サッカー・スペイン1部エイバルのMF乾貴士(31)は現地時間4日、スペインリーグ第8節・ベティス戦にフル出場。昨季、半年間所属した古巣相手に際どいシュートを放つ場面もあった。試合は1―1の引き分けに終わったが、スペイン紙は及第点の評価をつけている。
左ウイングに入った乾は開始早々の空中戦で相手選手の腕が入ってピッチに倒れ込むなど、相手の激しいマーク、そして古巣サポーターからのブーイングを受けた。それでも後半8分にカウンターから左サイドをカットインし、ゴール左へ際どいシュートを放つなど攻撃のアクセントとなった。
チームは先制しながらも追いつかれ、勝ち点1にとどまった。スペイン各紙の評価では「マルカ」が3つ星満点中1つ星にとどまった一方で、「ムンド・デポルティーボ」紙では2つ星と高めの採点だった。チームは4戦連続不敗。今季復帰したエイバルで、乾はすでに主力として存在感を放っている。