母と娘の愛情が詰まった手作りのお総菜/宇都宮市

2019/04/03

母と娘の愛情が詰まった手作りのお総菜/宇都宮市

地元の人たちに愛されていた宇都宮市内の総菜店「おかず横丁」が、2018年に同市で店を再オープン!

月刊ツイン

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疲れた体に染み渡る、ほのぼのとした母の味

地元で人気だった総菜店が13年ぶりに再オープン!

開店以降、多くの人で賑わっている「おかず横丁」

栃木県宇都宮市の清住町通りで20年ほど総菜店を営み、13年前に地元の人たちに惜しまれながら閉店したおかず横丁が、昨年11月に同市で「母と子の台所 おかず横丁」の看板を掲げて再オープン。当時店を立ち上げた佐藤廣子さんをはじめ、新たに娘・明子さんが店長として加わり、長年付き合いのあるベテランスタッフと連携しながら店を切り盛りしています。喜びの声と共に連日たくさんの人が訪れ、昼時と夕方はお客さんでいっぱいに!

約20種類以上のおかずが勢揃い!

カウンターには、13年前と変わらない味の総菜が並ぶ
サラダやマリネなども充実

店内のカウンターにはサラダや揚げ物、煮物など、約20種類以上のおかずがずらりと並んでいます。どれも、前の店で出していたお馴染みのメニューです。安心して食べてほしいとできる限り地産地消を心がけ、味付けには天然だしを使用しているそう。おかずも食べたいし、サラダも欲しい…! 種類の多さに、あれもこれも購入したくなります。

好きな個数、量を伝えるとその場でパックに詰めてくれる。お弁当も対応可能

人気のハンバーグは外せません!

和・洋から選べるハンバーグ(1個270円)は、ソースも一から手作りしている

なかでも人気なのが、和・洋の2種類から選べるハンバーグ。和風はタマネギやダイコン、リンゴ、赤ワインなどを使った特製ソースを使用。洋風はトマト、タマネギ、バター、赤ワインなどを使ったソースで煮込んでいるためやわらかく、甘みとコクがあります。どちらの味も、とにかくご飯が進みます! リニューアル後はイートインスペースも完備し、店内で食事ができるようになりました。店頭で販売しているおかずのほか、日替わり定食や生姜焼き、カレーなどのイートインメニューも提供しています。

ゆったりと食事ができるイートインスペース

日替わり定食もお見逃しなく

この日の日替わり定食はロコモコ(864円)。副菜3種付きなのがうれしい! 丼ぶりの上に添えられたポテトサラダも、ふかしたジャガイモを使っているので甘みが感じられる

定食メニューはボリューム満点。副菜も、店頭に並んでいるメニューを添えてくれます。「定食」というからには和食が多いのかと思いきや、グリーンカレーが登場する日もあるとか! 一つの食材を和風、洋風、多国籍と何パターンもの味に仕上げる廣子さんの料理にファンも多いそう。「私の場合、レシピをじっくり考えるというより、パッとひらめいたものを作っているんです。あとは、これをリメイクしたら美味しいんじゃないかな?とアレンジすることも。飽きのこないようなメニューを意識していますね」と廣子さん。型にはまらない発想豊かな料理に驚くばかりです。

母娘の想いが詰まった料理にほっこり

母・佐藤廣子さん(左)と、店長であり娘の明子さん

明子さんは「私にとっては小さい頃から慣れ親しんでいる家庭料理ですが、母の味がこんなにも皆さんに愛されていたのだと驚き、うれしくなりました!」とオープン後の心境を語ってくれました。自身も栄養士であり、デザート類は明子さんが担当。「おかずの調理は母にお任せしていますが、いつか持ち帰り用の介護食を作るのが夢なんです。要介護の方も、自宅で家族と同じメニューを楽しめるような環境を提供できたらと考えています」とも。作り手の愛情が詰まった総菜は、心まで温めてくれそうです。

twinで、人気の高いパン特集。昨年までの取材店はこちらへ

引用元:http://twinto.jp/article/?cat=4

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