フィギュアスケートのフィンランディア・トロフィー(11日~13日、フィンランド・エスポー)に出場する女子の横井ゆは菜(19)=中京大=が8日、中部国際空港発の航空機で現地へ出発した。
横井は昨季までのジュニア時代に多くの国際大会に出場したが、今大会はシニアの選手として初めて臨む国際大会。それだけに、気持ちが高ぶるようで「今は『いよいよ』という感じがしています。不安もありますが、ジャッジの人がどういう評価をしてくれるか楽しみです」と声のボルテージを上げた。
大会には元世界女王のエリザベータ・トゥクタミシェワや昨季のジュニア・グランプリで優勝したアリョーナ・コストルナヤといった強力なロシア勢も出場するが、横井は「彼女たちと戦うことで、自分がどんな位置に立っているかが分かる」と気にしていない様子。「公式練習から集中して頑張りたい」と意気込んで、機中の人となった。