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日本全域射程の新型か、北朝鮮 SLBM2千キロも、脅威顕在化

 【北京、ソウル共同】北朝鮮が2日、東海岸付近から発射した弾道ミサイルは潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)とみられ、約450キロ飛行した。特殊な軌道で飛距離を抑えたもようで、日米韓の専門家らは、実際の射程は日本全域を攻撃可能な約2千キロに及ぶ恐れがあると分析。過去に発射したSLBM「北極星」(射程千キロ以上)を改良した新型の可能性がある。

 SLBMは発射兆候をつかむのが困難とされ、北朝鮮の能力向上で日韓の安全保障上の脅威が新たに顕在化した。ただ、米CNNは米政府当局者の話として、潜水艦からではなく、沖合の海中に設けた発射台から発射したと報じた。

 2日、ソウルの韓国国防省で北朝鮮のミサイル発射について説明する鄭景斗国防相(聯合=共同)

 2日、ソウルの韓国国防省で北朝鮮のミサイル発射について説明する鄭景斗国防相(聯合=共同)

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