正式署名へ 8日にも閣議決定

 政府が日米貿易協定の正式署名に向けた閣議決定を8日に行う方向で調整していることが分かった。閣議決定後、日米両政府は速やかに署名式を行う。交渉関係者によると、署名式は大使・閣僚級で行い、米国での開催となれば、トランプ米大統領が立ち会う可能性もあるという。

 同協定は25日(日本時間26日)の日米首脳会談で最終合意を確認。だが両国とも法的審査が間に合わず、共同声明への署名にとどまっていた。日本では協定の署名には事前の閣議決定が必要で、署名後、政府は10月中旬にも協定の承認案を臨時国会に提出する。米政府は来年1月1日の発効を想定しており、日本も早期の承認を目指す。
 

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