日本はアメリカとの太平洋戦争には負けましたが、アジア開放の大東亜戦争に負けたわけではありません。戦前の先人たちによる日本人の行動は高く評価され、戦後においても世界貢献に黙って励む姿、技術力、国民性は世界で一番の友好国を持つ、誇り高い国であることは間違いありません。
世界は日本国こそが戦勝連合国のレジームから解放してくれると期待しているのです。国連という組織に5カ国以外の全ての国が鎖で縛りつけられているのとかわりません。日本こそが大東亜圏建設に動き、アジア諸国を開放したように、世界が連合国からの解放を日本に待ち望んでいるのです。
ポツダム宣言、それに先立つカイロ宣言、その名の通り単なる宣言に過ぎず、カイロ宣言に至ってはどこにも誰かの署名すらなされていません。いわば新聞発表程度のことなのです。ポツダム宣言も、宣言は宣言に過ぎなく条約でもなんでもありません。
日本が連合国と交わしたのは、各宣言等があろうがなんであろうと、日本からの条件なしに連合国との休戦条約を交わしただけなのです。無条件降伏文書もしくは無条件降伏条約などとはどこにも書かれていません、戦争という戦闘行為の休戦を無条件で受け入れただけなのです。親右翼の根本思想に、このヤルタポツダム体制打倒がありますが、私もこの点においては大賛成です。YP体制の打倒こそが連合国解体へと繋がります。
日本が休戦を無条件に受け入れたことにより連合国アメリカが日本に乗り込み、二度と日本が軍事強大国にならないようにGHQが統治し、戦勝国の理論により東京裁判が開かれたのです。結果ありきの裁判であり、現在は学術的に完全否定されており、日本も結果を受け入れただけで、判決内容を一切認めたわけでは有りません。
それでは連合国から解放されるのに、日本はどうすればよいのでしょうか? 一つの方法として世界で日本とドイツ、とりわけ日本だけがダントツの債権国なのです、つまり日本は世界一のお金持ちの国なのです。
国連の運営総費用約2000億円といわれますが、さらに1000億円ほど日本が追加負担し、国連資金の全額を供出しお金という麻薬により、日本に頼りきらせてしまうまで負担してしまうのです。どこの国もこれには喜びはすれど反対はしないと思われます。
敗戦国の責任として(相手はそう考えているのだから)お金での貢献もするといえばよいのです。勿論その他の経済政策等は必要ですが、日本の国家予算約280兆円の内の2000億円はそんなに負担のかかる金額ではありません。
国際活動にはやはりお金が物言うのは間違いありません、誰しもお金の魔力には勝てません、お金という麻薬が効いたところで、お金との交換に日本の発言力が5カ国の拒否権以上の効力を持つことは明らかであると思います。乱暴な意見ですが、官僚の一部にも国連なんか日本が買ってしまえば良いと主張する人もいるのです。
そして新たな国連憲章を制定し、旧敵対条項を削除し、学術的には認められている東京裁判を否定して、SF条約の改定を求めるべきと思います。
極端な話しですが、日本の敗戦という負の財産までをも、戦勝連合国である国連ごと日本が買ってしまうことです、それ以外に国連が日本のために機能することは期待できません。
さらに5カ国等が核というきわめて高い殺傷能力により、世界を牛耳っているのですから、日本も簡単にその技術はあるのですから核を持つことです。核兵器の保有反対は、日本が戦勝連合国に対して未来永劫、子々孫々ずっと貢ぎ続ける奴隷でいろということになります。今開発中の技術である核の無能力化、日本の優れた技術は大量破壊兵器を持つ意味もなくすことが出来ます。
自主憲法を制定し、9条を明確にし、日米安保条約に頼らず最強の軍隊を最高技術の兵器で装備し、日本国自身により国防に当たることが絶対必要です。
日本人の誰でもが戦争には反対し、世界も同様であるとおもいます。しかし常任理事国5カ国の軍事力をみれば日本も同様になれば後は資金力で対等になるどころか、上回ることも容易であると思います。軍需産業が日本の根幹企業にもなっていくのは確実であり、例えばインド等の新同盟国には武器輸出三原則は解釈変更により廃止すればよいのです。日本との同盟国をさらに増やし、真正の国際平和連合組織の創立も可能となっていくと思います。
現実問題として進めていくには更なる細部にわたっての戦略は必要であり、諜報活動の能力も問われます。安倍政権により国家安全保障会議が設立され、国家安全保障局も稼動します。日本には資金力、技術力そして信頼と、新たな真正国際平和連合組織を設立しリードする力が充分にあると思います。
国連、連合国なんかいらない、力をつけて脱退し、友好国と真の大戦の戦後処理が必要だと思います。いつまでも連合国の影響下にあるうちは、日本の戦後はまだ終わったとは言えません。戦後を終わらしてこそ始めて英霊に応えることが出来たということになるのだと確信しています。
日本人それぞれが正しい歴史を、背景等を理解し学び、日本と日本人は何も悪い事はしていない、日本人として誇りを取り戻すことがとても重要なことです。そのために何よりも一番大切なのが教育です、中韓をみれば教育によりあのようになってしまうことが理解できます。
私はこうした意味からも第一次安倍政権での一番の功績は、教育の再生と評価しており、一昨年自民党総裁に就任後すぐに立ち上げた教育再生会議を大いに支持する理由です。
日本人一人ひとりが正しい知識で理論武装し、政府もお金を充分にかけ、ありとあらゆる機会、ありとあらゆる方法、そしてありとあらゆる場所を捉えて、世界が良くわかったと納得するまで繰り返し繰り返しあきれ果てられるほど訴え続けなければならないと思います。
幸い日本は相手がどう思おうが豊富な資金力により世界に多大なる貢献をしています。小手先の資金でこそこそ世界に訴えているどこかの国とは違い、日本の発言には必ず耳を傾けると思います、日本の発言に耳を傾けなければ日本からの援助も期待できなくなります。日本の資金力、そして信頼で国連を買い取るか、新たな組織を設立するか、日本にはどちらも可能だと思います。
そして日本人の誰しもが正しい歴史を認識すれば、その時終戦が終わったことになると思います。