平成30年7月4日に可決された私への議員辞職勧告決議をめぐり、私を誹謗中傷するビラが交野市長選前に配布され、交野市民の皆様にご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。私の見解を公表すると言い訳がましく思われますから、これまで、公表しませんでした。
平成30年9月10日、交野市長選も終わりましたので、私の見解を公表します。
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平成30年7月4日、交野市議会で私への議員辞職勧告決議案が可決されました。(賛成9、反対4) 議員辞職勧告決議の文面では、ある事業者の名誉を毀損したからとしておりますが、そもそも、係争中であるため毀損したかどうかすら確定しておらず、しかも、名誉毀損と断定した上その内容を文面に一切示さず、また、内容の説明すらせず、さらに、交野市議会での私の発言の機会すら多数決で奪って可決してしまいました。私と仲の悪かった元交野市議会議長ですら、「議会の自殺行為」と評しました。
係争中につき、内容の詳細を語るには制限があるため、恐縮ですが、私は、事実確認の上、
大阪府によるとある事業者の事業所に建築基準法の定める用途変更が必要であるにもかかわらず用途変更がなされていないことから、大阪府による行政指導がなされる予定であるため、交野市役所によるある事業所の認可の仕方に問題があったのではないか
等をFacebookとブログに掲載しました。交野市役所の認可の仕方についての記事でしたが、ある事業者の名誉毀損であるとして係争に至り、現在係争中です。
にもかかわらず、交野市議会のある会派が係争中であるにもかかわらず、名誉毀損と断定して議員辞職勧告決議案を交野市議会に提出しました。当初、私が交野市長選に出馬するため、議員辞職することから、また、係争中であるため議員辞職勧告決議案は否決される見込でした。しかし、私が現職市長のあることについて交野市議会に情報提供すると、突如、現職市長を応援する交野市議会議員は態度を変えました。事実、議員辞職勧告決議案に賛成した交野市議会議員は、現職市長を応援した交野市議会議員とほぼ同じです。交野市議会がこのような議員辞職勧告を出すのは暴挙であり、私に投票した交野市民への冒涜に他なりません。交野市議会のみならず、地方議会の悪しき前例となることでしょう。
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平成30年8月、星田北エリアの開発の見直しを求める市民団体が私を擁護する記事を掲載したビラを配布しました。
平成30年9月15日、ある地方紙が「交野市議会 法理逸脱の汚点 見識問われる『議員辞職勧告決議』」と報道しました。
平成31年2月28日、大阪地方検察庁は、嫌疑不十分で不起訴としました。