元カレだとしたら、妻と2人きりになったことでキム容疑者が激高するのも無理はない?道端を伴い、A氏のもとに乗り込んだという。その後、キム容疑者はA氏にLINEで「とりあえず今夜までにお金を口座に振り込んで」と伝え、現金35万円を入金させた。
飲み代にしては明らかに高すぎるが、妻の不貞行為を疑っているとしたら、むしろ安い?いずれにしても意味不明な金額だが、キム容疑者が道端とA氏の行為に激高してしまったのが動機だとしたら、同情の余地はある。
だが、ここで一つ疑問が生じる。元カレと密会するのに、なぜ道端はわざわざ夫の経営するバーを選んだのか、だ。
「A氏は事件後、周囲に『ハメられた!』とこぼしていたそうだ。道端はキム容疑者と2017年12月に結婚。それ以来、A氏とは疎遠になっていたが、事件前に突然、彼女から連絡があり、飲みに誘われたという。結果、今回のトラブルが起きた。A氏は夫婦で自分を陥れたと勘繰っている」(事情通)
当局はこの日、A氏の「ハメられた」との言葉に反応したのか、道端を任意で聴取。恐喝現場に同席した経緯などを聴いたが「被疑者でもないのに、長時間の聴取を行った。当局は道端さんも事件の中心人物の一人と疑っていたのかも」(関係者)。
道端はキム容疑者と結婚後、昨年7月に第1子の男児を出産。夫婦仲は円満で、道端は子煩悩な夫を自慢していたという。今年の春、道端と仕事をした人物は「キム容疑者はガタイも良く、風貌は少々コワモテですが、道端さんが仕事している間、率先して子供をあやしていた。彼女が『このあと美容院に行きたい』と言っても、笑顔で『いいよ』と答え、子供の面倒を見ていた。とても恐喝するような人には見えなかった」と話す。