宇宙理論、それはエゴかもしれない | hide のブログ

宇宙理論、それはエゴかもしれない

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宇宙理論はエゴかもしれないってタイトルをつけたのには理由があります。




宇宙意識と呼ばれる精神世界を、学び実践される中、わずかであると思いますが(そう願います)子供たちが置き去りにされている事実があるからです。



[今日のブログは、そういった小さなお子さまがおられる親御さんの中の一部、というごく限られた範囲の前提で話を進めていきますので、誤解なきようご理解の程、よろしくお願いいたします。]




そういった事がらは、自分が全てであるという事に起因するんじゃないかなって考えています。




自分が望む事。
自分の内側。
自分の肯定。
自分の気持ちが最優先。

全て、自分が真っ先にきます。




自分=我。
昔から言われている言葉です。




宇宙理論を実践する事で、たしかに、生きるのが楽になった、経済的にも豊かになった、という話を実際よく聞きますし、ボクも少なからずその体験があります。
だけど、一生涯それでやっていけるのか?と、言われれば、いささか安定感が欠けるような気もします。



宇宙の法則はたしかに存在すると思います。
でないと、思考の現実化や、引き寄せの法則や、シンクロニシティと言ったことの不可思議なことの説明がつかないからです。
逆に宇宙の法則のようなものが無ければ、もしかしたらとっくの昔に滅びてるかもしれないですね。




でもなんだか、この宇宙理論というものは、スマートすぎるような感じがするんです。
いらないものは用済みのアプリのようにポイポイ捨てられていく感じがするし、そこに罪悪感を感じないようにコントロールされているように思えるし、いわゆる個人主義、言い方を変えれば利己主義みたいな感じが、ものすごく強調されてるように思います。




自分の気持ちが1番大切。
言い換えると、自分さえよければそれでいい。




宇宙理論は、たしかに人を救う可能性があります。
だけどそれは劇薬なのかもしれないってボクは考えています。
適度な量なら薬になるけど、過剰に摂取すると劇薬に変わります。(人生が無茶苦茶になる可能性があります)



宇宙理論を実践する中、ストイックに親御さんが心に従うあまり、子供たちが置きざりになっているという話を耳にしたり、ネットで見かけたりしました。
ボクも同じようなことを子供にしてしまったので、すごく心が痛みます。



ボクの小さな頭で分析しましたが、宇宙理論と子供への気持ちは、どうしてもリンクしないように感じます。
お母さんがもし、本気で自分の心に従いだした時、もしも子供が自分の心の中に入ってなかったらきっと、

「今、わたしの気分は子供じゃない」


と、言い切ってしまうおそれがあるからです。



ボクは絶対にそれは間違っていると、ここで断言させて頂きます。




ボクはこの世の全ては、神さまがお創りになった世界であると思っています。
本当に宇宙の法則があるなら、それは神さまが作ったものであるとしか思えません。
その神さまが、こんな心の声を聞くために宇宙を創ったとはとうてい考えられないからです。




もう一つ、子育てについて、子育ての本質だなと思えるコメントをママねこさんという方から頂きました。



「子供は愛を栄養に育つ植物みたいだなと、思いました。多すぎても少なすぎても、手をかけすぎてもかけなさすぎても。でも、根がしっかりすると、ほっといても、ぐんぐん伸びる」



その愛はお母さん(お父さん)である、あなたしか与える事ができません。
宇宙界隈では、母親が自分の心に従って生きようとすると、子供がどうしても壁になってしまう事があると思います。
「お母さんの代わりはいる」なんて言われる事もあるようですが、子供はそんなの絶対に望んでいません。



子育てが嫌なら誰かに頼んじゃおう。
不倫すればいいじゃん。
離婚しちゃえばいいじゃん。
だってこの世界は善も悪もないんだよ?
自分の心がワクワクしてたら、絶対にうまくいくんだよ。
だから子供は、ほっとけばいいじゃん。
親がワクワクしていれば、子供は勝手に育つんだから。
すべてはエネルギーだから!!




心がそう言ったら何してもいいんですか?





それこそ自由という名を借りた思い上がったエゴそのものだろうがっ!!





子供は、お母さんの気分が乗ろうがそろうが関係ないんです。
子供が愛を求める求めないに関わらず、無条件で与え続ける事が親の務めであると強く思います。
気分で育てられたら、子供はたまったもんじゃありません!!



それをサポートするのが、スピリチュアルであり、宇宙理論であり、精神論であると思うのです。
それが逆になってしまっては、本末転倒じゃないのかな?って思った次第でございます。



最近のゆりんさんは、子供達と触れ合おうとしてくれています。
子供達もそれを感じとっています。
東京に来てから、家族みんなでご飯を食べる、家族みんなで出かける、と言うことは、ほぼありませんでした。
一歩踏み外せば家族崩壊するところでした。
子供たちが何を感じていたのか?
ずっと見てきたボクは思います。



オレはこんな法則絶対認めねェ!!




子供泣かすんじゃねェよ、、




自分の気持ちが最優先。
それがスピ系で言われている宇宙の法則なのかもしれませんが、お釈迦さまも、イエスさまも、そんな事一言も言ってなかったような気がします。

イエスさまは隣の人を愛しなさいと説いています。

そして、こんなお釈迦さまの言葉があります。



善をなすのを急ぎなさい。
善をなすのにのろのろしていたら、
心は悪を楽しむようになります。




今日は語気が荒くてごめんなさいm(_ _)m。

おしまい。