フィギュアスケートのNHK杯(11月22~24日、札幌)など今季のグランプリ(GP)シリーズに向けた会見が6日、東京都内のホテルで行われた。会見を欠席した冬季五輪2連覇の羽生結弦(24)=ANA=はビデオメッセージでGPシリーズにかける思いを語った。
羽生は「先シーズン、先々シーズンは悔しさが残るところがあったので、今シーズンこそという気持ちはあります。完成形を目指すにあたって、一つ一つの道が大切だと思っています」とGPシリーズにかける決意を語った。今季は第2戦のスケートカナダに続いて、第6戦のNHK杯に出場するが、開催地の札幌は2016年大会で優勝した地。北の大地にかける思いはより強く、「思い出を塗り替えて上書きできる大きな喜びを感じられるように頑張ります」と言葉に力を込めていた。