6打差6位から出た渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は1バーディー、1ボギーの72と伸ばせず、9アンダーで7位だった。
最終日のシブコチャージはならず。6打差逆転に期待がかかった渋野はパットに泣いた。序盤からショットは好調で、再三バーディーチャンスにつけるものの、ことごとくパットが決まらず「情けないです。イライラしますね。せめて最後の18番だけでも入れたかった」と渋野。バーディーは14番での一つだけ。それも続く15番でボギーを献上して帳消し、というフラストレーション満載の一日だった。
「面白くないゴルフでしたけど、今日もたくさん応援していただいて、すごくうれしかった」と今季最多を記録したギャラリーへ感謝。賞金レースでは1位を走る申ジエとの差が初めて1000万円を切り(858万7162円差)「もうちょっと上位に食い込みたかったのが本音だけど、差が縮まったなら…残り試合も頑張りたい」と気を取り直した。