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峨山禅師歩いた道 思いはせ野鳥観察 七尾・中島

野鳥の鳴き声がする方向を指さし、双眼鏡をのぞく参加者ら=七尾市中島町西谷内で

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 総持寺の二祖として曹洞宗を全国に発展させたとされる峨山禅師が歩いた道を眺めながら野鳥観察を楽しむ催しが、七尾市中島町西谷内であり、参加者十二人が自然の恵みを感じた。

 市民団体「朱鷺棲(す)む里山釶打クラブ」と鳥類保護連盟県支部が共催。同地区での開催は今回が初めて。クラブの代表委員唐川明史(めいし)さん(72)=同市中島町鳥越=と連盟の林哲支部長(71)=白山市八幡町=が講師を務めた。

 あいにくの空模様だったが、釶打郵便局に集合した参加者たちは、そのまま北上。唐川さんが峨山禅師が歩いた道の方角などを説明し、林さんが野鳥について解説。餌をくわえたホオジロが電柱に止まっているのが気になった参加者に、林さんは「ひながいるのだろう」と教えていた。

 野鳥の鳴き声がするたびに、参加者は双眼鏡を向けていた。大滝泰尚さん(68)=七尾市中島町藤瀬=は「鳥の習性など、へぇと思うことがたくさんあった」と満足げに語った。(稲垣達成)

 

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