サッカー・スペイン2部サラゴサのMF香川真司(30)は6日のスペインリーグ2部・第10節・カディス戦で先発復帰を果たした。シュートを放つ場面などもあったが、チームは0ー2に終わり、首位決戦で痛恨の今季初黒星を喫した。
香川は先週、風邪をひいて前節のマラガ戦を欠場した。「マルカ」紙などはカディス戦も出場微妙と見ていたが、ビクトル・フェルナンデス監督は香川をトップ下で起用した。
香川は前半13分に右足シュートを放つなど奮闘を見せたものの、同紙が「香川へと(パスを)つなぐところが問題となっていた」と良い形で香川にボールを渡せなかったことを指摘している。
また、シーズン初黒星を受けて同紙は今後に向けての課題を提示。その中の一つとして「香川は、サラゴサがシーズンで過密日程になった際、改善すべき点があることを示した」と香川自身のコンディション管理の重要性を挙げている。