辞書にない表現(9)
1.「ユニバーサルスタジオ」
左手はグーにして、右手の人差し指と中指を付け合せて、図のように胸の前で右手で左手の周りを円を1回程描くように動かします。(ユニバーサルスタジオのモニュメントのイメージです。左手が地球、右手は「UNIVERSAL STADIO JAPAN」という文字がグルグル回るイメージを表します。)
2.「ディズニーシー」
- A
- 両手の人差し指を立て指先を後ろに向け、図のように、頭の上で内から外に大きく円を描きます。(ミッキーマウスの大きな耳を表します。)
- B
- 右手で指文字の”し”を表現します。
- C
- 右手の人差し指で上から下に線を引きます。
3.「オーバー」
左手を横に倒し、手のひらを自分の方に向け、お腹の前に置きます。右手は指先を相手の方に向け左手の上に置き、右手だけ前方に出します。
(「オーバー」は次のような時に使います。「金髪染めたの?オーバーだょ」とか「女子トイレに、男の人が入ったと聞いたょ。オーバーだね」というように「やり過ぎだよ」という感じで使います。)
5.「やばい(まずい)」
右手の指先を折り曲げて、図のように口の前で2回程左右に動かします。
*表情も付けると、よりGOOD!
6.「最低」
左手のひらを上に向け、お腹の前に置きます。右手は顔の前あたりで手のひらを自分の方に向け、指先を下に向けます。
右手の指先が左手のひらの真ん中にあたるまで下ろします。
7.「上品」
- A
- 右手は指文字の”れ”を作り、図のように、上にあげます。
- B
- 右手の親指と人差し指で輪を作り、図のように、上→左下→右と動かします。(「品」という字の「口」3つを表します。)
8.「下品」
右手の親指を伸ばして、図のように親指の指先で下の方を指さします。
9.「お嬢さま」
右手の小指を伸ばして、指先を上に向け、手のひら側を自分の方へ向けます。左手のひらを上に向けて右手に添え、右手と左手を一緒に上にあげます。
10.「お坊ちゃま」
右手の親指を伸ばし指先を上に向け、手のひら側を自分の方へ向けて、上にあげます。
11.「天国」
- A
- 右手の人差し指を延ばして、上にあげます。
- B
- 両手を顔の前で合わせ斜め下へ動かします。この時顔も一緒に少し下げます。
12.「地獄」
右手の人差し指を伸ばして、図のように、指先で下の方を指さします。
13.「マジ?」
右手のひらを左に向けて立て、人差し指の側面をあごに1回あてます。
(”本当”という手話に少し似てますが、”本当”の場合は2回程たたき、”マジ?”の場合は1回だけたたきます。注意して下さい。)
14.「唖然」
右手の親指と人差し指で半円のような形を作り、指先を上に向けます。指先を顎にあて、1回下に下ろします。
(”たまげた”という手話も同じです。聾者は普通、口を開けて、図のように顎にあて、下におろします。)
15.「ドリフ」
両手のひらを向かい合わせ、お腹の前で同時に左右に動かします。
(ドリフターズの番組の最後に「ババンババンバンバン」と歌いながら踊っていたイメージです。)
作成日:2002.06.03
2002