Jリーグの裁定を受け、湘南は4日夕、神奈川県平塚市内で真壁潔会長、チョウ貴裁(キジェ)監督らが記者会見し、関係者に謝罪した。
同監督はクラブを通じて「(今回の裁定を)真摯(しんし)に受け止めるとともに、私の指導や言動により苦痛を感じられた皆さまの声を重く受け止め、今後の人生で同様の事態に至らないよう内省を深めていきたい」などとコメントも出し、信頼回復に努める姿勢を示した。
一方、クラブは同監督の進退については株主、役員らの意見を聞き「今後、十分に検討、協議していく」と話すにとどまった。また、問題が表面化して以降すぐに現場での指導、指揮を自粛したことで「公式戦5試合の出場停止」を消化、同監督はJ1次節・川崎戦(6日・BMWスタ)での采配が可能だが、それについては困難という見解を示した。