー制度に関する年齢以外のポイントとして、
・ セカンドビザ、サードビザに関する条件
・ 雇用期間
・ 税金の支払い
についてお伝えします。
オーストラリアのワーキングホリデーの特徴として、セカンドビザとサードビザがあげられます。通常1年までしか滞在できないワーキングホリデーですが、条件を満たせば2年目、3年目と継続が可能です。
その条件とは、1回目のワーキングホリデービザの間に、指定地域で3カ月間(88日間)以上働いた人が、2年目も滞在可能になるセカンドワーキングホリデービザを申請することができるというもの。
さらに2019年7月1日以降、セカンドワーホリ中に6カ月間指定された業務をすれば、3年目も滞在可能になるサードワーキングホリデービザを申請できるようになります。
ワーキングホリデーの雇用期間に関する変更点を整理しますと、
・ 雇用期間の上限が12カ月まで可能になる(以前は最大が6カ月だった)
・ 季節労働をセカンドワーホリ中に6カ月行うと、更に1年ワーホリが可能となり、最大3年滞在可能になる(以前は最大2年だった)
となります。 オーストラリアでは季節労働者が不足しており、そのような背景からファームやファクトリーに関しては条件が緩和されたようです。
2016年まではワーキングホリデー利用者は「低所得者」とみなされ、所得税はゼロでした。
しかし税制度の見直しにより、2017年1月1日からワーキングホリデー利用者の所得税は15%と決まりました。これまでと比べると、かなりの高さの税金を支払わなければならなくなり、ワーキングホリデー利用者にとっては痛い変更点です。
日本は2019年3月現在、22カ国の国とワーキングホリデー協定を結んでいます。国によってワーキングホリデーを利用する年齢制限は自由に決めることが許されていますが、実際のところ日本と協定を結んでいる国の年齢制限は何歳なのでしょうか。
現時点で、日本とワーキングホリデー協定を結んでいる22カ国の国いずれもが年齢制限を30歳に定めています。
ただオーストラリアに関しては先ほどお伝えした通り、カナダ人とアイルランド人を対象に年齢制限を35歳に引き上げています。
オーストラリアでのワーキングホリデービザ取得にあたっては、まずビザ申請の条件を満たしていることが必要です。
・ 日本国籍を有している
・ 扶養する子供を同行しない
・ オーストラリア出国後の次の目的地までの渡航費用、ならびにワーキングホリデー期間中の滞在費として充分な資金を有する者。原則として約5,000AUDを充分な資金とみなす
・ 過去にワーキングホリデー・ビザの取得者としてオーストラリアに入国したことがない者(セカンド、サードワーホリビザは除く)
・ 健康条件および人物審査の基準を満たしている者
・ ワーキングホリデービザ申請時と許可時にオーストラリア国外にいる者
・ オーストラリアの価値観を尊重し、オーストラリアの法律を遵守すること
引き続き、詳しく「料金」「必要書類」「申請方法」について確認しましょう。
オーストラリアのワーキングホリデービザ申請に必要な料金は、2018年7月1日から改訂され、450AUD(約35,000円)になりました。
これまでが440AUD(約34,300円)でしたので、700円ほど値上げされた形になります。
ちなみにオーストラリアに関するビザは、ワーホリ以外のビザに関してもおおむね10~30AUD(780円~2,340円)ほど値上げされています。
オーストラリアのワーキングホリデービザは、オンラインで手続きが可能なため、基本的に申請にあたっての書類は不要です。
しかし、申請には
・ 有効なパスポート
・ クレジットカード
・ 適切なパソコン環境(E-mailアドレス)
の3点が必ず必要なので、あらかじめ準備しておくことをおすすめします。
オーストラリアのワーキングホリデービザは、オーストラリア大使館のサイト内にあるオンラインシステム「ImmiAccount」に登録し、ネット上で申請を行います。
指示に従い、
・ Your personal details(個人情報の入力)
・ Health declarations(健康に関する宣誓)
・ Character declarations (人格に関する宣誓)
・ Payment details(支払い詳細)
などの情報を入力していけば大丈夫です。
最後にビザ申請料をクレジット決済で支払い、手続きが完了します。
基本的に不要ですが申請内容によって、健康診断が必要な場合があります。その場合は、オーストラリアの大使館から指定された病院で健康診断を受診してください。診断結果は医師により移民局へ送付されます。
ビザの発給通知は後日メールにて送られてきます。オーストラリアはビザ発行が早いことで有名ですが、他国を見てみると発給まで2~3カ月かかるのが普通です。混雑時はもっと時間がかかる場合もありますので、最低でも3カ月前から申請の準備をしておきましょう。
今回は、オーストラリアへのワーキングホリデーについてお伝えしました。
おさらいしますと、オーストラリアのワーキングホリデービザの年齢制限は30歳です。カナダ人とアイルランド人に関しては、2019年7月より35歳までに引き上げられる予定となっています。
年齢以外のポイントとしては、セカンドビザとサードビザおよび、税金の支払いに関する条件が変わっている点です。
以下で「ワーホリビザに関するここ最近の変更点」と「オーストラリアでのワーキングホリデービザ取得の流れ」についてまとめておきます。
【ワーホリビザに関するここ最近の変更点】
・ 雇用期間の上限が12カ月まで可能になる(以前は最大が6カ月だった)
・ 季節労働をセカンドワーホリ中に6カ月行うと、更に1年ワーホリが可能となり、最大3年滞在可能になる(以前は最大2年だった)
・ ワーキングホリデー利用者の所得税が15%になる
【オーストラリアでのワーキングホリデービザ取得の流れ】
・ ワーキングホリデービザ申請に必要な料金:450AUD(約35,000円)
・ ワーキングホリデービザ申請に必要なもの:有効なパスポート、クレジットカード、適切なパソコン環境(E-mailアドレス)
・ ワーキングホリデービザの申請方法:オーストラリア大使館のサイト内にあるオンラインシステム「ImmiAccount」に登録し、ネット上で申請
日本からのワーキングホリデー先として最も人気のある国オーストラリア。年々ワーキングホリデー利用者の条件は緩和される傾向にあり、これからますます利用しやすくなっていくはずです。
ワーキングホリデー制度は若いうちにしか利用できませんので、興味がある方はぜひ思い切ってチャレンジしてみることをおすすめします。
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