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石川今年はマリオ 山車に沸く 金剱宮「ほうらい祭り」
白山市鶴来日詰町の金剱宮(きんけんぐう)の秋季祭「ほうらい祭り」が五日、同市鶴来地区で始まり、高さ約五メートルの人形を載せた名物の山車「造り物」やみこしが練り歩き、大勢の見物客でにぎわった。六日まで。(吉田拓海) 祭りは約八百年の歴史があるとされ、市無形民俗文化財。今年の造り物は人気ゲームのキャラクター「マリオ」を再現した「勇敢なる冒険家」、西遊記に登場する「牛魔王」、戦国武将「直江兼続(なおえかねつぐ)」、時代劇で知られる「座頭市」のほか、「棒振り太刀」「衣装怪物小町」の六基が登場。 五日正午、みこしを先頭に金剱宮を出発。笛や太鼓の祭りばやしの軽快な音色が響く中、白装束の担ぎ手の男衆らは威勢よく、掛け声をかけ、地区内のお旅所を目指した。みこしの露払い役で、獅子退治を演じる獅子方も披露され、沿道の見物客を沸かせた。 白山市成町の四十代女性は「地元の団結を感じる。重い造り物を担ぐ姿は格好良い。造り物も手が込んでいる」と話していた。巡行は六日もあり、正午に地区内のお旅所を出発。午後十時ごろ、金剱宮に帰る。 今、あなたにオススメ Recommended by PR情報
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