歌手で俳優の福山雅治(50)と女優の石田ゆり子(50)が7日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで開かれた映画「マチネの終わりに」(西谷弘監督。11月1日公開)の完成披露イベントに参加した。
芥川賞作家・平野啓一郎さん(44)の代表作の映画化で、美しくも切ない大人のラブストーリーのテーマは運命。福山とは25年前のCM以来の共演となった石田は「これでまた出会う運命だったんですね」と語り、私生活での運命の人との出会いについては「思っていればいつかはね。ただ運命は予測できないから私は流れのままに生きていきます」と笑った。
福山は「運命って分からない。バンドをやるつもりで18歳の時に上京した僕が、クラシックギタリストの役を演じただなんて。想像もできなかったことですよね」としみじみ語り、「クラシックギターは難しかったが、いまも生活の楽しみとしてこまごま続けてます」と明かした。