野田秀樹(63)作・演出のNODA・MAP公演の舞台「『Q』:A Night At The Kabuki」(東京公演8~15日)の公開舞台げいこが6日、東京・池袋の東京芸術劇場プレイハウスで行われ、舞台初挑戦となる広瀬すず(21)、松たか子(42)、上川隆也(54)、志尊淳(24)らが本番さながらの熱演を見せた。
英国のロックバンド・クイーンが1975年に発表したアルバム「A Night At The Opera(オペラ座の夜)」を劇中で表現。劇中歌には同アルバムの収録曲「「ボヘミアン・ラプソディ」などが使用されている。「ロミオとジュリエット」の後日譚(ごじつたん)で、ロミオとジュリエットが生きていたら、という大胆な発想でストーリーが展開。若きジュリエットを広瀬、その後を松が、ロミオを志尊と上川が演じ、2組のロミオとジュリエットが交錯する。
広瀬は野田さんのワークショップに参加し抜てきされた。冒頭から水着姿でのダンスシーンを披露するなど、独特の世界観にしっかり溶け込み、先輩俳優を相手に堂々の演技を披露。広瀬は「できれば早く本番が始まってほしいと思っていたので、楽しみです。舞台ならではの生物の繊細さを、みなさんと表現できるよう、足を引っ張らないように努力します!」とコメントを寄せた。