電車
1.自動改札
- A
- 右手の人差し指を伸ばして、相手から見たひらがなの「し」を描きます。(”自然”という手話も同じです。)
- B
- 両手のひらを自分に向け、両手の指先を向かい合わせ(門が閉まっているイメージ)、両手を指先から前へ開きます。(門が開くイメージです。)
2.切符売り場
- A
- 左手のひらを上に向けて、右手の親指と人差し指ではさみます。(左手が切符、右手がはさみを表しています。)
- B
- 両手とも人差し指と親指で輪を作り、左右交互に前に出します。(”お店”・”商売”という手話です。)
- C
- 右手を少し丸くして、何かを押さえるようにします。(”場所”という手話です。)
4.線路
左手のひらを下に向け、指先を右に向けます。右手は指文字の”う”を作り、指先を相手向け、左手の甲の上で右手を前に出します。(左手が枕木、右手が鉄の線路を表しています。)
5.みどりの窓口
- A
- 右手は指文字の”く”を作り、人差し指・中指・薬指・小指を頬にあて、図のように、斜め右上に向けて、頬をなでます。(”青”の手話です。この場合、”緑”より”青”の手話を使うことの方が多いです。)
- B
- 左手のひらを下に向け、指先を右に向けます。右手は手のひらを直角に曲げ、手首を左手の甲に向け、下げます。(机に「受付」という紙が下がっているイメージです。左手が机、右手が紙を表します。)
- C
- 右手の人差し指を伸ばして、口の周りを1周します。
6.出口
- A
- 左手のひらを下に向け、指先を右に向けます。右手のひらを下に向け、図のように左手の下を手前から向こうへ潜らせます。
- B
- 右手の人差し指を伸ばして、口の周りを1周します。
7.吊り革
右手で吊り革につかまる動作をします。
8.各駅停車
- A
- 右手の人差し指と中指を折り曲げて、山を2つ描くように横へ動かします。
- B
- 左手のひらの上に向け、指先を右に向けます。右手は左手より高い位置で手のひらを左に向け、指先を相手に向け、左手のひらに下ろします。(”停める”という手話も同じです。)
9.始発
左手は手のひらを上に向け、右手は手のひらを左に向けます。両手とも指先を相手に向け、左手の上に右手を乗せ、右手を真っ直ぐ前に出します。(電車が駅を出ていく表現しています。)
10.最終
- A
- 左手は手のひらを右に向け、指先を相手に向け、壁を作るようにします。右手のひらを自分に向け、指先を左手に向け、左手のひらの壁に向かって動かします。(”~まで”や”最後”の手話も同じです。)
- B
- 両手のひらを上に向け、少し曲げます。両手をすぼめながら、下におろします。(”終わり”という手話です。)
11.快速(急行)
右手の親指と人差し指を付け合わせ、左に動かしながら、指文字の”れ”の形にします。これを2回程繰り返します。(”早く”という手話も同じです。)
12.乗り換え
- A
- 左手のひらを下に向け、人差し指と中指を伸ばし指先を右に向けます。右手の人差し指と中指を折り曲げて、左手の人差し指と中指の上に置きます。(”座る”という手話も同じです。)
- B
- 右手のひらを下に向け、人差し指と中指を立て、手首を返して手のひらを上に向けます。(”変わる”という手話も同じです。)
13.急停車
- A
- 右手の親指と人差し指をつけ合わせ、左にスッと動かしながら、指文字の”れ”の形にします。(”スピード”という手話です。)
- B
- 左手のひらを上に向けて指先を右に向けます。右手は左手より高い位置で、手のひらを左に向け、指先を相手に向け、左手のひらに下ろします。(”やめる”・”止める”という手話も同じです。)
14.女性専用
- A
- 体から少し離れたところで、両手の小指を伸ばし、小指側を合わせます。手前に引き寄せながら水平に円を描き、再び小指側を合わせます。
- B
- 両手の人差し指と中指を伸ばし、手のひらを相手に向けます。図のように左右から中へすくいあげるように手首を返します。(”専用”、”専門”という手話も同じです。)
15.駆け込み乗車
- A
- 両手をグーにして、両腕を交互に前後に動かします。(”走る”という手話も同じです。)
- B
- 左手のひらを下に向け、人差し指と中指を伸ばし指先を右に向けます。右手の人差し指と中指を折り曲げて、左手の人差し指と中指の上に置きます。(”座る”という手話も同じです。)
作成日:2006.06.06
2006