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アジリティーでは競技を行うリングの設定が最低24mから40mとされています。
その中にスタートからゴールまで100mから200mの長さのコースを設置し、その上に15から22個の障害を設けます。
コース内容は毎回変化がありますが、アジリティーのコースは一体どのようなものなのでしょうか?
コース上に置かれる障害にはいろいろな種類があります。その一部をご紹介しましょう。
バーを飛び越える障害でアジリティー競技の中で最も多く使用されている、バーの高さは各カテゴリーによって決まっている。
バーは簡単に落ちるようになっているので、犬は体が触れないように飛び越える必要がある。
傾斜した2枚の板を「A」の字型に組み合わせたタッチ障害。傾斜面に等間隔(約25cm)に細い板を取り付け、上り下りの際の滑り止めとしている。色分けされたタッチ部分に触れないと減点となる。
手前に傾いた板(ユニット)が2から5個並べられており、その四隅に設置されたコーナー・ポールの間を飛び越える障害。
Sは2ユニットで40から50cm、Mは3から4ユニットで70から90cm、Lは4から5ユニットで1.2から1.5mの距離を飛び越える。
別名「スラローム」。直径3から5cm、高さ1から1.2mのポールを60cm間隔で立て、その間を犬がすり抜けていく障害。
ポールの本数は12本で1本目のポールは犬の左側から入るという決まりがある。
直径60cm、長さ3から6mのジャバラ状になったトンネルをくぐり抜ける障害。まっすぐに伸ばしたりカーブをつけたりすることが可能で、トンネル内に頭や足を入れた後に後戻りすると減点となる。
別名「歩道橋」とも呼ばれ、高さ1.2mから1.3m、幅30cm、長さ3.6mから3.8mの橋の上を渡る障害。
入口と出口の傾斜部分には色分けされたタッチ部分があり、ここに足が触れないと減点になる。
板の長さは3.6mから3.8m、幅は30cmとなっている。犬はシーソーの傾きに注意しながら進んでいくが、この両端90cmの所にある色分けされたタッチ部分に触れないと減点となる。
幅が1.2m?1.5m、厚さが20cmの障害で、「壁」や「レンガ」などと呼ばれることもあり、犬はその中央部分を飛び越える。
ハードルと同じくカテゴリーによって高さが定められている。
・・・他にもいろいろな障害があります。一度見学してみてはいかがでしょうか。
*競技会のご見学について
・犬連れでの見学もできます。ただし、発情犬や咬癖のある犬、感染症など健康上問題のある犬の来場をお断りしています
・会場によりますが、河川敷など自然の豊かな場所にある場合、食べ物、飲み物、防寒具、雨具、犬のトイレ処理セット、折り畳みイスなどのご用意があると便利です。なおゴミは各自お持ち帰りください。
・ご見学の方は、出陳者、出陳犬との接触はお控えになり、競技者から離れた位置でご見学ください。