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-新省エネ基準が日本の住文化を破壊するか?[再度掲載]- このような問題があ...
2019/10/420:31:18
-新省エネ基準が日本の住文化を破壊するか?[再度掲載]-
このような問題があるようですがどのように思われますか。何か対策はあるでしょうか?
※下記記事は古いものです。新省エネ基準の住宅への適用は延期になったそうです。
※長いので、時間のない方は本質問の【起きている事まとめ】まで飛んでください。
http://www.kinokenchiku.biz/kenchikujournal_201406.pdf
2020年に省エネ基準が完全義務化「スマートハウス」は日本の文化を破壊する
木、土、紙などの自然素材を使った日本の住まいは、設備機器でコントロールされた「ゼロ・エネ住宅」よりもエコロジカルであ
り、手入れを行っている日本の民家は100年以上の寿命があることは歴史的に証明されている。政府が進める「ゼロ・エネ
住宅」の普及の背後で、伝統的な日本の住まいが途絶えてしまう危機に瀕していることに専門家の間でも関心が低い。
他、記事で気になった点を整理しました。
・日本は経済の次に文化となっているがこれでは駄目だ
・日本はクールジャパンを世界にアピールしていながら、伝統的な建築技術や文化を真っ向から否定する政策を取るのは矛盾している。
・文化がダメになると経済も必ず長期的に見るとダメになる
・若い世代の方が伝統的なものの良さを理解している面がある
我が国の政府は和の住まい推進を行っています。恐らく、文化的なものだけでなくクールジャパンや観光客誘致や景観を魅力的なものにするという目的があり、つまり日本の経済事情もあることでしょう。
和の住まいをうまく建てられるように建築基準の合理化や伝統的構法データベースの整備なども行いました。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_...
上記和の住まい推進のなかで、サステナブル建築物等先導事業というものが出てきます。
現行の省エネ基準では評価が難しい環境負荷低減を図る取組(縁側の両側のガラスと障子等によるダブルスキン断熱効果を向上など)には掛かり増し費用の一部に補助金を出しますよ、地域風土適応住宅(気候風土適応住宅と同じ?)の認定を受けた住宅は一次エネルギー消費量基準が緩和されますよという事のようです。
しかし調べていて分かりましたが次のようです。和の住まい推進で紹介されている住宅のほとんどは省エネ基準を満たしていないので、気候風土適応住宅をいう枠組みが用意されていて、申請して認定されると建てられますよという事のようです。
https://kino-ie.net/act_301.html
【起きている事まとめ】
日本の政府は和の住まいを推進していて、その活動には制度改正も含む。クールジャパンなども行っている(ここは誰でも知っていますね)。
しかし、新しい省エネ基準(住宅への適用は延期済み)は和の住まいを建てにくくするもので矛盾したものだという。
そこで、気候風土適応住宅(地域風土適応住宅)という別の枠組みが用意されていて、申請し認定されるとOKになる。
【疑問】
今後、新しい省エネ基準が住宅に適用されることになると、和の住文化(厳密には和の住まいだけでなく、住宅全般へ)に打撃となるのでしょうか。気候風土適応住宅として申請して認められるとOKということはやはりそれなりの手間はかかるのでしょうか(気候風土適応住宅という枠組みがあるから問題がありませんとも考えにくい気もします)。
また、省エネ基準を満たしながらも和のデザインを取り入れた、クールジャパンとして世界に自慢できるような住宅は作れるでしょうか。
アイデアレベルですが・・
・木造建築は諦めて、和の住まいに見える代替素材を模索する
→例えば水で洗える畳が存在するように、襖、障子を従来の素材で無くガラス障子のような別の素材で作るようにする。
障子カーテンを上から被せるなど、メインの建材では無くてインテリアとしての和風を模索する。
でも京都の町屋のようなところはどうリフォームするか?また、デザインが残ってあらたな文化となっても、旧文化が失われる事には変わりない。
・上記のような妥協が問題であれば、新しい工法や補助具のようなものを模索するしかないのでしょうか。
補足皆様、詳しくありがとうございます。ご指摘の通り私は素人でして、このような内容になってしまっています。
断熱基準が義務になっても和の住まいを建てることは出来るが、値段が高くなってしまうので困難である。
中古住宅の資産価値が下がらないような世の中にならないと家に高いお金は掛けられない。(昔から一般市民は家に高いお金を掛けていなかった。)
問題は上記に整理されるでしょうか??
古民家保護が課題になっていることもあって、古い家に住むのは大変という悪いイメージも付いて回ってそうですね。
でも確かに、家を長く使うような世の中になって欲しいです。
逆に考えると、コンクリートマンションや輸入住宅が建ってしまうと、長い間そこに建ったままになるという面も場合によってはありそうです。
「ガラス障子」が昔からあったなら、もっと普及して欲しいです。
スタイロ畳を採用すると昔からの畳が消滅するというのはそうですね。文化の保護というと問題ですね。
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2019/10/500:48:55
①どこから持って来たのか? あなたの論議はツギハギだらけの印象が強いですよ。
②「高断熱の家」は「スマートハウス」と同じではありませんし、「LCCM住宅」とも違いますから、もう少し正しい知識で勉強をしてくださいね。
③「クールジャパン」を本気で政府が推進しているのであれば、どうして京都の町屋の中に、突然マンション(民泊狙いの建物も多い)が建つのでしょうか? その矛盾を無視して「サステナビリティ」だけを語っても何の意味もありませんよ。
④アホ臭い話ですね! もっと深い理解があれば、この国で今以上の「高断熱の家」にしたいのであれば、あなたの理解の限界を超えて「何だこの和風の家は?」と言う住宅に行き着くますので、もっと深く勉強を続けてください。
⑤今でも「地域適応型住宅」の公募を毎年行っていますので、あなたの提案は既に5年間も遅れていますよ。
⑥何も分ってはいませんね! 日本の気候風土に合わせるほど、「土壁」があり外部は「鎧壁(焼き板貼りの外壁)」に「漆喰塗り」となるのですが、これらを選択すると、サイディングの様な工業製品ではありませんので、その分だけ人件費が掛かる事で、値段も高くなりますので、採用したくても施主の同意が出ないのが実情ですよ。
⑦水で畳を洗いたいのであれば、「スタイロ畳」しか選択肢はありませんので、昔からの「本床畳(全て藁で作っています)」は全滅しますが、良いのでしょうか?
⑧「ガラス障子」なんて80年も前から存在していますので、何を今更と感じるのですが、ヨーロッパ並みの「木製サッシ」の事なのでしょうか?
https://www.google.com/search?rlz=1C1CAFB_enJP858JP859&sxsrf=ACYBGN...
⑨今回の2020年度からの「新築時の断熱基準」を潰したのは、小さな工務店では無くて、大手のHM(誰でも知っている)ですから、その位の「裏事情」は知っておいた方が良いですよ。
「補足」「返信」があれば「追記」が可能です。
-
2019/10/507:56:51
①このレベルの断熱基準が義務化されても、何ら問題なく「和の外観の建物」は建築可能ですが、費用は相当に上がるので、ヨーロッパの様に「建売住宅」で100万円/坪単価でも、市場に許してもらえるのかどうか? はつまり住宅を頻繁に「スクラップアンドビルド(壊して建て替える行為)」する事をいかに減らして、何世代もが住み暮らせる建物である事が重要で、「住宅の寿命は30年!」なんて馬鹿な事を言っている限り無理でしょうね。
②とにかく一度建てたら100年間は、何らかの大きな理由でも無い限りは、「容易には建て替えない!」と言う気持ちと、正常な中古の住宅市場が、他の国並みに機能しない限り、いつまで経っても京町屋のど真ん中に、街並みを壊すマンションが建ってしまう現状に、変わりはありませんよ。
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2019/10/500:23:27
『日本の民家は100年以上の寿命がある。』
これは、日本でも一部の大金持ちでの話。
江戸時代や明治時代、
一般庶民の多くが、食べ物にも不足する日々。
そうした人々は、
日本文化を守るために、茶道をたしなみ、茶道具を窯元や竹細工の職人にオーダー発注したりしたものでしょうか?
特定の人たちの間で築かれ、守られてきたものは、あくまで特別な階級の人達の中での話。
病院は、感染病がはやらないように、人間の抵抗力が最も高まる環境。
一年中、25℃。湿度も40%~55%をキープすることが重要。
ヒートショックを避けることは、
脳梗塞、心筋梗塞の発生を大幅に減らすことができます。
戸建ての建物も同じだと思います。
昔からの伝統的な建物ではムリ。
室町時代、江戸時代の農家として保存されているものがあれば、
それは庄屋や地主など特別な人の家。
玄関入ると、土間があり、土間にかまど、
東側には馬が住んでいて
西側には高い段差の上に4部屋続の和室。
いろり。
小作農民は、弥生時代の遺跡と変わらない家ですよ。
馬も飼っていないし、タタミはもちろん、板間、縁側さえなく、
屋根は茅葺にさえできず、わらで覆っていたような状態。
部屋は1部屋だけ。土間の上にわらで編んだ敷物を敷いて、同じ一間に家族全員一緒にすんでいました。
戦後、財閥解体、農地解放によって、日本はとても貧富の差が少ない国に産まれまわりました。
庶民が、文化、芸術に関わるようになったのは、そのあとのことです。
『昔に作られた石垣は、災害が起きても、めったに壊れることはない。』
どこの石垣?
日本でもっとも有名と言っても過言ではない、熊本城の石垣は地震で崩壊しましたよ。
熊本城を再建したとき、石垣に荷重をかけるとよろしくないと判断して。
石垣の高さよりも深い場所まで地中杭を打ち込んで、その杭で鉄筋コンクリートの再建熊本城を支えています。
犬山城(日本国宝)も、耐震補強工事をしていますよ。
文化遺産になっているような建物、石垣が、昔の庶民の家で作られてなんていない。
寺社仏閣が頻繁に被害にあうような場所であれば、歴史の中で安全な場所を探して、移転されてきたもの。
最終的には、山の斜面をあがった丈夫な地盤だったり
法隆寺のような緩やかな南に下る斜面で、地盤のとてもいい場所。
文化遺産になっているような古い建物は、建築する場所も特別な場所が選ばれている。
多くの石垣の発掘調査によって、なぜ崩れにくいのか?はわかっています。
昔は人件費がとてつもなく安価だった。
大金持ちが公共事業にお金を使う。
今で言うと億単位の金額をつぎ込んで作られたもの。
工事現場では、多くの人が亡くなることは当たり前だった。
今も昔も庶民でそんなものを作ることは無理。
日本中の家が、竹を編んだり、縄を編んだりするような家を作っていたら、材料が間に合わない。
いい腕の職人だって、わずか。
人間国宝の職人が作ったものが残っている。
それを庶民の家で使っていたわけがない。
新省エネ基準は、寺社仏閣には採用されません。
ちなみに、わが家は築10年になりますが。
新省エネ基準よりもはるかに厳しい基準で建てました。
東海地方ですが、北海道の次世代省エネ基準をクリアした建物です。
南欧風の外観、洋室はパイン材とスギの間伐材を多用しました。
2階の勾配天井には松丸太を組み合わせた梁をむき出しにしています。
国内産のスギ、ヒノキ材をメインに、瓦には三州瓦を利用。
1階和室は、地窓、釣り押入れを使い、天井には焼杉。枠材、柱はすべてヒノキの無垢材。民芸風にするために、焦げ茶色で仕上げています。
夏には熱気が上昇することを考え、ダイニングに8帖サイズの吹抜け、その上はさらに6帖サイズの勾配天井。ロフトにつながっていて、9m弱の天井高。
日差しが差し込まない側に天窓をもうけて、家じゅうの熱気が出ていく間取りにしました。
高気密高断熱で、全館空調。
そうすると、部屋と部屋の間仕切りを取り払うことができます。
⇒ 玄関ホールとLDKの間の仕切りは作らず
北玄関あけたら、LDK。開放的で日当たりも風通しもいい家です。
今なら、庶民でもがんばればできるし。
新省エネ基準になったら、できないわけでもないですよ。
金が余分にかかるだけの話。
庶民の自宅に古くから伝わる建築技能、文化、芸術を求めることもどうかと。
2019/10/423:59:35
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