やはり、うわさは本当だった。エンゼルスは、今週の前半にもジョー・マドン前カブス監督(65)を新監督候補として面談する。6日の米スポーツサイト、ジ・アスレチックによれば、両者は「相思相愛」で、最有力候補なのは間違いないという。
両者の歴史は深く、現役時代は1979年までエンゼルス傘下のマイナー捕手としてプレー。引退後はスカウトや打撃インストラクター、マイナー監督を歴任した。さらに2005年まで10年間エンゼルスのベンチコーチを務め、02年は知将と称されたソーシア前監督の下で球団を史上唯一のワールドシリーズ(WS)優勝に導いた。
08年に弱小だったレイズを監督として初のア・リーグ優勝まで率いると、14年からカブスを指揮。17年に球団108年ぶりのWS優勝を果たすなど5年間でナ・リーグ中地区優勝2度。ポストシーズンにも今季以外の4年間は進出した。
エンゼルスのオースマス前監督は、指揮1年目の今季72勝90敗でア・リーグ西地区4位と低迷。3年契約はあと2年残っていたが、マドン監督のカブス退団が決定した直後の9月30日に解雇された。