栃木県県央部にある「道の駅きつれがわ」が2017年にリニューアル。平日も大勢の人で賑わうその魅力に迫ります。
Yahoo!ライフマガジン編集部
年間100万人が訪れる「道の駅きつれがわ」の人気の秘密とは!?
喜連川(きつれがわ)温泉とアユの養殖で有名な栃木県さくら市(旧喜連川町)にある「道の駅きつれがわ」。
街中に大正時代の建造物が残っていることから、昨年大正ロマンをテーマにした華やかな道の駅にリニューアル。建物はもちろん、直売所、グルメなどすべてにおいてバージョンアップした「道の駅きつれがわ」の魅力を紹介します。
『月刊twin』編集部はココに注目!
- 編集ライター・黒川
- 編集ライター・黒川
- 「温泉好きとしては、道の駅で日本三大美肌の湯・喜連川温泉が楽しめるのが魅力。温泉とクアハウスで一日のんびり。時間がないときは気軽な足湯で温泉気分を味わっています」
- 編集・大貫
- 編集・大貫
- 「地元の名物がたくさんそろっていて買い物するのが楽しみです。温泉パンは種類豊富。ラーメンも名産のアユを使ったここでしか食べられない味です」
\私がレポートします!/
- ライター・金谷
- ライター・金谷
- 「栃木の“今、手に入れたい情報”をお届けしている『月刊twin』のライター・金谷有美子です。栃木県内の道の駅の魅力は、なんといっても新鮮で美味しい地元食材が充実しているところ! 私も取材の帰りによく立ち寄っています」
新館には栃木県の農産物が並ぶ直売所と地元グルメが味わえるフードコート、旧館には開業時から人気の温泉&クアハウスを併設しています。夏は花火大会、週末にはイベントなども開催され、年間来場者数100万人を達成。ますます目が離せない注目のスポットです。
川魚が主役!? 魚介の旨味が溶け込んだご当地ラーメン
昼時には行列ができることもある地元の有名店「E・Y竹末」が出店する「竹末 道の駅本陣」。喜連川名物をふんだんに盛り込んだご当地ラーメンが人気です。
喜連川産のアユ、栃木県の高級ブランド魚プレミアムヤシオマスで出汁をとった透明感のあるスープに中太の縮れ麺、その上に牛ハラミの熟成肉、プレミアムヤシオマスとウナギのペーストをトッピングしたまさに喜連川のごちそう尽くしの一杯です。
魚介の風味がフワッと香る塩ベースのスープであっさりながらもコクがあります。ペーストを混ぜると味が変化し、より濃厚さが増します。熟成牛肉も旨味たっぷり! 残ったスープに「半分鮎飯」(150円)を入れれば雑炊まで楽しめます。
- 金谷
- 金谷
- 「今まで食べたことがない新しい味! 具材も豪華で、道の駅の軽食のレベルを超えていますね。スープは最後までゴクゴク飲めちゃいます」
リピーター続出! 老舗パン屋が考案した喜連川名物「温泉パン」
喜連川に来たら外せないのが温泉パン。学校給食用のパン生地の残りで作ったのが始まりとされ、昭和56年に温泉が湧き出たことを記念し温泉パンと命名。材料に温泉は使っていないけれど、しっとり食感でほんのり甘い素朴な味にハマるファンが多いそう。
種類豊富なパンが並ぶなか、一番人気の看板商品。重量感のある温泉パンに、北海道産小豆のつぶ餡と生クリームがぎっしり詰まっています。
- 金谷
- 金谷
- 「ほのぼのとした甘さの生地と合う! 餡とクリームがたっぷりで、どこをかじっても幸せな気分になれます」
喜連川ならではの魅力が満載!
日本三大美肌の湯に選ばれた良質なナトリウム塩化物泉が自慢の喜連川温泉。敷地内に露天風呂付きの大浴場と水着着用のクアハウスが一体となった温泉施設があるほか、リニューアルに伴い無料の足湯もオープンしました。
地元産を中心とした県産野菜をはじめ、卵、肉類、加工品など名産品が集結。スーパー顔負けの品ぞろえで、平日も多くの人々で賑わっています。
喜連川産のリンゴを使った焼き菓子や、地元メーカーの商品が充実。大正ロマンをイメージしたパッケージはお土産に最適。
案内所では、大正ロマンの風情を演出する袴姿の女性スタッフがお出迎え。施設のこと、温泉に関することなどさまざまな質問に答えてくれます。
取材メモ/美肌の湯にグルメと楽しさ満載! 休憩に立ち寄るだけでなく、ここを目指して出かけたい一押しの道の駅です。
取材・文=金谷有美子 撮影=金谷有美子・黒川円