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世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 作者:月夜 涙(るい)

第六章:暗殺者は選択する

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第五話:暗殺者は指輪を作る

コミック一巻がヤングエース様から10/4(金)発売なのでそちらもどうぞ!

 ボロボロになったあの日から数えて三日目の朝がきた。

 体が軽い、痛みも消えている。


「ようやく、治ったか」


【生命の実】の解析中に負った傷が癒えた。

 火傷や傷の跡も残っていない。

 父さんが適切な処置をしてくれたおかげだ。【超回復】任せの強引な自己回復力の強化だと、跡が残ってしまう。

 容姿というのは、暗殺者にとって重要な一要素。

 ターゲットの懐に入るには、第一印象が重要であり、悲しいことに容姿がものをいう。見にくい傷跡や火傷などは大きなハンデになってしまうのだ。


「もし、【超回復】がなければ、年単位で寝込んでいただろうな」


 俺の体で三日も回復かかる大怪我。【超回復】はもともと治癒力を百倍にする。さらに熟練度があがり百数十倍の回復力になっているにも関わらず、三日も動けなくなるなんて相当だ。


『あの力も妙に馴染んでしまった』


 体内にわずかに入り込んだ、【生命の実】の力、それがすっかり血肉の一部になってしまった。今は蓋をしているとはいえ繋がりもしっかりと感じ取れる。

 現状では、メリットしかない。

 しかし、油断はできない。爆弾を抱えてしまったようなものだ。

 だからこそ、これとの付き合い方はちゃんと考えて置かないといけない。


 ◇


 通信機の録音機能を使い、三日の間に重要な連絡がなかったかを確認する。

 連絡は一件のみ、マーハからだ。

 俺の容態はタルトから聞いているから、起きたら連絡をしてほしいとある。

 さっそく通信機を使う。

 向こうも忙しいから、出ることは難しいだろうが、こちらが電話を取れる時間を録音で伝えることはできる。

 しかし、その予想は裏切られた。

 通信が繋がって、一秒でマーハがとったのだ。

 きっと、通信機にかじりついていたのだろう。


『体はよくなったの!?』

「ああ、もう大丈夫。前より強くなったぐらいだ」

『そう、本当に心配したわ。仕事を全部放り出して、そっちに駆けつけようかとなんども思ったもの』

「どうして、そうしなかった?」

『ここがルーグ兄さんに任された私の戦場だから』

「いい子だ」


 やるべきことをやってくれる。言葉にすると簡単だが、それを実行できるものは少ない。

 そして、いついかなるときも正しく行動してくれる部下というのは非常にありがたい。信頼し、任せておける。


『そういう子供扱いは嫌いなのを知っているでしょう?』

「悪かった。癖が抜けなくてな。要件はそれだけか」

『いいえ、ルーグ兄さんに頼まれていたものが手配できたわ。ネックレス用に使う宝石。あと指輪用の宝石、それも石を指定して三種類。ダイヤモンド、エメラルド、サファイア。それからミスリルも』

「ありがたい」

『ごめんなさい、全部特級品を揃えたかったけどエメラルドとサファイアは一級品しか手に入らなかったの』

「いや、エメラルドとサファイアはむしろ一級品のほうがいい」


 エメラルドとサファイアの特級品は全体の採掘量からすれば5%にも満たない。

 急ぎで用意するように頼んだんだ、手に入らなくても仕方ない。

 それに、実のところ特級と一級の差は技術で覆せる。


『ねえ、質問してもいいかしら?』

「構わない」

『ネックレスはエスリ様へのプレゼント。指輪は婚約指輪と聞いているけど……どうして指輪用の宝石が三種類もいるのかしら? 一つに指輪に二つの宝石を使うデザインをしているの?』


 その声には不安と期待が混じっている。

 マーハには、そうあってほしいという答えが胸のうちにある。


「いや、単純に三つ作るだけだ。最初にダイヤモンド、圧倒的でありながら上品さを併せ持つ輝き、カットに仕方でいくらでも表情が変わる魅力、最硬度という性質から連想させられる意思の強さ。ディアのイメージにぴったりだ。ディアの婚約指輪はダイヤを使う」

『私のダイヤモンドのイメージとは違うわね。たしかに独特の輝きがあるけど、どちらかというとその硬さを目当てに工業で使うイメージがあるわ。市場での評価も宝石としては二流扱いよ』

「いっただろう、カットでイメージが変わると」


 こちらにはダイヤを研磨する技術がない。ダイヤは極めて硬い物質であり加工が難しい。

 そして、未加工のダイヤというのはさほど美しいものではない。

 実際、転生前の世界でもダイヤモンドカットの技術が確立するまでは宝石としての評価は低かった。

 だが、俺ならダイヤモンドを美しくカットできる。

 どんな宝石よりも美しく、ディアにふさわしいものに仕上げてみせよう。


『完成品が見てみたいわね。それで、そのダイヤ以外はどうなの?』

「エメラルドはタルトのイメージだ。翡翠色で暖かな輝き、側にあるだけで安らげる。俺にとってタルトはそういう存在で、だからこそエメラルドを選んだ」


 エメラルドはただ美しいだけの宝石じゃない。心を癒やす効果を持つ。


『たしかに、タルトはそうね。あの子がいるとほっとする……それで、サファイアはどうかしら?』


 マーハの声が震えている。かなり緊張しているようだ。

 そろそろ意地悪はやめるとしようか。


「サファイアは、静かで怜悧れいりな美しい青の宝石だ。その青の輝きは揺らめき妖しい魅力を醸し出す。いつも冷静で、誰よりも頭が良く、綺麗なマーハにはサファイアがぴったりだと思った。……ほんとは今度会うときのサプライズにするつもりだった。こういう聞き方をされると言わざるを得なかったよ」


 端末の向こうから、声にならない声が聞こえる。

 しばらく、返事がない。

 必死に溢れた感情を隠しているようだ。


『……その、ありがとう。指輪の完成を心待ちにしているわ』

「最高のものを作るよ。それと、来週か再来週ののどこかでうちに来れないか? そろそろ両親に紹介したいと思っている。婚約をするんだから、そういうのも必要だ。そのときに指輪を渡す」

『なんとかしてみせるわ。そこまで馬車だと往復何日かかるかしら? スケジュール調整が難しそうね』

「飛行機を使って迎えにいく。一日で往復できるから、丸一日スケジュールを空けられれば問題ない」

『それなら、なんとかしてみせるわ。必ず、行くから』

「楽しみにしておく。今度日付を調整しよう」


 通信を終える。

 そうか、宝石がどれも手に入ったか。


「今のうちにデザインを仕上げておこう」


 俺は机に向かう。

 暗殺を行う際、美術商やデザイナーの顔を使って取り入ることも多く、こういったデザインの知識や技術は十分にある。

 彼女たちの魅力を十分に引き出すデザインを仕上げて見せよう。


 ◇


 それから一週間後、母さんが契約しているオルナの定期便に紛れて頼んでいた宝石とミスリルが届いた。

 それを持って、作業用に建設した工房に移る。


「二人共、装飾品作りなんて見ていて面白いものじゃないと思うが」

「すっごく気になるよ!」

「はいっ、わくわくします」


 タルトとディアが見学したいと言い出したので好きにさせる。

 最初に宝石自体の加工を行っていく。

 そのままでも美しい宝石があるが、ダイヤなどは加工してこそ輝く。

 実際、転生前の世界では、ダイヤ、ルビー、サファイア、エメラルドの四つを四大宝石と呼んでいた。しかし、こちらの世界ではダイヤの価値は非常に低い。

 そしてルビー、サファイア、エメラルドの三つは全体発掘量からすれば5%に満たない特級品のみ価値を認められ、残りの95%はあまり評価は良くなかったりする。


「まずはサファイアから手を加えようか」

「これ、特級品じゃないよね。本当に、この石でいいの?」


 さすがはディアだ。

 一発で特級品ではなく、一級品でしかないことを見抜いた。


「ああ、構わない。すぐに特級品になる。


 サファイアにおける特級品と一級品の違いは青の濃さ、そして内側に汚れがないかを意味する。

 未加工のサファイアでは青が淡すぎることがほとんどだし、内側に汚れがあることも多い。しかし、全体の5%だけ十分な青の濃さを持ち、不純物のないサファイアが採掘される。


 そのため、その5%だけが本物のサファイアであり、残りはさほど価値がない石として見られている。

 そして、今回用意できた石は、色が淡く気品が足りない。そして少しだが不純物が混じっている。

 これをそのまま身につければ貴族社会では本物を買うことができない弱小貴族が見栄のためにまがい物をつけていると馬鹿にされるだろう。

 だが、一級品でも加工をすれば特級品へと化ける。


「【精密火炎】」


 ピンポイントを狙えるように改良した炎の魔法だ。

 その炎を持って加熱処理を行う。

 サファイアは1600度もの超高温で加熱すれば、化学反応を引き起こすことが可能。 

 その科学反応により、特級品に比べれば淡い色が濃くなっていくし、内側の汚れを除去できる。

 むろん、ただ濃くすればいいわけじゃない。

 もっともサファイアの怜悧な青を魅力を引き出せる濃さを目指す。

 仕上げに土魔法でズルをして完成。


「どうだ、ディア。特級品になっただろう」

「うん、この気品のある青は特級品。すごいね、魔法みたい」

「魔法を使っているしな。だが、魔法を使わなくてもできるがな」

「それに、これ、最高級の揺れる青だよ。ここまではっきりした揺れる青は初めてみた」

「よく知っているな。そう、揺れる青だ」


 そして、もう一つこだわりがあった。

 サファイアの美しさは青の輝きだけじゃない。

 サファイアの奥にある絹の糸のように見えるなシルクインクルージョン、それが青の輝きを揺らめかせる。


 サファイアの特級品は濃い青だけでなく、青の輝きが揺れることが条件。

 通常、加熱処理をすればシルクインクルージョンは消える。シルクインクルージョンの正体は細い針状のルチルでしかなく、高熱で溶けてしまうからだ。


 それ故に、転生前の世界でも加熱処理が必要ない、天然の状態で濃い青で汚れが入ってないものは数倍の値がつく本当のサファイアと呼ばれた。

 科学技術があっても、揺らめく青だけは作り出せない。ゆえに本当のサファイアは超希少品で市場に出回ること自体が滅多にない。

 しかし、俺は魔法というズルが使える。加熱処理のあとに魔法でルチルを挿入してしまえばいいだけの話。

 あとで加えるため、計算して最高の揺らめく青を作り出せる。


「とっても素敵な青い宝石です。これをサファイアって言うんですね」

「うん、そうだよ。でも、ただのサファイアじゃないよ。だって、私でもこんな見事なサファイア、見たことない。国宝級だね」

「天然ものと違って、俺が完璧に加工したからこそ最高のものになった」


 天然と加工品の違い、それは理想の形を作れること。

 淡い青だったからこそ濃くしていくことで理想の青を作れたし、こうして計算ずくで揺らめく青を作れた。

 技術さえあれば、加工品は天然品を凌駕できる。間違いなく、このサファイアはこの世界ではもっとも美しいサファイアだ。


「これで、サファイアは終わりだ。次はダイヤだな。危ないから近づくな」


 新たな魔法を詠唱する。

 指先から水が十センチほど吹き出てそれが固定される。その水は超高速循環しながら、粉末を運んでいる。


「その魔法について教えてもらっていいかな?」

「名前は【水刃】、超高圧の水流にダイヤモンドパウダー混ぜて循環させる。水圧とダイヤの硬度でどんな名剣でもあっさり切り裂く。そうだな……工房の端にある失敗作の銃をこっちに向かって投げてくれ」

「えっと、はい」


 ディアが銃を投げてくる。

 その材質は鉄を中心にした合金。それを空中で斬って見せた。

 鉄がバターのように何の抵抗も見せずに斬れるのはシュールな光景だ。


「凄まじい切れ味だろう」

「めちゃくちゃだね。それ」

「こんなものでもないとダイヤは加工できない。ダイヤより硬い金属が手に入らない以上、ダイヤを加工するにはダイヤを使う」


 極めて合理的な判断。

 さっそく作業を始める。

 目の前にはとびっきりのダイヤがあった。

 この世界では二流の宝石とされているそれを【水刃】で何度も斬りつける。

 この【水刃】は最硬度のダイヤすら切り裂ける。


「ルーグ様、すごい手際です」

「もう手が見えないよね、いったい何十回斬るんだろう」


 極限の集中状態の中、数十回刃を走らせた。

 そして、ようやく完成する。

 ダイヤモンドカット……その中でももっとも有名かつ王道なラウンドブリリアントカットで仕上げた。

 ダイヤモンドと言えば、まず誰もが思い浮かべる姿。

 人がもっともダイヤを美しく見えるよう、何百年も努力してたどり着いた集大成。これが完成形で終着点だと俺は考えている。事実、これ以上に美しいカットは数百年生み出されていない。

 そんなものをこの世界に持ち出すのは反則とも言えるが、ディアのためには反則もしよう。


「完成だ」

「うそっ、これがダイヤ。信じられないよ」

「綺麗です、見惚れちゃいます」


 少女二人は、ダイヤの美しさに魅せられている。


「これが本当のダイヤの魅力だ。ダイヤはそのままだと、輝かない。だけど、カット次第でこれほどの輝きを見せる」


 ダイヤモンドカットの誕生以降、宝石の王として君臨する美しさは伊達じゃない。


「……さすがに疲れたな。サファイアの加熱も、ダイヤのカットも、やたら神経を使う。エメラルドは休憩してからにしよう」


 どちらも非常に難易度が高い作業だった。

 わずかなミスが致命的なまでに宝石の魅力を損なう。


「ちょっと思ったんだけどさ、このダイヤって売れば、すっごい値段がつくんじゃないかな? こんな綺麗だし。それなのに市場でのダイヤの評価は低いから仕入れ値はとっても安くて、ものすっごく儲かると思う」

「はいっ、私、こんな素敵な宝石初めてみました。ぜったい、貴族とかお金持ちの人とか欲しがると思います」


 俺は苦笑する。


「だろうな、ダイヤを商品にすればオルナは宝石業界を支配できる」


 そういう未来が見える。

 実際、俺たちの世界ではダイヤの利権を握った宝石商が、業界を支配してしまった。

 ダイヤとはそれほどの存在だ。


「その言い方だとやる気はないみたいだね。オルナの客層にもぴったりなのに」

「商売のことだけを考えるならやるべきだな。だが、俺は、ダイヤはディアだけに身に着けてほしい」


 ディアがこの世界で唯一、ダイヤの輝きを身につける。

 むろん、いつか誰かがダイヤモンドカットの技術を手に入れるだろうが、それまではディアだけのために輝く。

 それが俺の願いだ。


「……ルーグって、たまにすっごく気障なことを言うよね」

「嫌か?」

「ううん、最高っ」


 ディアが抱きついてくる。

 頑張った甲斐があったというもの。

 さて、残りの作業も仕上げるとしよう。そして、最高の指輪を完成させるのだ。

 

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