日本アカデミー賞 受賞結果一覧

日本アカデミー賞概要

1. 日本アカデミー賞協会の目的
 当協会は、わが国の映画芸術、技術、科学の向上発展のために日本アカデミー賞を設け、その年度の該当者に栄誉を与えると共に、本会
 の行う諸事業を通じて、会員相互の親睦ならびに海外映画人との交流を計り、もってわが国映画界の振興に寄与することを目的とする。

2. 日本アカデミー賞要項
 ■名称 日本アカデミー賞
 ■主催 日本アカデミー賞協会
 ■各賞
 【正賞】
 作品賞|アニメーション作品賞|監督賞|脚本賞|主演男優賞|主演女優賞|助演男優賞|助演女優賞|音楽賞|
 撮影賞|照明賞|美術賞|録音賞|編集賞|外国作品賞
 【その他の賞】
 新人俳優賞|話題賞|協会特別賞|協会栄誉賞|会長特別賞|会長功労賞|岡田茂賞

【その他の賞】

■新人俳優賞
新人俳優賞は劇場映画に出演し、主演・助演クラスの役を演じ、印象を与えた(原則として、映画初出演ではなくともこれまで日本アカデミー賞において受賞歴がない)俳優を対象とします。男女 3~5名ずつを決定します。
新人俳優賞は日本アカデミー賞の正賞ではありませんから、ブロンズではなく、賞状、賞金を贈呈します。

■話題賞
ニッポン放送「オールナイトニッポン」で「オールナイトニッポン話題賞」を募集。
1980年度(第3回)より、ニッポン放送の協力で「オールナイトニッポン」の番組を通じて、一般聴取者より、その年の映画界で最も話題を集めたと思われる作品と個人を投票して決定されます。この賞は一般の人々が、日本アカデミー賞に参加する唯一の機会でもあり、投票する若い映画ファンの声を反映することができる、貴重な“賞”です。

■協会特別賞
映画製作の現場を支える種々の職能に従事する方々の栄誉を讃えるものです。選考は、運営・実行委員より選ばれた14名に委託されています。

■協会栄誉賞
国民的栄誉に該当する表彰を受けた方に贈られるものです。

■会長特別賞
永年にわたり多大なる貢献と顕著な実績をしるし逝去された映画人に与えられるものです。

■会長功労賞
(a) 永年にわたり多大なる貢献と顕著な実績をしるした映画人に与えられるものです。
【注】歴代の日本アカデミー賞に於いて会長功労賞は「永年に渡り多大なる貢献と顕著な実績をしるし、今もなお活躍されている方」に贈られて来ましたが、第40回から上記の規定で贈賞することとしました。
(b) その年顕著な興行成績をあげた映画の中で企画性が優れた作品の企画チームに対し与えられるものです。

■岡田茂賞
日本を代表する製作スタジオである東西の東映撮影所所長を歴任された当協会名誉会長・岡田茂氏の名を冠した賞。その年、独自の創造性と高い技術力により娯楽性と芸術性とを併せ持つ高品質の映画を製作した「製作プロダクション」を顕彰します。選考には、会長・運営委員長・実行委員長・総合プロデューサー・事務局長があたります。
選考基準はこちらをご覧ください。

選考方法

(1)日本アカデミー賞優秀賞選考投票方法
協会員全員が全部門(新人賞を含む16部門すべて)を投票します。
郵送された投票用紙は公正なる第三者機関によって集計され、正賞15部門の優秀賞受賞者及び受賞作品(各5名または5作品)並びに男女各3~5名の新人賞を決定します。

(2)日本アカデミー賞最優秀賞決定投票
先に決定いたしました15部門優秀賞受賞者及び受賞作品を対象に協会員全員が最終投票を行い、郵送された投票用紙は公正なる第三者機関によって集計されます。
尚、集計結果は授賞式当日まで厳重に保管されます。

贈呈品目

対象

贈呈品目

対象者

優秀賞 賞状
優秀賞ブロンズ
賞金 20万円
正賞15部門
正賞15部門
作品賞、アニメーション作品賞、外国作品賞を除く個人賞12部門
最優秀賞 賞状
優秀賞ブロンズ
賞金 30万円
正賞15部門
正賞15部門
作品賞、アニメーション作品賞、外国作品賞を除く個人賞12部門
新人俳優賞 賞状
賞金 10万円
新人俳優賞受賞者
 〃
話題賞 (作品) 賞状 話題賞受賞作品製作会社
話題賞 (俳優) 賞状 話題賞個人受賞者
協会特別賞 賞状
賞金 10万円
協会特別賞受賞者
 〃
協会栄誉賞 賞状 協会栄誉賞受賞者
会長特別賞 賞状 会長特別賞受賞者
会長功労賞 賞状 会長功労賞受賞者
岡田 茂賞 賞状
流ブロンズ
賞金 10万円
岡田 茂賞受賞者
 〃
 〃
日本アカデミー賞
最優秀賞ブロンズ

正賞15部門の最優秀賞受賞者に、流政之デザインのブロンズが授与されます。
高さ21.3㎝× 幅73㎝×奥行き7.3㎝ 重さ1.5kg
日本アカデミー賞
優秀賞ブロンズ

正賞15部門の優秀賞受賞者に、流政之デザインのブロンズが授与されます。
高さ10.7㎝× 幅4.4㎝×奥行き4.4㎝

3. 協会組織

協会会員資格

日本アカデミー賞協会会員資格
日本アカデミー賞協会会員の資格は、わが国の映画事業に現在も含め3年以上従事していることを前提として、運営・実行委員会、又は賛助法人より推薦され認められたものとする。

俳優

劇映画に『主演・助演クラスで出演経験がある』、『役名がありクレジットされている』、『出演映画作品が多数ある』、プロフィールと運営委員又は実行委員の推薦状

プロデューサー (社)日本映画テレビプロデューサー協会所属者 各々協会の推薦状が必要
監督 (協)日本映画監督協会所属者 各々協会の推薦状が必要
脚本 (社)シナリオ作家協会(協)日本シナリオ作家協会所属者
音楽 劇映画の音楽を担当した経験がある方。経歴と運営委員又は実行委員の推薦状
外配協 (社)外国映画輸入配給協会の推薦のある方
技術 (協)日本映画・テレビ録音協会所属者
(協)日本映画・テレビ美術監督協会所属者
(協)日本映画撮影監督協会所属者
日本映画テレビ照明協会所属者
(協)日本映画・テレビ編集協会所属者
各々協会の推薦状が必要
その他 映連四社(松竹・東宝・東映・角川映画)の社員・・・・・・但し、三年以上勤務している方。運営委員又は実行委員の推薦状が必要。
賛助法人・・・・・・賛助法人の社員
日本映画スクリプター協会所属者・・・・・・運営委員又は実行委員の推薦状が必要。
興連・・・・・・運営委員又は実行委員の推薦状が必要。主に劇場主。
マネージャー・・・・・・映画俳優を抱えたプロダクションの代表者。運営委員又は実行委員の推薦状が必要。
評論家・・・・・・運営委員又は実行委員の推薦状が必要。
フリースタッフ・・・・・・・・・・・・・・運営委員又は実行委員の推薦状が必要。

2019年度会員所属内訳

2019年度会員数3,959名
<会員所属内訳>

俳優/マネージャー

129

プロデューサー 62
監 督 111
脚 本 64
音 楽 15
外国映画輸入配給協会 9
日本映画テレビ技術協会 66
録 音 31
美 術 31
照 明 51
撮 影 69
編 集 36
松 竹 298
東 宝 298
東 映 281
日 活 54
KADOKAWA 133
興 連 8
フリースタッフ 297
賛助法人 1,631
受賞者特別会員 他 285
               

組織委員会名誉会長

松岡 功

東宝(株) 名誉会長

組織委員会名誉顧問 髙岩 淡  
高井 英幸 東宝(株) 相談役
組織委員会会長 岡田 裕介 東映(株) 代表取締役グループ会長
組織委員会副会長 井上 伸一郎 (株)KADOKAWA 代表取締役 専務執行役員
(一社)外国映画輸入配給協会 会長
木田 幸紀 (一社)日本映画テレビプロデューサー協会 会長
小林 力 全国興行生活衛生同業組合連合会 会長
崔 洋一 (協)日本映画監督協会 理事長
西田 敏行 (協)日本俳優連合 理事長
組織委員会委員 石川 和子 (一社)日本動画協会 理事長
大谷 信義 松竹(株) 代表取締役会長
小野寺 修 (協)日本映画・テレビ録音協会 理事長
柏原 寛司 (協)日本シナリオ作家協会 副理事長
角川 歴彦 (株)KADOKAWA 取締役会長
兼松 熈太郎 (協)日本映画撮影監督協会 理事長
菅野 信三 (株)東急レクリエーション 代表取締役社長
佐々木 史朗 (協)日本映画製作者協会 副理事長
佐々木 伸一 全国興行生活衛生同業組合連合会 副会長
迫本 淳一 松竹(株) 代表取締役社長
(一社)日本映画テレビ技術協会 会長
椎名 保 (株)KADOKAWA 特別顧問
島谷 能成 東宝(株) 代表取締役社長
竹内 公一 (協)日本映画・テレビ美術監督協会 理事長
多田 憲之 東映(株) 代表取締役社長
只野 信也 (協)日本映画・テレビ編集協会 理事長
田中 久也 M.P.A JAPAN 代表幹事
望月 英樹 日本映画テレビ照明協会 会長
矢内 廣 ぴあ(株) 代表取締役社長
山本 敏博 (株)電通 代表取締役社長執行役員
顧 問 黒井 和男  
堀 威夫 (株)ホリプロ ファウンダー最高顧問
運営委員会委員長 小畑 良治 (株)角川大映スタジオ 代表取締役社長
運営委員長補佐 久保田 哲司 (株)角川大映スタジオ プロダクション事業部 制作管理課 課長
運営委員会委員 新井 重人 日活(株) 取締役 執行役員 映像事業部門長
池田 隆之 東宝(株) 取締役 映像本部宣伝担当
池辺 晋一郎 音楽家
石川 豊 (株)電通 執行役員
石森 史郎 (協)日本シナリオ作家協会
市川 南 東宝(株) 常務取締役 映像本部映画調整、同映画企画各担当
臼井 正人 全国興行生活衛生同業組合連合会 副会長
大田 圭二 東宝(株) 取締役 映像本部映像事業、同音楽事業担当
長田 達也 日本映画テレビ照明協会 副会長
華頂 尚隆 (一社)日本映画製作者連盟 事務局長
菊地 章雄 (協)日本映画・テレビ美術監督協会 理事
毛塚 善文 (一社)日本映画テレビ技術協会  事務局長
近藤 真司 (一社)日本動画協会 専務理事 事務局長
佐々木原 保志 (協)日本映画撮影監督協会 副理事長
佐藤 直樹 日活(株) 代表取締役社長
篠原 智士 東映(株) 取締役 国際営業部長兼コンテンツ事業部門担当
志満 順一 (協)日本映画・テレビ録音協会 専務理事
新藤 次郎 (協)日本映画製作者協会 代表理事
関 輝明 (一社)外国映画輸入配給協会 理事 事務局長
瀬田 一彦 東宝(株) 常務取締役 映画興行担当
TOHOシネマズ(株)代表取締役社長
高橋 敏弘 松竹(株) 常務取締役 映像副本部長
髙橋 信仁 (一社)日本映画テレビプロデューサー協会 理事
滝田 洋二郎 (協)日本映画監督協会
都島 信成 (公財)ユニジャパン 事務局長
伴 一彦 (協)日本シナリオ作家協会 理事
堀内 大示 (株)KADOKAWA 執行役員 映像担当
松岡 宏泰 東宝(株) 常務取締役 映像本部映画営業
同国際、西日本映画営業各担当
宮島 竜治 (協)日本映画・テレビ編集協会 理事
山下 喜光 (株)東急レクリエーション 取締役 常務執行役員 映像事業部長
実行委員会委員長 村松 秀信 東映(株) 取締役 企画調整部長
実行委員長補佐 吉田 順 東映(株) 映画企画管理部長代理
実行委員会委員 阿比留 一彦 (株)電通 コンテンツビジネス・デザイン・センター 局長補
飯沼 伸之 日本テレビ放送網(株) 事業局 映画事業部 担当副部長
井口 高志 (株)電通 コンテンツビジネス・デザイン・センター
D&Pルーム ディレクター
伊藤 響 日本テレビ放送網(株) 事業局 映画事業部長
大垣 敦生 東宝(株) 映像本部宣伝部長
岡部 智洋 日本テレビ放送網(株) 編成局 担当局次長兼編成部長
加茂 克也 (株)KADOKAWA 映画事業局 ディビジョンマネージャー
木次谷 良助 東映(株) 執行役員 東京撮影所長
木村 光仁 東映(株) 映画営業部長兼映画興行部長
木本 敬巳 ぴあ(株) 常務取締役
栗橋 三木也 (株)KADOKAWA  映像事業局 映像事業部 ゼネラルマネージャー
栗原 弘行 (株)KADOKAWA  映像事業局 映画宣伝課 シニアマネージャー
小嶋 功一 日活(株) 映像事業部門 配給宣伝部長
齊藤 久美子 松竹(株) 執行役員 映像本部 映像統括部長
柴田 篤 (株)ニッポン放送 編成局 編成部長
鈴木 英夫 東映(株) 執行役員 映画宣伝部長
須藤 泰司 東映(株) 企画製作部長
妹尾 啓太 東映(株) 執行役員 京都撮影所長
中川 昌義 東映(株) 映画企画管理部長
福家 康孝 日活(株) 映像事業部門 企画編成部長
北條 伸樹 日本テレビ放送網(株) 編成局 編成部 担当副部長
水上 繁雄 (株)KADOKAWA 映像事業局 映画事業部 ゼネラルマネージャー
山内 章弘 東宝(株) 映像本部映像企画部長
山中 正博 松竹(株) 映像本部 映画宣伝部長
吉崎 圭一 (株)電通 執行役員 コンテンツビジネス・デザイン・センター長
吉田 充孝 東宝(株) 映像本部映画営業部長
特別賞選考委員 池辺 晋一郎 運営委員/音楽
石森 史郎 運営委員/脚本
大角 正 総合プロデューサー
長田 達也 運営委員/照明
小畑 良治 運営委員長
菊地 章雄 運営委員/美術
近藤 真司 運営委員/動画協会
佐々木原 保志 運営委員/撮影
志満 順一 運営委員/録音
新藤 次郎 運営委員/日映協
髙橋 信仁 運営委員/プロデューサー
滝田 洋二郎 運営委員/監督
富山 省吾 事務局長
宮島 竜治 運営委員/編集
村松 秀信 実行委員長
総合プロデューサー 大角 正 松竹(株) 常務取締役 映像本部長
総合プロデューサー補佐 村居 俊彦 松竹(株)  経営企画部
事務局長 富山 省吾  
事務局長補佐 大垣 敦生 東宝(株) 映像本部宣伝部長
事務局参与(宣伝) 板井 亮 (株)KADOKAWA 映像事業局 映画宣伝課 マネージャー
伊藤 美幸 東映(株) 映画宣伝部 宣伝業務室課長
中山 正樹 東宝(株) 映像本部宣伝部パブリシティ室長
日吉 正 松竹(株) 映像本部 映像素材管理スタッフ マネジャー
事務局参与(システム) 小林 弘典 松竹(株) 経営企画部 システム室・室長
長嶋 祐一 松竹(株) 経営企画部 システム室・インフラ課 マネジャー
横尾 典子 東宝(株) 情報システム部長
高野 健太郎 東宝(株) 情報システム部システム管理室長
鈴木 聡 東映(株) 総務部 情報開発室長
小原 一志 東映(株) 総務部 情報開発室 システムマネージャー
阿久津 正治 (株)KADOKAWA 管理局 情報システム部 部長
西村 卓也 (株)KADOKAWA 管理局 情報システム部 課長
会計監査 関根 康 松竹(株) 取締役 西日本統括担当
和田 耕一 東映(株) 取締役 経理部
税理士 林 卓也 税理士法人SETAC  代表社員
(各項 50音順)

(50音アルファベット順:227社)

会社名

会社名

株式会社青二プロダクション 株式会社電通
株式会社アガサス 株式会社電通クリエーティブX(クロス)
株式会社アサツー ディ・ケイ 東映株式会社
朝日放送テレビ株式会社 東映アニメーション株式会社
株式会社アジアピクチャーズエンタテインメント 東映衛星放送株式会社
アスミック・エース株式会社 株式会社東映エージエンシー
アットホーム株式会社 東映音楽出版株式会社
株式会社アットムービー 株式会社東映京都スタジオ
株式会社アップサイド 株式会社東映建工
有限会社アドクリ 東映シーエム株式会社
株式会社アミューズ 株式会社東映テレビ・プロダクション
株式会社アルタミラピクチャーズ 東映ビデオ株式会社
有限会社アルチンボルド 東映ラボ・テック株式会社
株式会社石原プロモーション 株式会社東急エージェンシー
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 株式会社東急レクリエーション
一般社団法人映画演劇文化協会 東京衣裳株式会社
一般社団法人映画産業団体連合会 株式会社東京現像所
株式会社エイガ・ドット・コム 東京テアトル株式会社
一般財団法人映画倫理機構 株式会社東京楽天地
NPO法人映像産業振興機構(VIPO) 東宝株式会社
エイベックス株式会社 株式会社東宝映画
株式会社エフエム東京 株式会社東宝映像美術
オーエス株式会社 東放学園映画専門学校
株式会社オー・エル・エム 東宝芸能株式会社
大蔵映画株式会社 株式会社東宝コスチューム
株式会社オスカープロモーション 株式会社東宝スタジオサービス
株式会社オフィスクレッシェンド 株式会社東宝ステラ
株式会社オフィス・シロウズ 株式会社東宝ファシリティーズ
株式会社オフィス・トゥー・ワン 東宝東和株式会社
株式会社ガイエ 東宝ミュージック株式会社
株式会社角川大映スタジオ 株式会社東北新社
株式会社角川アスキー総合研究所 株式会社トップコート
株式会社カプコン 株式会社トムス・エンタテインメント
株式会社ガル・エンタープライズ 有限会社永瀬企画
カルチュア・エンタテインメント株式会社 中日本興業株式会社
関西テレビ放送株式会社 名古屋テレビ放送株式会社
株式会社ギークサイト 株式会社ナックイメージテクノロジー
株式会社木下グループ 日活株式会社
株式会社木下工務店 ほかグループ三社 株式会社日テレ アックスオン
株式会社木下の介護 株式会社ニッポン放送
株式会社木下の賃貸 一般社団法人日本映画製作者連盟
株式会社木下不動産 日本映画大学
株式会社キノフィルムズ 日本映画放送株式会社
ギャガ株式会社 一般社団法人日本映像ソフト協会
キヤノンマーケティングジャパン株式会社 株式会社日本国際映画著作権協会
株式会社キャンディーフィルム 日本出版販売株式会社
株式会社ギャンビット 日本大学芸術学部
株式会社共同テレビジョン 日本テレビ放送網株式会社
株式会社クオラス 一般社団法人日本動画協会
熊谷印刷株式会社 株式会社ノックアウト
株式会社クラフター 俳協(東京俳優生活協同組合)
株式会社クラフタースタジオ 株式会社博報堂DYミュージック&ピクチャーズ
株式会社クレデウス 株式会社バップ
グロービジョン株式会社 株式会社ハピネット
株式会社クロスメディア 株式会社パル企画
株式会社幻冬舎 株式会社阪急阪神ロジパートナーズ
株式会社講談社 株式会社バンダイ
国際放映株式会社 株式会社バンダイナムコアーツ
佐々木興業株式会社 株式会社ビーエス朝日
株式会社ザフール ぴあ株式会社
三映印刷株式会社 ヒビノイマジニアリング株式会社
株式会社サンミュージックプロダクション 株式会社ヒラタオフィス
株式会社サンライズ 株式会社ファインエンターテイメント
株式会社サンライズ社 ブ株式会社ファザーズコーポレーション
株式会社ジーベックス ポ株式会社フジテレビジョン
有限会社茂田オフィス 株式会社フジパシフィックミュージック
株式会社シネブリッジ 株式会社プラネアール
株式会社ジャパンアクションエンタープライズ 有限会社ブレス
株式会社ジャンゴフィルム ブロードメディア・スタジオ株式会社
株式会社集英社 ポケット株式会社
株式会社小学館 株式会社ポニーキャニオン
株式会社小学館集英社プロダクション 株式会社ホリプロ
城西国際大学 メディア学部 株式会社ボンズ
松竹株式会社 株式会社毎日放送
松竹衣裳株式会社 三葉興業株式会社
株式会社松竹映像センター 株式会社ムービーウォーカー
松竹音楽出版株式会社 武蔵野興業株式会社
松竹芸能株式会社 株式会社メイジャー
株式会社松竹サービスネットワーク 株式会社メディアプルポ
株式会社松竹撮影所 メモリーテック・ホールディングス株式会社
松竹ナビ株式会社 株式会社ヤナギダ・ファミリア
松竹ブロードキャスティング株式会社 株式会社山田かつら
株式会社松竹マルチプレックスシアターズ 株式会社ユース・プランニングセンター
シンエイ動画株式会社 公益財団法人ユニジャパン
スカパーJSAT株式会社 株式会社ヨコシネディーアイエー
株式会社スタジオブルー 吉本興業株式会社
スバル興業株式会社 読売テレビ放送株式会社
スペースクラフト・エンタテインメント株式会社 株式会社ロボット
住友商事株式会社 ワーナー ブラザース ジャパン合同会社
成旺印刷株式会社 株式会社和エンタテインメント
有限会社セブンスアヴェニュー 株式会社ADKクリエイティブ・ワン
株式会社セントラル・アーツ 株式会社AOI Pro.
ソニーピーシーエル株式会社 株式会社BS日本
株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 株式会社C.A.L
ソニービジネスソリューション株式会社 株式会社GUILD
株式会社ソニー・ミュージックアーティスツ 株式会社IMAGICA GROUP
株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ 株式会社IMAGICA Lab.
株式会社ダイバーシティメディア IVSテレビ制作株式会社
高津装飾美術株式会社 株式会社JALブランドコミュニケーション
株式会社田辺エージェンシー 株式会社KADOKAWA
株式会社タバック 株式会社LDH JAPAN
株式会社チネチッタ 株式会社MIRAI
千葉興行株式会社 NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社
株式会社ツインズジャパン Netflix株式会社
株式会社ティ・ジョイ 株式会社NHKエンタープライズ
株式会社ディーエムエス 株式会社NKL
株式会社ディスカバリー・ネクスト 一般社団法人 PFF
株式会社デジタル・フロンティア 株式会社Robby Pictures
株式会社デジタルSKIPステーション 株式会社SDP
株式会社デスティニー 株式会社Softgarage
株式会社手塚プロダクション 株式会社TBSテレビ
株式会社テレビ朝日 TOHOシネマズ株式会社
テレビ朝日映像株式会社 TOHOマーケティング株式会社
株式会社テレビ東京 株式会社WOWOW
株式会社テレビ東京ミュージック 株式会社WOWOWプラス

4. 日本アカデミー賞協会 会則

日本アカデミー賞協会 会則

   Ⅰ.名称

    本会は、日本アカデミー賞協会と称する。(以下、本会という)

   Ⅱ.目的

   本会は、わが国の映画芸術、技術、科学の向上発展のために日本アカデミー賞を設け、その年度の該当者に栄誉を
   与えると共に、本会の行う諸事業を通じて、会員相互の親睦並びに海外映画人との交流を計り、もってわが国映画界の
   振興に寄与することを目的とする。

   Ⅲ.事業

   本会は、次の事業を行なう。
       (イ) 日本アカデミー賞の選考と授与
       (ロ) その他、本会の目的に沿う諸事業

   Ⅳ.会員

   1.会員の種類、資格
       本会の会員は正会員、特別会員、賛助法人とする。
       (イ) 正会員
         ① 映画の仕事でその業績を認められたもの。
         ② わが国の映画事業に現在を含め3年以上従事しているもの。
         ③ 業界のそれぞれの分野で、傑出した努力をなしたと認められるもの。
         以上のもののうち、運営・実行委員会、又は賛助法人より推薦され認められたものとする。
       (ロ)特別会員
         本会の事業に特別の貢献があり、運営・実行委員会で認めた者を特別会員とし、当該会員は会費を免除する。
       (ハ)賛助法人
         上記(イ)(ロ)の他に映画に関連する事業を行う会社・団体で本会の主旨に賛同する法人。法人会費は
         年間一口10万円とし、一口に対して正会員を10名まで推薦できる。
         正会員の会費・入会金は以下の[4.会費]のとおり。

   2.正会員の権利
       (イ)日本アカデミー賞の投票権
       (ロ)本会が発行する会員証による有効映画館への入場
       (ハ)本会の定めた各事業への参加
   3.資格の喪失
       (イ)本人より退会の申し出があったとき。
          ただし理由を記した休会届けを提出することで、1年間に限り休会することができる。
       (ロ)会費を所定の期日までに納入しなかったとき。
          (退会扱いとなり、再度入会の場合は新規の手続きと入会金が必要)
       (ハ)本会の名誉を損傷したとき。
       (ニ)会則Ⅳの2(イ)による投票権を3年間継続して一度も行使しなかったとき。
       (ホ)会則Ⅳの1(イ)又は(ハ)に該当しなくなったとき。
   4.会費
         正会員の会費は年間2万円とし、新規会員は入会金3千円を含めて2万3千円を
         所定の期日までに納入しなければならない。

   Ⅴ.協会の役員

   1.役員の構成
       本会に次の役員をおく
名誉会長 ……2 名 顧  問 ……若干名
名誉顧問 ……1 名 参  与 ……若干名
会 長 ……1 名 組織委員 ……若干名
副会長 ……若干名 運営委員 ……若干名
運営委員長 ……1 名(四役) 実行委員 ……若干名
実行委員長 ……1 名(四役) 特別賞選考委員 ……若干名
総合プロデューサー ……1 名(四役) 会計監査 ……2 名
事務局長 ……1 名(四役)

         ※四役を5年以上務めて退任された方は顧問に転任し、その任期は2年とする。
         ※運営・実行委員は副委員長又は補佐を、総合プロデューサーは補佐を置くことができる。
   2.役員の選定
       組織委員、運営・実行委員は会員の中より選出し、会長及び副会長は組織委員より選出する。

   Ⅵ.協会の組織

   1.組織委員会
       (イ)組織委員会の構成 
          組織委員会は名誉会長、名誉顧問、会長、副会長、組織委員により構成される。
       (ロ)組織委員会の業務
          組織委員会は、本会最高決議機関とし、運営・実行委員会より上申のあった事項に関して決定を
          下すものとする。 また、本会会員の認定及び日本アカデミー賞の選考についての最終責任を
          負うものとする。組織委員会は会長によって召集され、2/3以上の出席をもって成立される。
          また組織委員会は本会の発展と正しく円滑な運営のためには運営・実行委員会より上申のない事項に
          ついても決定を下すことができるが、その場合には出席者の2/3以上の賛成を必要とする。
   2.運営委員会
       (イ)運営委員会の構成
          運営委員会は各部門より、選出された委員によって構成される。
       (ロ)運営委員会の業務
          運営委員会は、本会の事業の運営に関する立案を行い、日本アカデミー賞の選定の最終責任を
          負うものとする。
   3.実行委員会
       (イ)実行委員会の構成
          実行委員会とは会員の推薦によって選出された委員と外部関連部門より選出された委員とによって構成する。
       (ロ)実行委員会の業務
          実行委員会は運営委員会に協力し、本会の事業の運営に関する一切の業務の立案を行ない、その実行に
          ついての最終責任に任ずるものとする。
   4.四役会
       (イ)四役会の構成
          四役会は組織委員会会長の任命する運営委員長、実行委員長、総合プロデューサー、事務局長によって
          構成し、副委員長又は補佐、総合プロデューサー補佐、事務局長代理、事務局長補佐、事務局監理及び
          事務局総務がこれを補佐する。
       (ロ)四役会の業務
          組織委員会の委任により、本会の運営及び授賞式の運営等に拘わる業務を検討執行し、併せて各種特別賞の
          選考を行なう。
   5.特別賞・選考委員会
       (イ)選考委員の構成
          製作関係の各部門から出ている運営委員と四役によって構成される。
       (ロ)選考委員の業務
          合議制により特殊技術賞・企画賞等の選出を行なう。
   6.事務局
       (イ)事務局の業務
          事務局は、本会の業務全般の業務をつかさどる。
       (ロ)事務局の所在
          事務局は東京都内に置く。
       (ハ)事務局の構成
          事務局の構成は、以下の通りとする。
          ①事務局長 ……1名
           但し、事務局長代理1名、事務局長補佐1名、事務局監理1名、事務局総務1名を置くことが出来る。
          ②事務局員 ……若干名
          ③事務局参与 ……若干名
       (ニ)本会の事業及び会計年度
          本会の事業及び会計年度は、当年の11月に始まり、翌年10月を持って終了する。

日本アカデミー賞映画神像について

 1979年、世界的彫刻家・流政之氏によって日本アカデミー賞の分身かつ象徴である「映画神像」が制作され、協会に寄贈されました。「映画神像」はその後、北海道立近代美術館に寄託され、7年間にわたり同美術館に展示。この「映画神像」は1986年1月より東宝、松竹両社の協力の元、東京都中央区の有楽町マリオン9階ロビーに恒久展示。第1回より毎年授賞式に会場舞台に移動設営され、その年の受賞者たちを温かく迎えます。
 ※映画神像:高さ3m20㎝ 幅・奥行共76㎝ 神像/研出しブロンズ 台座/黒御影石

 上記とは別に流氏が制作、所有していた映画神像一体が協会に寄贈されました。これをシネマフロンティア共同事業体に貸与。2003年3月より、札幌に開業した札幌シネマフロンティアに「映画神像 北海道」として設置、展示されています。さらに2011年には、T・ジョイ博多に「映画神像 九州」が新たに設置されました。

流政之プロフィール
ながれ まさゆき・彫刻家・1923-2018(享年95)
巨大な御影石を モチーフに、自然と融合しつつ圧倒的な存在感を放つ作品を数々生み出した。その膨大な作品群が世界各国の美術館に収蔵・展示されている、日本が生んだ唯一無二の彫刻家。

日本アカデミー賞協会の創設メンバーであり、第1回授賞式より受賞者に贈られている「最優秀賞・優秀賞ブロンズ」も先生の手によるものです。
映画神像の制作者、流政之先生がブロンズに込めた想いに迫る 旅するブロンズ--映画神像とはなにか?