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【格闘技】

井上尚弥の強さをドネア“相棒“が太鼓判 「パワーがある。速くて全てが強い」

2019年10月4日 23時12分

スパーリングで攻める井上尚(左)

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 ボクシングのIBF・WBAバンタム級王者・井上尚弥(26)=大橋=が4日、横浜市内の所属ジムで練習を公開。11月7日に世界5階級制覇で現WBA同級スーパー王者のノニト・ドネア(36)=フィリピン=を迎えて行われるワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝へ向け、元WBOアジアパシフィック・フェザー級王者で世界戦経験もあるセルバニア(フィリピン)=カシミ=と3ラウンドのスパーリングを行い、シャープで力強い動きを見せた。

 セルバニアは以前からのパートナーだが、今月からWBOスーパーバンタム級2位パガラ(フィリピン)も加わった。30勝(21KO)1敗のホープで、3日に4ラウンドスパーリングしている。

 「パガラは左フックの引っ掛け方やカウンターが(ドネアと同じ)フィリピン独特。すごく練習になります」と、尚弥は手応えを口にした。

 パガラは昨年ドネアとも6ラウンドのスパーリングをした。そのうえで「井上のほうがパワーがあるし、すごく速くてすべてが強い。勝敗は五分五分と言いたいけど、どちらかと言えば井上だ」と言う。同郷のヒーローを応援したい気持ちはあるが、ともに拳を交えた結果は尚弥。新パートナーの太鼓判ももらい、尚弥はWBSS決勝に突き進む。(藤本敏和)

 

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