短文
1.短文(動作・状態を表す言葉)
「ちらっと覗く」
- A
- 右手の人差し指と親指の指先をくっつけ、1回こすります。
(指を鳴らすような感じ) - B
- 両手の指の背をつけ合わせて、図のように左右に開きます。
(覗き込む仕草です。)
「ひとくち飲む」
- A
- 数字の”1”です。
- B
- 口のところで輪を作ります。
- C
- コップを持って、飲むしぐさをします。
「水をすくう」
- A
- 手のひらを上にして、波のようなイメージで上下に柔らかく動かしながら、左から右に動かします。
- B
- 両手のひらを向かい合わせて、図のように両手の小指側を真ん中で合わせます。
「帽子をかぶる」
両手の指先をつけ合わせて、図のように上から頭に帽子をかぶる仕草をします。
「イタズラする」
- A
- 左手の指先をつけ合わせて、右手の親指の頭を3回程たたきます。(人の頭を叩いたり、からかったりしている状態を表します。)
- B
- 両手をグーにして、胸の前に置き、前方に押し出します。(”しよう”という手話も同じです)
「雨が止む」
- A
- 両手の指先を下に向け、上から下に同時に下げます。
(雨が降るイメージです。) - B
- 両手を頭の上まで上げながら、何かをつまむような感じですぼめます。
「マラソンで走る」
両手をグーにして、両腕を交互に前後に動かします。
2.短文(動詞にくっつく言葉)
「そっと(歩く)」
右手の人差し指を立て、唇にあてます。(”静か”にという表現です)
「ちょろちょろ(歩く)」
両手の人差し指を立て、左手の人差し指を右手の人差し指にそって2回程前に出します。
(”少しずつ”という手話です。)
「あとから(話す)」
- A
- 右手の指の背をあごの下にあてます。
- B
- ふすまを開けるような感じで手を横に動かします。
(手は柔らかく動かします。)
「もう1度(話す)」
右手の人差し指の背をあごの下にあて、図のように前に出します。
- A
- 両手をグーにして、右手の小指側と左手の人差し指側をつけ合わせ、図のように両手をくっつけたまま、起こします。
- B
- 数字の”1”です。
「なかなか(話さない)」
右手の指先を上に向けて、顔の横に置き、手首を左右にねじりながら上に上げていきます。
「それでも(話さない)」
- A
- ”それ”という風に指さします。
- B
- 両手の親指と人差し指を伸ばして、図のように両手の指先を2回程つけ合わせます。
「そして(いなくなった)」
左手のひらを前方に向けて、図のように手前に返します。
作成日:2001.3.30
2001