会話でよく使われる「〜っけ」。この文型には3つの意味がありますので、しっかりと覚えて会話で使えるようにがんばってください😊

【接続】
動詞・い形容詞[た形]+っけ
な形容詞・名詞[ーだ]+っけ
な形容詞・名詞[ーだった]+っけ

【意味】
1 相手(あいて)に確認・質問
2 自分の心に問いかける・独り言(ひとりごと)を言う
3 よく〜したな(過去のことを思い出す)

blog〜っけ1
1 相手に確認・質問をする

【例文】
①A:テストはいつだっけ?→テストはいつか覚えている?
 B:今日だよ…

②A:あの人の名前は山田さんだっけ?→あの人の名前は山田さん?
 B:そうだよ〜

③夫:今日の昼(ひる)は何を食べたっけ?→今日の昼は何を食べたか覚えている?
 妻:ラーメンよ
blog〜っけ2
2 自分の心に問いかける・独り言を言う

【例文】
①テストはいつだっけ…→テストはいつだったかな…(「〜かな・〜かしら」の復習

②あの人の名前は山田さんだっけ…→あの人の名前は山田さんだったかな

③今日の昼は何を食べたっけ…→今日のお昼は何を食べたんだろうか…思い出せない…

【説明】
「〜っけ」ははっきり覚えていないことを確認する場合に使われる文型です1のように相手に確認する場合、2のように自分に確認する場合、どちらにも使用できます😊自分に確認する場合は独り言を言っている場合ですね😉相手に確認する場合は最後を上げて言い、自分に確認する場合は最後を下げて言うときれいに聞こえます😀

[例]
・相手に確認する場合
A:テストはいつだっけ?(っけ↑
B:今日だよ…

・自分に確認する場合
テストはいつだっけ…(っけ↓


3 過去のことを思い出す(よく〜したな…)
blogっけ3
【例文】
①学生のころは、よく映画を見に行ったっけ
→学生のころは、よく映画を見に行ったな

②子供のころは、妹とケンカしたっけ
→子供のころは、よく妹とケンカしたな

③東京に住んでいた時は、よくディズニーランドに行ったっけ
→東京に住んでいた時は、よくディズニーランどに行ったな

【説明】
「〜っけ」の最後の意味は「よく〜したな…」と昔のことを思い出す時に使われます😮過去にあったことを「なつかしいな…」と回想している様子ですね。過去の回想を表す「〜たものだ(〜たものだの復習)」とほぼ同じ意味です😉

[例]
学生のころは、よく映画を見に行ったっけ=学生のころは、よく映画を見に行ったものだ


【補足説明】
「〜っけ」には丁寧形もありますので、仲がいい先輩(せんぱい)や先生に使うことも可能です😊

[例]
テストはいつ受けるんだっけ? →テストはいつ受けるんでしたっけ?(「テストをする」「テストを受ける」
あの人の名前は山田さんだっけ?→あの人の名前は山田さんでしたっけ
彼は昨日、会社を休んだっけ?→彼は昨日、会社を休みましたっけ

丁寧形は「〜でしたっけ」「〜ましたっけ」「〜んでしたっけ」と覚えておけばOKです😉上手に会話で使えるようにがんばってくださいね😄 
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