プライバシーに関するアドバイザリーボード
Yahoo! JAPANのプライバシーに関する取り組みがお客様や社会から見て適切かどうかを第三者の視点で確認いただくため、様々な分野の有識者からなるアドバイザリーボードを設置しています。
設置の背景
私たちYahoo! JAPANは、お客様のデータを活用させていただくことで日々サービスを改善し、より便利なサービスをお客様に提供したいと考えています。
お客様のデータを活用させていただくにあたっては、プライバシーへの配慮は何よりも重要だと考えています。
そんな私たちが取り組むプライバシーにかかる施策や情報公開の内容、プロセスが、お客様や社会の期待に応えうるものか客観的かつ厳格な評価をいただき、より良いものにしていくために「プライバシーに関するアドバイザリーボード」を設置しました。
委員
- 川口 洋 (株式会社川口設計 代表取締役)
- 宍戸常寿 (座長・東京大学 大学院法学政治学研究科 教授)
- 庄司昌彦 (武蔵大学 社会学部 教授)
- 鈴木正朝 (新潟大学 大学院現代社会文化研究科 / 法学部 教授、理化学研究所 革新知能統合研究センター 情報法制チームリーダー)
- 長田三紀 (情報通信消費者ネットワーク)
- 森 亮二 (英知法律事務所 弁護士)
(敬称略・五十音順)
開催実績
第1回(2019年8月15日)
1.プライバシーポリシーの改定について
(主なご意見と対応)
- 「グループ企業連携は個社ごとにコントロールできるようにすべき」とのご意見をいただき、個社ごとに連携のオンオフを設定できるようにすることとしました。
- 「プライバシーポリシーの説明について、使われている用語が何を指すのかわからず、また、似た概念が登場してわかりにくい」とのご意見に対して、記述を見直し、図などを用いてできる限りわかりやすく説明することとしました。
- 「データ利用の目的をもっとわかりやすく記載すべき」とのご意見に対して、プライバシーポリシーの該当部分からプライバシーセンターを参照しやすくするとともに、プライバシーセンターで丁寧に説明することとしました。
2.Yahoo!スコアの今後の対応について
(主なご意見と対応)
- Yahoo!スコアの作成とYahoo! JAPAN内でのサービスでのYahoo!スコア利用の初期設定を、引き続き「オン」にするのか、慎重に検討すべき。
- Yahoo!スコアを入学・結婚・就職のようなライフステージの重要なものに利用しないことをしっかり伝えていくべき。
- お客様に不利益を生じさせないことはもとより、不安感を与えてしまうことのないようにYahoo!スコアのあり方を引き続き慎重に検討し、その内容を分かりやすくお客様に伝えるべき。
ご指摘も踏まえ、2019年10月1日より、Yahoo!スコアのパートナー企業への提供に加え、Yahoo!スコアの作成とYahoo! JAPANでの利用についても、初期設定をオフに変更します。
また、お客様に、より安心していただけるYahoo!スコアのあり方とその分かりやすい説明方法、お客様がYahoo! JAPANに求めている利便性の内容などについて慎重に検討を進め、多くのお客様にご利用いただける魅力的なサービスになるよう努力してまいります。