お正月(1)
1.お年玉
- (1)
- 左手を横に倒し、手のひらを自分の方に向け、親指を手前に倒します。(袋の□が少し空いているイメージです。)右手の親指と人差し指で輪を作り、閉じ目を下に向けて、左手の親指と他の4本の指の間に上から差し入れます。(銭金を袋に入れるイメージです。)
- (2)
- 左手を横に倒し、手のひらを自分の方に向け、親指を手前に倒します。(袋の□が少し空いているイメージです。)右手は指文字の”く”を作り、指先を下に向け、図のように、左手の親指と他の4本の指の間に上から差し入れます。(札を袋に入れるイメージです。)
3.初夢
- A
- 左手の甲の上で右手のひらを下に向け、下から上にあげながら、指先をつけ合わせます。
- B
- 右手のひらを上に向けて、手首をこめかみの脇に持っていき、図のように、斜め上に上げていきます。(ひとつの思いが浮かんでいるイメージを表します。)
4.おせち料理
- A
- 右手で指文字の”お”を表現します。
- B
- 右手で指文字の”せ”を表現します。
- C
- 右手で指文字の”ち”を表現します。
- D
- 左手は少し丸くして、右手は包丁で切るイメージで、2回程上下に動かします。
5.たこあげ
右手でたこあげのひもを引っ張る動作をします。
6.お守り
両手ともグーにして、図のように、両手を上下に置き、胸にあてます。
7.宝くじ
- A
- 左手は指文字の"お"を作り、親指・人差し指側を上に向けます。右手の人差し指で左手の輪の真ん中にあてます。(”狙う”・”当たる”という手話です。)
- B
- 両手の親指と人差し指の指先をつけ合わせて、図のように左右に開きながら、指先を閉じます。(宝くじ券のイメージです。)
8.かるた
右手のひらを下に向け、前方にある、かるたを取る動作をします。(素早く動かします。)
9.寝正月
- A
- 右手をグーにして、顔の横に置き(枕をあてて横になるイメージ)、顔と一緒に右側に傾けます。(”寝る”という手話です)
- B
- 両方の人差し指を相手に向け手前に払います。(1月1日の意味です。)
10.初日の出
- A
- 左手の甲に右手のひらを重ね、右手を上げながら指先をつけ合わせます。
- B
- 左手のひらを下に向けて、右手の親指と人差し指で輪を作り、図のように右手を左手の前方で下から上へゆっくり動かします。
(太陽が昇るイメージです。)
11.神社
- A
- 両手のひらを向かい合わせて、ぱちぱちと2回程拍手をしましょう。神を拝むしぐさです。
- B
- 両手の指の間を交差させて組みます。神社の屋根の形を表します。
12.七草がゆ
- A
- 右手で数字の”7”を表現します。
- B
- 両手の指先を上に向け、手のひら側を胸に向けて、上下に動かしながら横に引き離します。
(草の茂っているイメージです。) - C
- 右手は茶碗、左手は親指と人差し指でスプーンを持つイメージを作り、図のように、2回程、スプーンでおかゆをすくう仕草をします。
13.書き初め
右手で筆を持って、字を書くように、上から下まで動かしましょう。
15.だるま
両手のひらを斜め下に向け、人差し指をつけ合わせます。だるまの形を描くように両手を上から下へ動かします。
16.鏡餅
- A
- 右手で棒を持って、鏡餅を叩くイメージで2回程上から下に動かします。
- B
- 両手のひらを下を向け、人差し指をつけ合わせます。鏡餅の形を描くように両手を上から下へ動かします。
17.新年会
- A
- 両手の指先をつぼめて上に向け、ぱっと開きます。”新しい”と言う手話です。
- B
- 左手を軽く握り、右手の人差し指で左手をポンとたたきます。
- C
- 両手の指先を合わせて、屋根の形を作り、斜め下に引き離します。
18.かくし芸
- A
- 両手のひらを向かい合わせ、両目の横につけます。図のように、両手を横から顔の前へと顔に添って動かし、小指をつけ合わせて顔を隠します。
- B
- 両手をグーにして、図のように、肩の位置で、左手を前、右手を後に置きます。その時、左手は手のひらを相手側に、右手は自分側に向けます。その状態から、両手首を同時ひねり、右手を前方に出し、左手を手前に引きます。
(芝居と演劇の手話も同じです。)
作成日:2004.01.01
2004