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【ゴルフ】

渋野日向子 米ツアー予行演習? 畑岡「ナイス・バーディー」に「サンキュー」

2019年10月4日 19時53分

第2日、8番で談笑しながらラウンドする渋野日向子(右)と畑岡奈紗

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 日本女子オープン第2日は4日、三重県津市のココパリゾートC白山ヴィレッジGCクイーンCで行われ、第2ラウンドの大会史上最多となる8303人の観衆が集まった。前日7位の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は中盤までもたついたものの、6番からの3連続バーディーで盛り返し5バーディー、3ボギーの70、通算7アンダー9位で予選ラウンドを終えた。

 ラウンド途中までは、ちょっとつまらなそうなシブコだった。「本当にパッティングが決まらない1日で。イライラするゴルフだった」。スタート10番で第2打をピンそば1メートルに絡め、バーディー発進を決めたが、11番ですぐにボギー。

 が、別名“バック9の女シブコ。上がり4ホールで観衆を魅了した。前日ダブルボギーを献上した6番(492ヤード)パー5で2オンに成功。イーグル逃しのOKバーディーを決めると、7番では7メートルをドスンと沈め、8番パー3はティーショットを1メートルに。3連続バーディーでV戦線復帰。「7番で奈紗ちゃんにナイスバーディーって言われて、サンキューって言っちゃった(笑)。なんかすごくアメリカでやってる気分になってて」と照れた。

 「全英で勝った時より米ツアーへの興味がわいてます、正直。だって奈紗ちゃんカッコいいし。ソヨンさんや朴仁妃(パク・インビ)さんとも回って、海外で自分をもっと強くしたいとか、海外選手ともっとコミュニケーション取ってみたいと思った。海外環境も体験したいし、英語しゃべれるようになりた~い」

 とはいえ、「将来的には行ってみたいと思うようになってきた」だけ。11月18日締め切りの米LPGAツアーメンバー登録は「絶対にしません、今回は」ときっぱり否定した。会見後はいつものごとく長時間の練習を行った渋野。妹弟子のアマチュア・梶谷翼がスコアを伸ばしてきたのを見て「つー(梶谷の愛称)と私と、アマとプロ2階級制覇? おー。いいですね。頑張ります!」と握りこぶしを見せた。(月橋文美)

 

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