平昌冬季五輪金メダリストで、同じ会場で行われた今年3月の世界選手権でも優勝した女子のアリーナ・ザギトワ(ロシア)は154・41点で出場6選手中2位だった。この日は冒頭の連続ジャンプの3回転ルッツー3回転ループから大きなミスのない演技を披露。4回転ジャンプを連発した後輩のトルソワに6・12点及ばなかったが、貫禄たっぷりの滑りで観客を魅了した。
フィギュアスケート界きっての親日家らしくザギトワは終了後の場内インタビューで「コンニチハ」と日本語であいさつ。会見で「今日は基本的に満足しています」と笑顔を演技を振り返った後に報道陣から今季の目標を聞かれると「クリーンな滑りを見せたい。単純にスケートを楽しんでいきたいですね」と余裕たっぷりの受け答えを見せていた。