お正月(2)
1.福袋
- A
- 右手のひらを上に向け、親指と他の指で「く」の字を作ります。指先を顎にあて、2回程、斜め前に下ろしながら指先を付け合せます。(”幸せ”という手話も同じです。)
- B
- 右手でバケツを持つように、軽く上下に2回動かします。(”バケツ”・”カバン”という手話も同じです。)
2.初売り
- A
- 左手のひらを下に向け、右手の指先を左手の甲にあてます。右手を上にあげながら、人差し指だけを横に伸ばし、他の四本の指は握ります。(”初めて”という手話です。何もないところに”一”を作るイメージを表しています。)
- B
- 右手の人差し指と親指で輪を作り、手のひらを下に向け、体から離して置きます。左手は手のひらを上に向けて、体の側に置きます。右手を手前に引くと同時に、左手を前方に出します。(物を渡して(左手)、お金を貰う(右手)イメージです。“買う”の手話は手の動きが逆です。)
3.おみくじ
左手は角柱の箱(おみくじ箱)を持つイメージで、上下に振り、右手の親指と人差し指でおみくじ棒を左手から抜き取るように右に引きます。(角柱の箱の短辺の小さな穴から棒を一本出し、その棒を抜き取るイメージです。)
4.かまぼこ
左手は手のひらを上に向け、右手は指文字の”え”を作ります。左手のひらに右手の指先を乗せ、右手だけを前に出します。(左手が板、右手がかまぼこを表しています。)
5.福笑い
- A
- 右手のひらを上に向け、親指と他の指で「く」の字を作ります。指先を顎にあて、2回程、斜め前に下ろしながら指先を付け合せます。(”幸せ”という手話も同じです。)
- B
- 両手を顔の脇で左右に引き離しながら、2回指先をつけ合わせます。
6.日本酒
- A
- 両手の人指し指と親指でひし形を描くように、左右に引き離します。(日本の地形を表しています。)
- B
- 右手の人差し指と中指を伸ばし、指先をあごにあて、次に額にあてます。
7.門松
- A
- 両手の人差し指を伸ばして、手のひらを相手に向け、両手を左右に置きます。(門柱を表します。)
- B
- 右手の人差し指と中指を立て、その指先を頬にあてます。(松の葉っぱを表します。)
8.大晦日
- A
- 右手を指文字の”む”の形にし、左胸の前に置き、弧を描きながら、右胸の前へ動かします。(”大きい”という手話も同じです。)
- B
- 左手のひらを上に向け、お腹の前に置きます。右手は手のひらを自分に向け、指先を下に向け、顔の前あたりから指先が左手のひらの真ん中にあたるまで下ろします。(”最後”・”最低”という手話も同じです。)
10.獅子舞
両手のひらを上下に向かい合わせ獅子舞の口を表現し、図のように何回も口を開けたり閉じたりしながら、体も一緒に”8”の字に動かします。(獅子舞を踊る動作をします。)
11.年越しそば
- A
- 左手は指文字の”お”を作り、親指側を上に向けます。左手の親指側に右手の人差し指の指先をあてます。(”(何の)為”・”目標”という手話も同じです。)
- B
- 左手は手のひらを下に向け、右手は手のひらを左に向けます。左手の甲の上を右手の小指側で乗り越えます。(”超える”・”過ぎる”という手話も同じです。)
- C
- 左手は”C”の形(筒状)を作り、右手の人差し指と中指を伸ばして、食べる動作をします。 (左手がそば猪口、右手がお箸を表しています。)
12.伝統
両手とも指文字の”や”を作り、向かい合わせ、左肩の上から両手を交互に回しながら、下に下げます。(親から代々受け継がれていくイメージです。)
13.お雑煮
- A
- 両手でお団子を作るように、上下に向かい合わせて、コロコロ回します。(”お団子”・”お餅”という手話です。)
- B
- 左手は”C”の形(筒状)を作り、右手の人差し指と中指を伸ばして、図のように、食べる動作をします。(左手が茶碗、右手がお箸を表しています。)
14.七福神
- A
- 右手で指文字の”し”を表現します。
- B
- 右手のひらを上に向け、親指と他の指で「く」の字を作ります。指先を顎にあて、2回、斜め前に下ろしながら指先を付け合せます。(”幸せ”という手話も同じです。)
- C
- 両手のひらを向かい合わせて、ぱちぱちと2回拍手をしましょう。神を拝むしぐさです。(”神様”という手話も同じです。)
15.コマ回し
右手の親指と人差し指を付け合わせ、斜め左下にスッと動かしながら、数字の”一”の形(人差し指で左を差す)にします。(縄で巻いたコマを投げる動作です。)
作成日:2007.01.09
2007