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マッサージベッド・診察台 サイズに関する考察

マッサージベッド・診察台 サイズの選び方

マッサージベッド・診察台を購入する際に、最も重要になってくるのがマッサージベッドのサイズ。施術を行う上で場合によっては何年も使用することになるマッサージベッドを選ぶ時はサイズを慎重に考える必要があります。

現在ご使用になられているマッサージベッド・診察台のサイズを実測してみるか?また、身近にマッサージベッドがない場合は、テーブルなどをベッドに見立ててシミュレーションをしてみることを推奨いたします。

 

マッサージベッド・診察台 サイズに関する考察

マッサージベッドの幅・長さ・高さの基本サイズ

 幅

幅写真

幅を選択する時の検討事項
・施術時の先生への負担
・患者さまの寝心地
・院内のスペースへの影響

 

 長さ

長さ写真

長さを選択する時の検討事項
・患者さまの寝心地
・院内のスペースへの影響

 

 高さ

高さ写真

高さを選択する時の検討事項
・施術時の先生への負担
・患者さまへの負担
・院内のスペースへの影響

 

幅に関する考察 施術タイプ別

一番人気は60cm!幅が広すぎるマッサージベッドは施術者の負担になります。

  • 先生の立場
    幅が広いマッサージベッドでは、患者さまが先生から離れた位置に横になってしまうと、施術をする際に思うように力がかけられません。
    マッサージなどの上から押す力は、やはり施術者に近い方がかけやすく、離れれば離れるほどまっすぐ下に力を加えづらくなります。
    そんなことから、患者さまに後からずれてもらわなくてはいけなくなったり…
    無理な姿勢で施術を続けることは、施術者の負担となり、最悪先生自身が腰などを痛めることに繋がりかねません。

 

  • 患者さまの立場
    その一方で、幅が狭すぎるマッサージベッドは、患者さまにとってはあまり寝心地が良い物ではありません。
    患者さまによっては、腕の置き場所や、マッサージベッドの端に腕が当って気になるとの声も…。

 

  • 院内スペースから考察
    寝心地が良いからといって、無駄に大きなマッサージベッドは治療院のスペースを取るので×。
    特に複数台のマッサージベッド・診察台を並べると1台では10cmしか変わらなかった幅が、かなりのスペースを圧迫することに。
    開業予定・院内のリニューアルなどで、マッサージベッド・診察台を同時に数台購入する方はご注意ください!

マッサージ、指圧など、手技など 上から押すことが多い施術には…

比較的幅の狭いマッサージベッド・診察台が好まれます。
55~60cm幅のマッサージベッド・診察台が主流になります。
オイルマッサージなど、若干力のかけ具合が減る場合はこれより幅が広いマッサージベッドが好まれる
傾向もあります。

 

鍼治療、フェイシャルなどの施術には…

比較的幅の広いマッサージベッド・診察台が好まれます。
患者さまのリラクゼーションの効果にも繋がります。
55~65cm幅のマッサージベッド・診察台が主流になります。
様々な施術を行う治療院では、複数台のマッサージベッド・診察台で施術別に対応するか、もしくは、
簡単に高さ調節が可能な電動・手動昇降ベッドなどがおススメです。

長さに関する考察 施術タイプ別

一番人気は180cm!一般的な日本人の身長に対応する長さです。

  • 先生の立場
    マッサージベッド・診察台の長さを選ぶにあたって、どういった年齢層の患者さまがもっとも多く来院されるのか?が、一番重要になるでしょう。
    一般的には180cmで足りますが、スポーツ選手や若年層のお客様が多い場合は、長さ190cmがオススメです。
    治療中に、患者さまのつま先をベッドの上に収める必要がある場合はそれも考慮するとよいでしょう。

 

  • 患者さまの立場
    マッサージベッド・診察台から足が飛び出ている状態はリラックスが出来ないもの。
    少し長めのマッサージベッド・診察台を用意するか、マクラやボディマットを利用して、マッサージベッドの上で上手く立体的に患者さまを寝かせることによっても解決できます。
    マクラ・バストマットはコチラ

 

  • 院内スペースから考察
    幅と同じで、患者さまの寝心地だけ考えて大きいマッサージベッドを購入すると院内スペースを取るので×。
    物理療法器械、ワゴン、スツールなどマッサージベッド以外の院内備品のスペース、施術を行うスタッフがストレスを感じることなく、効率的に移動できる院内動線について十分考慮した上でマッサージベッド・診察台のサイズは決定しましょう。

マッサージ、指圧など、手技など 上から押すことが多い施術には…

施術別に好まれるマッサージベッドの長さはございません。
患者さまの身長などを考慮し、特に長さが必要ない場合、180cmのマッサージベッドがオススメです。

 

鍼治療、フェイシャルなどの施術には…

施術別に好まれるマッサージベッドの長さはございません。
患者さまの身長などを考慮し、特に長さが必要ない場合、180cmのマッサージベッドがオススメです。

高さに関する考察 施術タイプ別

高さが一番重要!40cm~60cmの範囲で高さを選ぶのが一般的です。

  • 先生の立場
    ご自身の施術スタイルに合っていない高さのマッサージベッドを選ぶととても危険!
    高すぎると患者さんへのマッサージの際に十分な力が加えられなかったり、
    逆にマッサージベッドの高さが低すぎると施術者が腰を痛める原因になります。
    先生の身長、施術スタイルによってもベストな高さは異なってきます。
    また、マッサージベッド・診察台の高さを決める上で忘れがちなのが、患者さまがマッサージベッドに乗った時のカラダの厚みです。
    胸板の厚みは人それぞれですが、その点についても十分考慮した上でマッサージベッドの高さを決定しましょう。
    複数の施術スタッフが同じマッサージベッドを使われる場合は、各スタッフの身長に合わせてマッサージベッドの高さを簡単に調節できる
    電動・手動昇降ベッドがおススメです。
    「50cmと55cm・・・どちらがよいのか分からない!!!」
    高さに迷った時は低い方の高さのマッサージベッド・診察台(この場合は50cm)をご注文ください。
    マッサージベッドを低くすることは困難ですが、マッサージベッドを高くするのは簡単です。
    付属品 プチ金具(アジャスター無) 4個入り
    付属品 プチ金具(アジャスター付) 4個入り
    上記いずれも5cmと10cmのプチ金具がご選択いただけます。

 

  • 患者さまの立場
    高いマッサージベッド・診察台は、安心して乗りにくいと感じる患者さまが多いと推測されます。
    先生に合うのが高いマッサージベッドの場合は、患者さまがマッサージベッドに乗りやすいような配慮が必要になります。
    電動昇降ベッドは、モーターを使っているので、ある程度馬力があり患者さまを乗せた状態での昇降に適しています。
    その一方で、手動昇降ベッドは電動のようにモーターを内蔵していないため、クランクの力が電動昇降ベッドに比べると劣ります。
    手動昇降ベッドに患者さまを乗せたまま上げ下げを行うと、強い負荷がかかり製品寿命を縮める可能性があります。
    また、高いマッサージベッドでもミニステップワイドステップなどを利用することで患者さまの昇降の補助を安価に実現できます。

 

  • 院内スペースから考察
    マッサージベッドの高さは、直接スペースを占めることはありませんが、低いベッドと高いベッドでは院内へ与えるイメージが異なります。
    高いマッサージベッドは、大きく見え、院内を狭く見せる傾向があります。低いマッサージベッドは逆に院内を広く見せる傾向があります。
    マッサージベッドの高さは、第一に施術をする先生に合ったものをお選びください。もし2サイズでお悩みの場合は、院内の圧迫感も少なく、後から調整可能な低めのサイズでご注文ください。

ミニステッフ?

 

 

マッサージ、指圧など、手技など 上から押すことが多い施術には…

一般に低めのマッサージベッド・診察台が好まれます。
高さ40~55cmくらいのマッサージベッド・診察台が主流になります。
オイルマッサージなど、若干力のかけ具合が減る場合にはこれより高めのマッサージベッドが好まれる傾向もあります。

 

鍼治療、フェイシャルなどの施術には…

一般に高めのマッサージベッド・診察台が好まれます。
高さ55~65cmくらいのマッサージベッド・診察台が主流になります。
様々な施術を行う治療院では、複数台のマッサージベッド・診察台で施術別に対応するか、もしくは、簡単に高さ調節が可能な電動・手動昇降ベッドなどがおススメです。

空気孔のサイズ

マッサージベッドの幅、長さ、高さ以外にも、知っておくと便利なのは空気孔のサイズです。
本項で解説する有孔サイズは、高田ベッド製作所のマッサージベッドに限ります。

有孔、有孔フタ付

有孔 標準の有孔のサイズは9×16cmです。
ベッドの端から、図の通り、約10cm離れたところ
から有孔加工されています。

有孔、有孔フタ付

オメガ式

有孔 標準の有孔のサイズは30×30cmです。
ベッドの端から、図の通り、約7cm離れたところから有孔加工されています。

オメガ式

 

有孔、有孔フタ付マッサージベッドに比べ、オメガ式マッサージベッドの方が、患者さまが横になった時、顔が当る位置がかなりずれてきます。

オメガ式マッサージベッドは、孔(アナ)がベッドの中心に近いため、通常は長さ180cmのマッサージベッドをご利用の先生も、
オメガ式マッサージベッドの場合は、長さ+10cmで長さ190cmのマッサージベッドをご検討ください。

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上フレーム

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有孔タイプのスタンダードなマッサージベッドです。

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