革労協反主流派の最高幹部逮捕 偽名で診療

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左翼過激派「革労協反主流派」の非公然活動部門の最高幹部の男とメンバーの女が逮捕された。

警視庁公安部などによると、革労協反主流派の非公然活動部門の最高幹部、土肥和彦容疑者は去年3月、東京・板橋区の歯科医院で偽名で診療を申し込んだ疑いが持たれている。メンバーの石岡朱美容疑者も別の詐欺容疑で逮捕され、警視庁などは、2人が潜伏していた横浜市のマンションを家宅捜索した。

革労協は、平成元年の1989年から即位の礼が行われた翌年にかけて、激しい反皇室闘争を行い、即位の礼などに向けた警備中に新宿警察署の清和寮で起きた爆破事件では犯行声明を出していた。

今月下旬には即位の礼などの皇室行事があるため、警視庁などは警戒を強めている。

調べに対し、2人とも黙秘しているという。