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【ドラニュース】

4打数無安打&1失策の中日・根尾に立石監督代行「1軍の試合で変わってしまった」

2019年10月7日 21時8分

5回裏無死、根尾が空振り三振に倒れる=サンマリンスタジアム宮崎で

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 ◇7日 みやざきフェニックス・リーグ 中日1ー5巨人(サンマリン)

 秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」が7日、宮崎県内で開幕した。中日のドラフト1位・根尾昂内野手(19)は巨人戦(サンマリン)に「6番・遊撃」で先発出場したが4打数無安打2三振、1失策と攻守に課題を露呈。試練のスタートとなったが、南国からはい上がる決意を示した。

「また一つずつ課題をクリアしていかないといけないですね」

 1週間ぶりの実戦。打席では2回2死、先発・野上のフォークに空振り三振。3月のファーム交流戦では2軍の試合ながらプロ初本塁打を放った相手に今回は封じられた。以降もタイプが違う3投手と対戦したが快音は響かなかった。

「1軍の試合に出てから少しスタイルが変わってしまったね」。監督代行を務める立石巡回野手コーチはこう説明する。「甲子園の2打席を経験して厳しい球に意識が向いている。その影響か、甘い球を仕留めていた形が崩れている」

 立石コーチが指摘したのは2番手・藤岡と対戦した第2打席。今季途中から巨人入りした左腕に対し初球は139キロの直球をファウル。次の外角への140キロの直球を見逃し追い込まれ、最後は外角のカーブに空振り三振。立石コーチは「いい状態の根尾なら2球目に手を出していた」と力説した。一方の根尾は「無自覚でした」。経験から生まれたズレを再び正しい方向に修正しなければならない。

 守備では5回無死で平凡なゴロを処理した後、一塁へ中途半端なワンバウンド送球。1軍の舞台でも顔をのぞかせた送球への不安を解消することも秋に課された宿題だ。

 

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